※弊社調べ
脱脂粉乳の在庫問題に国も対策を強化。政府は在庫削減支援のため約103億円の補正予算※を計上
※農林水産省 令和6年度 関連補正予算
2025年10月時点の時価総額約66億円※の植物由来の抽出残渣から機能性繊維を再生するS社がロールモデル。一次産業残渣×再生繊維ビジネスに注目集まる
※Reuters
最大弊社EC商品50%OFFクーポン+国産脱脂粉乳Tシャツ2着ご提供(140株以上保有の場合)( 詳細 )
※ 上記遷移先はいずれもFUNDINNO外部サイトです
代表の鈴木は、大手広告代理店のグループ会社にて自動車メーカーの新市場形成に従事し、広報・マーケティングの実務を基礎から習得。その後、株式会社メディックスではアパレルメーカー向けの戦略立案を担当し、生活者のインサイトを捉えた提案で実績を重ねました。直近では、北海道発のアグリテック企業・ファームノートホールディングスにてマーケティング・広報責任者を務め、酪農・畜産の現場におけるICTサービスの認知・導入を推進。生活者から一次産業までを一貫して見てきた視座をもとに、2022年に株式会社Blueprint oneを創業しました。
また、一般社団法人 日本飲食団体連合会(以降、食団連)において広報室長も務めており、飲食業界への展開(ユニフォームやテーブルクロス等)も可能な体制を整えています。
代表の鈴木の他に弊社では、大手アパレルブランドで素材開発を手がけた松本氏、ファッション誌での活躍経験があるスタイリストの田川氏、そしてアパレル開発やブランド構築で豊富な実績を持つデザイナーのI氏など、多彩な経験をもつプロフェッショナルが代表の想いに賛同して、業務委託メンバーとして参画しています。いずれも第一線で培った知見を持ち寄り、素材開発からブランド発信までを一丸となって推進しています。
1 弊社調べ
2 一般社団法人中央酪農会議 『日本の酪農家が1万戸割れ(2024年9月)』/数値の「約」は省略
日本の一次産業では、余剰資源や副産物の有効活用が進んでおらず、深刻な環境・経済課題となっています※1。たとえばコロナ禍では、生乳の需要が急減し、行き場を失った生乳が脱脂粉乳として加工され、大量の在庫が倉庫を圧迫する事態に発展しました。
この状況を受け、政府および乳業業界は酪農家に対し“生産抑制”を要請※2。その影響は現場に深刻な打撃を与え、2024年9月時点で約59%の酪農家が赤字経営に直面し、約48%が離農を検討していると報告※3されています。
脱脂粉乳の過剰在庫という構造的問題が、今まさに酪農の持続性を脅かしていると考えております。
1 環境省 『資源循環の促進のための再資源化事業等の 高度化に関する法律について』
2 農林水産省 『生乳需給をめぐる情勢』
3 一般社団法人中央酪農会議 『日本の酪農家が1万戸割れ(2024年9月)』
1 SEl-Sayed, H. A., & El-Sayad, H. S. (2023). Significance of Casein Fiber in Textile Technology. Journal of Textiles, Coloration and Polymer Science, 20(3), 121-131. ”脱脂粉乳由来のカゼイン繊維が「滑らかな質感」を持つ”
2 人気上昇中の世界的ファッションブランドで活躍するデザイナー、I氏がデザインを手がける
弊社は、こうした一次産業の経済活動で生じる余剰資源や廃棄副産物を活用し、新たな素材や製品へと再生する事業を展開しています。主力事業である「moment of MILK」では、酪農の現場で余剰となる脱脂粉乳を繊維に変換し、衣料品や日用品として社会に還元する取り組みをしています。
「moment of MILK」は、クラウドファンディングの際に外資系大手クレジットカード会社から協賛・支援を受け、広報面での後押しを得たと感じています。また、株式会社明治からは、クラウドファンディング時の最上位支援に加え、イベントTシャツでの採用や販売促進・社会普及に向けたPR協力など、多方面での支援を受けております。さらに、大手繊維商社である田村駒株式会社とは製造委託契約を締結し、販売提携に向けた協議も開始しているなど、一次産業と企業をつなぐ取り組みとしての評価も高まりつつあります。
弊社は、素材開発からブランド展開までを担うことで、一次産業と消費者、そして地域社会をつなぐ新しいハブ(集線装置)としての役割を担っていきたいと考えています。
約は省略
一般社団法人中央酪農会議 『日本の酪農家が1万戸割れ(2024年9月)』/数値の「約」は省略
日本の深刻な課題のひとつに、酪農現場で日常的に発生する脱脂粉乳の過剰在庫問題があります。脱脂粉乳は、生乳からバターなどを製造する際に必ず副産物として生成されるもので、主にヨーグルトや飼料として利用されますが、消費量が限られているため余剰が発生しやすい構造となっています。加えて、食品リサイクル法の制約により簡易な廃棄が難しく、乳業メーカーや酪農家は長年その在庫管理と活用方法に頭を悩ませてきました。
2020年ごろにはコロナ禍によるインバウンドの停滞や給食需要が止まった影響により、生乳が一時的に大きく余る事態となりました。余剰となった生乳は、長期保存が可能な脱脂粉乳に加工され、その結果として在庫が急増。2020年度以降は需要低迷と相まって過剰在庫が深刻な問題となりました。
この状況を受け、生産者団体は2022・2023年度にかけて、生乳の生産抑制に踏み切るなどの対応を余儀なくされました。これは酪農家にとって大打撃となり、調査によれば、酪農家の約59%が2024年9月時点で赤字経営と回答し、約48%が離農を検討しているとされています。また、経営環境については約83.1%が「悪い」と感じ、そのうち約半数が「とても悪い」と回答しています。※
この課題を解決するために、弊社は脱脂粉乳を繊維や衣服に活用する事業「moment of MILK」を立ち上げました。脱脂粉乳の販路拡大とともにプロダクトを通じて一次産業の現状と魅力も発信することで、産業の持続可能性を守り、未来の世代に食と産業を受け継ぐ基盤になると私たちは考えています。
一般社団法人中央酪農会議 『日本の酪農家が1万戸割れ(2024年9月)』
1 農林水産省 令和6年度 関連補正予算/数値の「約」は省略
2 Business Research Insights/数値の「約」は省略
3 経済産業省 繊維・アパレル産業における環境配慮情報開示ガイドライン
弊社の事業は、酪農分野とアパレル分野という2つの市場をつなぐ独自性を持っていると考えています。
まず酪農業界では、脱脂粉乳の在庫は需給バランスが崩れれば再び年間数万トン規模に膨らむ不安定な状況にあります。この課題の解決に向けて、政府は2024年度補正予算で「国産牛乳乳製品の需要拡大・競争力強化対策事業」として約103億円を計上しました。※1
本事業では、脱脂粉乳の在庫低減に係る民間企業の取り組みを支援し、国産乳製品の安定供給と需要拡大を図ることを目的の一つとしています。
一方、アパレル分野ではサステナブル素材への需要が高まっています。世界のサステナブルファッション市場は2025年に約10.1億ドル、2035年には約25億ドルへと成長が見込まれ、年平均成長率は9%超※2と高水準です。加えて、政府もアパレル製造に伴う環境負荷を減らす方向性を打ち出しています。繊維・アパレル業界では、環境配慮の取り組みを数値で開示する国際潮流が進んでおり、日本でも経産省が主導し、企業が自主的に環境負荷(CO₂、水、化学物質など)を公開するためのガイドラインを策定※3しました。企業にとって持続可能な素材調達は避けられないテーマとなりつつあると考えています。
脱脂粉乳の活用ニーズと、アパレル業界における環境配慮型素材の需要拡大、両者をつなぐ弊社の事業は、社会課題と成長機会を同時に捉える大きな可能性を秘めています。
1 農林水産省 令和6年度 関連補正予算
2 Business Research Insights
3 経済産業省 繊維・アパレル産業における環境配慮情報開示ガイドライン
1 Reuters
2 同社プレスリリース
一次産業由来の副産物を繊維化し価値転換する取り組みは、海外でも注目されています。たとえば、台湾のS社は、コーヒー製造時に出るコーヒー粕を再利用し、機能性繊維を開発。同社の時価総額は約65.9億円に達しています。※1
また、フィンランドのI社は、藁などの植物系廃材から再生繊維を生み出す技術を確立し、累計調達額に基づく評価額は約69.2億円とされています。※2
こうした事例は、食品副産物を高付加価値な素材へと転換する“循環型素材ビジネス”が、持続可能な成長モデルとして国際的にも成立し得ることを示しています。
1 Reuters
2 同社プレスリリース
SEl-Sayed, H. A., & El-Sayad, H. S. (2023). Significance of Casein Fiber in Textile Technology. Journal of Textiles, Coloration and Polymer Science, 20(3), 121-131. ”脱脂粉乳由来のカゼイン繊維が「滑らかな質感」を持つ”
酪農の副産物である脱脂粉乳を原料に、新たな糸・生地・衣料の開発に取り組んでいます。脱脂粉乳から抽出したカゼインを用いた生地は、シルクのように滑らかで上質な肌触りが特徴※で、化学繊維による刺激が気になる方にもやさしい着心地がユーザーから高い評価をいただいています。さらに、加工により撥水性や汚れにくさ、乾きやすさも備えており、快適さと実用性を兼ね備えています。
また、開発した衣服は生分解性であり、土に還る性質を持ちます。余剰脱脂粉乳を繊維として循環させることで、乳業メーカーには在庫解消を、そしてアパレル産業には環境配慮型の素材という価値を提供していきたいと考えています。
SEl-Sayed, H. A., & El-Sayad, H. S. (2023). Significance of Casein Fiber in Textile Technology. Journal of Textiles, Coloration and Polymer Science, 20(3), 121-131. ”脱脂粉乳由来のカゼイン繊維が「滑らかな質感」を持つ”
約は省略
2025年9月には札幌にてポップアップストアを4日間限定で出展し、期間中に約70着を販売しました。無名ブランドとしては十分な反響が得られ、特に環境意識の高いアッパー層やインバウンドの外国人観光客からの反応が顕著でした。こうした層にリーチできる商品設計やブランドストーリーは、既存のアパレル企業にとっても新たな価値提案となり得ると考えております。
弊社調べ
牛乳を由来とする繊維の研究例は他にもありますが、脱脂粉乳を原料とし、実際に製品化・販売までつなげている事例は国内外でもほとんど存在していないと考えており※、乳業界が長年抱えてきた余剰在庫の課題を、アパレルという形で解決しようとする取り組みは、社会的意義と市場性の両面において画期的であると自負しています。
さらに国内乳業大手である株式会社明治とのパートナー関係を築いている点も弊社の強みであると考えています。これまでクラウドファンディングやイベントでの協賛、TシャツのOEM提供などパートナーシップの実績を積み重ねてきました。また、大手繊維商社である田村駒株式会社とは製造委託契約を締結し、販売提携に向けた協議も開始しており、今後の連携強化に向けて準備を進めています。こうしたトップ企業との連携により、弊社のプロダクト・技術に対する業界内での信頼感が一層醸成されるとともに、販路拡大や共同開発の機会が今後さらに広がっていくことを期待しています。
また、代表の鈴木は約70団体が加盟する「食団連」の広報室長を務めており、飲食業界への展開(ユニフォームやテーブルクロス等)も可能な体制を整えています。団体ネットワークを活かし、販路拡大を図ります。
このほかにも農業法人の生産者ユニフォームとして弊社の繊維が採用される事例や、大手繊維商社からの引き合いがあるなど、拡販に向けたネットワークが築かれつつあると考えています。
弊社調べ
弊社の主力である「moment of MILK」事業では、販売方法と製造体制の両面から事業を展開しています。
まず、ECサイトやポップアップストアを通じ、完成した自社ブランドのアパレル商品を消費者へ直接販売を行なっています。脱脂粉乳由来のカゼインをレーヨンと混合した独自素材を活用し、衣料品として展開しています。この素材は、再生セルロース繊維に関する特許を有する国内メーカーに製造を委託しており、確かな技術に支えられた品質と安定した供給体制を目指しています。
また、アパレルメーカーへの生地や繊維の卸売に加え、OEM提供、共同開発も進めており、将来的な収益の柱になると見込んでいます。脱脂粉乳や廃棄漁網以外にも独自性のある繊維素材を求める販売先との関係を広げ、取引基盤を強化することで、持続的な成長を実現していきたいと考えています。
下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びバイアウト等を保証するものではありません。
実績
予測
売上計画
2025.3
2026.3
2027.3
2028.3
2029.3
2030.3
2031.3
2032.3
2033.3
約0.14億円
約0.14億円
約0.52億円
約1.24億円
約2.42億円
約3.81億円
約6.16億円
約10.83億円
0
2.5
5
7.5
10
12.5
15
17.5
20
0
5
10
15
20
億円
大手乳業メーカーや大手繊維商社などとの協業関係を新たに構築し、アライアンス先の開拓を進めてまいります。あわせて、「moment of MILK」および「OCEAN」といったプロダクトの国内市場への本格リリースを通じて、ブランド構築を推進します。開発および協業の進捗を主要なKPIと位置づけ、各プロジェクトの実現に向けた取り組みを加速させていきます。
大手乳業メーカーや大手繊維商社をはじめとする既存パートナーとの連携を強化し、協業を通じた売上の積み上げを図ってまいります。また、「moment of MILK」および「OCEAN」の各プロダクトについては、B2B・B2C双方のチャネルを通じて国内市場への浸透を目指し、販促およびブランド構築に注力してまいります。これらの取り組みの成果指標として、年間売上1,458万円の達成をKPIに設定しております。
大手乳業メーカーや大手繊維商社など既存パートナーとの連携をさらに強化し、協業を通じた売上の積み上げを目指します。あわせて、「moment of MILK」「OCEAN」といったプロダクトの販路拡大とブランド構築にも注力し、特にB2B領域を主軸とした市場浸透を図ります。さらに、カゼインプラスチックをはじめとする繊維以外の用途における新たな製品カテゴリの開発にも着手し、事業領域の拡張を進める計画です。これらの取り組みにより、年間売上5,000万円および営業利益の黒字化を達成目標として設定しております。
大手企業との共創によるプロダクト開発を通じて販路を拡大し、市場でのプレゼンスを一層高める計画です。また、カゼインプラスチックなど繊維以外の用途にも展開を広げるべく、新カテゴリでのテストマーケティングにも着手していく計画です。さらに、生産ロットの拡大および全量海外生産の検討を進めることで、量産体制の構築と原価率の改善を目指します。加えて、韓国・台湾を中心としたアジア圏のサステナブル市場においてグローバル展開の足がかりとなるテスト販売を実施予定です。年間売上1億円の突破を目標に事業を加速していきたいと考えています。
引き続き、大手企業との共創によるプロダクト展開を通じて、さらなる販路の拡大を図ります。また、繊維以外のカテゴリにも挑戦し、新たな売上基盤の構築を目指してまいります。生産体制については、ロット拡大や全量海外生産の可能性を検討しながら、原価率の改善にも取り組む方針です。加えて、中国の都市部を中心としたアジアのサステナブル市場において、テストマーケティングを実施し、グローバル展開に向けた土台づくりを進めていきたいと考えています。こうした取り組みを通じて、年間売上の達成と純利益の黒字化を目指します。
引き続き、大手企業との共創によるプロダクト開発を通じて、販路の拡大を目指します。また、繊維以外の新たなカテゴリにおいても売上基盤が広げ、さらなる成長を目指します。生産面では、ロット拡大や全量海外生産の検討を進めることで、原価率の改善を図ってまいります。加えて、グローバル展開に向けた準備を視野に入れ、ASEAN地域を中心としたアジアのサステナブル市場においてテストマーケティングを行いたいと考えています。これらの取り組みを通じて、年間売上の達成および純利益の黒字化を目標としています。
アジア地域のサステナブルファッション市場への本格展開を見据え、グローバル市場での販路拡大を目指します。あわせて、大手SPA企業との提携による素材提供を通じて、業界内での存在感を高めることを目指しています。また、弊社独自の素材技術を知財として保護・活用し、ライセンス収益モデルの構築も視野に入れています。これらの取り組みにより、2031年3月期の年間売上は6億円超を目標としています。
欧米市場におけるテストマーケティングなどを通じ、グローバル展開を本格化させる計画です。また、引き続き大手SPA企業との連携により、弊社素材の提供先を広げることも視野に入れています。こうした取り組みを通じて、2032年3月期の年間売上は10億円超の達成を目指してまいります。
欧米を中心としたサステナブルファッション市場への進出を進め、グローバル展開を本格化させる計画です。引き続き大手SPA企業との協業を通じて、当社素材の採用機会を拡げるとともに、素材ブランドとしての知財活用やライセンス提供による収益化も模索してまいります。また、原料に用いる副産物の選定を各国・地域の社会課題に応じて最適化するなど、ローカライズ戦略も視野に入れています。こうした取り組みを積み重ね、売上は約20億円規模を目指してまいります。
「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
当面は事業成長に向けた基盤の構築を図ります。営業体制を整え、安定した素材供給と販売先の拡大に向けて注力する計画です。特に、大手乳業メーカーや田村駒株式会社とのOEM・共同開発を推進し、BtoBビジネスを収益の柱へと育成する計画です。
また、脱脂粉乳を活用したカゼインプラスチックなど、特許取得を視野に入れて繊維以外の新用途の開発も検討しています。農村地域の行政機関からも問い合わせがある点を追い風に、アパレル事業の拡大と新規事業の推進を通じて、さらなる市場浸透を目指します。
また、酪農以外の素材、特に廃棄される材料を使って、国内外の消費者にサステナブル素材を広く届けるための成長戦略を描いています。すでに廃棄漁具を再利用したサングラスを販売する「moment of OCEAN」事業を手がけており、2026年4月に再販を予定しています。このほか、大豆の表皮やさやなど繊維質を含む食品廃棄物への応用も視野に入れ、アップサイクル技術の拡張を進めています。
国内では大手小売企業との戦略的提携を進め、製品を日常の選択肢として浸透させていきたいと考えています。さらに、将来的には台湾を皮切りに海外展開を開始する計画であり、中国市場への進出も準備中です。こうした国内外での展開を通じて、大量生産・大量消費の流れの中でも、環境配慮型の素材を当たり前に使う仕組みを確立し、市場全体に変革をもたらしていくことを目指します。
数社のマーケティング会社を経て2017年に株式会社ファームノートホールディングスに入社。
グループ全体の広報・ブランディング、酪農畜産向け事業のマーケティング組織立ち上げを歴任。
2022年に株式会社Blueprint oneを創業。
持続可能な一次産業への貢献を目的とした農産物の販路拡大とアップサイクル、農村地域の地域振興を事業テーマに、
衣食住に関わるプロダクトを通じて消費者に対する一次産業への興味喚起を目指す。
明治学院大学 法学部法律学科卒
2003年より某アパレルメーカーにて様々なブランドのOEM生産に携わり、国内外にて素材・製品の開発スキルを習得。2008年には自社製品の直販ECサイトを立ち上げて社内初のBtoCビジネスを黒字化へ牽引。
2013年からは大手通販企業の商品ディレクターとしてヒット商材開発に携わるとともに、環境配慮型マテリアル使用のアパレル生産に早期からチャレンジ。直近では「サステナビリティとユーザビリティの両立」をテーマにした生分解原料使用の機能糸や、埼玉県の隠れた名産品・福みかんの皮を有効利用した食用スパイスの商品化に取り組んでいる。
デザイン事務所勤務を経て、世界的クリエイティブディレクターに師事。
世界的ファッションブランドのブランド構築を経験し独立。
現在もデザイナーとして活躍。弊社プロジェクトでは業務委託としてクリエイティブ全般を担当。
スタイリストKim-Chang氏に師事し2009年独立。
ファッション誌「Safari」「Fine」を中心に幅広い分野で活躍。
弊社プロジェクトでは業務委託としてスタイリングのほか、プロダクトデザインを担当。
単身フランスに渡り、有名3つ星レストランで修行を積んだ後、2013年に札幌・丸山にフレンチレストラン「meli melo」を開業。2017年ミシュランガイド北海道にて1つ星を獲得。
弊社プロジェクトでは業務委託として食関連の企画監修を担当。
宮崎大学農学部出身。
学部生時代には環境保全や農業社会に貢献したいという思いから、農業環境整備分野を学ぶ。
就職では環境や農業のみならず、より広く社会へ関わり世の中に貢献したいという思いから総合広告会社に就職。業種・業界を問わず様々な企業の課題解決施策をプロデュース。マーケティング、新商品開発、新規事業開発、採用活動など対応領域も幅広い。
料理動画アプリサービスにも関わりを持ち、フードロスや食育問題解決、全国食材の活性化のための活動も行う。
起業を検討していた2021から2022年はコロナ禍の渦中であり、消費減退による生産抑制や製造原価高騰など、悲痛な声を発しながら廃業をしていく友人生産者たちの存在をSNSのタイムラインで目にし、自分の無力さと使命感に駆り立てられていました。
国民の食卓を支える崇高な仕事ながら生産者戸数は連続減少傾向にあり、消費需給に対して休みなく向き合う生産者の努力を直近の職歴で目にしてきました。
自分なりの解釈とアイデアで一次産業に関わる方々を支援したい、社会課題となっている農産物や廃棄物に新たな価値創出をしたい、未来の子ども達に食糧基盤を引き継ぎたいと考えています。
そのような想いから事業を興しました。
株式会社Blueprint oneは、1次産業の課題に着目し、酪農の現場で余剰となる脱脂粉乳をより衣料品等に変換し、新たな価値を創出することで国内酪農場の持続性を高める取り組みをしています。
当社の事業の基盤ともいえる酪農業は、飼糧価格の高騰に伴う経営環境の悪化や酪農家戸数の減少、需給バランスが崩れた際の脱脂粉乳の過剰在庫の問題など、様々な課題を抱えております。
株式会社Blueprint oneの「moment of MILK」事業は、酪農業の課題のひとつである余剰脱脂粉乳の付加価値化に挑戦であり、我々はそのコンセプト及び鈴木代表の“強い思い”に共感し、当初からご支援や協業をさせて頂いております。
直近では酪農地域の次世代人材である農業高校の皆様と「未来の酪農業を共に考える」イベントを実施しました。また、酪農の恵みである国産生乳を原料に“できたてフレッシュチーズのおいしさ”をお届けする新規事業「FRESH CHEESE STUDIO 」と「moment of MILK」とのコラボTシャツの制作も行いました。
持続的な1次産業のため、未来の酪農業のため、株式会社Blueprint oneの更なる事業成長を期待しております。
近年、酪農現場では、国民の食卓を支えるために日々努力を続ける一方で、需要変動やバター生産の構造的課題から、副産物である脱脂粉乳の過剰在庫という深刻な課題が続いています。
私たち食団連としても、バターを多く使用する外食・製菓業界の立場から、こうした状況に強い危機感を抱き、持続可能な酪農の仕組みづくりを支援してまいりました。
その中で、脱脂粉乳を新たな素材としてアップサイクルし、ファッションという文脈で社会に再流通させる「moment of MILK」プロジェクトは、まさに日本の一次産業の未来を示す象徴的な取り組みです。単なる環境配慮ではなく、「つくる責任」「つかう責任」を次世代につなぐ社会的挑戦として高く評価しております。
酪農家、加工業者、飲食業、消費者がともに循環の輪を描く社会を実現するために、Blueprint one社のような革新的なプレイヤーの存在は欠かせません。
私たちも、外食・製菓業界を代表する立場から、こうした動きを全力で応援してまいります。
私たち酪農家にとって、脱脂粉乳の余剰は生乳の価格安定においても長年の悩みの種でした。しかし、この新しいアパレル製品の開発は、まさに希望の光です。
我々の努力が無駄にならず、新たな形で価値を生み出せることに、胸が熱くなります。このような革新的なアイデアが、酪農業の持続可能性を高め、私たちの生活を支えてくれると信じています。酪農家として、この取り組みを全力で応援します。これからも、どんどん新しい可能性に挑戦してほしいと思います。
バターを作れば作るほど副産物として産まれる脱脂粉乳。
人間が美味しいものを求めれば求めるほど、脱脂粉乳はその用途が増えずに在庫の山となり、その行き先は今も決まっていません。乳製品を製造する度に、その裏で生まれる社会課題に僕らは目を背けてはならないと考えています。
株式会社Blueprint one 代表の鈴木大樹はかつて私たちの仲間でした。その誇らしい仲間は今、私たちの元を離れても、なお酪農業界の課題に目を向けて、革新的な加工技術を携えて食料生産上の課題を解決をしようとしています。
milk由来で作られたその繊維は滑らかで艶やか。silkyでmilkyな着ごこちは、あなたの日常にアップサイクルなアクセントをもたらします。
地球にやさしく、牛にやさしく、人にやさしい。株式会社ファームノートと私たちの顧客である酪農家は、全力で鈴木大樹とmoment of MILKの挑戦を応援いたします。

私たち料理人は、日々の料理においてバターや乳製品を数多く使用しています。その裏側で、多くの脱脂粉乳が副産物として蓄積され、過剰な在庫によって酪農家の方々が悩まれている現実を知りました。
ブループリントワンの取り組みに共感し、サブユニフォーム導入を通じて課題解決の一助になれればと考えました。来店されるお客様とのコミュニケーションにおいてスタッフが着用するユニフォームが脱脂粉乳由来の繊維で作られていること、脱脂粉乳を取り巻く現状などを発信することで、飲食の現場からも酪農を支え、食の未来につなげていきたいと思います。
※ 上記遷移先はFUNDINNOのものではありません。
※ 上記遷移先はFUNDINNOのものではありません。
弊社では、株主の皆様のご支援に感謝するとともに、より多くの方に弊社商品をお楽しみいただける優待サービスを提供しております。詳しくはこちらからご確認ください。
※ 上記遷移先はFUNDINNOのものではありません。
【優待の基準日】
毎年12月末
【優待内容】
【お申し込み方法】
【ご注意】
| 資本金: | 3,000,000円(2025年8月8日現在) |
| 発行済株式総数: | 30,000株(2025年8月8日現在) |
| 発行可能株式総数: | 300,000株 |
| 設立日: | 2022年4月21日 |
| 決算日: | 3月31日 |
| 仕入原価 | 573万円 |
| 当社への手数料 | 161万円 |
| 人件費 | 1,219万円 |
| マーケティング費用 | 500万円 |
| 当社への手数料 | 485万円 |
| 人件費 | 1,219万円 |
| 人件費 | 1,219万円 |
| マーケティング費用 | 500万円 |
| 増加する資本金の額 | 1株当たり | 1,750 円 |
| 増加する資本準備金の額 | 1株当たり | 1,750 円 |
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
株式会社Blueprint oneによる株主名簿及び新株予約権原簿の管理
株式会社Blueprint one株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要
※以下は株式会社Blueprint one株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「重要事項説明書」 をご確認ください。
発行者は前期決算期末(2025年3月31日)及び直近試算表(2025年8月31日)において債務超過となっています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過が継続するリスク及び今後の有利子負債の返済スケジュールに支障をきたすリスクがあります。
発行する株式は譲渡制限が付されており、当該株式を譲渡する際は発行者の承認を受ける必要があるため、当該株式の売買を行っても権利の移転が発行者によって認められない場合があります。また、換金性が乏しく、売りたいときに売れない可能性があります。
募集株式は非上場の会社が発行する株式であるため、取引の参考となる気配及び相場が存在いたしません。また、換金性も著しく劣ります。
募集株式の発行者の業務や財産の状況に変化が生じた場合、発行後の募集株式の価格が変動することによって、価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。
募集株式は、社債券のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく、また、株式ではありますが配当が支払われないことがあります。
募集株式について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同程度の開示は義務付けられていません。
有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
発行者の前期決算期末(2025年3月31日)及び直近試算表(2025年8月31日)において営業損失が計上されています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。
今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。
発行者の設立日は2022年4月21日であり、税務署に提出された決算期(2025年3月31日)は第3期であり、現在は第4期となっています。上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含みます)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。発行者は当募集において目標募集額を735万円、上限応募額を2,940万円として調達を実行します。但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集後、2026年3月に不足分の資金調達を予定(※但し、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2026年3月の不足分の調達は行わない予定です)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。
発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。
著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
発行者の事業は、代表取締役の鈴木大樹氏(以下、同氏)の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。
ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2回目以降のファンディング・プロジェクトが成立した場合、1回目の募集取扱契約書の締結日を基準として以下の区分により募集取扱業務に対する手数料を発行者から申し受けます。)が支払われます。
| 1回目の募集取扱契約書の締結日 | 店頭有価証券の発行価格の総額に対する当社手数料の比率 |
| 2023年12月21日以前の発行者 | 15%(税込:16.5%) |
| 2023年12月22日以降の発行者 | 18%(税込:19.8%) |
申込期間中に上限応募額に到達した場合は、上限応募額に到達した時間から24時間(1日)以内に限りキャンセル待ちのお申込みをすることができます。(但し、上限応募額に到達した時間がお申込み期間の最終日の場合は、お申込みの受付、キャンセル待ちはお申込み期間最終日の終了時間までとなります。)
上限応募額に到達した時点で、投資金額コースの「お申込み」ボタンが「キャンセル待ちをお申込み」ボタンに変わります。なお、本サイトにおける有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っておりません。
一般社団法人日本飲食団体連合会
専務理事/危機管理部会長