Business -ビジネスについて-
印刷で世界へ。昨年台湾にも進出、世界が注目するシルクスクリーン印刷
子供の頃、誰もがしたお絵かき遊び、みんなクリエーターだったんです。楽しく自由に遊ぶことで生まれる創造力は、ワクワクする作品を創り出します。そして、その作品に出会うこともワクワクします。
印刷は、お絵かきの延長線上にあり、私たちは、印刷で楽しく自由に遊べる、道具、場所、素材、サービスなどをクリエーターの要望に応えながら提供することで、世界のクリエーターのサポートをし、ワクワクする作品が溢れる世界を目指します。
クリエーターに特化したサービス展開により、日本国内でクリエーターの会員数は2017年5月現在で約10,000人を超え、2022年には100,000人を超える計画です。
なお数値は株式会社JAMの事業計画に基づく試算によるものであり、保証されているものではありません。
Problem -解決したい課題-
クリエーターを取り巻く環境を改善したい
クリエーターが自分の作品を作りたくても、BtoB向けの大量印刷に伴って、画一化された紙と印刷方法で選択肢が限定されています。
場所がない、設備がない、素材がないという状況のクリエーターの抱える問題を解決し、おもしろい作品を作ってもらいたいと考えます。
▲ このような作品を作りたくても費用的な問題や望む紙がなく、現実的ではなかった。
Solution -課題解決-
印刷屋が世界のクリエーター環境を向上したい
現在、ZINEやコミケなどの自費で小冊子を作るクリエーターやハンドメイドの雑貨をつくるクリエーターの増加は目を見張るものがあります。
盛況なイベント会場では、自分自身の創造力を表現したいという想いと共感したいという想いで、熱気が溢れています。
そんなクリエーターの要望に応えることが私たちの使命です。
▲レトロ印刷JAMでは定期的に、イベントの開催やクリエーターの作品の展示・販売場所の提供、自社製品である『SURIMACCA』を使った孔版印刷の活用方法などをクリエーター向けにおこなっております。
Product -プロダクト-
レトロ印刷JAMの強み
ユーザー登録無料でインストールせずに使えます。
孔版印刷と言えば『レトロ印刷』商標登録済みです。日本では他社の追随をゆるした事がありません。
弊社が事業の中核としているデジタル孔版印刷の多色刷りは、機械メーカーの立場から見ても世界的に元祖と言えるそうです。世界一の特色インク数と特殊加工『ツヤプリ』など独特の印刷サービスを提供しています。
弊社オリジナルブランド『SURIMACCA』は、シルクスクリーンキットからインクなどの周辺機材を含めた商標登録済みのブランドです。
▲ 『SURIMACCA』(中央)を使うと様々なものに孔版印刷が可能になります。
独自のノウハウ
孔版印刷は世界的に見ても、現在では特殊印刷と言われている分野です。デジタル孔版印刷機の多色刷りは、弊社の長年の間に蓄積されたノウハウが無ければ事業として成り立ちません。
事業者専用であったシルクスクリーン印刷を、クリエーターのニーズに合った手軽で簡単に印刷できるシステムとするなど、弊社は実践的な研究開発ノウハウがあり、協力会社の専門ノウハウも活用できます。
自社オリジナル印刷用紙がある
弊社には、共同開発でオリジナル印刷用紙を製造して頂ける協力製紙会社があります。
印刷会社がオリジナル用紙を取得するケースは稀で、これは、他の印刷会社が紙の卸問屋を通じて多種多様な紙を調達するのに対し、弊社は弊社専用の印刷用紙以外は印刷しない事に起因します。
安定的に年間の紙の使用量が概算で算出が可能だからです。
Advantages -優位性-
印刷をもっと身近に。クラウドファンディングから生まれた「シルクスクリーン作成キット:SURIMACCA」
シルクスクリーン印刷は、広い場所と高価で特殊な機材を揃えていないと出来ないプロ専用の印刷方法です。なかなか好きな時に自分の家で印刷する事ができません。
そこで、私たちが開発した『SURIMACCA』は、いつでも・どこでも・だれでも自分で簡単にシルクスクリーン印刷ができる、これまでにない遊び心から生まれた印刷キットであり、カラフルな形の違うブロックを繋ぎ合わせると、色々な大きさの枠が簡単に作れる逸品です。
購入型クラウドファンディングで、600万円もの支援を受けて開発させて頂きました。まだまだ改良の余地がある『SURIMACCA』は、バージョンをアップしてより使いやすいシルクスクリーン印刷の道具として、インクや周辺機材を含め進化させていきます。
日本最大級のクリエーターワークスペース
コワーキングスペースなどは近頃よく見かけるけど、印刷機材などを揃えて貸出し、思う存分シルクスクリーン印刷を楽しめる広い場所が何処かにないものか?
そこで、私たちは日本最大級!?90坪の『SURIMACCA』シルクスクリーンワークスペースを作りました。遊び心満載の空間には、使い放題の『SURIMACCA』、紙の加工機、紙雑貨の販売や、不定期ですがワークショップイベントやギャラリー展示など、印刷に関わるものがたくさんあります。
『SURIMACCA』シルクスクリーンワークスペース(S.S.W)については、全国の方から私の町にも同じようなS.S.Wを作って欲しいという声や同じ形態で事業をしてみたいという問い合わせがあります。
私たちだけではなく、フランチャイズのビジネスモデルで全国展開が出来ないかと計画しています。先ずは東京にFCモデル店を開設して最適なビジネスモデルを構築します。
▲ シルクスクリーンスペース(S.S.W)では『SURIMACCA』を使用できます。
クリエーターのニーズに合わせた素材の独自開発
レトロ印刷JAMが印刷で使用している紙は現在、オフセット印刷用紙として使われている紙とは違い撥水加工されていません。
孔版印刷機の特性に合う吸水性の紙は、日本で探すのが難しく毎年のように全国の紙の産地に、紙を探す旅をするほどでした。
厚いわら半紙も探したのですが、なかなかクリエーターの要望に応えられる紙が見つかりません。
ならば、私たちが作ってしまおうと、2015年に製紙会社に協力して頂き、初めてのオリジナル紙『富士わら紙』を発売しました。
現在、第2弾のオリジナル紙を開発中で今年中に発売予定です。これからもクリエーターの要望に応えたオリジナル紙を開発し続けます。
▲ レトロ印刷JAMではクリエーターに向けて「紙マーケット」という様々な紙と触れ合えるイベントを開催しております。
「小冊子を作りたい」 印刷資金の問題を解消
出版業界は電子書籍などでITに押されて低迷していると言われていますが、自費で作成する小冊子は数多く創り出されています。それだけ自分自身の創造力を発信したいクリエーターが増えています。
ですが、自費出版は資金面でのハードルが高いので出版を諦めてしまうクリエーターも多いのが現実です。
そこで、資金面を解消するためにクラウドファンディングのシステムを利用できないか検討しました。
クリエーター自身が『こんな小冊子が作りたい』という熱意のこもったメッセージと自身の情報などを告知し、それに共感する人達から少額の支援資金を調達して自費出版の資金にあて、自費出版支援クラウドファンディング「JAMAKERS(仮称)」を立ち上げたいと計画を立てています。
「JAMAKERS(仮称)」は今までの総合的なクラウドファンディングサイトではなく、自費出版『ZINE』に特化したサイトです。『ZINE』とは多種多様な分野の自分が面白いと思った事や好きだと思う事を発信できる紙媒体のツールです。
発信された情報に共感 する人々はコミュニティを創り出し、世界にネットワークを広げ、世の中を豊かにして行きます。
Milestone -マイルストーン-
下記は現時点での、資金調達を含めた今後の経営状況がうまくいった場合での想定スケジュールです。そのため、今回の資金調達の可否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。
売上高は株式会社JAMの事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。
また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
Trigger -きっかけ-
スピード印刷からレトロ印刷JAMへ
17年前スピード印刷JAMは、デジタル孔版印刷機1台でデリバリーサービスを主体にとにかく早く印刷してお届けする印刷屋として始まりました。
その頃は、機械の特性上1色刷りだけの印刷を受けていたのですが、ある日、一人のクリエーターが、2色刷りをして欲しいと来店しました。
初めは、『この機械は、1色しか刷れません。』とお断りをしたのですが、『2回印刷をすれば2色刷りが出来るはずだから印刷して下さい。』と熱く懇願されて、渋々印刷しました。出来上がった印刷物は、ズレが酷く商品になるような感じではありませんでした。
ですが、この方はこの仕上がりにすごく満足してくれたのです。『このズレた感じが最高!』私たちは、印刷物をお客様にお届けしても、早いと喜ばれることはあっても、印刷の仕上がりでこんなに喜んで貰うことはなかったのです。
その方は、頻繁に2色刷りを依頼するようになり、3色刷りがしたいと要望されたので、3色刷りに挑戦し、ついには7色刷りまで印刷しました。
その方の要望は、インクや紙の種類まで発展し、気が付いてみると、私たちは親友の様になり、デザインや印刷などいろいろな事を話し合う仲間として、一緒にイベントに参加したりしながらビジネス的な印刷とは違う、趣味趣向的な印刷の世界を体験していきました。
この世界は、印刷物に価値があり、ただ消費される印刷物とは違います。クリエーターの要望に応えて全力を尽くせば、それに見合う感謝をして頂けます。
10年ほど前、不況が訪れビジネス的な印刷は、価格競争に入りました。将来に不安を感じた私たちは、ビジネス的な印刷か趣味趣向的な印刷か、選択に迫られました。
その時、私たちは、私たちが印刷した印刷物を、こよなく愛し支持してくれるクリエーターと一緒に趣味趣向的な印刷の方向に進むことを決断しました。
そして、誕生したのが『レトロ印刷JAM』です。
なぜ『レトロ印刷』なのかと良く聞かれます。デジタル孔版印刷機で多色刷印刷するとランダムにズレが生じます。それはまるで、印刷技術が発達していなかった大正時代のレトロな印刷物の様に少しズレているのです。私たちは、これだと思い『レトロ印刷』と名付けました。
▲レトロ印刷JAMでは教育現場で子供たちへ向けた印刷の体験もおこなっております。
山川 正則 (代表取締役)
生年月日:1968年7月16日
きっかけ
学生の頃から、漠然と業種業態にこだわらず30歳で独立を目指していました。
大学卒業してセールスプロモーションの会社で営業経験を積み、その後、アパレル業界中心の副資材を取り扱う会社では、ブランドロゴをデザイナーと共にクライアントに提案し、また、前職の経験を活かして、展示会用の販促物の提案などもしてきました。
宣伝広告に興味を持ち転職した印刷会社では、様々な印刷方法や印刷加工を学び、同時に紙のことにも興味を持ちました。
30歳の時、印刷・紙業界における昔ながらの閉鎖的で慣習的な営業に疑問を持ち、新しい形態の印刷会社を創ろうと決意し、印刷業者として独立しました。
デザイン業界等のモノを作り出すクリエーターと一緒にした仕事は、とても貴重な経験となり現在の会社経営に大きな影響を与えています。
株式会社JAM株式に投資するにあたってのリスクの概要
※以下は株式会社JAM株式に投資するにあたってのリスクの概要です。リスクの詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスクについては 「投資に関するリスク・留意点等」をご確認ください。
1、発行者の直近決算期末(2016年9月30日)における純資産は▲25,857千円と債務超過になっており、資金調達が順調に実行できないリスクがあります。本調達及び2018年9月期に予定する増資により債務超過を解消する計画ですが、現時点では当該資金調達が実行される保証はありません。
2、非上場の会社が発行する株式であるため、取引の参考となる気配及び相場が存在せず、換金性が著しく劣ります。
3、発行者は、創業以来配当は実施しておらず、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当を予定していません。
4、株式会社JAM株式は譲渡制限が付されており、株主は株式を譲渡する際に、株主総会の承認を受ける必要があるため、株式の売買を行っても当該会社によって権利の移転が認められない場合があります。また、換金性が乏しく、売りたいときに売れない可能性があります。
5、発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
6、発行者の業務や財産の状況に変化が生じた場合、発行後の募集株式の価格が変動することによって、価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。
7、今後、発行者の売上高が事業計画通りに推移しない場合、債務超過が解消しないリスク及び有利子負債の返済スケジュールに障害が生じるリスクがあります。
8、今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。
9、サービス開始に伴い、今後、発行者の売上高が計画どおりに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。
10、発行者の事業継続期間が比較的短いことから実績が乏しいため、資金調達の実行及び開示事業計画達成に関してリスクがあります。
11、発行者の資金調達計画が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業開始の計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。
12、発行者の資金調達が計画通りに進行したとしても、経営環境の変化により事業計画は変更される可能性があります。
13、発行者の、システムの開発スケジュール遅延、東京支店開設に関わる物件の確保及び整備の遅延、営業成果の遅延等の要因により売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、2018年9月期にも資金繰りが悪化するリスクがあります。
14、発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。
15、著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、発行者の資金繰りが悪化するリスクがあります。
16、発行者の事業を実施するにあたり、関連する許認可が必要となる可能性があります。発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
17、発行者の事業は、代表取締役山川正則氏の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。
18、今後に出願を予定している商標に関して発行者は第三者に対する商標権を侵害する事がないように常に注意を払い事業活動を行っていますが、発行者の商品又はサービスが他社の知的財産権を侵害したとして、使用の差止めや損害賠償請求を受ける可能性があり、発行者の事業展開に支障をきたす可能性があります。
19、他社に先行され同様の商標を取得された場合は、発行者は自社の商品又はサービスを守ることや他社の排除が困難になる可能性があります。
20、発行者は、印刷機やインクを特定の仕入先に依存する場合があり、品質問題、特定仕入先の政策変更や倒産・経営破綻・合併等により調達に重大な支障をきたした場合や仕入価格が高騰した場合には、発行者の業績は影響を受ける可能性があります。
21、発行者の審査料10万円及びお申込みにかかる株式の発行価格の総額の内、3000万円までの金額の20%、3000万円を超える金額の15%の合計金額(税込)が当社の手数料として発行者から当社に支払われます。