弊社は、防犯機能を持ちながらも、多くの女性が日常的に持っていたくなる次世代型IoTスマートお守り「omamolink(オマモリンク)」を開発しています。YouTubeで配信されている番組『令和の虎』等で調達した資金をもとに、プロダクト開発を進めています。当プロダクトの本リリースは、2022年3月末を予定しています。
弊社が解決を目指しているのは、性犯罪に対して、多くの方が不安に思いながらも無防備な状態であることです。日本では年間で推計約5万件の性犯罪被害が発生していますが、防犯ブザーを常時カバンの外に携帯している人は約0.7%と非常に少なくなっています。
防犯グッズを持ち歩かない背景には、防犯に特化した機能やデザインがユーザーにストレスを与えていること、驚きと恐怖で頭が混乱している中でも使える設計になっていないこと等があると考えています。
そのため、「omamolink」では発想を転換し、女性が普段持ち歩くものに防犯機能をつけるというアプローチをとりました。普段から愛着をもって使用できるしかけを複数追加することで、いつも女性のそばにある防犯グッズを実現させています。また、防犯ブザーだけでなく、通常の防犯グッズにはない自動録音機能も付随させることで、証拠を残せるようにしています。
専用アプリで、ユーザーと緊急連絡先(保護者やパートナーなど)をリンクさせていますが、既存の見守りサービスのようにGPS情報が常に緊急連絡先に送られる仕組みは採用していません。非常時のみ起動して位置情報を通知するようにしたことで、「常に居場所を知られるのは嫌」という若い女性の心理面にも配慮しました。
2021年6月から1か月ほど、「omamolink」の仮予約を受け付けましたが、147名から172個の購入予約が入っています(2021年12月現在)。購入予約者の8割は男性で、娘やパートナーに贈る方がほとんどです。
▲クリックすると、動画をご覧いただけます。
日本では、年間5.2万件以上の性犯罪被害が発生しています(※法務省2019年版犯罪白書より)。これは、毎日約150人の女性が何かしらの性犯罪被害にあっている計算になります。
そして、一般的には犯罪被害に遭った際、「派手な洋服を着ていた」「夜間にひとり歩きをしていた」など、被害者の防犯意識の不足が招いているのだと言われます。罪に問われるべきは当然、加害者の行為であるにもかかわらず、事件当事者である被害者の行動に意識をおいた誤った対応がこれまで繰り返されてきたと考えています。
しかし、実際は16時ごろの犯罪件数が深夜に続いて多く、加害者ははじめから犯行をするつもりで狙っているのです。
つまり、性犯罪の被害は、特別な場面で起こるのではなく、日常の中でどんな人にでも起こりうる話なのです。
一方で、現在は性犯罪から身を守る有効な手段がほとんどないと考えています。また、被害者の8割超が13歳以下少女から20代の女性ですが、性的被害の申告率は約14%とその他の犯罪に比べても極端に低くなっています。もし、女性が被害にあっても本人からの告白がなければ、保護者やパートナーは被害の有無を知るすべがありません。
弊社のプロダクトは、弊社代表の原体験から開発されています。弊社代表は、高校生や大学生、20代のころに通り魔的痴漢、拉致未遂、デートレイプなどといった性犯罪の被害にあってきました。
多くの女性はそもそも自分が性犯罪の被害にあうことを想定していないため、防犯グッズは所持していない方が多い現状があります。実際、防犯ブザーを常時カバンに携帯している人は約0.7%という調査結果もあるほどです。
これは、非常時にしか使用しないにもかかわらず、肌身離さず持っていたくなるようなデザインのものはほとんどないことから、いつの間にか持ち歩くのが面倒になってしまうことも挙げられると考えています。また、中学生以上の大人になるとライフスタイルの変化などから、段々と持たなくなってくると考えています。
様々な防犯グッズは世の中にたくさんありますが、”防犯だけ”に特化したグッズをいくら開発しても、女性の生活の中に溶け込むようなプロダクトでなければ、意味をなさないと考えました。
いつも女性のそばにあって、驚きと恐怖で頭が真っ白になってしまう中でも、少しの動作で使用でき、女性の身を守れるものをつくる必要があるのです。
これらの課題を解決するソリューションとして、弊社は日常的に持ち歩くことが可能な防犯機能付きガジェット「omamolink」を開発しました。開発のポイントは、ユーザーが日常的に持ち歩けるような製品にしながらも、非常時の際は心のケアまで見据えた防犯機能を付随させた点にあります。
まず、弊社代表の経験と周囲の女性へのヒアリングから、20人中19人が持っていた「お守り」に狙いを定めてプロダクトを開発しました。多くの女性が日常的に持ち歩いているお守りに防犯機能をつけることで、突発的に発生する性犯罪にも対処できると考えています。
また、防犯機能を考えるだけでなく、ユーザーに普段から愛着を持って使用していただける仕掛けも意識して追加しています。コンセプトを「わたしだけの小さな神様のおうち」とし、AirPods程度の大きさの「omamolink」内に内符を収納できるようにすることで、普段はお守りとして持ち歩くことが可能です。御守や内符の写真を撮って購入時期等の情報とともにアプリに登録できるようにすることで、女性の日常生活に溶け込むことを目指しています。
普段はお守りとして機能する「omamolink」ですが、もしもの時は防犯機能と見守り機能、セキュリティ機能が役立ちます。
万が一性犯罪の被害にあいそうになった場合は、「omamolink」をしまっているカバンを数回叩くだけで、防犯ブザーを起動させることができます。防犯ブザー起動後は、「omamolink」に内蔵しているSIMによって、緊急連絡先にSOS通知と女性の現在地の情報が送られる仕組みです。「omamolink」には専用アプリを開発しており、このアプリを通じて、ユーザーと保護者やパートナーなど緊急連絡先となる人を5人までリンクさせます。非常時はこのアプリに通知が飛び、情報が確認できるようになっています。
そして、「omamolink」は、1週間に1度程度の充電が必要となるため、充電も楽しみな時間に変える工夫を施しました。充電すると、アプリ内でおみくじを引けるようにしています。運勢が悪かったおみくじは、神社に結んで帰るようなイメージでSNSにシェアできるため、楽しみながら充電をすることができ、普段から持ち続ける習慣を得ることができると考えています。
身近な人へのSOS通知は、防犯だけでなく、心のケアの観点からも重要です。精神科医によると、被害後のPTSDを予防するためには、なるべく早い段階で信頼できる人に気づいてもらうことが大切だと言います。「omamolink」は、SOSを保護者やパートナーに知らせるため、被害後に周囲の声掛けと寄り添いが可能です。
また、SOS通知のデータは警察への通報時などに証拠として提出できます。日本では非常に低い性犯罪被害の申告・認知率の改善にもつながると考えています。
また、「omamolink」には、自動録音機能を付随させました。顔見知りからの犯行も多い性犯罪は、合意の有無が争点になり、証拠がないために罪を問えない事態も多く発生しています。防犯ブザー機能と同様にカバンを叩くことで起動できるため、何かあった際はすぐに証拠となりうる音声を録音できます。
競合優位性としては、まず「緊急事態検出装置及び緊急事態検出方法」について独自プログラムを開発し、特許を出願しました。「omamolink」は、非常時に叩かれた振動によって起動するため、日常生活で発生する振動とSOSの振動を区別する必要があります。振動の強さや間隔など、微妙な違いを判別することで緊急事態を検出できるプログラムを開発し、搭載しました。「omamolink」とユーザー、保護者などの身近な人を結びつけるアプリについても、自社開発で構築しています。
既存の見守りデバイスの多くは、「子どもの居場所や行動を把握したい」という親主体のニーズをもとにつくられています。そのため、自分の居場所情報を保護者に常時知らせるものが多く、思春期の女子中高生にとっては身につけたくないデバイスです。一方、「omamolink」は普段はスリープモードで、非常時にGPSで居場所を知らせる仕組みを採用したことで、女子中高生の「親に行動を常に把握されるのは嫌」という心理に配慮しながら、程よい距離感で見守れるサービスとして設計しました。
また、「omamolink」は既存の防犯グッズに比べて、機能面と心理面での優位性もあります。まず、機能としてはカバンの中から出さずに起動できるため、既存の防犯グッズに比べて2~12秒ほど早くSOSを出せます(自社調べ)。また、既存の防犯グッズは「証拠を残す」ことを想定した自動録音機能がついていないものがほとんどですが、「omamolink」には自動録音機能をつけることで、証拠を残せるようにしました。
防犯グッズは、それを持っていること自体が緊張やストレスにもつながりやすくなっています。弊社の「omamolink」は防犯グッズとしてではなく、進化したお守りとして開発しており、日常的にストレスなく持ち歩ける状態をつくり出しています。
「omamolink」は、本体+2年間の利用料金24,800円(税込)をユーザー本人やその保護者にお支払いいただくことでマネタイズします。3年目以降は月額580円(税込)で利用できる料金体系を検討中です。
ユーザーは女子中高生、購入者は女子中高生の保護者をメインターゲットとして想定しています。そのため、販売戦略としては、まず塾や女子中学校・高等学校を中心にアプローチを展開していく考えです。
具体的には、入学案内書類や教科書販売資料に、「omamolink」のパンフレットを同封します。行動範囲が大きく広がることによって、娘の安全を心配する保護者も多いことが予想されるため、そのような保護者に向けて販促活動を行っていければと考えています。
塾や学校への直接のアプローチは、代理店に実施していただく予定です。弊社代表が『令和の虎』に出演した際、学校・塾の広告代理店である株式会社モノリスジャパンや大阪南部の学習塾の任意団体である『泉州私塾連合会』とつながりが生まれ、代理店契約を結びました。
また、生活雑貨を扱う大手チェーンストアなどのポップアップストア(期間限定の店舗)や神社仏閣に「omamolink」を置いていただけるよう、こちらもアプローチを開始しています。特に生活雑貨の大手チェーンストアでは関西店舗のバイヤーの方が興味を持ってくださり、現在前向きに検討いただいています。
社会人向けには、そのほかにもウェディングフェアでのリーフレット配布や新社会人向けのイベントやフリーペーパーへの広告出稿などにより、認知獲得を狙いたいと考えています。
現在は、2022年3月の「omamolink」の本リリースに向けて、準備を進めています。販路としては、まずは購入型クラウドファンディングを通じた販売を行います。その後、ECサイトや学校、塾、雑貨店など、顧客とのタッチポイントをさらに増やしていく予定です。また、メインユーザーは女子中高生となるため、友達同士の口コミでの広がりも仕掛けていければと考えています。
認知拡大にあたっては、そのほかにも弊社のオウンドメディアとSNSもコンテンツを充実させていきます。オウンドメディアには専門のライターをアサインできたほか、特にYouTubeは2022年春までに登録者数1,000人を目指して、コンテンツを企画しています。
将来的にはターゲットやサービス内容の拡大も視野に入れています。
まず、10~20代向けの録音機能などをそぎ落としてシンプルな機能にすることで、高齢者向けの比較的安価な見守りサービスを展開できると考えています。高齢者が自宅で何かあっても、すぐに家族にSOSが出せるため、例えばくも膜下出血などの発作が起きた際もすぐに救急車を呼ぶなどの対応が可能です。命の危機を救うことにつながります。
また、「omamolink」の基本コンセプトは「お守り」のため、神社仏閣とも連携していきたいと考えています。例えば、数年前から御朱印帳ブームがありますが、「omamolink」のアプリ内でデジタル御朱印ができるようにすることで、集客を強化したい神社仏閣にも大きなメリットが生まれます。QRコードを読み込んで課金し、御朱印をダウンロードするなど、IT×御朱印の仕組みを構築することで、新たなマネタイズのポイントにもなりうると考えています。
さらに非常時のGPSデータは、ビッグデータとして弊社に蓄積されます。これらのデータを分析すれば、性犯罪の発生しやすい場所をこれまでより詳細に把握することもできるようになるため、まだ具体的な活用方法の検討には至っていませんが、いずれはさらなる防犯の施策などへの活用も期待できます。
下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びバイアウト等を保証するものではありません。
1月に購入型クラウドファンディングのMakuakeに掲載、その後自社ECサイトにて予約販売開始、3月末頃のサービス開始を予定しています。既に中学高校向けのご提案を開始していますが、サービス実機による販売を強化し、新学期向けの特需獲得を計画中です。
事前調査で引き合いの多かった高齢者向け見守りサービスへ事業を拡大することを目指します。機能をシンプルにし、より使いやすいデバイス、アプリの開発を予定しています。「omamolink for elder」として、同顧客を対象としたIoTビジネスとのコラボレーションも模索しています。
初期加入者の満期到来に合わせ、月額利用料等の継続利用を促進する課金プランを予定しています。現状の財務プランでは、この時期には盤石な財務基盤になることを予定しており、多彩なメニューで広く受注を拡大させていく計画です。
神社仏閣との連携サービスの開始を目指します。神社仏閣側の認知向上・参拝者拡大への貢献と「omamolink」のお守りとしての効果効能の拡大に向け、既にコミュニケーションを開始中です。そして、デジタル御朱印などのサービスにより日本文化との融合を目指します。
事前調査で留学生より海外での危険度の高さと本サービスの有効性に対する声を複数確認しており、海外展開への機会があると想定しています。一方、弊社単独での展開よりも海外にフットプリントを持つ企業との連携が望ましく、それを見据えての準備を目指します。
上記連携企業との海外展開・サービス強化により、さらなる加入者拡大を目指します。
「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
下記のKPIの推移については、事業計画書(売上高等推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移については、発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1・別紙1-2をご確認ください。
弊社代表の石川は、対象ユーザーのインサイトに踏み込んだプロダクト・エクスペリエンス企画を担当しています。
それを技術的に実現するエンジニアの福嶋、ビジネスに落とし込む財務プランに長けた森藤、販路企画の山中、医学的見地からの補強・コミュニケーションの湯地というチーム体制を構築しています。
早稲田大学法学部卒
グロービス経営大学院大学修了(MBA)
大学卒業後、内閣官房内閣情報調査室にて情報収集・分析業務に従事
2013年に渡米後、International Institute of Global Resilience(IIGR)にてリサーチ業務に加え、新規プロジェクト開発やイベント等のマネジメントに携わり、経験の幅を大きく広げると共に、異文化・異なる価値観、ダイバーシティについて理解を深めた
2015年に帰国後、コンサルタントとして独立し、主にベンチャービジネスを支援
2019年春にMBAを取得、同年7月株式会社grigryを設立
東京大学工学部卒
1980年大学卒業後、三菱商事株式会社に入社。鉄鋼原料畑を歩む。英国、豪州、シドニーに駐在し、資源トレーディング、資源投資などに従事
1988年に三菱商事子会社のトレーディング会社の社長として、ヨーロッパ全土を市場として石炭ビジネスを展開
2001年に世界最大の原料炭生産会社であるBHPグループのBHP Mitsubishi Allianceに出向
2008年からシドニーにてMitsubishi Development Ptyの社長として赴任。2013年から三菱商事RtMジャパン株式会社の代表取締役副社長として活動
2016年からは豪州のコンサルティング会社であるPartners in Performance社の副社長として現在に至る
2019年7月、株式会社grigryを共同創業
早稲田大学理工学部電気工学科 大学院卒 (制御工学専攻)
大手メーカーにて電装システム開発を20年以上経験。『何を作りたいか』から考え、その電装システムを一から構築し、それを商品にしていくことを通して、これまでに数々の世界初の製品を世の中に出してきた
得意とする技術は制御技術で、1/1000秒の世界で間違いなく動作させることが要求される製品を実現することが可能。また、シリコンバレーでの駐在経験も活かし、アジャイルかつデザイン思考的な商品開発も得意とする
自らが持つ電装システム構築技術を生かし、4歳の自分の娘にも将来使ってもらいたいものを、いち早く世の中に出したいと思い、株式会社grigryに参画
宮崎大学医学部卒
精神科医 産業医 スポーツドクター
これまで、大学病院、民間病院・クリニックに勤務し、気分障害(うつ病、双極性障害)、不安障害、摂食障害、アスリートのドーピング問題を中心とした診療に携わる
2018年からはDPAT(災害派遣精神医療チーム)隊員として活動の幅を広げる
2019年9月より株式会社grigryに参画
現在は都内精神科病院・クリニックにて勤務し、入院、外来診療に携わり、精神療法の質の向上を図っている
法務博士(中央大学法科大学院)
早稲田大学法学部卒
国内金融機関にて、経営企画、コンプライアンス企画立案業務に従事し、国内外のレギュレーション、金融実務を経験
スタートアップ企業を中心として、経営-事業戦略立案、マーケティング等の領域で支援を行なっている
私自身、⾼校⽣や⼤学⽣、20代のころに性暴⼒の被害に遭った経験があり、この20年間「あの時どうすればよかったのか」「もしもの時にどうすればいいのか」ということをずっと考え続けてきました。性暴⼒の被害は、PTSDや⾃殺企図などを引き起こし、⻑期にわたって社会⽣活・対⼈関係に深刻な影響を及ぼし得る重⼤なものであり、このような被害を少しでも減らすことは社会課題の一つと考えています(SDGs 5-2 ジェンダー平等の実現にも該当)。
もしもの時に役に立たない防犯グッズという課題をどう解くかを常に考えていましたが、それを解決するアイデアを思いつき、これを実現することが天命の様に感じました。
このアイデアを多くの方に相談したところ、当初の対象者と想定していた中高生・20代はもちろんのこと、その親御さんやパートナー、ご高齢の家族・親戚を持つ方などから幅広いポジティブな声をいただき、これを実現するべきだと確信しました。
CEOの石川さんは、グロービス経営大学院での私のクラスの受講生であり、そのご縁もあってアドバイザーをさせていただいています。
今回のomamolinkは、最初に話を伺った時は、類似商品の存在、スマホのアプリでの代替性、仮に評判になった場合 通信会社等の大手競合の後発参入など、いろいろ厳しいのではと感じましたが、話を伺えば伺うほど、なるほどよく考えられたビジネスモデルであると思いました。
① 既存の見守りサービスが主に小学生を対象としている中で、本商品は中高生・20代を対象とし、その世代のプライバシーに配慮した設計であること
② 市場調査から同世代が防犯グッズを持ち歩かないことを理解し、普段持ち歩く「お守り」に防犯機能を付けるという主従を逆転させたこと
③ スマホでは再現が難しい”たたく”といった振動でのスイッチ起動と、日常生活の振動では起動しない機能を、特許申請していること
④ 利用者だけでなく、親御さんなど見守り者を対象とした、販路展開を予定していること
⑤ 利用者・見守り者向けには、とにかくエクスペリエンス(顧客体験)を大事にした設計になっており、事前の対象者インタビューでも多数のポジティブな声を貰っていること
⑥ ③の特許機能と ⑤の作りこみによる尖った存在になることで、後発の大手商品と一線を画す存在になる可能性があること
⑦ 今後増加する単身者・高齢者に対し、利用者拡大の可能性があること
⑧ 先に2年分の通信費をいただく課金モデルがキャッシュフローを改善させ、リリース後は新たな資金調達が不要なこと
ぜひ今回の資金調達を成功させ、社会課題の解決の一助になっていただくことを期待します。私も一人娘の親として、本商品のリリースを心待ちしています。
何よりも大切な家族や娘の、あってはならない時になくてはならない存在である事が、父親として使命であり、その思いの全てが、このomamolinkには詰まっていると感じました。大人になるにつれ、遠くなる娘との距離。このomamolinkは私の代わりに娘をどんな時もそっと見守り続けてくれると思っています。
社会的に意義がある商品(事業)で、多くの人にomamolinkを持ってもらい、一人でも悲しい思いをする人が少なくなって欲しいという思いに共感し、心から応援したいと思えたことが出資の決め手でした。
今後は、シニア世代にも普及し、警察消防や防災関係の行政との連携が実現できれば、日本の「御守り」が、世界のomamolinkへとなっていってくれる事を期待しております。
「これから独り立ちしていく大事な娘を守りたい」
これは、娘を持つ親御さんであれば誰もが考える不安と課題ではないでしょうか。私にも年頃の娘がいますが、同じ思いを抱えている投資家の皆様もいらっしゃるかと思います。
比較的安全と言われている日本ですが、ご存じのとおり女性が襲われるリスクが年々増えています。様々な防犯グッズやサービスが存在していますが、どれも決定打にはなっていません。
私は今年の4月に代表を務める石川さんからサービスの概要を直接うかがいました。まだ、プロトタイプすら存在しないタイミングでしたが、これこそが現在考えうる最適解であると確信しました。そして、すぐに投資することを決めました。
投資家目線で考えるとハードウェアビジネスはリスクが大きいといわれていますが、潜在市場の大きさと実際に所持する女性目線で考え抜かれた製品は競争優位性が高く、今後の成長は大いに期待できると判断しました。
それに加えて、石川さんが自らの恐怖体験をバネにしてこのサービスを考え、ゼロから積み上げてきた情熱と行動力に強く共感しました。
投資家として、そして娘を持つ親として、一日でも早くこのサービスが実現し、日本中に浸透することを期待しています。
とある事件をニュースで見ました。その事件では、いじめどころか強姦などの性犯罪の末に命を絶つ選択を強いられました。
石川さんから『令和の虎』という番組でお話をお聞きした際、彼女がコレをもっていれば、また違った結果になっていたのではと考えてしまいました。
omamolinkは、万一のための機能だけでなく、持つことでの防犯への意識づけ、まさに『御守り』としての効果が身を守ってくれると思います。
女性がこの商品を持っていることが当たり前の世の中になることが、何よりも犯罪抑止力になるはずです。今後も応援しております。
石川さんの想いに共感しました。
出資を決めた最大の理由はそれです。
ただし、想いだけではビジネスはうまくいきません。
石川さんのビジネスプランは、想い、大義、熱量、ビジネスモデルなどビジネスを成功させるための必須要素レベルが全てにおいて高く、どんな質問を投げかけても納得のいく回答が得られたことで、成功を確信しました。
そして、何より石川さんの人柄が素晴らしかったことが大きなポイントです。
石川さんの想いで、たくさんの方が救われ、一人でも多くの方が笑顔になっていく世界を創って欲しいと思います。
石川さんとは『令和の虎』というビジネスプレゼン番組で「志願者」と「虎」の立場で相対し、プランの良さと有意義さ、ご本人の熱意や実行力共に素晴らしく、すぐに投資を決めました。
omamolinkは既存の防犯グッズ以上にリアルなユーザー目線で作られ、リスクの回避に役立ちつつ所持者と近親者が安心感を得るためのより良い商品であると確信しています。
この商品、サービスが広く知られ普及することで沢山の方が守られつつ、中長期的には未遂を含めた性犯罪・拉致、誘拐等の事件発生数を大きく下げてくれる事に期待しています。
弊社は、VC、事業会社、エンジェル投資家より出資を受けています。
● 株式会社まねきねこ
(上記掲載のURLから遷移するwebサイトは、FUNDINNOのものではありません。)
弊社は、様々なメディア掲載実績があります。
● 「令和の虎」チャンネル 出演 (クリックすると音声が出ます)
● フェニクシー第4期 事業ピッチ 登壇 (クリックすると音声が出ます)
(上記掲載のURLから遷移するwebサイトは、FUNDINNOのものではありません。)
▲クリックすると、動画をご覧いただけます。
小学生向けGPS付きキッズ携帯や防犯ブザーなどの既存の類似商品に対し、本プロダクトはこれらが解決できていない点を分析し、普段から持ち歩きたくなる、もしもの時だけSOS通知が届くなど、中高生・20代の女性の心理に徹底的に寄り添い、商品開発を行ってきました。
さらに、多数のインタビューを通じてインサイトに踏み込み、「お守り」「Open Box Experience」「プレゼント」など、「モノ」から「ココロ」への進化にこだわることで、将来登場する大手のスケールを効かせた競合品とは一線を画すプロダクトに仕上げることを強く意識しています。
ぜひ、ご支援のほど宜しくお願いいたします。
資本金: | 34,750,525円(2021年11月29日現在) |
発行済株式総数: | 708,360株(2021年11月29日現在) |
発行可能株式総数: | 5,000,000株 |
設立日: | 2019年7月11日 |
決算日: | 6月30日 |
株式会社grigry株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要
※以下は株式会社grigry株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「重要事項説明書」をご確認ください。
発行者の発行する株式は譲渡制限が付されており、当該株式を譲渡する際は発行者の承認を受ける必要があるため、当該株式の売買を行っても権利の移転が発行者によって認められない場合があります。また、換金性が乏しく、売りたいときに売れない可能性があります。
募集株式は非上場の会社が発行する株式であるため、取引の参考となる気配及び相場が存在いたしません。また、換金性も著しく劣ります。
募集株式の発行者の業務や財産の状況に変化が生じた場合、発行後の募集株式の価格が変動することによって、価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。
募集株式は、社債券のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく、また、株式ではありますが配当が支払われないことがあります。
募集株式について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同程度の開示は義務付けられていません。
有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
発行者は前期決算期末(2021年6月30日)及び直近試算表(2021年10月31日)において債務超過となっていません。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過に陥るリスク及び有利子負債の返済スケジュールに支障をきたすリスクがあります。
発行者の前期決算期末(2021年6月30日)及び直近試算表(2021年10月31日)において営業損失が計上されています。今後、売上高が計画どおりに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。
今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。
発行者の設立日は2019年7月11日であり、税務署に提出された決算期(2021年6月30日)は第2期であり、現在は第3期となっています。上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。 発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 発行者は当募集において目標募集額を5,008,500円、上限応募額を20,034,000円として調達を実行します。 但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集において上限応募額に到達しなかった場合は、2022年4月に不足分の資金調達を予定 (※ただし、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2022年4月の調達は行わない予定です。)していますが、 売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。 そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。
発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。
著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。 発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、 その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
発行者の事業は、代表取締役である石川加奈子氏の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。
ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2度目以降の場合は総額の15%(税込:16.5%)相当額)が支払われます。また、企業情報開示のためのシステム利用や当社サポート機能の提供に対するシステム及びサポート機能利用料として、毎月5万円(年間60万円)(税込:5万5千円(年間66万円))と決算期に5万円(税込:5万5千円)を発行者から当社が申し受けます。なお、当社が定める期限までに月次、四半期及び決算に関する企業情報等が開示された場合、システム及びサポート機能利用料は免除されます。