成約
株式型
廃棄物・環境関連
エンジェル税制タイプA適用

30年後の地球を守れ。ヒノキを原料とした「木糸」生地でサステナブルな生き方を提案する「Circulife」

30年後の地球を守れ。ヒノキを原料とした「木糸」生地でサステナブルな生き方を提案する「Circulife」
30年後の地球を守れ。ヒノキを原料とした「木糸」生地でサステナブルな生き方を提案する「Circulife」
募集終了
株式会社Circulife
投資家 146人
投資家 146人
調達金額 23,600,000円
目標募集額 6,000,000円
上限応募額 24,000,000円
VC出資実績 なし
事業会社/CVC出資実績 なし
エンジェル出資実績 なし
FUNDINNO調達実績 なし
直前期収益黒字化していない
サービス展開済み
特許なし
普通株式
株主優待 なし
【参考】市場規模:約3.4兆円/年[2021年繊維業界市場規模(出典:業界動向サーチ)/ 同社HP:https://circulife.jp/

プロジェクト概要

私たちが普段から身につけている衣類などの生地製品は、素材から製品まで約98%を海外からの輸入に頼っています(出典:環境省)。発展途上国では環境負荷の低減対策は行われにくいため、原材料の調達から製造、輸送、廃棄に至るまで、それぞれの段階で環境に様々な影響を与えています。


弊社が着目した「木糸」は木材の繊維を原料とする糸のことで、糸の場合は約50%、生地の場合は約25%を間伐材など日本の地域資源とその他の天然素材を原料として製造されているため、素材から製品まで約98%を海外からの輸入に頼っている現状に比べ、CO2削減に貢献できると考えています。

そこで弊社は、これらの環境負荷の低減を目指し、杉単体で作られた「木糸(もくいと)」とともに、日本で初めてヒノキ単体を原料とする「木糸」を素材とした製品の企画・製造・販売を行いました(「木糸」の製造元:株式会社和紙の布)。


脱炭素の動きが世界中で広がる中、環境負荷の低減に貢献する「木糸」によって循環型の生活にスイッチすることは、これから目指す社会において必然であると考えています。

現在は、大学と共同でさらに環境負荷の少ない製造工程の研究を行っています。さらに、草木染めを専門とする株式会社ククルス様協力のもと天然由来の原料を使用した「草木染め」を導入し、地域資源を活かした“色”の製造を計画しています。


今期は、天草ヒノキや小国杉の生地開発を開始しました。来期以降は、「草木染め」の価値をプラスした自社製品の販売を開始し、販路拡大とともに自社工場設立に向けた技術開発の確立を目指します。

将来的には、本社のある熊本県天草市から九州全域に広げてモデルケースを確立したのち、各拠点に製造工場をつくり、事業パートナーである株式会社和紙の布様と協働しながら、日本全国に「木糸」による循環する生活を提案していきたいと考えています。

▲クリックすると、動画をご覧いただけます。

解決したい課題

化学合成繊維を含む衣類の洗濯によって、日々海が汚れている

私たちの身近な環境問題の一つに、海洋汚染があります。これらの多くは、私たち人間の営みから生まれるゴミや工場排水などが原因です。

衣類の多くは人件費の安い発展途上国で生産され、これらの工場では正しく処理されないまま工場排水が川に流れてしまっています。また、化学合成繊維でできた衣類は洗濯するたびにマイクロプラスチックが発生し、下水を通じて海へと流れ出ています。その量は、海洋ゴミ全体の約35%だといわれています(出典:IMechE)。


マイクロプラスチックは、貝や魚などの海洋生物がエサと一緒に体内に取り込みます。当然、それら海洋生物を食べれば、私たち人間も取り込むことになります。

現在、マイクロプラスチックが生態系や人間に与える影響は詳細まで解明されていませんが、このまま海洋汚染が進むと、2050年までには海洋生物よりもマイクロプラスチックを含めた海洋ゴミの方が多くなることが予想され(出典:環境省)、放置すれば海洋汚染は取り返しのつかないレベルとなり、海で獲れた海洋生物を食べることが人体に影響を及ぼすような将来を、次の世代に引き継ぎたくないと考えています。


どの様に解決に導くのか

環境負荷の低減につながる「木糸」を生活の中に取り入れる

弊社は、このような海洋汚染を含む環境問題を少しでも解決するべく、化学合成繊維を含まないことで環境負荷を大幅に抑えられる「木糸」を生活に取り入れることを提案しています。

「木糸」を布に加工する際には麻糸や綿糸などを使用してはいますが、どちらも「木糸」と同じく天然原料なので、洗濯してもマイクロプラスチックは発生しません。また、「木糸」は土に還すこともできます。


さらに、弊社は大学の研究室と共同で、製造工程の環境負荷を下げる研究も進めています。従来とは異なる手法で木材からセルロース(繊維)を取り出す製造方法の実用化を目指しており、確立すれば製造工程においてもさらに環境にやさしい糸・生地ができます。


本社のある熊本県天草市の名木「天草ヒノキ」や、熊本のブランド杉「小国杉」を仕入れ、事業パートナーである株式会社和紙の布様に製造を依頼しています。「木糸」を生み出す技術自体は、約10年前に同社が確立し、海外を含めた多数のアパレルブランドへの導入実績があります。

そうして弊社は、サプライチェーンにおける透明性を高めるとともに化学物質排出ゼロを目指し、海洋汚染のみならず、環境汚染問題全体の解決に貢献していきたいと考えています。

どの様にビジネスを実現するか

地域資源を活用し、その土地ならではの製品を生み出す

弊社が「木糸」の原料として使用するのは、山林を整備する際に間引かれた間伐材です。間伐材は伐採したまま放置されることもあるため、これらの間伐材を「木糸」として活用できれば、地域資源として価値が見直され、地域の林業の活性化にも貢献できるのではと考えました。


また、弊社は天然由来による草木染めを採用しています。草木染めによって環境負荷の強い化学染料に頼らない染色が可能になります。

さらに、草木染めはその名の通り草や木など、自然原料から染料成分を抽出します。例えば、熊本の木材で「木糸」をつむぎ、熊本の県花であるリンドウや熊本城にある桜の枝を染料にして生地を染めることもできます。


今後は熊本県から九州全域に、そして全国に「木糸」を取り入れた生活を広め、その土地ならではの原料を使用した特色ある「木糸」や生地、地域の“色”で染め上げた製品を生み出したいと考えています。

全ての企業が無視できなくなった環境問題のひとつの解決策「木糸」

安価で大量生産しやすい化学合成繊維と比べ、「木糸」はまだ高価で生産量も限られます。しかし、全ての企業が環境問題を無視できなくなった現代、ひとつの解決策として「木糸」の導入を提案しています。

今年4月には生地ができ上がり、いくつかの企業から依頼をいただいている状況です。例えば、熊本県でクラフトビールを製造する「ダイヤモンドブルーイング」様にクラフトビール専用エコバッグを納品しました。6月にはシューズブランド「PATRICK」様から弊社の「木糸」を使用した靴が発売されます。


「木糸」は、肌触りや風通しの良さなど機能面にも優れ、素材だけではなく商品としての価値も高いと自負しています。

他社との積極的な協働で「木糸」の普及を促進

弊社のブランディングについては、大手映像配給会社などで様々なブランディング実績をもつ株式会社ポノの代表取締役・伊澤様にご協力いただいています。

また、弊社ではSNSを活用し、環境問題に敏感なイノベーター(革新者:最も早く製品を採用する層)やアーリーアダプター(初期採用者:トレンドに敏感で、常にアンテナを張り情報を収集し、判断を行う層)などのインフルエンサー向けに情報発信をしていく予定です。


現在、著名アーティストとも具体的な話が進行中で、将来的には日本全体の意識を変えるための情報発信を行なっていきたいと考えています。

今後の成長ストーリー

自社工場を設置し、九州全体に販路展開

今期は天草ヒノキ、小国杉の生地開発を開始しました。前述の通り、ヒノキのみを使った「木糸」は“日本初”の素材です。

来期以降は、草木染めの価値をプラスした販路拡大と自社製品の販売を開始して、自社工場設立に向けた技術開発の確立を目指します。


また、現在は製造工程の多くを外注していますが、数年以内に一部の工程を内製化していく計画です。具体的には、木材からセルロース(繊維)を取り出す工程と、草木染め(染色)の工程です。現在は、大学の研究室と共同ですでに第1回目の試験を実施しています。

草木染めでは、自社製造ができる機械を導入予定です。現在、ものづくり補助金の申請を進めており、採択されれば今年中には稼働予定です。その後は自社工場を設置し、雇用を生むとともに、まずは熊本県から九州全体に商圏を広げていく計画です。


なお、草木染め(染色)に関しては、弊社の「木糸」生産に限定されるものではなく、他社の製造依頼も受け入れることで新たな収益の柱もつくっていく考えです。

九州のモデルケースをもとに全国各地に製造拠点を拡大

まずは九州でモデルケースを確立させ、その後独自技術を含めたノウハウを提供し、全国各地に生産拠点を広げていく計画です。


さらに弊社は、社会や環境に配慮した公益性の高い企業に対する国際的な認証制度「B Corporation(以下B Corp認証)」の中にある、スタートアップ向け制度「The Pending B Corp」に申請中です。2023年中には「B Corp認証」にも申請し、公益性の高い事業を展開していく計画です。


地域資源を原料とし、必要なものを必要なだけ製造する、持続可能な社会基盤をつくっていきたいと考えています。そうすることで、大量生産型の社会から脱却し、循環型の社会へと移行することで、私たちの次の世代が安心して暮らせる世界を引き継いでいきたいと考えています。

マイルストーン:将来的なExitはIPOを想定

下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。


2022年:天草ヒノキ・小国杉の生地開発

地域資源を利用した環境負荷の少ない糸と生地の開発を通して、「木糸」の認知拡大に取り組みます。

弊社が供給する糸・生地は、糸において約50%・生地において約25%は日本の地域資源を原料としているため、ほとんど海外から輸入している従来の糸・生地に対して輸送コストを削減し、CO2の排出量の低減に貢献することが可能です。

2023年:草木染めの価値をプラスした販路拡大と自社製品の販売開始

株式会社ククルス様の染色技術を通じて「自然由来の生地+草木染め」の自社製品の開発を予定しています。

草木染めの設備を持ち、排水問題の軽減も目指します。

2024年:自社工場設立に向けて技術開発の確立を目指します

間伐材からセルロースを抽出する新しい製造技術の確立を視野に、他の繊維質植物(野菜・果物)からの糸・生地製造を計画しています。

2025年:熊本工場の設立

現在、大学の研究機関と新製造方法について研究を行っていますが、この研究を実らせ、工場を設立することでさらなるCO2排出の低減に貢献するとともに、雇用の創出を行う計画です。

2026年:素材の拡大

他の繊維質植物からの糸・生地製造を確立し、廃棄や間引きの際に出る資源(野菜・果物)を原料とした、環境負荷の少ない生地の製造を計画しています。

2027年:他地域との協働

日本の国土の約7割は森林であるため(出典:農林水産省)、地域ごとの資源を使って生地を製造することが可能であると考えています。

他地域の資源を熊本の工場で生地にし、それらの生地を各地域に戻して地域ごとに必要な物を必要な分だけの製造・消費を目指します。

そうすることで、大量生産からの脱却が可能であると考えています。

「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。

KPI:2029年に生地の販売数量4,000反以上を計画

下記のKPIの推移については、事業計画書(売上高等推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移については、発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。 事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1・別紙1-2をご確認ください。



チーム/創業経緯/株主構成など

Circulife(循環する生活)を実現させるための未来を、自分ごとと考える方々との協働

起業から7ヶ月ではなかなかたどり着けない領域で事業を展開できているのは、経営経験や数多くのブランディングを手掛けるクリエイティブディレクター、アパレルや芸術領域にまで精通したデザイナーなど多くのメンターと協働できているからです。

今後も、持続可能な世界環境の実現を推進して参ります。

チーム


代表取締役
川原 剛

熊本学園大学経済学部経済学科卒。

卒業後は音楽業界に関わり、音楽映像ソフトの本部バイヤー、MD(マーチャンダイザー)や外資系レコードメーカーにて販売促進・営業を担当。

環境意識が高いアーティストや、大手アパレルメーカーのデザイナーの問題意識に共感し、知見を広めながら現在の事業を構築。2021年11月株式会社Circulife設立。

起業後は多くのメンターの協力を得て事業を推進中。

創業のきっかけ

日本の地域資源(天草ヒノキ・小国杉の間伐材)を原料とした生地で、環境負荷の低減を実現したい


深刻な地球温暖化による脱炭素化への動きとSDGsの認知により、消費者は環境に配慮した購買へと意識変化が起きています。

環境負荷の少ない商品を選ぶことが常識となるこれからの市場に、地域資源(天草ヒノキ・小国杉)を原料とした生地は、全ての企業が無視できなくなった環境問題の一つの解決策にもなり、環境負荷の低減が実現できると考え創業しました。

大量生産から適量生産へ、必要な物を必要な分だけ。

地域資源を活用した製品作りを通して「循環する生活」=「Circulate Life」を提案して参ります。

メンターからの評価

天草市起業創業・中小企業支援センター アマビズ センター長
小田 勝久

日本初、天草ヒノキからつくられた「木糸」が出来るまでの約半年。脱炭素社会の実現に向けた一歩をこの天草から実行する、そのビジョンに賛同された仲間の多さとその期待に驚きを隠せません。

天草市の起業創業支援センター“アマビズ”をハブとして、多用なジャンルでのコラボレーションが実現してきました。

フランスのフットウェアメーカーPATRICKの新製品に「木糸」採用が決定し、ワイシャツ、カーディガン、帽子、バッグ等、山の間伐材が新たな製品にぞくぞくと生まれ変わっております。

持続可能な地域社会を実現するために、必要なものを必要なタイミングで地産地消+他消していく本モデルは、脱炭素社会に大きく貢献していくはずです

廃校を活用した自社工場の実現を目指し、草木染めによるカラーのバリエーションをつくり、そして自社デザインのアパレル発売に移行していく計画です。

社会や環境、公益に資するビジネスモデルへのお墨付きである「B Corp」認証を目指し、株主利益と事業価値との向上バランスを重視した成長へ全力で支援してまいります。みなさまからのご支援をお待ちしております。

天草地域森林組合組合長/熊本県議会議員
池田 和貴

初めて出会った時、正直ひとりでどこまでできるのか、大変疑問でした。

しかし、天草のヒノキ間伐材を使い、循環可能な生地を製造して洋服、帽子、シーツやバックを作っていく構想が約半年間経過して、予想以上のスピードで全て実現していく状況に大変驚いております。

環境負荷を低減させ、脱炭素社会に今まさに必要な新しい製品&サービスであり、熊本県天草発のベンチャー企業としてその存在が世界に届いていけるように、全力で支援していきたく思います。

その結果、新しい木材の地産他消製品づくりが拡大し、日本の林業全体の活性化への具体的な施策として定着し、「Circulife/サーキュライフする」という動詞が誰もが使う社会がやってくると期待しております。

小国町森林組合 企画販売課 企画販売係
入交 律歌

故郷の山々が抱える現状への戸惑いと、その中で可能性や希望をもってお話されているのをお聞きして、この人は地域を背負った当事者なのだなと感じたことを覚えています。

小国杉チームとしても、是非ご一緒にという気持ちが湧いたのは自然なことでした。

私たちもまた、熊本の産地としての希望をCirculifeさんに託しています。

今回の株式投資型クラウドファンディングの成功を応援しています。

一般財団法人地域未来創生機構 代表理事 社会共創プロデューサー
中黒 茂司

株式会社Circulifeが取り組む事業は、単にサステナブルな産業を創出するだけでなく、全国各地の地域資源と技術革新(イノベーション)を融合させた、新たな付加価値を社会に普及させるインフラ整備事業でもあります。

高付加価値商品開発を重ね新たな市場創出への期待はもちろんのこと、その先には全国各地の観光振興にも貢献すると期待しています。

「故きを温ねて新しきを知る」同社事業の、今後の横展開と奥深さに注目しています。

エックスリープ株式会社 代表取締役(元ソニー株式会社 ウォークマン並びにXperia商品企画統括)
木野内 敬

SDGsが叫ばれて久しいですが、昨今の多くの企業のSDGsへの取り組みに、無理矢理感を感じることが多い中、株式会社Circulifeの取り組みは、かなりド直球かつユニークで具体的で、最初に話を伺ったときから強い興味を持ちました。

一般生活者との接点が浅い“林業”にスポットを当てて、間伐材から糸を作り出し、その糸で作られた布を、環境に優しい草木染めで染める。

しかも、新たに工場を作るのではなく、廃校を活用しており、このビジネスモデルは、人口減少が見込まれる多くの地方で横展開が図れます。

ソニー勤務時代に培った商品力を強化する方法や世界市場への販売に関して、適切なタイミングで的確なアドバイスをしていきたいと考えており、株式会社Circulifeは、時代に求められている期待できるスタートアップだと確信しております。

クラヴィス・エナジー・パートナーズ合同会社 代表社員
玉水 順蔵

世界中が循環型社会への移行を目指す時代が到来しました。

今まで活用していなかった“間伐材”を知り、それを「木糸」にして生地化して衣服等を作り出す発想はその日常生活から生まれたものであり、こうした企業が東京からでなく地方から登場する事は、必然だと痛感します。

Circulife社の想いである「地域資源を活用し環境負荷の低減を実現する」という日本初そして日本発の事業が世界の市場へと広がることを期待いたします。

製造を伴うビジネスモデル故にこれからの資金集めとチームづくりが同社のビジネスモデルの可能性を左右するポイントであると思慮しますが、まずはFUNDINNOでの資金調達成立に注力され事業のスタートラインに立てることを祈念します。

エネルギー資源輸入国である日本の自給率を高め、さらにエネルギー事業におけるリサイクル・リユーズ・リデュース促進に注目している弊社の知見が、Circulife社の事業展開に少しでも寄与できれば幸いです。

株式会社ポノ 代表取締役/クリエイティブディレクター
伊澤 良樹

何も答えがない。過去の事例が通用しない。このままのルールで良いのか?

私はその答えは、自然のなかにあると信じています。

自然は循環する。循環のなかにある未来。

Circulife(循環する生活)は私たちの未来の扉です。

OFDO代表/アートディレクター/デザイナー
江頭 隆太

どれだけ自分事として考えられるか。

環境について考える上で、そこが最初の分かれ道になります。

大量生産・大量消費。満たされた生活の中で盲目になった私たちが、今だからこそできることは何か。

Circulife社は、行動という指針で示してくれるでしょう。

写真家
錦戸 俊康

Circulife社の事業内容や展望を知るたびに驚かされます。

代表との話の中で、見えているのに見ようとしていなかった目の前の問題の大きさと根深さを痛感しました。

Circulife社との出会いをきっかけに私自身の行動や周囲への見方が変わってきていると日々の撮影を通じて感じています。

変わらなければいけないのかもしれません。

いつの間にか安く買い、使い捨てられることが当たり前となった昨今の価値観を、大きく変えてくれる存在となることを強く願っております。

HIGH BEACH relax アロマアーティスト
黒沢 三穂

初めて川原さんにお会いしたとき、月、太陽、山のリズムを絶やすことない循環型生活を目指すその強い思いに共感し、全力で後押しをできないかと考えました。

今後、世界中でCirculife社が製造する「木糸」、生地のニーズは高まるばかりだと思いますし、まずは資金調達をして加速させるべき事業であると感じております。

こんな小さな熊本・天草を中心とする地域ですが、驚くほど素晴らしい各種専門家が集い、今後の事業成長への期待もより一層強く感じております。

Circulife社の事業の飛躍、成長を心より祈念しております。

パーソナルスタイリスト(Belles de toi ベルドゥトワ サロンオーナー)
松山 芳子

アパレルに勤務し、様々なブランドでチーフデザイナーとして洋服を作ってきたなかで、サスティナブル素材への興味は常に持っておりました。

しかし、納期やコストなど勤務先の物作りのルールの中では大量生産&消費が優先されてしまい、実際に環境を考えた物作りに関わる事はできずに長年過ごしてまいりました。

この度、環境負荷の低減を「木糸」を使い実現し、循環型社会をつくっていくCirculife社のビジョンに大きな賛同を得ると同時に、私自身が関われることに喜びを感じております。

これまでの経験を活かし、環境保護とファッションのバランスが取れた新しい時代のアパレルづくりを支援してまいります。

天草更紗 野のや
中村 いすず

150年前の近代文化・技術は世界を変え、21世紀は環境を見直し新しい文化を作っていく時代に変わっていきます。

各分野の方々のお蔭様と株式会社Circulifeの熱い挑戦は、限りなくナチュラルを目指した糸・生地・製品「天草産ブランド」。

その誕生の一翼になりうる「ものづくり」ができることに、わくわく感をもって期待しています。

プロジェクトにかける思い

地域資源を活用し、環境負荷の低減を実現させたい

▲クリックすると、動画をご覧いただけます。

日々の生活で触れている衣類などの生地製品は、様々な素材から作られています。

素材から製品までの約98%を海外からの輸入に頼っている日本は、輸送から廃棄に至るまで、それぞれの段階で環境に影響を与えています。

気候変動を含む環境問題と向き合い、足元から暮らしを変える責任は、未来への責任でもあります。

現在は、約25〜50%を日本の地域資源から製造している「木糸」ですが、皆様から応援いただくことで構成比率を伸ばせるよう開発に注力し、衣類だけではない家具、寝具、壁紙など更なる持続可能な事業展開を行って参ります。

「Circulate Life(循環する生活)=Circulife」を当たり前の世の中に。

投資家の皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

その他

発行者情報

  1. 金融商品取引契約の概要
    株式投資型クラウドファンディング業務として行う非上場有価証券の募集の取扱い
    ※ 詳しくは契約締結前交付書面「ファンディング・プロジェクトについて」をご確認ください。
  2. 募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
    株式会社Circulife
    熊本県天草市今釜町13番3号ロイヤルマンション405
    資本金: 1,000,000円(2022年6月16日現在)
    発行済株式総数: 30,000株(2022年6月16日現在)
    発行可能株式総数: 30,000,000株
    設立日: 2021年11月12日
    決算日: 10月31日
  3. 募集株式の発行者の代表者
    代表取締役 川原剛
  4. 発行者における株主管理に関する事項

    株式会社Circulifeによる株主名簿および新株予約権原簿の管理


    【連絡先】
    電話番号:080-5401-0873
    メールアドレス:info@circulife.jp

企業のリスク等

株式会社Circulife株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要

※以下は株式会社Circulife株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「重要事項説明書」をご確認ください。

  1. 発行者は直近試算表(2022年4月30日)において債務超過となっています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過が継続するリスク及び有利子負債の返済スケジュールに支障をきたすリスクがあります。

  2. 発行する株式は譲渡制限が付されており、当該株式を譲渡する際は発行者の承認を受ける必要があるため、当該株式の売買を行っても権利の移転が発行者によって認められない場合があります。また、換金性が乏しく、売りたいときに売れない可能性があります。

  3. 募集株式は非上場の会社が発行する株式であるため、取引の参考となる気配及び相場が存在いたしません。また、換金性も著しく劣ります。

  4. 募集株式の発行者の業務や財産の状況に変化が生じた場合、発行後の募集株式の価格が変動することによって、価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。

  5. 募集株式は、社債券のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく、また、株式ではありますが配当が支払われないことがあります。

  6. 募集株式について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同程度の開示は義務付けられていません。

  7. 有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。

  8. 発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。

  9. 発行者の直近試算表(2022年4月30日)において、営業損失が計上されています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。

  10. 今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。

  11. 発行者の設立日は2021年11月12日であり、現在が設立第1期となっています。そのため決算期が到来しておらず税務申告は行われていません。上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。 発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。発行者は当募集において目標募集額を600万円、上限応募額を2,400万円として調達を実行します。 但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集後、2022年10月に不足分の資金調達を予定(※ただし、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2022年10月の不足分の調達は行わない予定です。)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。

  12. 発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。 そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。

  13. 発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。

  14. 著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。

  15. 発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。 発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、 その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。

  16. 発行者の事業は、代表取締役川原剛氏の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。

  17. ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。

  18. 発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2度目以降の場合は総額の15%(税込:16.5%)相当額)が支払われます。また、企業情報開示のためのシステム利用や当社サポート機能の提供に対するシステム及びサポート機能利用料として、毎月5万円(年間60万円)(税込:5万5千円(年間66万円))と決算期に5万円(税込:5万5千円)を発行者から当社が申し受けます。なお、当社が定める期限までに月次、四半期及び決算に関する企業情報等が開示された場合、システム及びサポート機能利用料は免除されます。



調達金額 23,600,000円
目標募集額 6,000,000円
上限応募額 24,000,000円