弊社は、人と街を元気にして地方創生を図る「地域プロデュースカンパニー」です。千葉県銚子市を拠点とし、クラフトビールを用いた地域プロデュース事業を展開しています。
ベネンシアドール:ベネンシア(シェリーなどを汲むための特別な細長いひしゃく)を使って樽からワインを汲み出し、グラスに注ぐ優れた技術を持つ人
クラフトビールは副原料の自由度が高く、地域の名産品であるフルーツやハーブ、野菜を使うことができます。観光名所や景色をイメージした独自の味わいのビールを作ることもでき、名産品や観光スポットを介して他業種とコラボレーションしやすいという特徴もあります。
弊社はこの特徴を活かし、銚子市内の生産者やさまざまな企業と連携してコラボレーションビール製造や、ビール列車、ビアフェスといったイベント開催など、銚子の“調子”をよくする「チョウシ・グッド」なプロジェクトに取り組んでいます。
これまでに、銚子の魚に合うビールや銚子の黒潮をイメージした黒ビールなど、さまざまなクラフトビールを製造してきました。国の重要文化財・犬吠埼灯台をモチーフにした「犬吠ブラックIPA」「犬吠ホワイトIPA」は、今年、イギリスの企業が主催する国際的なビールコンテスト、WORLD BEER AWARDS 2022でそれぞれ金賞・銅賞を受賞しました。
IPA(アイピーエー):India Pale Ale(インディア・ペールエール)の略。通常よりもホップを大量に使用した、ホップ特有の香りと苦みが非常に強いビール
コンテストでの受賞を機に、弊社のクラフトビールに対して、多くの引き合いをいただくようになり、現在の醸造設備では生産が追いつかなくなってきました。2022年度の事業再構築補助金の採択を受けることができたため、製造能力を拡張させる新醸造所の立ち上げを進めています。
ビールを介した銚子以外の地域との繋がり、製造過程で出たモルト粕(かす)の再利用、フェアトレード※原料の使用などを通して、日本全国、ひいては世界中を元気にすることが弊社の目標です。日本語の「チョウシいい!」を世界共通言語にすることを目指しています。
フェアトレード:開発途上国で生産された農作物や製品を公正・公平な価格で継続的に取引することで、開発途上国の生産者や労働者の生活を支援する貿易の仕組み
▲クリックすると、動画をご覧いただけます。
大都市への人口集中により、多くの地方自治体は過疎化や少子高齢化に悩んでいます。弊社代表の故郷である千葉県銚子市も例外ではありません。昭和40年代には9万人以上いた人口は、令和3年には約5.7万人まで減少しています※。
出典:銚子市『銚子市統計書 令和3年度版』
出典:総務省統計局『人口推計(2021年(令和3年)10月1日現在)、千葉県『令和3年 千葉県毎月常住人口調査報告書 年報』
出産を機に地元の銚子にUターンした弊社代表は、活気のなくなってしまった街に愕然としました。駅前の商店街にはシャッターが目立ち、犬吠埼や屛風ヶ浦などの観光地ですら、廃業する飲食店や旅館が後を絶ちません。
同様のことが日本全国で起こっていると考えています。しかし、リモートワークの普及や柔軟な働き方の広がりにより、大都市以外で生活することのハードルは下がったように感じます。災害時のリスク分散の観点からも、分散型社会が注目されています。
今こそ、活気をなくした地方に元気を取り戻す好機なのではと弊社は考えます。
生態系サービス:生物多様性を基盤とする生態系から得られる恵み
環境省『地域循環共生圏の概要』を基に画像を作成
過疎化が進んでいる地域であっても、決して対外的にアピールできる資産や魅力がないわけではありません。地域の中にいると当たり前になってしまい、気付かないものもあります。
例えば、銚子市は漁業以外に農業や畜産業も盛んで、地元産のおいしい食べ物が豊富にあります。しかし、年間水揚げ高11年連続日本一※1を誇る銚子漁港で水揚げされる多種多様な魚も、生産量日本一の春キャベツ※2も、その価値を認識して発信しないと地域の盛り上がりには繋がらないと考えています。
1 出典:銚子市『銚子市統計書 令和3年度版』
2 出典:農林水産省『作況調査(野菜)』
出典:銚子円卓会議『健康寿命の延伸につながる地域づくり活動を「見える化」「地域ぐるみ化」する中間支援活動事業進捗状況報告』
また、逆に街の人達は誇りに思っていても、それが上手く外部に伝わっていないケースもあります。人手や予算の不足、何をどうしたらよいか分からないといったノウハウの不足も一因だと考えます。
地域の宝にスポットライトを当てて輝かせるには、 その価値を正しく認識し、資産に変えていくことが重要だと感じています。
銚子を元気にする手段として弊社が選択したのは「クラフトビール」です。自前の醸造設備を立ち上げる前に、まずはオリジナルレシピのクラフトビールを外部の醸造所で委託生産してもらうところからスタートしました。弊社代表の実家は銚子で三代続く和食料理屋で、実家が持つ酒販免許を活かすことで、プロジェクト発案から1年でビールの販売にこぎつけました。
弊社は、銚子が持つ豊かな地域資産を活かした、地域と人の「チョウシ」を良くするクラフトビールにより、さまざまな地域プロデュース活動を行っています。
地域プロデュースでクラフトビールを採用する利点として、副原料の自由度が高いことが挙げられます。フルーツや野菜など地域の名産物を入れることもできますし、スパイスやハーブを工夫して有名観光地をイメージした独自の味わいのビールを作ることもできます。
銚子に来てクラフトビールを飲んだ人が、帰ってから銚子で飲んだビールのことを人に話し、銚子にクラフトビールがあることを広げていく、こうして種を蒔いて、銚子を訪れる人を一人でも増やすことを、弊社が取り組む地域活性化の第一歩としています。
以下は、弊社で製造しているクラフトビールの一例です。いずれも銚子ならではの要素を取り入れています。
「銚子の魚に合うビール」をコンセプトに作りました。青魚のくさみを消して旨味は残す、辛口のアンバーエールです。
アンバーエール:ローストしたモルトを使用して琥珀の色合いを出し、ビターなカラメル風味の香ばしさとホップ由来の苦味に豊かな香りが広がる濃厚なテイストのビール
将来モルトとホップのすべてを地元産で醸造することを目標に、1種類のモルトとホップだけで醸造するSMaSH(Single Malt and Single Hop)を作りました。
2020年に国の重要文化財に指定された犬吠埼灯台の昼と夜をイメージし、温度変化によって味わいの変わるビールです。2021年、2022年に国際的なビールコンテストで賞もいただいています。
副原料を自由に取り入れられるということは、幅広い業種との連携がしやすいということです。漁業や農業、畜産業など、銚子の食を支える、さまざまな業種と連携して地域活性化に取り組んでいます。
2020年には、地元のハーブ園と共同で銚子灯台コーラというクラフトコーラを開発し、店頭での提供を始めました。さらに今年、試行錯誤の末にボトル化を果たし、クラウドファンディングでの先行販売にも成功することができました。
家族連れやアルコールが飲めない人でも楽しめるように、クラフトコーラも製造しています。銚子の空と海をイメージしたブルーと大地をイメージしたブラウンの対比が美しい2色のクラフトコーラです。
また、クラフトビールが間に入ることで複数の業種にまたがったイベントも実施しやすくなりました。その結果、市内の生産者が自慢の食材を提供するビアフェスイベントなど、さまざまなイベントを開催することができました。単に自社の商品を販売するだけでなく、銚子全体を活性化する取り組みを行っています。
鉄道会社や空港など、ビールとは関わりのない企業とも、空港をイメージしたクラフトビールの開発や、列車に乗って銚子の景色を楽しみながら銚子の魚とクラフトビールを楽しめるビール列車イベントなどで協業しています。
クラフトビールは醸造の副産物としてモルト粕が大量に発生します。大麦を発芽させたモルトは、麦汁を作る糖化の工程で、主にでんぷんだけが利用されるため、低糖質で食物繊維が豊富な粕が残ります。さらに、大麦は白米と比べて高タンパク※で栄養価が高く、お菓子の原料や畜産の飼料として使うことができます。
参照元:文部科学省『食品成分データベース』
実際に弊社では、発酵料理の研究家の方と連携し、モルト粕を使用したスイーツやシリアルバーの製造に取り組んでいます。また、その高い栄養価から、モルト粕は畜産の飼料として活用されていますが、特に経産牛※の再肥育において肉質の改善効果が期待されています。
経産牛:出産を経験した雌牛
アメリカではモルト粕を粉に加工したものがスーパーフラワー※として販売されています。弊社でも独自のスーパーフラワーを製造するため、現在静岡の加工業者と連携して製造方法の検討を進めています。
スーパーフラワー(Super Flour):モルト粕を乾燥して粉砕、製粉した麦芽粉末で、小麦粉の代替品として製パン・製菓材料などに使用できる
また、銚子市沖は洋上風力発電の促進区域に指定※されており、数年後には洋上風力発電の設備が建設される予定です。弊社ではこの再生可能エネルギー100%でのビール製造を目指しています。モルト粕の再利用とあわせて、環境にやさしい「サステナブルワリー(持続可能な醸造所)」として社会に貢献したいと考えています。
出典:千葉県銚子市沖に係る海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域の指定の案の公告及び縦覧について
弊社のクラフトビールは、道の駅や観光スポット、千葉県内の大手量販店等で流通しており、千葉県内においては、比較的容易に商品を入手することが可能になっています。
全国に店舗展開する大手ディスカウントストアのクラフトビールコーナーからも打診をいただいており、現在新たに立ち上げを進めている醸造所の完成によって製造量が確保でき次第、本格的に商談を進める予定です。
今後、流通コストの低い缶ビールの製造を可能にするため、新醸造所には缶充填機を設置して体制を整える計画です。缶の素材や充填技術の進歩により、味わいを損なうことなく、冷蔵宅配を併用することで新鮮さを保ったまま、瓶と比較して低コストで全国へ届けることが可能になります。缶ビール製造の体制を整え、自社ECサイトを始め、オンラインを含む販路の拡大を強化したいと考えています。
出典:アルミ缶リサイクル協会『2021年度 リサイクル率』
瓶ビールは高級飲食店やホテルでの需要があるため、缶ビール製造開始後も一定量製造を続ける予定です。
今後事業が拡大するにつれて、発注管理やECサイトからの注文の梱包・発送など、ビール製造以外の業務も増加することが予想されますが、醸造士がビール製造に集中するため、発送作業の外部委託やITシステムなどを積極的に活用し、業務効率化を進める方針です。
新醸造所完成後は、醸造所専用の受発注管理システムおよびBtoB向けクラフトビール販売プラットフォームを導入する予定です。また、既に樽のレンタルサービスを利用しており、製造から流通の過程でDX化を進めることで、収益性の向上に努め、お客様や地域に還元したいと考えています。
弊社は2019年、犬吠埼に念願の醸造所を開設し、精力的にオリジナルのクラフトビールを製造してきました。当醸造所で製造した「犬吠ブラックIPA」「犬吠ホワイトIPA」は、2021年にInternational Beer Cupで銀賞(Limited Black IPAとして受賞※)・銅賞(犬吠ホワイトIPA)、2022年にはWORLD BEER AWARDS 2022で金賞(犬吠ブラックIPA)・銅賞(犬吠ホワイトIPA)を受賞することができました。
Limited Black IPA:現在は「犬吠ブラックIPA」に商品名をリニューアル
ビールコンテストでの受賞をきっかけに、市外や県外、海外からのお声掛けを多数いただくようになりましたが、現在の醸造所ではすべての需要にお応えできず、新醸造所の完成を急いでいる状況です。
また、自社醸造所の設立により、新たなレシピの醸造が柔軟かつスピーディーに実現できるようになりました。他業種とのコラボレーションや季節限定の商品も積極的に展開し、地元を中心としたメディアに数多く取り上げていただいています。
※移動後のWEBサイトは、FUNDINNOが運営するものではないことをご了承ください。
今後も醸造技術の向上に努め、新たなテイストのビール製造とコンクールへの出品を継続し、銚子の名に恥じないクラフトビール作りを続けていきたいと思います。
徹底して地域の宝にスポットライトを当ててクラフトビール作りをしているのが弊社の特徴です。クラフトビールをハブに、地域の産業や人々を繋いで、新しい“コト”を生み出し、地域を盛り上げて行きたいと考えています。
クラフトビールを通して得た認知や他の地域との繋がり、街を活性化するノウハウなど、ビール作りから生まれたものは、すべて銚子を元気にするために使っています。犬吠の名を冠したプロダクト(犬吠ホワイトIPA)の売上の一部は、海を守るビーチクリーン活動などのために寄付をしています。
この想いに共感していただけたからこそ、多くの地元生産者や企業、販売店の皆様に協力していただけているのだと感じています。
弊社のクラフトビールに対し、取り扱いを希望する多くの声をいただく中、製造能力の増強が課題でしたが、2022年度の事業再構築補助金の採択を受けることができたため、銚子市垣根町で弊社代表の両親が飲食店を経営していた建物をリノベーションし、新醸造所として再生させるプロジェクトを進めています。
タンク容量は現在の300リットル×3タンクから1,000リットル×5タンクに増強して、製造能力を約5倍~7倍に拡大する予定です。また、缶への充填機を導入して、缶ビール製造の体制も強化していきたいと考えています。2023年1月までのオープンを目指して、設備の手配や改装の準備を行っている段階です。
なお、犬吠埼の現醸造所はクラフトコーラ等の清涼飲料水を内製化する製造拠点に変更する計画です。現在、保健所と連携して清涼飲料水製造業の許可取得に向けて調整を進めています。
今までは製造量を理由にお断りや保留をさせていただいた引き合いもありましたが、これにより徐々に取引の拡大を進めていきたいと考えています。
国際的な賞を受賞したことで、既に香港などの海外からも関心を寄せていただいており、増産体制が整い次第、世界の飲食店や量販店へ向けてBtoBでの展開を開始する予定です。
これまでの事業展開を通してビール好きの方々と関わる中で、「自分の飲みたいビールを自分で作りたい」という要望が多いことが分かってきました。そこで、弊社の醸造設備の一部をオープンリソースとして利用できる月額制醸造コミュニティの創設を計画しています。
自前の設備がなくても醸造を始めることができ、オンラインでの情報交換や有名醸造士を招いたイベントや交流会などを通じて、メンバー同士が繋がることのできる場を提供したいと考えています。クラフトビールをもっと身近に感じてもらい、クラフトビールを軸にそれぞれの地域で周辺ビジネスを盛り上げ、地方創生に繋げていくことを目指しています。
既に一定の認知を得た定番のレギュラー商品に加え、今後も継続的に新しい製品を開発する予定です。クラフトビールの自由度の高さを活かし、銚子の魚のアラを使ったビールやフェアトレードのオーガニック食材を副原料に使ったビールも検討しています。
新醸造所を稼働させ、安定的な供給体制を見込むおよそ5年後を目途に、ウイスキー等の蒸留酒製造開始も検討しています。ウイスキーは長期の熟成期間が必要となりますが、賞味期限がないため、長期的なスパンで地域に根付くプロダクトになると考えています。
短期間で醸造できるクラフトビールと長期間熟成させるウイスキー、この両輪で本当の意味で地域を資産化し、地に足のついた100年ブランドを目指して前進を続けていきたいと考えています。
そのため、将来バイアウトに向けて進む際には、100年ブランドを継承し、育成し続けてくれる先を厳選したいと考えています。
下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びバイアウト等を保証するものではありません。
銚子ビールで100年続く地域ブランドを目指していくための本格的な基盤作りとして、醸造所の拡張と缶充填機を導入する予定です。地域のコラボプロジェクトである銚子灯台コーラの製造拠点整備も同時に推進する予定です。
クラフトビールやクラフトコーラを企画して、オリジナルを一緒に楽しむコミュニティの確立と、BtoCのEコマースを展開して新しい需要を生み出すことを目指します。
海辺の街である特性を活かしたコンセプトクラフトビールやクラフトコーラの企画により、国内流通大手と共に販路の確保を目指します。
クラフトビールやクラフトコーラ、モルト粕やコーラ粕のアップサイクルプロダクトへの需要に向けて、設備投資を実行し、国内および海外マーケットへの対応ができる体制を目指します。
地域性を持つクラフトビールやクラフトコーラの新しい製造方法を研究することで、本格的に街から世界を目指します!希少価値のあるクラフトビールやクラフトコーラを生み出すことで、「価値」で購入していただくプロダクトを目指します。
クラフトビールやクラフトコーラの成長と共に、さらにウイスキーなどの製造をマイクロ蒸留機からスタートし、新しい事業での成長を見込んでいます。
「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。
また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
下記のKPIの推移については、事業計画書(売上高等推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移については、発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1・別紙1-2をご確認ください。
地域を資産に変える、100年続くストーリー性のある地域プロデュースカンパニーを目指すチームです。
美味しいだけじゃない、街もみんなも「チョウシよく」なるクラフトビールやクラフトコーラを中心に展開するために、街を思うみんなを一つにするクラフトビールやクラフトコーラを作り出すという想いをシェアするメンバーで構成されています。こちらに登場する3名以外にも、モルト粕のアップサイクルでコラボしている発酵料理研究家、街が誇るハーブガーデンのオーナー(社長)など、地域のメンバーが得意分野を持ち寄っての共同プロジェクトも多数あリます。
1971年生まれ、千葉県銚子市出身
資格:ベネンシアドール、ビアテイスター
相澤塾五期生(ビール醸造塾)
・銚子市立銚子高校卒業
・Dixie Technical College卒業(米国ユタ州)
・テンプル大学ジャパンキャンパスに編入し、卒業
1993年よりデル・テクノロジーズ株式会社、シスコシステムズ合同会社といった外資系企業に約12年間勤務。主に営業および営業企画マネージャーとして日本法人スタートアップ事業に携わる。
2005年より日本セイフティー株式会社に約13年間勤務。事業部長として自動ラップ式トイレ※をスタートアップから事業化へ。
自動ラップ式トイレ:熱圧着によって排泄物等を1回毎にラップ(個包装)して密封するシステムを搭載したポータブルトイレ
2016年、銚子ビール事業を構想し銚子にUターン。CHIBAビジコン2016にて、銚子ビール企画で、ちば起業家優秀賞/ITEC経営者メンタークラブ賞を同時受賞。
2018年8月、銚子チアーズ株式会社設立。
2021年6月、チョウシ・チアーズ株式会社に社名変更。銚子を元気にするコトおこしとして、さまざまな地域コンテンツを創造し育成中。
チャレンジし続けることで、新しいコトを生み出していくことに最大の喜びを感じています。
20代は外資系IT企業にて、新しいビジネスモデルで飛躍していくIT企業や事業の姿を間近で経験することができました。そして30代は、革命的な自動ラップ式トイレに出会い、事業部長として、13年間で一つのブランドを一から立ち上げ事業化するという経験を積みました。40代で長女・次女を授かり、次世代のためにできること、故郷の街にできることを深く考えるようになり、地域プロデュースカンパニーの立ち上げを決意。そのフラッグシップ事業が「銚子ビール」です。
どんな小さな街でも世界と繋がり、街や世界のためにできることがある、そして「夢見ることができれば実現できる」というDisneyの言葉を胸に日々進んでいます。
2019年 チョウシ・チアーズ株式会社入社
銚子生まれ、銚子育ちの25歳です。地元でも一番大きな総合病院で看護士として就職してまもなく、銚子にクラフトビールの会社が誕生したことを知り、どうしてもクラフトビールを作りたいとチョウシ・チアーズ株式会社への参画を決意しました。看護士から醸造士への転身です。
醸造については、醸造アドバイザー中出氏のもとで1年間研修を受けてスキルを磨きました。将来的には地域産のモルトやホップを使ったクラフトビール作りにもチャレンジしたいと考えています。
2021年のInternational Beer Cupで銀賞、そして今年2022年にはWORLD BEER AWARDSで金賞などの賞をいただくこともでき、みなさんの日常を少しチョウシよくするクラフトビール作りに近づいてきたなと賞を励みに頑張っています。これからの醸造所の拡張や設備の増設で、さらに理想のクラフトビール作りに邁進していきます。銚子灯台コーラのレシピ設計にも関わってきましたので、地域コラボプロジェクトの成長も楽しみの一つです。
2018年 チョウシ・チアーズ株式会社に参画
株式会社地域会議 代表取締役/地方創生ビジネスプロデューサー/事業承継士/前 中小企業庁 千葉県よろず支援拠点 チーフコーディネーター
音楽放送局 MTV Networks Europe Inc.日本総代理店の株式会社テクノビジョンにて広告セールス部門、TAC株式会社経営企画室を経て、会計事務所・シンクタンク等にて中小企業向けの業務コンサルティングに従事。
2005年に山口県に移住し、自然エネルギー利用技術の環境ベンチャーに経営参加。2010年に千葉県に戻り経営コンサルタントとして独立。各地の行政機関から業務委託を受けて10年間で延べ3,000件以上の経営相談や地方創生プロジェクトを手掛ける。中小企業庁直轄の千葉県よろず支援拠点チーフコーディネーターを2年間務め、退任後の2022年5月に千葉県の地方創生に特化した株式会社地域会議を設立。2022年7月に開設した松戸市ビジネスサポートセンターのチーフアドバイザー(主席経営相談員)や千葉県庁観光企画課の戦略アドバイザーも務める。
〜 私から見た佐久間代表の人物像と、今後の発展性について 〜
佐久間代表とは2016年、千葉県主催のビジネスプランコンテスト「CHIBAビジコン」にて出会いました。
その時のテーマは、廃れゆく銚子市を盛り上げ、地元愛を取り戻す起爆剤となるための「銚子ビール」。単なるクラフトビールというお酒の概念を超えた「コト」として大きなムーブメントに展開してゆく可能性を感じました。
佐久間代表は⾃⾝の置かれた環境をしっかりと分析し、強みと機会を活かして事業に変えていくビジネスセンスと、周囲の志を同じくする町おこしのキーパーソンや、⾏政・地元経営者・名⼠などを巻き込んで、独⾃のネットワークを構築する能⼒がずば抜けて⾼いと感じています。
クラフトビール市場は、ここ数年間で千葉県だけでもブルワリーの数は15箇所を超え、ローカルの⾷⽂化として一定程度根付いた感がありますが、⼀⽅で淘汰と再編がすでに始まっています。つまり、優れた醸造家の品質担保が第⼀であり、また、地元に愛されているクラフトビールでないと⽣き残れないということです。
国内においては広く⼀般に市場を追い求めるのではなく、コアなターゲットニーズに直結する市場を狙う戦略も必要だと考えています。例えば、サーフィン市場。現在進めているのが、ウエットスーツメーカーと協業したサーファーのためのクラフトビールです。⽇本チャンピオンの名前を冠したクラフトビールで、サーフィン後の疲れを癒やす「CHILL OUTビール」などです。収益の⼀部はサーフィン団体に還元し、プロサーファー育成や、セカンドキャリアのための基⾦となります。
これからのクラフトビール市場発展の鍵となるのが、地域資源を熟知したプロデューサーの存在とブルワリーの共有化です。チョウシ・チアーズ株式会社はそのリソースを満たしていると思います。
チョウシ・チアーズ株式会社創業のきっかけは、40代になってからようやく授かることができた娘二人の誕生により、ふるさとの銚子に帰省する機会が増えたことにあります。
あれだけ賑やかだった繁華街、そして祖父母から両親が代々受け継いで経営してきた飲食店や、その界隈の商店街、そのすべてにおいて、一つまた一つと街の灯が消えるようにして少子高齢化の波にのまれていく様子を間近で感じていました。
これまでの経験を活かし、大好きな故郷の街のためにできることがあるのではないかと思ったら、いてもたってもいられなくなりました。そして、まだ小さな二人の娘や、地元の子どもたちにも地域を誇りに思えるような事業を立ち上げていきたいと思うようになりました。
8年ほど前ですが、仕事で訪れた米国の、住民が1万人ほどの小さな街。ゴルフ場や山と湖が広がる自然豊かなその街の人たちに、どこに行ったらいいかと尋ねたら、ほぼ全員がクラフトビール工場を薦めてくれました。そのクラフトビール工場には、出来立てのビールが飲めるカウンター、そしてキッズスペースや小さな中庭があり、人と人を繋ぐ憩いの場となっていました。
何より街の皆がそのクラフトビール工場を誇りに思っている様子が強く伝わってきて、とても感動したことが原体験になっています。
代表の佐久間さんと最初に出会ったのは、銚⼦へUターンする前にご参加いただいた起業家向けのイベントでした。
銚⼦で初のクラフトビールを⽴ち上げて、地域を盛り上げたい。その夢を語っていた姿を、今でも思い出します。
それから数年がたち、その夢を実現され、今では市内外の事業者様と連携され、銚⼦ビールを始めこれまで銚⼦に無かったコンテンツを⽣み出し続けています。
「あるモノつないで、ないコトつくる!」
銚⼦には農業、⽔産業、醤油醸造、観光など様々な地域資源がありますが、地域をプロデュースしていくにはまさにそういう考えで取り組むのが⼤切であることを学ばせていただきました。
銚⼦初のクラフトビール第⼀弾として登場した「銚⼦エール」は、11年連続⽇本⼀の⽔揚げ量を誇る銚⼦で、最も漁獲量の多い⻘⿂に合うビールとして開発されており、これもまた、銚⼦の主⼒産業の⼀つである、⽔産業とのコラボだと言えます。
また、「銚⼦灯台コーラ」もまさにそのようなコラボの取り組みが形となった⼀つであり、こちらは銚⼦で古くからある調味料の「ひしお」を使⽤することに加え、銚⼦を象徴する⽝吠埼の朝焼けの空の変化をイメージした独創的なクラフトコーラです。
このようなビジネスと地域活性化が⼀体となった取り組みを、銚⼦市は今後とも応援していきたいと思います。
今後は、銚⼦や千葉県だけでなく、全国、そして世界へと展開するよう、チョウシ・チアーズ株式会社様の事業の益々の発展をお祈り申し上げます。
銚子のシンボル、「犬吠埼灯台」と「初日の出」、そして「海」を表現して、チョウシよくなるクラフトビールとして誕生した銚子ビールの確かな味わいは、クラフトビール好きのみなさんには定着してきたのではないでしょうか。そんな銚子ビールに加えて、銚子の大地のブラウンと、空と海のブルーを表現した銚子灯台コーラは、街の事業者の“コーラ”ボレーションが生み出す絶妙な味わいは、クラフトコーラ好きのハートを掴んで離しません。
そして今般、クラフトビール缶化による市場開拓を目指されているとのこと、より手軽に銚子ビールを味わえる日も近いことでしょう。
私はこれまで40年以上に亘って一日平均2本のエナジードリンクを愛飲してきましたが、最近よく人から言われます。
「それって健康的じゃないんじゃね?」
そこで銚子灯台コーラです。良薬は口に苦し…ではなく「体に良くてしかも旨い」というコンセプトは健康志向の時代にマッチするものです。「地元産の原料やオーガニック」を前面に出していることにも心惹かれます。
私共は線路の石を缶詰にして売っていますが、缶詰の中身は石ころよりも、やはり口に入れて美味しいと感じられるものがいい。美味しく飲みながら、オーガニック素材中心の銚子灯台コーラは予防医学の観点からも罪悪感のないドリンクだと思います。銚子ビールも無濾過で酵母が生きている、まさに話題の発酵飲料でもあります。
ただ飲み物として売るばかりではなく、「この指とまれ!プロジェクト」を通して、銚子の海や景観を守る活動をしている団体に、売上の一部を寄付するという社会貢献活動も実行していること、これも素晴らしいことです。
「プシュー、ゴクゴク…あぁ旨い!」
日本国民の、ひいては世界中の人々をチョウシよく、世界市場を席捲する日が来ることを願ってやみません。
代表の佐久間さんは、外資系IT企業時代の同僚でした。コミュニケーション能力が高いだけでなく、困難な壁にぶち当たっても決して逃げることなく真正面から立ち向かって問題解決をする頼れる方でした。常に挑戦を恐れずに、前を向いて周りをうまく巻き込み最後には壁をぶち壊して新しい環境を作り出していく、そんな存在でした。
彼女が尊敬する坂本龍馬のように、いつか何かコトを興すだろうな、と思っていましたが、ビールを自ら造ってしまった行動力と実行力も不思議ではありません。
佐久間さんの持ち前の明るさ、リーダーシップを活かせば、銚子と日本だけでなく世界を繋ぐミッションを果たせると確信しています。私もハイテクサービス業で働く経営者として、微力ながらお手伝いできればと思います。
銚子の有名な犬吠埼灯台のように、銚子ビールで世界を照らす存在を目指してください!
チョウシ・チアーズ株式会社 佐久間さんとはじめてお会いしたのは、コロナ禍前の2019年3月のこと。当時、私が空港の事業で東京オリンピック・パラリンピックに向けた観光促進の仕事に携わっていたとき、「ナリタカイギ」という地域活性化や街づくりをテーマとした有志の勉強会でお会いしたのがきっかけです。
起業されたばかりの佐久間さんは、勉強会の講師として登壇され、クラフトビール事業を通じて銚子を盛り上げ、100年後の街に希望のヒカリをあてたいと、熱い想いを語られ、私はそのひたむきなチャレンジ姿勢と行動力に、大変胸を打たれたことを覚えています。
その後、世界は一転、コロナ禍を迎え、空港は静まりかえりました。駐機場には飛ばない飛行機がずらっと並び、店舗もひとつまたひとつと閉まっていく、空港全体にこれまでにない閉塞感が漂っていました。
なんとか空港も新しいチャレンジをしなければ、そう模索しはじめた2020年5月頃。グループの事業会社に出向し、新規事業を担当することになった私の頭には、ふとナリタカイギで佐久間さんがお話しされていたことがフラッシュバックしました。
『100年先もお客様から愛される空港づくり』
いまは苦しくとも、この先に繋がるゼロ→イチになるような新たな一歩を踏み出せないか。日頃より様々な形でご協力頂いている地域の皆様と空港が一体となって、魅力づくりに繋げられるような事業はないか。そんな自問自答の中で、佐久間さんが犬吠埼灯台の下で新たに醸造所をオープンされるというタイミングで、飛び込みで式典にお邪魔したことが、ひとつの突破口となりました。
その時の佐久間さんとの立ち話をきっかけに、空港発のオリジナルビール開発のこと、成田空港は、地域はもちろん、日本全国の美味しいモノ、コト、体験を世界と繋ぐハブになれるのでは、など数多くのアイデアや気づきを頂きました。
そこから紆余曲折もあって、なんとか社内での理解者も広がり、無事本年5月の成田空港の開港記念日にあわせ、オリジナルクラフトビール「成田空港エール」をローンチすることができました。もちろん、その製造=私たちにとってのはじまりの場所は、銚子ビール犬吠醸造所です。
醸造士の冨丘さんのおかげで、商品コンセプト・レシピの試行錯誤のもと、最高に美味しいビールができ、今では増産するたびすぐに完売となるほど、お客様からご好評をいただいております。また、これをきっかけにして、新たな商品開発や空港エールとあうペアリングの地域産品開発など、次なるチャレンジに向けた事業の広がりをつくることもできました。
『あるモノつないで、ないコトつくる』
まさにチョウシ・チアーズ株式会社さんの理念とビジョンにもあるとおり、ですが、とはいえ私たちの挑戦ははじまったばかり。100年のスパンをフライトに例えれば、まだまだ目的地に向けて離陸したばかりの状況です。
ご存じの方も多いと思いますが、飛行機は風向きによって飛行ルートが変わり、逆風に向かって飛び立ちます。でも成田空港から飛び立った飛行機は、世界中を飛び回ったあと、必ず日本に戻るときに通る場所があります。それが千葉県であり、銚子の犬吠埼です。海外から戻るとき、飛行機の窓から最初に目にする日本の景色に、ほっとひと安心される方も多いのではないでしょうか?
チョウシ・チアーズさんの挑戦=私たちにとっての挑戦でもあります。時に逆風であっても、それを推進力に変えて。ここから100年後も、街を、地域を、日本を明るく元気に照らし、そしてそのヒカリに見守られながら、ぜひ皆様と一緒に、世界中を旅することができればと、心から願っております。
佐久間さん、冨丘さんの新たなチャレンジ、ぜひ少しでも、皆様からの応援の声が広がれば、うれしく思います。
チョウシ・チアーズ株式会社様が掲げるビジョンに⼼から賛同し、共に100年後の銚⼦の姿を⼀緒に描いていきたいと思っています。
銚⼦ビールを⼿にしたのは私が⼤学2年⽣の時でした。20歳を迎え、初めて飲んだクラフトビールが銚⼦ビールでした。
私は⽣まれも育ちも銚⼦っ⼦です。「銚⼦のお⿂に合うビール」というコンセプトが本当にマッチしたクラフトビールで、特に私はアジフライと銚⼦ビールのマッチが最⾼だと思っています。
⼤学時代から東京で銚⼦のイベントを開催する際は、銚⼦ビールで乾杯し、銀座で私が飲⾷店を経営していた時も、銚⼦ビールでお客様と仲良くなりました。20歳から銚⼦ビールと⼀緒に育ってきました。
この度の醸造施設拡⼤に伴う、タンクのオープンリソース化やウイスキー事業なども、将来性や地域住⺠もわくわくする試みで、とても楽しみです。そして私のような若⼿の事業主にとっても、チョウシ・チアーズ株式会社様はお⼿本のような存在です。これからも共に歩んでいきたい⼼強いパートナーです。
弊社は地元で40年、植物を中心とした事業を展開しております。その中でハーブガーデンの運営もしております。
2020年にチョウシ・チアーズ株式会社さん側から「鈴木さん、クラフトコーラはハーブやスパイスを沢山使います。是非一緒にやりませんか?」と声をかけていただき、私たちの共同プロジェクト『銚子灯台コーラ』がスタートしました。
今思い返せばこの「一緒にやりませんか?」という一言にチョウシ・チアーズ株式会社さん、もっといえば佐久間代表の人柄が集約されてる気がします。逆の立場だったら私にこの一言は言えなかったと思います。事業として考えた時に、やっぱり自社だけでやった方が…って正直考えると思います。
でも、この器の大きなところが佐久間代表の最大の魅力です!
銚子灯台コーラの開発時もそうでしたが、今回の製品化の際も、私の意見やアイデアも否定することなく殆ど汲んでいただいた事には感謝しかないです。
だから私も佐久間代表には全幅の信頼を寄せていますし、チョウシ・チアーズ株式会社さんとはこれからも色々なプロジェクトを仕掛けていき、この銚子という街を再びキラキラ輝く街にしていけたらなと思っております。
最後に今回のクラウドファンディングの内容を拝見し、改めてこの人は…この会社は…どこまでいくんだろうとワクワクした気持ちになりました!
是非今回のプロジェクトの成功を心より祈っております!
銚⼦ビール⽝吠醸造所で作られたビールは酵⺟菌が⽣きています。その元気な酵⺟菌のチカラを借りてぬか床を発酵させるというワークショップを開催したところ、糠漬けが美味しい!と⼤好評でした。
その後、ビールの醸造体験をさせていただいた折に、ビールの搾り粕がたくさん出ることを知り、粕を使った商品開発を始めました。
モルト粕にオートミールやキヌアなどのスーパーフード、⾃家製の塩麹などを合わせたグラノーラバーを作りました。地球と⼈に優しいサステナブルなお菓⼦として銚⼦ビールのカウンターで販売させてもらっています。
銚⼦は発酵の街でもあります。地元にクラフトビールやクラフトコーラがあり、チョウシ・チアーズ株式会社の佐久間さんのような⼈間⼒のある⼈を中⼼に⼈と⼈が繋がり、街全体が発酵していったら嬉しいです。
私が最初にチョウシ・チアーズ株式会社の佐久間さんとお会いしたのは2018年末に犬吠テラステラスに醸造所を作る計画が始まった時でした。
その醸造所の立ち上げに醸造指導を含むコンサルタントとして携わらせてもらいましたが、佐久間さんの計画を行動に移す実行力や、周りの人を惹きつける行動力にはとても刺激を受けました。
醸造指導に関しては、飲み込みがとても早く、学習意欲の高い銚子ビール醸造士の冨丘さんをメインに指導させていただきました。その後Black IPAというビール界ではあまり注目されなくなったスタイルに挑戦して世界的なビール品評会に出して金賞を受賞するようなビールを作り出したりする成長の速度にとても驚いています。
佐久間さんからはクラフトビール界にとても必要な、「業界全体にとってのプラスを優先させる」というメンタリティが最初から備わっていたと思います。私が自分の事業を立ち上げている時に積極的にコラボビール醸造や宣伝活動を行ってくださり、私が事業を始める際にも心から応援されている事を感じられて、とても勇気付けられました。
今回の醸造所拡張計画も佐久間さんが手がける計画であるため日本のクラフトビール業界全体、そして銚子という街にとってプラスになるものだと私は思っています。そしてそこにまた協力させてもらえる事を光栄に感じています。
チョウシ・チアーズ株式会社には国内外の品評会で認められる品質のビールを作り出す能力やそれを広めていく発信力が備わっています。醸造設備の拡張によってそれをより大きなスケールで行う事ができるようになるため、それが成長著しい日本のクラフトビール界に与える影響を今からとても楽しみにしています。
~ クラフトビールを通じて、銚子の魅力を全世界に発信してほしい ~
私は銚子市出身で、大学卒業後はアメリカ、スペインに住み、現在はオランダ在住です。
私にとって大切な故郷である銚子で、0(ゼロ)からクラフトビールを開発、製造、販売する佐久間さんには一時帰国の際に会いました。地域の人、産業を巻き込んで銚子を元気にしたいという佐久間さんの志、地元愛に感銘を覚え、それからすっかり銚子ビールの虜です。
また、無類のビール好きである私は、これまでベルギー、ドイツビールを始め、世界中のビールを飲んできましたが、銚子ビールはとにかく美味しい!いつかオランダの友人たちと銚子ビールで乾杯したいです。
銚子をもっと「調子良く!」
クラフトビールを通じ、銚子の魅力を世界に発信していきたいという佐久間さんをこれからも全力でサポートしていきたいと思っています。
私の著書「地方起業の教科書」では、地方起業こそ最強のビジネスモデルと強いメッセージを送っています。まさにこの言葉は、佐久間さんとの出会いからでした。
特に「食」ビジネスは、商品としての付加価値がどこまであるのか。それはまさに愛情溢れる「おいしさ」にすべてがあります。
すでに地方課題は前提であり、それを売りにしても、おいしくなければまったく意味がない。ただの押し売りだ!
銚子ビールも銚子灯台コーラも私は自信を持ってお勧めします。この銚子灯台コーラにレモンを入れるとさらに風味が広がります。
~ 皆で銚子を盛り上げたい ~
私たちは、銚子魚市場の鮮魚仲買人グループです。
銚子には、素晴らしい自然があり、海風が吹く土地柄、夏は比較的涼しく、冬は温暖で住みやすく、そしてなんと言っても新鮮な魚が毎日食卓にあがります。
ただ、昨今は人口が激減し、昔ほど銚子の活気がなくなってきたな、と感じたときに、お魚に合う銚子ビールが作られたことを知りました。銚子を元気にしたいという佐久間さんの意気込みに賛同し、これまでにビールと鮮魚のイベントを一緒に開催してきました。
これからも銚子ビールとともに、銚子の食の旨さを日本の皆さんに、そして世界の皆さんにお届けしたく活動していきます。新醸造所が出来れば、更に協力の幅も広がると今から楽しみにしています。
私たちは、サーフィンをコンセプトにしたクラフトビールを作るプロジェクトを進めています。このプロジェクトを、プロサーファーの活動支援や次世代の育成、海の環境を守ることに貢献できるものにしていきたいと考えています。
このプロジェクトのために、新しいチームを立ち上げる予定もありますが、海辺の街でクラフトビールづくりに励み、「海と日本PROJECT」に賛同し、そして受賞歴もあり品質も味も確かなチョウシ・チアーズ株式会社と共同開発を進めています。
弊社は、メディア掲載実績があります。
※移動後のWEBサイトは、FUNDINNOが運営するものではないことをご了承ください。
弊社では、株主の皆様のご支援に感謝するとともに、弊社商品へのご理解を深めていただくために、優待サービスを提供しております。詳しくはこちらからご確認ください。
※移動後のWEBサイトは、FUNDINNOが運営するものではないことをご了承ください。
【優待の基準日】
毎年10月末日
【優待内容】
【お申し込み方法】
基準日経過後、ご予約、ご注文可能のご案内をさせていただきます。その際に弊社お問い合わせアドレスまで「株主優待を利用する」とお知らせください。
お申し込み時のお名前、ご住所と株主名簿のお名前、ご住所を照合してご利用の確認を行います。株主名簿のお名前やご住所に変更がある場合はお手続きをいただいてからお申し込みください。
【ご注意】
▲クリックすると、動画をご覧いただけます。
今、街のためにできることを!そんな想いからはじまった銚子ビールや銚子灯台コーラのプロジェクトですが、100年後の街に想いのバトンを渡すために、製造拠点を整えてきちんとした基盤作りをするための資金を募集させていただきます。
クラフトビールの副原料には地域の特産品を入れることもでき、ネーミングやラベルデザイン、そしてビールの色などで、さまざまなことが表現できるだけでなく、人と場所、コト、モノを繋ぐ大きな力があることに魅了されました。そして、それはクラフトコーラも同じです。銚子ビールのロゴには犬吠埼灯台と日本一早く見られる初日の出を表現しています。銚子灯台コーラは、大地のブラウンをシロップで、海と空を青い炭酸水で表現し、混ぜると朝焼け色になることで、犬吠埼の景観ストーリーを展開しました。こうした地域ブランドという「コト」おこし、そしてそれを一緒に楽しむ「場」があれば、地域での経済圏を生み出すことが可能です。
さらに、クラフトビールやコーラの製造からでたスーパーフードでもあるモルト粕やコーラ粕を使って作るスイーツで、アップサイクルを実践しています。素材も可能な限りオーガニックや地域産にこだわることで、循環型社会にも貢献したいと考えています。現在は、そのための拠点整備を進めている段階です。
街も人もチョウシよくなる素材にこだわり、美味しいことは大前提で、世界に誇れる日本のクラフトビールやクラフトコーラを製造し、街から世界を舞台に、地域を資産に変えるため、販売網の構築を目指します。
実際に国際的なクラフトビールコンテストで金賞を取るなど、小さな街からでも地域を資産に変えるさまざまなプロジェクトは可能です。ぜひ、一緒に!
資本金: | 1,000,000円(2022年6月8日現在) |
発行済株式総数: | 20株(2022年6月8日現在) |
発行可能株式総数: | 200株 |
設立日: | 2018年8月21日 |
決算日: | 7月31日 |
チョウシ・チアーズ株式会社による株主名簿および新株予約権原簿の管理
チョウシ・チアーズ株式会社株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要
※以下はチョウシ・チアーズ株式会社株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「重要事項説明書」をご確認ください。
発行者は前々期決算期末(2021年7月31日)及び直近試算表(2022年6月30日)において債務超過となっています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過が継続するリスク及び有利子負債の返済スケジュールに支障をきたすリスクがあります。
発行する株式は譲渡制限が付されており、当該株式を譲渡する際は発行者の承認を受ける必要があるため、当該株式の売買を行っても権利の移転が発行者によって認められない場合があります。また、換金性が乏しく、売りたいときに売れない可能性があります。
募集株式は非上場の会社が発行する株式であるため、取引の参考となる気配及び相場が存在いたしません。また、換金性も著しく劣ります。
募集株式の発行者の業務や財産の状況に変化が生じた場合、発行後の募集株式の価格が変動することによって、価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。
募集株式は、社債券のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく、また、株式ではありますが配当が支払われないことがあります。
募集株式について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同程度の開示は義務付けられていません。
有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
発行者の前々期決算期末(2021年7月31日)及び直近試算表(2022年6月30日)において営業損失が計上されています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。
今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。
発行者の設立日は2018年8月21日であり、税務署に提出された決算期(2021年7月31日)は第3期であり、第4期は税務申告準備中、現在は第5期となっています。上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。 発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。発行者は当募集において目標募集額を700万円、上限応募額を2,000万円として調達を実行します。 但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集後、2023年1月に不足分の資金調達を予定(※ただし、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2023年1月の不足分の調達は行わない予定です。)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。
発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。
著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。 発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、 その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
発行者の事業は、代表取締役である田中快枝氏の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。
ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2度目以降の場合は総額の15%(税込:16.5%)相当額)が支払われます。また、企業情報開示のためのシステム利用や当社サポート機能の提供に対するシステム及びサポート機能利用料として、毎月5万円(年間60万円)(税込:5万5千円(年間66万円))と決算期に5万円(税込:5万5千円)を発行者から当社が申し受けます。なお、当社が定める期限までに月次、四半期及び決算に関する企業情報等が開示された場合、システム及びサポート機能利用料は免除されます。