こちらの案件は新株予約権の取り扱いになります。
成約
新株予約権型
ソフトウェアサービス

<累計185万DL達成>AIスタイリストが『手持ち服』を活かしたコーディネートを提案。クローゼットを起点としたサステナブルなファッション体験を提供する「XZサービス」

<累計185万DL達成>AIスタイリストが『手持ち服』を活かしたコーディネートを提案。クローゼットを起点としたサステナブルなファッション体験を提供する「XZサービス」
<累計185万DL達成>AIスタイリストが『手持ち服』を活かしたコーディネートを提案。クローゼットを起点としたサステナブルなファッション体験を提供する「XZサービス」
募集終了
株式会社STANDING OVATION
投資家 50人
投資家 50人
調達金額 12,870,000円
目標募集額 10,080,000円
上限応募額 40,320,000円
VC出資実績 あり
事業会社/CVC出資実績 あり
エンジェル出資実績 あり
FUNDINNO調達実績 なし
直前期収益黒字化していない
サービス展開済み
特許なし
新株予約権
エンジェル税制適用対象外
株主優待 なし
【参考】市場規模:約2.4兆円/年[経済産業省「令和3年度電子商取引に関する市場調査報告書」の2021年衣類・服装雑貨等EC市場規模]/ 同社HP:https://s-ovation.jp

プロジェクト概要

弊社は、ユーザーの手持ちの服をAIスタイリストが自動で組み合わせてコーディネートを提案してくれるBtoCアプリ「XZ(クローゼット)」、およびアパレル企業の通販(EC)サイト上で「商品」+「手持ち服」のコーディネートをブランド横断でシミュレーションでき、購入を促進するBtoBサービス「XZ-biz(クローゼット・ビズ)」を開発・提供しています。

「XZ」アプリは、これまでに累計185万ダウンロードを突破(2022年12月時点)し、約4,000万点におよぶファッションアイテム(手持ち服=私服)のデータが登録されています(2023年1月時点)。


ユーザーは簡単な操作で「XZ」に手持ちの服を登録でき、持っている服を組み合わせて実現できるコーディネートのイメージを、気温や天気に合わせてAIが提案してくれます。

また、いつどんな服を着たか記録しておくカレンダー機能や、手持ち服の使用状況や色、ブランドの分布を可視化する機能もあり、「着る服がなかなか決まらない」「同じような組み合わせばかりになってしまう」という悩みを持つユーザーに好評をいただいています。


一方、「XZ-biz」は、「XZ」の仕組み・エンジンを切り出して活用し、アパレル企業の通販サイト上で「商品」+「手持ち服」を組み合わせたイメージをシミュレーションできるサービスです。

アパレル企業が自社ECサイトに「XZ-biz」を導入すると、現在販売している商品とユーザーが以前に購入した服を組み合わせたコーディネートのイメージをシミュレーションして提案します。ユーザーは無駄買いせず必要な商品が見つかる上に手持ち服も活かせるので、サステナブルな買い物になると考えています。

また、ユーザーが手持ち服との組み合わせや着回し、相性のチェックなどをイメージしながら買い物ができるため、これまでの導入企業では購入率=CVR(Conversion Rate:顧客転換率)が約7.6〜10倍に向上した実績が出ています(自社調査より)。


アパレル企業向けの「XZ-biz」は、今後ECサイトだけでなく実店舗への展開やブランドを横断したコーディネートの提案、アプリで登録した手持ち服との連携も予定しており、いつでもどこでも自分のクローゼットの中身を参照しながら買い物体験ができるサービスを提供していきたいと考えています。

弊社が目指しているビジョンは、ユーザーのクローゼットのデジタル化による「クローゼットを持ち歩くファッション体験」をスタンダード化させ、普及・浸透させることです。着回しのバリエーションが増えることで、手持ち服を活かしたサステナブルな買い物体験を提供し、ユーザー一人ひとりのクローゼットの最適化を目指しています。

弊社代表の荻田は、株式会社博報堂にてプロモーション企画やイベントプロデュースを経て、ネットベンチャー企業の立ち上げに参画し、女性向けサービスやアプリのローンチを経験しました。また、弊社は2022年に株式会社日経BPが発行する「日経クロストレンド」が選出した「未来の市場をつくる100社」にコマース部門で選出されました。


弊社は、ユーザーのクローゼットをデジタル化し「クローゼットを持ち歩くファッション体験」を提供し、普及・浸透させたいと考えています。

現在のアパレル業界の課題でもある、短期的な売上を求める「売って終わり・売りっぱなし」の一方通行型ではなく、AIテクノロジーを駆使してタンスの肥やしを蘇らせて有効活用を促す「循環型ファッション体験」が、弊社の目指す世界観です。

▲クリックすると、動画をご覧いただけます。

解決したい課題

たくさんの服を持っているのに、毎日何を着たらよいか悩む人は多い

ファッションが趣味という人でなくとも、「周りに変な格好だと思われたくない」「できるだけおしゃれに見える格好をしたい」「いつも同じ服ばかりだと思われたくない」という思いは持っているはずです。むしろ、ファッションにそこまで詳しくないからこそ、どういう格好をしたらいいか分からず悩むのだと思います。

さらに、手持ち服との組み合わせが分からず、新しい服を衝動買いしてしまったという人も多いのではないでしょうか。よく着る服はほんの一部で、買ったはいいもののあまり着ていないタンスの肥やしを大量に抱えている人も多いはずです。


ファッションセンスに優れた人は自分でコーディネートや着回しを考えて楽しむことができますが、大半の人はそうではないと考えています。しかし、多くの人はそれでも「少しでも自分をおしゃれに見せたい」「様々な着回しのバリエーションを楽しみたい」というインサイト=本音を持っています。

そこで弊社は、ファッションセンスに自信のない人でも、気軽におしゃれを楽しめるサービスがあれば良いのではないかと考えました。

タンスの肥やしは1人あたり25着も!大量生産・大量廃棄が環境問題に

ファッションに関する課題は、ユーザー一人ひとりの問題だけではありません。衣服の製造・販売など、ファッション産業のために排出されるCO2は世界で年間約21億t、日本国内だけでも約1億tといわれています(出典:IEA、環境省「令和2年度 ファッションと環境に関する調査業務」)。

CO2だけでなく、染色に使う水や合成繊維に使う石油など、衣服の大量生産には大きな環境負荷がかかります。そうして大量生産された衣服を消費者がうまく活用できているかというと、そうではないのが現状だと考えています。

環境省の調査では、日本人は「1年間に一度も着ていない服」を1人あたり平均25枚も所持しており、さらに、着用されない服のうち約68%は、リユースや再利用されることなくゴミとして廃棄されているとしています。また、国内だけでも年間約100万tもの衣類が大量廃棄されています(出典:独立行政法人 中小企業基盤整備機構)。


そこで、これまでの大量生産&大量廃棄から脱却し、着回しを工夫することで1着のライフサイクルを伸ばして環境負荷を考慮する、SDGsとしてのファッションへの取り組みが近年注目されています(出典:環境省「令和2年度 ファッションと環境に関する調査業務」)。

どの様に解決するか

手持ちの服からAIがコーディネートを提案するBtoCアプリ「XZ」

弊社のアプリ「XZ」は、AIスタイリストがユーザーの手持ち服を組み合わせて実現できる着回しのコーディネートを自動で提案してくれるアプリです。手持ち服を登録してデータ化し、AIが画像認識によって手持ち服と同じ属性(色やカテゴリー)の服で構成されたスナップ写真を抽出してマッチングします。

スナップ写真は、主要なアパレルブランドやファッション系インスタグラマーと連携し、許諾を得た上で提供しています。手持ち服と同じ属性の服を組み合わせたプロの着こなしを見ることでイメージが湧き、コーディネートを決める参考にすることができます。


手持ち服の登録方法は、通販サイトの購入履歴や商品ページから自動で取り込めたり、ユーザー自身が写真を撮ってAIに属性を自動認識させる他、似ているアイテムから選んだりと、いずれも簡単な操作で登録できます。

また、天気や気温を考慮したコーデ提案機能や、いつどんな服を着たか記録するカレンダー機能等、ユーザーの日々のファッション生活をサポートする機能を搭載しています。手持ち服はデータ化されているので、色やブランドの比率や使用頻度、コストパフォーマンス、クローゼットの状況等を可視化することも可能です。


タンスの肥やしとして眠っている服も、コーデ提案によって着用イメージが湧くことで再び利活用することができると考えています。それでも着用する機会がない服は、大手中古品買取業者の株式会社トレジャー・ファクトリーと連携し、買取リユースまで対応できます。

捨てるのではなく買い取ってリユースを促すことで、サステナブルな循環型ファッションに貢献していきたいと考えています。


CVR最大10倍に!アパレルECサイト上で「商品」+「手持ち服」の組み合わせをシミュレーションできるBtoB向けのSaaS「XZ-biz」

2021年の国内アパレルECの市場規模は、約2兆4,279億円、前年比伸び率は約9.35%と順調に成長しています。


そんな中、「XZ-biz」は「XZ」アプリの仕組み・エンジンを切り出し、アパレル企業のECサイト上で「商品」+「手持ち服」の組み合わせイメージをシミュレーションできるBtoB向けSaaS(Software as a Service:必要な機能を必要な分だけ利用できるソフトウェア)です。

これまでのECサイトは商品を単品で陳列するのみでしたが、「XZ-biz」では、そのサイトで服を購入したことがあるユーザーがアクセスすると、サイトで販売している「商品」と購入済みの「手持ち服」を組み合わせて実現できるコーデイメージのシミュレーションを提案したり、相性のチェックなどができます。


スナップ写真は各ブランドで販促用に用意している着用イメージの他、提携インフルエンサー・インスタグラマーの写真を利用しています。AIの画像認識で自動マッチングさせているため、導入企業の運用負荷も軽減でき、写っている商品が欠品・終売となった後もスナップ写真をコーデのイメージとして継続的に有効活用できると考えています。

ユーザーが購入済みの「手持ち服」と「商品」の組み合わせたコーデ提案を表示させた場合は、弊社調査によるとCVR(購入率)が約7.6〜最大10倍となっており、持っている服と組み合わせた際の着こなしが具体的にイメージできることで、商品の購入の意思決定を強く後押しできると考えています。


これまでECサイトでは、ランキング上位やおすすめ商品が売れ筋でしたが、手持ちの服と組み合わせやすいコーデ提案により、埋もれていた商品もパーソナライズによって発掘されやすくなります。

現在「XZ-biz」はECサイト上のみで展開していますが、中期的にはブランドの実店舗と連携し、お店でもAIによるコーデ提案が受けられたり、実店舗で購入した商品がECサイトでの提案に反映されたりといった、「OMO(Online Merges with Offline:オンラインとオフラインの融合)サービス」として展開していく予定です。


ビジネス化の方法

BtoC向け「XZ」アプリは現時点では無料。ECサイト上のBtoBサービス「XZ-biz」は月額SaaSで提供

「XZ」は現在は無料アプリ(広告収益のみ)ですが、2023年11月には買い足しを促すコーデの提案からのコマース機能や、個人に合わせたコーディネートを提案するパーソナル診断機能を実装し、手数料や月額課金でのマネタイズも開始する予定です。

一方「XZ-biz」は、初期導入費と月額利用料のSaaSとして提供していきます。ECサイト向けには、シミュレーション(タップ)数に応じて金額が決まる形態ですが、「XZ-biz」の実店舗向けサービスが開始した際は、ブランドごとの初期費用+導入店舗数に応じた月額料金とする予定です。


営業体制強化と実証実験により、「XZ-biz」の認知と導入を拡大

「XZ」アプリはこれまで広告やプロモーションを行わず、オーガニック流入による自然増だけで累計185万ダウンロードを達成しました(2022年12月時点)。当面は現状を維持し、「XZ-biz」の営業・拡販に注力する予定です。

「XZ-biz」は、アパレルECのリスト営業とリファラルで獲得を増やす計画で、既にそのための体制を構築済みです。今後もさらに体制を強化していく予定です。

また、大手商業施設や紳士服メーカーと共同で、オフラインの実店舗での導入も含めた「XZ-biz」によるショッピング体験の実証実験を行ってきた実績もあります。


現在、EC関連パートナー企業とシステムの連携を進めており、さらなる認知拡大・導入促進とサービス改善を行っています。

将来的にはブランドを横断してクロスデータを扱えるようにする予定なので、「XZ-biz」が多くのブランドで導入されることで、より良いユーザー体験にもつながっていくと考えています。

「手持ち服を活かしたコーデ提案」で中長期的なエンゲージメント形成を目指す

これまでのファッション関連サービスは、新品の商品やコーディネートを紹介して購入を促すものばかりでした。新品でない手持ちの服はフリマアプリなどで扱われますが、あくまで単品を売買するものであり、組み合わせて活用を促すものではありませんでした。

弊社が開発した「XZ」および「XZ-biz」は、「手持ちの服×コーディネートの提案」でタンスの肥やしの活用を促すというのがユニークな特徴となっています。衝動買いを促す短期的な成果ではなく、魅力的な買い物体験により中長期的なエンゲージメント(企業やブランドと消費者との強い関係)形成やLTV(顧客生涯価値)向上を目指しています。


自分のクローゼットを可視化して最適化することで無駄な買い物が少なくなるような、サーキュラーエコノミー(循環型経済)を実現させたいと考えています。

今後の成長ストーリー

2023年以降、コーデ・コマースや実店舗対応など多くの機能追加を予定

「XZ」と「XZ-biz」は、今後も機能追加や改善アップデートを随時行っていきます。直近では、以下の3つの機能の実装を予定しています。


① XZアプリ:コーデ・コマース機能(2023年11月実装予定)

「XZ」アプリ内で、ユーザーの手持ち服と新品商品(「XZ-biz」を導入しているECサイトの商品)を組み合わせたコーデを提案し、そこから新品を購入できる機能です。購入成立による手数料でマネタイズする予定です。

あらかじめ着回しコーデのイメージを確認してから購入できるので、ユーザーは失敗の少ない買い物ができます。アプリの新機能であると同時に、商品の露出面が増えることから「XZ-biz」導入企業への訴求強化にも繋がると考えています。

② XZアプリ:パーソナライズ提案(2024年実装予定)

骨格診断やパーソナルカラー等、個人に合わせたコーデ提案ができる機能を月額ユーザー課金で導入予定です。従来のAIによる提案の他、プロのスタイリストやファッショニスタらと連携したサービスも検討中です。

アプリ内で他のユーザーにコーデ相談のできる「Q&Aコーナー」は現在も非常に利用者が多く、詳しい専門家に相談できるサービスには需要があると考えています。

③ XZ-biz:実店舗での提供(2024年提供予定)

「XZ-biz」をECサイト上だけではなくブランドの実店舗でも提供し、ユーザーの手持ち服を見ながら店頭で接客したり、店頭の商品と手持ち服を合わせたAIコーデ提案などができるサービスの展開を計画しています。

また、ショールーミング(小売店で確認した商品をその場では買わず、ネット通販で購入すること)のように、実店舗で商品と手持ち服のコーデを確認してからECで買うという利用も見込んでいます。

「XZ-biz」導入ブランドには、まず現在のECサイト上で効果を実感してもらい、その上で実店舗展開へ向けての営業を行う計画です。また、試着室やスマートミラー(カメラを搭載し、タッチ操作で簡単にコーディネートができる鏡)にコーデ提案を表示する等の新たな展開も検討しています。

また、ユーザーのニーズを踏まえたアプリの改善は随時行っていきます。ユーザーが好みや気分によって見たいコーデを切り替えられるインタラクティブなUI・UXも現在準備中です。

クロスブランドやアプリ連携でクローゼットを統合し、最適なファッション体験を

現在の「XZ-biz」は、そのECサイトで過去に購入した服のみがコーデ提案に用いられますが、今後は他ブランドのECサイトや実店舗で購入した服や自ら写真撮影した服も「手持ち服」として自身のクローゼットに追加登録でき、クロスブランドでコーデのシミュレーションができる仕組みを構築する予定です。

ブランド間の垣根を超えた連携には「XZ-ID(クローゼット・アイディー)」を用い、「XZ」アプリとも連携してユーザー自身が元々持っていた「手持ち服」も統合できるように設計を行っています。これにより、ユーザーが持っているすべてのブランドの手持ち服(ファッションアイテム)を1つのクローゼットに統合でき、各ECサイトやブランド実店舗でも持ち回れるようになると考えています。


実際のクローゼットの中にはさまざまなブランドの服が混在しているため、クロスブランドでシームレスにファッションを楽しめるのがユーザーにとって最適であると考えています。

「XZ-ID」の詳しい仕様を検討中ですが、半年〜1年以内には実現したいと考えています。この統合型クローゼットと前述のOMOによる実店舗展開によって、いつでもどこでも「手持ち服」を起点にAIによるコーディネート提案を受けられるようになり、弊社の目指す「クローゼットを持ち歩くファッション体験」が実現できるようになると考えています。

弊社の立ち位置は、従来の1次流通と2次流通の間を繋ぐ「1.5次流通」の担い手です。XZサービスでは、1次流通で購入したままタンスの肥やしになっていたアイテムの再活用を促し、それでも不要ならば2次流通によるリユースを促します。


ユーザーにとってはコーディネートの悩みや買い物の失敗を減らし、ファッションを楽しむためのヒントになります。同時に、ファッション文化をこれからも長く楽しむためのSDGsにも繋がると信じています。

マイルストーン:将来的なExitは、バイアウトを想定

下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びバイアウト等を保証するものではありません。

実績 
予測
億円

※今後の売上計画の中心となる「XZ-biz」の提供による売上は2023年12月期より開始する予定で、それ以前の売上は受託開発による売上です。

2023年:XZ-biz:ECサイト向け営業アプローチを始動、XZ:アプリ内でユーザーの「手持ち服」+「新品商品」のコーディネート提案からのコマース(購入)機能をリリース

「XZ-biz」では、ユーザー向けに提供してきた「XZ」アプリで培ってきたオンライン・クローゼットの仕組みと、AIスタイリストによるコーデ提案エンジンのテクノロジーを、BtoB向けサービスとして提供を開始する予定です。

一方「XZ」では、「手持ち服」に合う「新品商品」をプラスオンしてコーデ提案することで、必要なアイテムを無駄買いせずに買い足せるようになるコマース機能をリリースする予定です。

2024年:XZ-biz:実店舗での導入をスタート、XZ:アプリ内でユーザー課金サービスをリリース

「XZ-biz」をECサイトのみならず、実店舗での接客においても活用できるように導入を促進する計画です。商品の購入検討時に、「手持ちの服に合いそうか」といった頭の中でイメージするプロセスを可視化することで、商品の購入率向上に貢献します。

一方「XZ」は、「パーソナルライズ提案」(月額サブスクサービス)として、骨格診断やパーソナルカラー診断に基づいた提案、より個人の嗜好性や生活スタイルに沿った提案ができるサービスの導入も計画しています。

2025年:XZ-biz:導入ECサイト:209サイト、XZ:アプリダウンロード数:約273万DL

「XZ-biz」を導入いただくECサイト数209サイト、「XZ」のアプリダウンロード数約273万DLを計画しています。

2026年:XZ-biz:導入ECサイト:314サイト、XZ:アプリダウンロード数:約322万DL

「XZ-biz」を導入いただくECサイト数314サイト、「XZ」のアプリダウンロード数約322万DLを計画しています。

2027年:XZ-biz:導入ECサイト:410サイト、XZ:アプリダウンロード数:約377万DL

「XZ-biz」を導入いただくECサイト数410サイト、「XZ」のアプリダウンロード数約377万DLを計画しています。

「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。

KPI:2027年に400以上の「XZ-biz」の導入ECサイト数を計画

下記のKPIの推移については、事業計画書(売上高等推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移については、発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。 事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1・別紙1-2をご確認ください。

実績 
予測
サイト
実績 
予測
万DL

チーム/創業経緯/株主構成など

ファッション業界にイノベーションを起こしたいと想う「志」の高い精鋭メンバーが集結

弊社は、「スタンディングオベーション」という社名が示す通り、自分たちがお互いを讃え合い、ユーザーやクライアントから称賛されるようなサービスを目指しています。

代表の荻田は、株式会社博報堂でターゲットユーザーの課題ニーズやインサイトに徹底的に向き合い、ネットベンチャーでは、そのマーケティング力を活かしてネットサービスを立ち上げてきました。

CTOの及川は大手ITコンサル会社で、基幹システムの開発実装や性能課題の解決などを担当してきました。

さらに、モバイルアプリの開発を担当している印野も、これまで多くのコンテンツ制作に関わってきています。なお、弊社ではエンジニアも単にコードを書いてプログラミングをする役割のみにとどまらず、サービスを創る役割であると考えており、肩書きも「サービスエンジニア」と呼んでいます。

また、女性の企画・運営ディレクターも服飾学校を卒業後、ファッション情報を扱うサイトの企画・編集に従事してきた、ファッション業界に知見を持ったメンバーです。

チーム

代表取締役CEO
荻田 芳宏

早稲田大学卒業、株式会社博報堂にてプロモーション企画やイベントプロデュースを経て、広告キャスティング、CM音楽タイアップなどを担当。

その後、ネットベンチャーの立ち上げに参画。モバイルコンテンツのプロデューサー、ブランド戦略部長を経て、取締役COOに就任。

新規事業管掌の役員として、女性向けサービス、スマホアプリ事業やソーシャルゲーム事業などを立ち上げる。

2014年、株式会社STANDING OVATIONを創業し、代表取締役CEOに就任。「クローゼットを持ち歩くファッション体験を創る」というビジョンの社会実装を目指している。

執行役員CTO
及川 渓

小学生時代に、BASICでプログラミングを開始。

フューチャーアーキテクト株式会社(現:フューチャー株式会社)にて技術部隊に所属し、フロントエンドのスペシャリストとして様々なプロジェクトで活躍。

その後、株式会社STANDING OVATION入社。自社アプリ「XZ」をはじめとするサービス開発、Webメディアの立ち上げや運用など、フロントエンドだけでなくサーバー、インフラ、ツール開発、運用まで幅広く何でも担当。

2020年より執行役員CTOとして開発チームを率いる。

サービスエンジニア
印野 太紀

大学卒業後、Web制作会社にてウェブデザイナーとして働く。

その後ディレクター、HTMLコーダーを経てFlasher(アドビシステムズが開発した、Web上でアニメーションを扱うためのツール「Flash」でWebコンテンツを開発すること)となり多くのFlashコンテンツ制作に携わる。

以降は、Javascript/typescriptやそれらのフレームワークを主軸として、フロントエンドの開発を主に行う。

現在は株式会社STANDING OVATIONにて、NativeScript、Flutterを使ったモバイルアプリ開発を担当している。

企画・運営ディレクター
T.K

服飾学校卒業後、ファッションや美容を取り扱うポータルサイトにて企画・編集に従事。

2017年より株式会社STANDING OVATIONに入社し、ファッションWebメディアを運営。

現在は、サステナブルをキーワードにtoCアプリ「XZ」やtoBサービス「XZ-biz」の企画を担当。

創業のきっかけ

毎日のおしゃれが楽しくなる。ファッションの力で日常が華やかになる。そんなサービスを創りたい



「洋服はたくさん持っているはずなのに、今日も着ていく服がない」「いつも同じ服ばかり着ているとは思われたくない」

皆さんも、周りの女性たちのそんな悩みや嘆きの声を聞いたことがあるのではないでしょうか?

私自身、株式会社博報堂でキャスティングの仕事を担当していた時は、女性ファッション誌も常にチェックしていましたが、その当時から今でも表紙には「着回し」というキーワードが躍っています。

着回しとは、持っている服の組み合わせバリエーションをいかにつくるかということなんです。それができないから物理的に服は持っているけれど、「着ていく服がない」「同じ服ばかり着ていると思われたくない」というインサイトにつながっていくのだと感じていました。

私自身も、一日中ウィンドウショッピングしていても飽きないほどファッションが好きです。だからこそ、もっとこうできたら、こうしたらいいのにという課題や問題点も見えていました。

その中で「XZ」は、手持ち服を有効活用してバリエーションをつくる「着回し」を解決することを目指して開発しました。

新しい服を買うときも、自分の手持ち服との組み合わせをイメージできれば、衝動買いや無駄な買い物が減り、結果的にサステナブルな買い物に寄与できると考えています。

「XZ」サービスによって、毎日のおしゃれが楽しくなる。ファッションの力で日常が華やかになる。そんなサービスを創りたいと思いました。

周りの方からの応援コメント

株式会社キープレイヤーズ 代表取締役
高野 秀敏

荻田さんとはかれこれ20年以上の付き合いがあります。株式会社博報堂やベンチャー企業でのCxO経験があります。

そんな中で世の中に必要なファッションテックのサービスを届けたい想いから創業。

応援も込めてお付き合いさせていただいております。

大変粘り強く情熱のある起業家の方です。

これまでどんなに困難なことがあっても逃げずに奮闘努力しています。

是非とも皆さんにも応援いただけますと幸いでございます。

ファッション流通コンサルタント ディマンドワークス 代表
齊藤 孝浩

アパレルは、これまで多くの企業の流通革新のおかげで、誰もがおしゃれな服を手ごろな値段で気兼ねなく買うことができるようになりました。

その一方で、選択肢が増え過ぎて、自分に似合う服を選ぶことに苦労をしたり、また、いっぱいになったクローゼットから溢れる服が社会問題になったりしているのも現実です。

そんな時代背景の中で私は、2019年に出版したベストセラー書籍「アパレル・サバイバル」(日本経済新聞出版社)で、テクノロジーが解決する、10年後のファッション消費の未来の理想像を描きました。

執筆がまとめに差し掛かる頃、私が思い描いていた理想の状況を、知人から紹介された株式会社STANDING OVATIONの荻田さんが、まさに、XZアプリで解決しようとしていることを知り、衝撃を受けると共に、同志のように感じたのを今でも覚えています。

いつも荻田さんとお話しをしていて感じるのは、常に生活者の立場で、お困りごと(ペイン)にフォーカスをして、テクノロジーを活用して解決しようとする「情熱」です。

私は、近い将来、XZがファッションを楽しむすべての生活者にとって、持続可能なショッピングとワードローブ管理の理想の状態を実現することを確信し、心から応援しています。

株式会社StartPass 代表取締役CEO
小原 聖誉

荻田さんの事業への想いとコミット力は群を抜いております。

私が投資させていただいた2017年から一貫して事業に向き合っておられ、その結果、ユーザが着実に増加し続けてきました。

特に最近ではメディアにも取り上げられるようになってきています。

もちろんtoBの取引先も増加傾向であり、特に最近は当初の事業仮説が実証され始めております。

この領域のプレイヤーはどんどん篩い落とされている印象で、荻田さんは勝ち抜いてきました。

ぜひご一緒に荻田さんを応援しましょう!

元イオンリテール株式会社
竹中 真幸

株式会社STANDING OVATIONの事業や展望は時代にマッチしたサービスであり、これからの成長に大きく期待をしております。

XZアプリは世のコーディネートの悩みを解決するアプリでありながら、個々人の手持ち服を一元してデータ化しているという唯一無二のサービスとなっています。

またコーディネートに特化してAIを開発していることも、他社にないテクノロジーを持っており、大変驚かされています。

今後はこのサービスが世に知られ、そのデータを購買や二次流通と連携し、新たな世界を作っていける存在になることを強く願っています。

株主構成

弊社は、VC及び事業会社より出資を受けています。

※移動後のWEBサイトは、FUNDINNOが運営するものではないことをご了承ください。

メディア掲載実績

弊社は、メディア掲載実績があります。

※移動後のWEBサイトは、FUNDINNOが運営するものではないことをご了承ください。

プロジェクトにかける思い

「クローゼット」を持ち歩く買い物体験を創り、サステナブルな循環型ファッションサービスを実現したい!

▲クリックすると、動画をご覧いただけます。

「XZ」サービスはこれまでありそうでなかった、ユーザーのクローゼットを起点とした新しい文化を創るサービスであると自負しています。

すでに累計185万DLを達成し、ユーザーの皆様に関心を持っていただいていることを嬉しく感じています。

「XZ」は、ただ商品の購入を促すのではなく、お客様の手持ち服を活かした提案を行うことで一人ひとりに合わせたパーソナライズ提案が可能となり、無駄のない買い物体験を提供できると考えています。

実店舗やECサイトで買い物する際に、自分のクローゼットの「手持ち服」と商品を合わせてシミュレーションや相性のチェック、コーデの提案など、クローゼットを起点にしたファッション体験や買い物体験が当たり前になる世の中にしたいと思っております。

また、「XZ」サービスはクローゼットの最適化を目指しています。そのため、着なくなった服をリユースできる仕組みも整えています。

<購入→有効活用→リユース>のファッション・ジャーニーをワンストップで提供し、サステナブルな循環型ファッション体験を確立することで、今後も、お客様の手持ち服に合う商品とのセレンディピティ(偶然の出会い)を創出して新しい買い物体験を提供する予定です。

将来的には、EC・実店舗・自社・他社問わず購入履歴を1つに集約した、オンラインとオフラインの融合「OMO」によるユニファイド・コマース(オンライン・オフライン問わず、ECサイトや実店舗で取得したデータを統合することで、顧客一人ひとりに最適なアプローチができ、価値ある購入体験を提供するマーケティング手法)の実現を目指します。

最終的な目標としては、持ち歩けるオンライン・クローゼットをインフラのレベルにまで社会実装し、暮らしの中に浸透させたいと思います。

そのために、「XZ」アプリのダウンロード数は、500万DLを達成することを一つの目標とし、「XZ-biz」に関しては、導入ECサイトが約300サイト、実店舗では約3,000店舗に導入できれば、世の中にちゃんと浸透してきていると感じる目安であると考えています。

その他

発行者情報

  1. 金融商品取引契約の概要
    株式投資型クラウドファンディング業務として行う非上場有価証券の募集の取扱い
    ※ 詳しくは契約締結前交付書面「ファンディング・プロジェクトについて」をご確認ください。
  2. 募集新株予約権の発行者の商号及び住所、資本金等
    株式会社STANDING OVATION
    東京都渋谷区神南一丁目6番5号
    資本金: 100,000,000円(2022年12月22日現在)
    発行済株式総数: 2,392株(2022年12月22日現在)
    発行可能株式総数: 10,590株
    設立日: 2014年1月10日
    決算日: 12月31日
  3. 本新株予約権の発行者の代表者
    代表取締役 荻田 芳宏
  4. 発行者における新株予約権の保有者に関する事項、および行使請求場所

    株式会社STANDING OVATIONによる株主名簿及び新株予約権原簿の管理


    【連絡先】
    電話番号:03-6447-1723
    メールアドレス:info@s-ovation.jp

企業のリスク等

株式会社STANDING OVATION第1回FUNDINNO型有償新株予約権に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要

※以下は株式会社STANDING OVATION第1回FUNDINNO型有償新株予約権に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「重要事項説明書」をご確認ください。

  1. 新株予約権は、権利行使期間の終了までに株式に転換するための権利行使をしないまま権利行使期間が終了すると権利が消滅し、投資金額の全額を失うことになります。

  2. 募集新株予約権及び新株予約権を行使して取得した株式は、非上場の会社が発行する有価証券であるため、取引の参考となる気配や相場は存在しません。また、換金性も著しく劣ります。

  3. 発行者の発行する新株予約権及び新株予約権を行使して取得した株式には譲渡制限が付されているため、店頭取引が行われたとしても、譲渡による取得について発行者による承認が得られず、新株予約権者及び株主としての権利移転が行われない場合があります。

  4. 募集新株予約権及び新株予約権を行使して取得した株式は、金融商品取引所に上場されておらず、その発行者は、収益基盤が確立されていないことなどにより財務体質が脆弱な状態となっている場合もあります。当該発行者等の信用状況に応じてご購入後に価格が変動すること等により、損失が生じることや、その価値が消失し、大きく価値が失われることがあります。

  5. 募集新株予約権は、社債のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく配当は支払われません。また、新株予約権を行使して取得した株式について、配当が支払われないことがあります。

  6. 募集新株予約権について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同等程度の情報開示は義務付けられていません。

  7. 有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。

  8. 発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。

  9. 発行者は前々期決算期末(2021年12月31日)及び直近試算表(2022年11月30日)において債務超過ではありません。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過に陥るリスク及び有利子負債の返済スケジュールに支障をきたすリスクがあります。

  10. 発行者の前々期決算期末(2021年12月31日)及び直近試算表(2022年11月30日)において営業損失が計上されています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。

  11. 今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。

  12. 発行者の設立日は2014年1月10日であり、税務署に提出された決算期(2021年12月31日)は第8期であり、第9期は税務申告準備中、現在は第10期となっています。 上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。 発行者の資金調達計画(今回の募集新株予約権の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。発行者は当募集において目標募集額を1,008万円、上限応募額を4,032万円として調達を実行します。 但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集後、2023年5月に不足分の資金調達を予定(※但し、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2023年5月の不足分の調達は行わない予定です。)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。

  13. 発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。

  14. 発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。

  15. 著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。

  16. 発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。

  17. 発行者の事業は、代表取締役の荻田芳宏氏の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。

  18. ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。

  19. 発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2度目以降の場合は総額の15%(税込:16.5%)相当額)が支払われます。また、企業情報開示のためのシステム利用や当社サポート機能の提供に対するシステム及びサポート機能利用料として、毎月5万円(年間60万円)(税込:5万5千円(年間66万円))と決算期に5万円(税込:5万5千円)を発行者から当社が申し受けます。なお、当社が定める期限までに月次、四半期及び決算に関する企業情報等が開示された場合、システム及びサポート機能利用料は免除されます。

調達金額 12,870,000円
目標募集額 10,080,000円
上限応募額 40,320,000円