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株式型
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エンジェル税制タイプA適用

【長崎県も応援!】現役理学療法士が開発。AIを活用した140項目のコードで介護現場のDX化を促進する介護従事者支援システム「iTherapy」

【長崎県も応援!】現役理学療法士が開発。AIを活用した140項目のコードで介護現場のDX化を促進する介護従事者支援システム「iTherapy」
【長崎県も応援!】現役理学療法士が開発。AIを活用した140項目のコードで介護現場のDX化を促進する介護従事者支援システム「iTherapy」
募集終了
Liaison Design株式会社
投資家 106人
投資家 106人
調達金額 19,100,000円
目標募集額 9,500,000円
上限応募額 38,000,000円
VC出資実績 なし
事業会社/CVC出資実績 なし
エンジェル出資実績 なし
FUNDINNO調達実績 なし
直前期収益黒字化していない
サービス展開済み
特許なし
普通株式
株主優待 なし
【参考】市場規模:約1兆338億円/年[2021年介護業界市場規模(出典:業界動向サーチ)]/ 同社HP:https://liaisondesign.co.jp

プロジェクト概要

弊社は、自立支援(介護が必要な利用者の自主性を尊重し、自立した生活ができるように支援する介護)を中心とした介護を増やしていくため、介護従事者間のコミュニケーションの円滑化と業務効率化を支援するシステム「iTherapy(アイセラピー)」を開発しています。

現在、本店所在地のある長崎県から、今後の成長が期待できる『長崎県ネクストリーディング企業』と認定され、全面的な支援を受けることができており、地元企業との連携を軸として、すでに全国27ヶ所の事業所に導入いただいております(2023年1月時点)。


一般的に「介護」というと、寝たきりで何もできない人のお世話をするイメージを持つ方が多いと思いますが、それは実際の介護現場の一部です。

多くの場合、介護サービス利用者に適切なサービスを提供することができれば、利用者の身体機能の現状維持や改善を見込むことができると考えています。

▲クリックすると、動画をご覧いただけます(FUNDINNOが作成した動画ではありません)。

そこで弊社は、利用者一人ひとりに合った適切な介護サービスを提供し、自立支援を促すために「iTherapy」を開発しました。

介護従事者ができるだけ簡単に使えるよう、利用フローは非常にシンプルになっています。具体的な使い方は、利用者の様子を介護従事者が動画で撮影してシステムにアップロードし、利用者の状態や必要な支援を弊社が作成した140項目に及ぶ「iTherapyコード」と結びつけます。

それによって、現場で把握できる利用者の情報を複数の介護従事者間で直感的かつスムーズに共有することが可能であると考えています。


さらに、「iTherapy」で取得したデータをもとに、利用者の情報を集約した介護計画書や報告書をAIによってワンタッチで作成することも可能です。これにより、書類作成などに割いていた時間を約64.5%削減(自社調査より)でき、介護現場のDX化によって介護従事者の労働環境を改善できると考えています。


弊社代表の川副は、自身も理学療法士としてこれまで約26年間、介護サービスの現場に携わってきました。弊社は「iTherapy」を通じて、介護従事者が本来のやるべき介護に集中できる環境を作り、介護の社会価値を高めていきたいと考えています。

弊社は、介護施設を持っているため、現場の課題や介護従事者のニーズを把握できると自負しており、「iTherapy」の開発にもそれらの経験が活きています。


「iTherapy」の導入に際しては、「IT導入補助金(2023年度から適用予定の、中小企業や小規模事業者が課題に合ったITツールを導入する経費の一部を補助する制度)」の活用を準備中です。

さらに、導入後には介護報酬の一つである「生活機能向上連携加算(共同してアセスメント、利用者の身体の状況などの評価及び個別機能訓練計画の作成を行うことで加算される介護報酬)」を効率良く算定できるメリットもあります。

今後も、国による自立支援介護の強化によって、自立支援に対する介護報酬がより加算される方向に進むと考えています。

▲クリックすると、動画をご覧いただけます。

解決したい課題

高齢化が進む中、「お世話中心」の介護から「自立支援中心」の介護への転換が必要

一般的な介護のイメージとして、「寝たきりで何もできない人の身の回りのお世話をする」というものを想像する方が多いのではないでしょうか。

そういった介護では、利用者自身も介護従事者に任せきりになる例が多く、結果的にケガや寝たきりなど機能低下に陥るおそれがあります。

そこで弊社は、「できないこと」に焦点を当てたお世話中心の介護のあり方を変え、「今できていること」や「訓練すればできるようになること」に着目した、自立支援中心の介護サービスを増やしていきたいと考えています。


2022年10月現在の「要介護5(ほぼ寝たきりであることが多く、日常生活全般において全面的な介助が必要である状態)」の認定者は、要介護認定者全体のうち約9%でした(出典:厚生労働省「介護保険事業状況報告 月報(暫定)令和4年10月分」)。

初期段階でこれらの方の状態を適切に分析すれば、一人ひとりに最適と思われる介護サービスを提供でき、多くの方は身体機能の維持や改善が期待できると考えています。


介護のスキルや経験が属人化するなど、現場での情報共有に課題

自立支援介護を行うためには、介護サービスの現場が抱える課題についても、同時に解決していく必要があると弊社は考えています。

介護の現場では、ベテランの介護従事者が持つスキルや経験が属人化して、若手人材に伝わりづらいといった課題があると考えています。

また、たとえ利用者に機能改善の経過が見られたとしても、その情報が介護に関わる全員に共有されにくいために、サービスに携わる介護従事者自身がやりがいを感じにくくなっている現状もあると考えています。


そこで弊社では、介護従事者だけでなく医師や理学療法士など、一人の利用者に関わるすべての人を一つのチームと捉えて情報共有を最適化し、これまでブラックボックスになりがちだった「利用者の状態」を可視化することで、介護従事者のスキルアップややりがいの向上に繋がるのではないかと考えています。

今後の日本はさらに高齢化が進み、介護サービスの利用者も増えていくことが予想されます。介護業界の人手不足も懸念されるなかで、自立支援介護を増やすことができれば、業界が抱えるさまざまな課題解決に結びつくのではないかと考えています。

どの様に解決するか

介護従事者間のコミュニケーションの円滑化・業務効率化を支援するシステム「iTherapy」

弊社は、介護現場のコミュニケーションの円滑化を支援するシステム「iTherapy(アイセラピー)」を開発しました。

仕組みはいたって簡単で、介護サービス利用者の日常生活の様子を動画で撮影し、システム上にアップロードします。

そこで取得した利用者の状態に対して必要な介護内容を、弊社が独自に作成した140項目の「iTherapyコード」に紐付けることで、一人ひとりに最適と思われる介護サービスを判断しています。


これによって、介護に関わる全ての関係者が利用者の状態や最適と思われるサービス内容について共通認識を持てる環境の構築を目指しています。

「iTherapy」を介護現場に導入することで、その利用者のできることとできないことを視覚情報によって正しく把握し、日常生活のどの部分までを介護従事者が支援すべきか判断しやすくなります。

その利用者に必要なリハビリ内容を日常生活の中に取り入れることも容易になり、身体機能の維持や改善に繋げることが可能であると考えています。また、医師や理学療法士なども、利用者に最適と思われる診断やアドバイスをしやすくなるというメリットもあります。


書類作成などの業務時間を約64.5%削減。DX化で介護従事者の労働環境を改善

また、「iTherapy」にはPDFなどのデータを送付できるチャット・掲示板機能も搭載しており、介護施設内のスタッフ間や他施設とのコミュニケーションなどにも活用できます。

さらに、利用者を撮影した動画と「iTherapyコード」に基づいて、関連情報を集約した介護計画書や報告書をAIによってワンタッチで作成することも可能です。


動画のアップロードと「iTherapyコード」の登録完了後、ボタンを押すだけで書類の出力ができるため、これまで多くの時間をとられていた周辺業務を大幅に削減することができます。

実際、弊社のグループ企業が運営する介護施設で「iTherapy」を活用したところ、書類作成業務にかかる時間を約64.5%も短縮することができました(自社調査より)。


現在は、動画と「iTherapyコード」の紐付けやその後のアドバイスなど手動で行っていますが、いずれはこの工程もAIに任せることができるよう開発を進めています。

ビジネス化の方法

月額1,320円(税込)のライセンス契約でマネタイズ。パッケージ契約や介護報酬の適用サポートも実施

「iTherapy」は、1ライセンスあたり月額1,320円(税込)で販売しています。職員数に応じた契約も可能ですが、介護事業所は少人数で運営しているところも多いため、事業所でのパッケージ契約にも柔軟に対応しています。

例えば、事業所で30人分のライセンス契約を行う場合、月額39,600円(税込)、年額で475,200円(税込)の利用料となる試算です。


また、2023年度から適用される予定の「IT導入補助金」を活用することによる「iTherapy」の導入も準備中です。

さらに、「iTherapy」は、介護報酬の一つである「生活機能向上連携加算」を使用することができます。同報酬の適用については、算定要件を整理する必要があるため、弊社からのサポートも実施し、導入いただきやすい体制を整えています。


弊社は、2023年度中に長崎県内の対象事業所の約3%に相当する、約80事業所への導入を目指しています(出典:日本医師会 地域医療情報システム)。

長崎県の支援をもとに地元企業と連携。介護業界の起業家ネットワークも活用し販路を拡大

弊社が狙う国内の市場規模は、全国約30万ヶ所の事業所と約234万人の介護従事者です(出典:厚生労働省「令和3年介護サービス施設・事業所調査の概況」)。

「iTherapy」の販売戦略としては、まずは弊社の所在地である長崎県を中心に九州地方へと拡大し、その後、東京・大阪などの大都市圏から全国への展開を考えています。


販売スキームとしては、展開エリアによって2通りの方法を用意しています。

まず、長崎県を中心とした九州での展開においては、長崎県庁から支援していただきながら、地元企業や金融機関との連携をもとに販路を広げていく計画です。

地元企業は、医薬品や介護用品の卸売を行う東七株式会社との協業を進めており、同社が強みとする医療法人系列の介護施設などの介護従事者に向けた販売を強化する予定です。

一方、全国への展開は、弊社代表がこれまで約26年間で築いてきたネットワークや、介護事業を立ち上げた起業家が集う「特定非営利活動法人全国在宅リハビリテーションを考える会」という団体との繋がりをもとに、販路拡大を行う計画です。


また、多くの介護事業所はIT化が遅れている施設も多いことから、販売にあたっては導入コンサルティングも必要であると考えています。

「iTherapy」の導入サポートだけでなく、自立支援介護を行うためのアドバイスまで含めて対応可能な理学療法士などの専門職を「iTherapist(アイセラピスト)」として育成し、介護現場において柔軟なサポートが行えるよう体制を整えていく計画です。

現在、長崎県五島市の「社会福祉法人 五島和光会」や茨城県大子町の「社会福祉協議会 訪問介護事業所リケア」などに導入いただき、介護現場の課題解決に尽力しています。


忙しい現場のニーズに合わせ、短い手順で直感的に使用できるUI/UXを開発

弊社は、グループ内に介護施設を保有しているため、現場の課題感やニーズをリアルに把握できます。

それらの強みを活かし、システムのUI/UX(ユーザーインターフェイス/ユーザーエクスペリエンス)は現場の介護従事者が使いやすいように、できるだけシンプルな手順にこだわって開発しています。

忙しい介護現場でも継続的に利用していただくために、1つの機能に対して手順を3ステップ以内で終えられるようにし、直感的に使用できるインターフェースを追求しました。


システム開発にあたって、理学療法士の資格を有するエンジニアに協力いただくことができた点も、現場で使いやすい「iTherapy」ならではの強みであると考えています。

また、介護現場の属人化しやすいスキルや経験、自立支援のポイントを、弊社が独自に140項目にまとめた「iTherapyコード」に関しては、現在特許の申請準備中です。

今後の成長ストーリー

AIによる動画解析などシステムの機能拡充を行い、BtoC向けの新たな市場を開拓

まずは1年後を目途に、「iTherapy」の機能をスケールアップさせていきたいと考えています。

具体的には、AI活用による動画のコード紐付けの自動化や、利用者の状況に合わせて最適と思われるアドバイスをレコメンドするといった機能を追加していく計画です。

3年後には「iTherapy」をさらに進化させ、アップロードされた動画の解析や音声分析などを行い、利用者の状況を動画から分析して、介護計画の自動作成システムまで構築できればと考えています。


「iTherapy」によって一人ひとりに最適と思われる介護サービスが分かれば、個人宅でも家族が自立支援介護を行うことができ、BtoC向けの新たな市場の開拓にも繋がると考えています。

ある日突然、家族の介護に直面する方も多い中、「iTherapy」を導入して専門家のアドバイスをいつでも確認できるような環境を作っていきたいと考えています。

介護人材の教育分野や海外市場への展開も目指す

介護事業所で「iTherapy」による情報共有がうまく進めば、現場の様子を直感的に理解することができ、ベテランの介護従事者が経験則で判断していたものを、より分かりやすく若手の従事者へと伝えることが可能です。

そのため、介護施設での教育・研修で使用していただくのはもちろんのこと、外国人の介護従事者への教育や専門学校での授業などでも活用いただけると考えています。

現在、東京都にある介護関係の専門学校において、2023年度のカリキュラムの中で「iTherapy」を導入いただけるよう調整を進めているところです。


また、国内基盤が整えば、いずれは海外展開も行いたいと考えています。2020年の世界のヘルスケア介護市場は約1,112億米ドルで、2027年までに11.2%以上の成長率で拡大すると予想されています(出典:REPORTOCEAN)。

その中で弊社は、介護保険の制度が整っている韓国をはじめ、中国などの東アジアを中心に、その国の文化や政策などに合わせた市場進出を目指します。


マイルストーン:将来的なExitは、IPOを想定

下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。

実績 
予測
億円
2022年:事業の基盤整備に向け、協働のネットワーク(行政、金融機関、民間企業、市民など)を拡充

「iTherapy」の販路拡大など、事業の基盤整備のため、地元長崎県を拠点として弊社の協働のネットワーク(行政、金融機関、民間企業、市民など)の拡充を図りました。

2023年:自社セールスチームの構築、営業と代理店連携を強化し、販路を拡大

自社セールスチームの構築と営業強化のため、3〜5名の採用を予定しています。

また、長崎県内販売代理店を既存1社に加え県内で2社追加し、セールスプロモーションを展開し、事業の基盤を整備する計画です。

さらに、従来導入先の正規代理店化の推進を予定しています。

2024年:介護報酬改定に合わせた介護事業所の「iTherapy」運用の適正化によって、導入先の拡充とシステム改修に向けた運用データを収集

2024年度介護報酬改定(介護現場のデジタル活用による介護報酬インセンティブ)を起点に、システム導入先の拡充を予定しています。

予定:長崎県内、福岡県久留米市、熊本県熊本市、鹿児島県南さつま市、沖縄県沖縄市

さらに、「iTherapy」改修に向けた実証データを収集する計画です。

2025年:九州地区から西日本への直販ネットワークの拡充と代理店強化による導入先の拡充と、システムの大型改修

長崎県を拠点にした九州地区の直販ネットワークの強化に加え、西日本を重点に販売ネットワークを拡充する計画です。

さらに、「iTherapy」の動画処理・コード・動画データのプラットフォーム強化のための改修作業を実施する予定です。

2026年:販売拠点を新たに大阪へ設置することで、直販・代理店の販売ネットワークをさらに強化し、介護事業者から教育機関へユーザーを拡充

長崎県を拠点に、九州地区や西日本を中心とした販路を全国へ拡大させる予定です。

また、大阪に支社を設置(新大阪駅付近)し、販売拠点を拡充する計画です。

この時期から、介護系資格取得や外国人介護労働者の教育研修ツールとして強化していきたいと考えています。

2027年:会社組織の基盤強化、販売ノウハウの蓄積と人材育成を進めつつ、介護報酬改定による業界変化に対応する組織づくりを進める

営業・エンジニア・管理部門などの人員を整え、会社組織を盤石な体制に整備する予定です。

また、直販ネットワークや代理店販売、導入コンサルティングなど、販売ノウハウの蓄積と新たな人材の獲得、教育研修なども進める計画です。

この時期は、介護報酬改定により業界を取り巻く環境のさらなる変化が予測できるため、保険制度の変化にも柔軟に対応できる組織づくりを進める予定です。

2028年:外国人介護労働者の育成をテーマに、国・行政と連携して本格的な海外人材の活用事業を実施

行政や連携企業と共に、介護人材不足の解消に向けた外国人労働者向けの多言語表示に対応した「iTherapy」の開発を進める計画です。

また、海外人材派遣などのノウハウのある企業と連携し、外国人労働者を含む介護人材の育成事業へ本格的に参入予定です。

さらに、家族介護者向け「iTherapy personal(仮)」へ製品機能を拡充しユーザー、市場を拡大する計画です。

「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。

KPI:2029年に14万ライセンス以上の契約ライセンス数を計画

下記のKPIの推移については、事業計画書(売上高等推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移については、発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。 事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1・別紙1-2をご確認ください。

実績 
予測
万ライセンス

チーム/創業経緯/株主構成など

介護現場の愛を、街の希望と国の未来につなぐ「チームリエゾン(リエゾンはフランス語で「つなぐ」という意味)」

要介護高齢者の「その人らしさ」を支えるために、介護を正しく適切に届けたい。

そのために、介護従事者の方々の新たなコミュニケーションを創造して介護現場の未来を拓き、高齢化が日本の「強み」となる社会を創りたい。

代表のその思いに共感し、集った専門職と専門家のチームです。

チーム

代表取締役
川副 巧成

1994年、長崎大学医療技術短期大学部理学療法学科(現長崎大学医学部保健学科理学療法学専攻)卒業。

2004年、九州保健福祉大学大学院社会福祉学専攻修了。

理学療法士、社会福祉士、介護支援専門員の資格を持ち、約26年間在宅介護の現場に携わり続ける。

2014年に、独立行政法人福祉医療機構(WAM NET)の研究助成金事業「病院や施設を退院・退所する高齢者や障害者の地域・在宅への円滑な移行を支援する事業」に採択。

その後、2021年5月にLiaison Design株式会社を創業。

自立支援介護の推進や介護従事者の負担軽減を目的とした介護従事者のための情報共有システム「iTherapy」を開発。

長崎県を拠点に、長崎県庁や地元企業、全国の介護事業起業者(NPO全国在宅リハビリテーションを考える会)と協働し「iTherapy」の開発、販売、導入支援等の事業を展開中。

現場の専門家と経営者の両輪で、介護業界の発展に努めている。

監査役
石橋 和夫

28歳で独立開業し、税理士事務所、関係会社を運営。

20年以上、地元の個人事業者、法人に対して毎月の巡回監査を通じて、対話を重ね、税務相談の他、経営・会計・財務や事業承継に関するクライアントのあらゆるニーズに対して、最適な方法を一緒に考える。

また、税務申告(法人税、所得税、消費税、相続税、贈与税、譲渡所得税等)業務を軸に、自ら、会社経営、IPO、日本株式、米国株式、投資信託、仮想通貨、不動産、太陽光発電等の投資を行い、経験しないと分からない価値観を共有しながら経営者に寄り添う。

事業計画策定の支援、企業組織再編成の支援、事業承継の支援、IPOを目指す会社の支援、都市再開発事業の支援等も行う。

コンサルティング担当
荒木 幸枝

2011年4月から理学療法士として一般病院でリハビリテーション医療に従事。

2013年4月からは介護保険事業の運営を通じ、10年間、在宅リハビリテーションの現場業務に従事。

同時に、2014年に独立行政法人福祉医療機構(WAM NET)の研究助成事業に参画、事業の運営事務局を担当。

その後、介護従事者の負担感軽減や介護現場の業務コスト軽減、地域コミュニティ活動支援等の実証事業の事務局運営の経験を経て、2021年5月より「iTherapy」の運用担当者としてLiaison Design株式会社に参画。

「iTherapy」クライアントへの導入支援から運用、人材育成等のコンサルティングを担当している。

マーケティング担当
小幡 匡史

2004年から理学療法士として東海大学医学部付属病院、2009年から藤田医科大学病院に勤務。

リハビリテーション医療の臨床・研究活動に従事する一方、介護事業の起業に携わり、2011年に愛知県で合同会社ThinkBodyJapanを創業。

荒木氏と同様に2014年の独立行政法人福祉医療機構(WAM NET)の研究助成事業に参画、川副氏と事業を協働中。

現在は介護保険事業の経営に加え、自社内に研究施設「Think Labo」を設立。自治体、企業、大学と連携し介護保険事業の効果について多方面の研究活動を実践。

画像AIによる姿勢・動作解析のアプリケーション開発・運用等の事業を手がける。

2021年4月より「iTherapy」のマーケティング担当としてLiaison Design株式会社に参画。

「iTherapy」全国販売チャンネルの拡大などのマーケティング活動を担当している。

システム開発担当
泉 杏樹

2018年、熊本保健科学大学保健科学部リハビリテーション学科理学療法学専攻を卒業。

理学療法士免許を取得後、一般病院で勤務する傍ら、同大大学院でリハビリテーション領域の研究活動に携わる。

2020年、同大大学院を卒業後に株式会社ワイズリーディングへ入社。

理学療法士としての基礎知識を活かし、医療・介護分野のシステム開発に従事する。

2021年から同社とLiaison Design株式会社の協働による「iTherapy」の開発に参画、システム構築を担当。

地域医療や介護サービスのシステム開発が、地域包括ケアシステムの実現の「架け橋」となることを目指し、システムエンジニアとして活動中。

創業のきっかけ

介護の「やりがい」が見えたら、介護を通じて社会にイノベーションを起こせるかもしれない



日本はいま、世界で誰も経験したことのない超高齢社会となりました。

社会では「介護」のニーズが増大していますが、私はそのイメージには誤解があると感じています。

確かに重度介護が必要な高齢者の方々はおられます。ただ、それはほんの一部。

適切な介護を受けてお元気になる高齢者の方々も、実はたくさんおられます。その介護スタイルを「自立支援」と呼びます。

いま介護の現場では、介護従事者が足りません。現場のやりがいに気づく前に辞めてしまう介護従事者の方々も多く、数年後には約80万人が不足するといわれています。

私は、介護従事者の方々が自立支援を理解し、現場にやりがいを持てる環境づくりが急務と考え、「iTherapy」というシステムを開発しました。

この国は誰もが「高齢化は問題だ」といいます。しかし私は、日本の高齢化は問題ではなく「チャンス」と考えます。

どうやっても高齢化が進む日本だからこそ、いま、行政(政府)、民間企業者、市民活動が一体となれば、超高齢化社会を「強み」に変えるイノベーションは起こせる。

介護で社会にイノベーションを起こすことができたら、すべての人が住み慣れた場所でいつまでもいきいきと暮らせる未来が創れる。

そう考えたことが、私の創業のきっかけです。

周りの方からの応援コメント

長崎県知事
大石 賢吾

国際情勢など国内外の動きが刻一刻と変化する中、時代のニーズに合った新たなビジネスに対応しうるスタートアップの支援は重要だと考えております。

このような中、長崎県では、県内外から長崎で新しいことにチャレンジしたいと思われる環境づくりの取組を進めており、昨年11月には、投資家と県内スタートアップとのマッチングイベントである「ミライ企業 Nagasaki2022」を開催いたしました。

このたび、今年度のイベントにご参加いただいた Liaison Design株式会社が株式会社FUNDINNOと協力して、投資案件第1号として資金調達に取り組まれることを大変嬉しく思っております。

川副代表を始めチームの皆様は、介護現場でのご経験から自立支援介護の強化のため、これまでデジタル技術を活用し、介護現場で課題となっている専門知識の習得や介護職員の負担軽減、さらには働きがいに繋がる人材育成を実現するサービスの開発に力を注いでこられました。

今後、Liaison Design株式会社が取り組まれる長崎発のサービスにより、我が国が抱える社会課題が解決されることを大変期待しております。

長崎県といたしましても、関係者の皆様とともに本事業の成功を目指し、情報発信に努めるなど、支援の充実に取り組んでまいります。

十八親和銀行 頭取
山川 信彦

スタートアップは、長期停滞する日本経済にとって、ダイナミックな構造変革と成長を促し、国際的な競争力を回復していくための重要役割を担っています。

一方、諸外国との比較においてスタートアップの育成や市場拡大は劣後している状況にあり、スタートアップエコシステムの活性化は、社会全体として取り組むべき重要なテーマとなっていることから、十八親和銀行では長崎におけるスタートアップ支援に力を入れています。

その一つ施策として、長崎県と共催で、長崎のスタートアップと投資家のマッチングイベントである「ミライ企業 Nagasaki2022」を開催し、Liaison Design株式会社にもご参加いただきました。

2025年には国民の5人に1人が75歳以上という超高齢社会を迎えるといわれており、自立介護支援による高齢者や障がい者の方々の生活の質はもちろん、介護従事者の労働環境の改善は大きな課題となっています。

川副代表取締役が指揮をとられるLiaison Design株式会社におかれては、まさに介護従事者が本来のやるべき介護に集中できる現場の環境を創ることを目的に、デジタル技術を活用した介護従事者のサポートを実現する画期的なサービスを開発しておられます。

十八親和銀行は、自立介護支援のさらなる充実に向け、長崎発のあらたな価値を提供し続けるLiaison Design株式会社の今回の活動を、情報提供や顧客の紹介などを通してしっかりと支援してまいります。

東七株式会社 代表取締役社長
東 幸三

Liaison Design株式会社様の川副代表取締役は、介護現場の様々な課題を解決し、自立支援介護を目指すために利用者様、介護現場の視点に立って、熱い思いで「iTherapy」を開発し、介護の社会価値を高めていく活動を推進しています。

「iTherapy」はICTと動画、AIを活用した情報共有アプリです。

高齢社会を迎える日本において、弊社は地域密着卸として介護関連事業への取り組みを行っています。介護施設や利用者の自宅を訪問する中で、様々な課題に直面する事があります。

その課題解決の為に多職種との連携を行っていますが、それらの課題解決をスムーズに行う為に「iTherapy」が重要な役割を担っていくと考えています。

また、介護サービスの質の維持、向上を目指して、既存業務を見直し、生産性を向上させ、介護労働の価値を高めていく対策として、介護DXである「iTherapy」の活用が有意義だと考えます。

そして、SDGs目標である「すべての人に健康と福祉を」、「パートナーシップで目標を達成しよう」の観点からも「iTherapy」の普及を期待し、Liaison Design株式会社様の支援に取り組んでまいります。

NPO全国在宅リハビリテーションを考える会 理事長
安倍 裕之

NPO全国在宅リハビリテーションを考える会は、事業者及び専門職に対し、科学的且つ適正な医療・介護・福祉の普及・啓発・支援に関する事業を行い、国民が安心して暮らせる地域づくりに寄与することを目的に設立しました。

会員は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士(以下、セラピスト)の起業者です。

2006年の発足時、セラピストの起業者は全国で100社程度でしたが現在は推計600社を超えています。

介護現場では、その人の可能性を感じつつも情報不足や業務負担から、介護サービスが本来の目的である「自立支援」につながらない場面が多々あります。

また、自立支援に、国、行政、民間が一体的に取り組む必要性は理解しつつも、現場に機能的な「ツール」が存在しなかったというこれまでがありました。

川副社長は、本会理事として介護現場の情報化にご尽力頂いています。

自立支援介護の推進には、現場をデータ化し、多職種でベストプラクティスの共有が重要です。

川副社長と本会の有志がチームとなって努力を重ねて生み出した「iTherapy」は、現場の可視化、多職種分析の一元化、現場のベスプラの遠隔共有の機能をワンストップで行い、自立支援介護をスマートに展開できる業界初の画期的システムであると感じています。

「iTherapy」は"介護DX"を推進するツールとして、その可能性は大きくスケールしていくと予測します。

介護DXに「iTherapy」を活用し、自立支援介護の推進に寄与したいと考えています。

公益財団法人ながさき地域政策研究所 主任研究員/新産業創造 ユニットリーダー
濱崎 竜之介

全ての高齢者に”本当の自立支援”を提供したい。

そんな理想を熱く語る川副代表との出会いは、弊所が地域シンクタンクとして長崎県の事業に携わる中、当時県内で科学的介護を実践する介護事業所としてリエゾングループにコンタクトを取ったことがきっかけでした。

「iTherapy」は、当時はまだ自身の介護事業所で運用することを主眼に置いた介護記録システムでしたが、自らもプレイヤーとして現場に立つ川副代表だからこそ実装された機能は、これまで私が目にした介護記録ソフトにはないものでした。

「このシステムを使って介護従事者の事務負担が減り、利用者により充実したサービスを提供することで高齢者が自立する”本当の自立支援”を実現したい」

そう語る川副代表に見せてもらった動画は、離島の高齢者が自立支援サービスを受け、自分で歩行するまでを記録した映像でした。私は涙を流し(さすがに悟られないようにしましたが)、感動したのを覚えています。

人が人の自立を支援して歩けるようになることが、こんなにも心を動かすものなのだ、と。

「iTherapy」は、単に作業を効率化するためのものではありません。

現場の介護従事者が本来の「介護」に注力し、”本当の自立支援”を実現するための手段です。

Liaison Design株式会社には、「iTherapy」を通して、日本、世界に”本当の自立支援”を提供する存在となることを期待しています。

茨城県大子町高齢福祉課 係長
神永 充

「iTherapy」は、川副社長をはじめ、「iTherapy」に携わる皆さんが、長年にわたって現場で積み上げてきたノウハウと、利用者の方々に対する熱い想いが詰まったシステムだと思います。

茨城県大子町と川副社長は、2020年に開催された経済産業省関東経済産業局が主催する「ガバメントピッチ」というイベントでご縁ができました。

当時、大子町では町の介護DX推進に協力いただく民間企業を募集する目的でこのガバメントピッチに参加したのですが、その際、川副社長が民間企業の側で、「iTherapy」を活用した介護DXの提案をされているのをお聞きし、その方針が合致していることを感じ、結果、町とのマッチングが成立しています。

そしてそこから約2年のお付き合いがありますが、川副社長や「iTherapy」に携わる皆さんが、チーム一丸となって現場の課題を解決しようとする姿勢は当時から全く変わっていません。

大子町では、以前から、介護人材不足対策の一環として、現場のDX化に向けて介護事業所と行政が一緒に取組を進めていますが、その際最も重要なのは、システム開発ベンダーが介護現場をどれだけ理解しているかという点だと感じています。

そうした意味でも、実際にさまざまな介護サービスを運営している川副社長が、現場の経験を基に開発した「iTherapy」は、IT導入がなかなか進まないと言われる介護現場への導入において非常に優位性が高いと言えます。その発展に期待しています。

WHITE CROSS株式会社 執行役員/CTO
後藤 雄介

代表の川副さんの信念と行動力にはいつも勇気をいただきます。

川副さんとは、「iTherapy」をゼロから開発する段階でご相談を頂いたのがきっかけで、十数年のお付き合いになります。

開発の過程では、川副さんを中心とした「チームiTherapy(NPO全国在宅リハビリテーションを考える会)」の皆さんとの結束がとても強く、川副さんとチームの皆さんの自立支援を推進したいという熱い思いがあったからこそできた「iTherapy」だと思います。

そして今、現場や地域で長年やってこられた方だからこそ見えているコアニーズが確かにあり、それをどうにかして解決していこう、自分たちで解決していこうという姿勢はものづくりやことづくり、そしてビジネスの本質でもあり、ぜひとも、世の中を変えていっていただけることと信じております。

「iTherapy」の開発に携わった一人として、Liaison Design株式会社の川副さん、その事業の成長に期待し、応援しています。

医療法人たくま医院 院長/医師
詫摩 和彦

医療や介護の現場で、多職種間の情報共有はとても重要です。

川副さんの思いや取り組みをお聞きする中で、Liaison Design株式会社の「iTherapy」は、これまで見えている様で見えていなかった在宅ケアの実態を多職種で共有しやすくなる、そんな未来を感じています。

「iTherapy」の活用に試行錯誤を続けてこられてきた川副さんの活動は、今、地域や社会の持続を支える大事なツールへ成長しようとしています。

近い将来、「iTherapy」が介護現場の価値をより高く、豊かな方向へ進化させてくれる存在となることを強く願っています。

地域から応援しています、頑張って下さい!

社会福祉法人五島和光会 特別養護老人ホーム緑の園 施設長/理学療法士
冨永 雅之

2021年4月、五島列島にある老人ホームの施設長となりました。

介護現場に携わる日々でスキルや生産性の向上には、介護従事者同士の情報共有が非常に重要と感じていました。

その具体的な手段が見つからない中、2022年5月に、長崎新聞に掲載されていた「iTherapy」の記事を見た当法人の理事長から、このiTherapyシステムを現場活用できないかと相談がありました。

早速、川副代表に連絡し「iTherapy」の説明を聞いた時、大変素晴らしいシステムであると感じました。

介護現場でICTを活用することで、地方の介護事業所でもリアルな情報共有が可能となること。

介護サービス提供について遠隔地に居る専門家の助言を受けやすくなること。

利用者様への視覚的な説明で自立支援が可能なことなど、詳しく説明を受けました。

「iTherapy」は、利用者に満足度の高いサービスが提供できると確信しました。

また、iTherapyに関係するスタッフの方々との定期的なリモート勉強会では、全国各地の専門家がゲストとして参加されることがあります。

「iTherapy」で、現場の情報共有のみならず、同業他社や介護従事者同士のつながりを体験すると、私たちの現場である「離島」のディスアドバンテージを感じることなく、より良い現場を築くことに真摯に向き合えます。

iTherapyは、介護を通じて住み慣れた土地で暮らし続けたい人だけでなく、介護を通じて自然豊かな静かな所で暮らしたい(働きたいも含め)という方々にも、魅力的なツールになると感じます。

「iTherapy」を使う現場の一人として、川副代表の活動を応援しています。

茨城県大子町社会福祉協議会 訪問介護事業所 所長/ケアマネジャー
松本 亘

川副社長とは、私共の訪問介護事業所で、ITによる業務の効率化を検討し始めた頃に出会いました。

当事業所では、紙による記録、口頭による申し送り等によるオペレーションに時間と労力をかけてきました。

介護人員不足が加速する昨今、業務の効率化が出来るシステムの一つとして、遠く長崎から、茨城まで足を運んでいただき、「iTherapy」をご紹介していただきました。

それまで私は、業務の効率化にばかり目が行ってしまっていました。

「iTherapy」は、業務の効率化は当然のこと、介護者の「個」の介護の質、専門職同士の「チーム」の連携力の向上が図れるようにデザインされていて、その先におられる、介護サービス利用者の生活の質の向上までイメージできるものだと感じました。

川副代表始め、開発に関わった方々の、現場での経験、目線が沢山詰め込まれたものであるからだと思います。

これから、当事業所では「iTherapy」を導入し、効率化と共に介護の質の向上へ向け、進んで参ります。

長崎と茨城で遠く離れてはいますが、川副代表のバイタリティを茨城まで届けていただきながら、取り組んでいきたいと思います。

介護に携わる一現場職員として、応援させていただきます。

プロジェクトにかける思い

超高齢社会と介護従事者は、世界に誇れる日本の「強み」です


社会は高齢化を「問題」と嘆きます。でも、私はそうは思いません。

日本の介護は質が良い。介護従事者の方々は協調性が高く、優しく、愛情深い方が多い。

だからこそ、介護従事者の方々が現場で培った経験をデジタルで脱・属人化し、日本や世界の人々がこの国の良質な介護を一目瞭然に理解する仕組みが作れた時、高齢化は日本の未来を創る材料になると考えます。

「iTherapy」で介護現場を可視化し、日本中の介護従事者の方々と協力して現場を磨きます。

社会コストの軽減と新産業創造の両輪をテーマに、iTherapyを通じて人を育て、民間企業同士で連携し、行政や市民生活と協働する新結合で事業を拡大させたいと考えています。

私は、高齢化が日本の問題でなく「成長材料」となる世界を目指します。

その他

発行者情報

  1. 金融商品取引契約の概要
    株式投資型クラウドファンディング業務として行う非上場有価証券の募集の取扱い
    ※ 詳しくは契約締結前交付書面「ファンディング・プロジェクトについて」をご確認ください。
    ※ 発行者は2023年1月30日を効力発生日として、1株を25株とする株式分割に伴う発行済株式総数の変更を実施しており、現時点で登記申請中です。登記完了後の発行済株式総数は2,500株となります。 なお、「2.募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等」の記載内容は当該変更を反映していない記載となっていますが、「4.募集株式の種類及び数(上限)」「5.募集株式の払込金額」及び「11.増加する資本金及び資本準備金」の記載内容は当該変更を反映した記載となっています。
  2. 募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
    Liaison Design株式会社
    長崎県長崎市江川町113番地
    資本金: 1,000,000円(2023年1月10日現在)
    発行済株式総数: 100株(2023年1月10日現在)
    発行可能株式総数: 10,000株
    設立日: 2021年5月31日
    決算日: 3月31日
  3. 募集株式の発行者の代表者
    代表取締役 川副巧成
  4. 発行者における株主管理に関する事項

    Liaison Design株式会社による株主名簿及び新株予約権原簿の管理


    【連絡先】
    電話番号:095-832-5500
    メールアドレス:info@liaisondesign.jp

企業のリスク等

Liaison Design株式会社株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要

※以下はLiaison Design株式会社株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「重要事項説明書」をご確認ください。

  1. 発行者は前期決算期末(2022年3月31日)及び直近試算表(2022年11月30日)において債務超過となっています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過が継続するリスク及び有利子負債の返済スケジュールに支障をきたすリスクがあります。

  2. 発行する株式は譲渡制限が付されており、当該株式を譲渡する際は発行者の承認を受ける必要があるため、当該株式の売買を行っても権利の移転が発行者によって認められない場合があります。また、換金性が乏しく、売りたいときに売れない可能性があります。

  3. 募集株式は非上場の会社が発行する株式であるため、取引の参考となる気配及び相場が存在いたしません。また、換金性も著しく劣ります。

  4. 募集株式の発行者の業務や財産の状況に変化が生じた場合、発行後の募集株式の価格が変動することによって、価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。

  5. 募集株式は、社債券のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく、また、株式ではありますが配当が支払われないことがあります。

  6. 募集株式について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同程度の開示は義務付けられていません。

  7. 有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。

  8. 発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。

  9. 発行者の前期決算期末(2022年3月31日)及び直近試算表(2022年11月31日)において営業損失が計上されています。発行者は前期決算予想通りに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。

  10. 今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。

  11. 発行者の設立日は2021年5月31日であり、税務署に提出された決算期(2022年3月31日)は第1期であり、現在は第2期となっています。 上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。 発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。発行者は当募集において目標募集額を950万円、上限応募額を3,800万円として調達を実行します。 但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集後、2023年6月に不足分の資金調達を予定(※但し、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2023年6月の不足分の調達は行わない予定です。)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。

  12. 発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。

  13. 発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。

  14. 著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。

  15. 発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。 発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、 その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。

  16. 発行者の事業は、代表取締役である川副巧成氏の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。

  17. ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。

  18. 発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2度目以降の場合は総額の15%(税込:16.5%)相当額)が支払われます。また、企業情報開示のためのシステム利用や当社サポート機能の提供に対するシステム及びサポート機能利用料として、毎月5万円(年間60万円)(税込:5万5千円(年間66万円))と決算期に5万円(税込:5万5千円)を発行者から当社が申し受けます。なお、当社が定める期限までに月次、四半期及び決算に関する企業情報等が開示された場合、システム及びサポート機能利用料は免除されます。



調達金額 19,100,000円
目標募集額 9,500,000円
上限応募額 38,000,000円