※ JETRO:https://www.jetro.go.jp/case_study/2021/30.html
※ 上記から遷移するWebサイトはFUNDINNOのものではありません。
株主優待にて、当社商品をご提供。
・1〜29株:消臭木(ヒノキの香り)
・30株以上:消臭木(ヒノキの香り)+特製まな板
(詳しくはこちら)
・2030年までに世界の建設プロジェクトの半分以上が、ベトナムをはじめとした東南アジアで行われる見込み
出典:International Finance Corporation
・素朴屋が構えるハノイでは、年収の8倍以上の住宅購入希望者が6割弱存在。良い住宅を持つことが成功の証という意識を持ち、見栄の文化から相対的に高い住宅を購入する傾向
出典:山田コンサルティング
・海外で年間約300棟の住宅を着工する大手工務店をベンチマーク
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代表の今井は、20代の頃から山梨県で林業に携わり、木材の特性を活かした建築を行なってきました。これまで捨てられるばかりだった間伐材を使って日本風のインテリアにアレンジし、世界に和風建築を広めたいと考えています。
また、当社では、一般的には建築工程で分業制となっている設計士や大工を社内に抱えることで一つのチームとしてワンストップでプロジェクトを遂行し、スピードと品質を両立させた体制を構築しています。さらに、社員にはベトナムやベルギー、スウェーデンなど多様な国籍のメンバーが在籍し、海外展開していることも当社の特徴です。
当社は、山梨県北杜市に位置しており、国産の木材を活用した伝統工法によって、住宅やオフィスの建築、商業施設のインテリアや内装を手掛ける工務店ベンチャーです。2022年8月期の売上は前年度比約220%成長となる約2.4億円を達成し、今期はさらに売上を伸ばせる見込みです。
日本国内では新築を中心に、一軒家やシェアオフィスなどを施工してきましたが、現在は急激な経済成長を遂げているベトナムなどの海外展開に注力しています。これまで、ベトナムのリゾート地や商業施設などで、日本の伝統的な建築デザインを取り入れた内装を手掛けた実績があります。
日本では、地方の過疎化は免れない問題であります。当社は、そうした危機感から、和風建築を用いた日本の伝統産業で世界進出を目指したいと考えています。
また、世界では以前から和風建築が好まれ、日本的なデザインを取り入れたインテリアの需要が高まっている状況がありました(当社調べ)。
そういったマーケットの追い風の中で当社は、国産木材と伝統的な木組みの工法を用いた和風建築を世界に広めていきたいと考えています。
代表の今井は20年以上林業に携わり、森林を管理する一環として一部の木を伐採する間伐作業を行ってきました。
本来、間伐によって切り倒した木材は間伐材として利用することが可能ですが、近年、コストの安さから外国からの輸入木材が多く使われるようになり、国産の間伐材は価格競争に負け、国内ではほとんど売れなくなっていました。そのため、間伐した木をそのまま山に捨てることが当たり前となっていました。
そのような林業の現状に課題を感じた今井は、捨てられるだけの木材の価値を活かす方法を模索し、日本の伝統工法や和風建築を世界に展開するビジネスを創業しました。
世界では2020年頃から、自然を活かしたシンプルな暮らしやデザインを求めて、北欧インテリアと日本の和をミックスさせた「Japandi(ジャパンディ)」というスタイルが広がり、和風建築へのニーズもさらに高まることが予想されます。
当社が事業を展開しているベトナムでは、都市人口率の増加などによって、2021年の民間建設市場規模が約140億米ドルと試算され、過去10年の平均成長率が約12%と急激な建設ラッシュとなっています(出典:International Finance Corporation)。
そういった背景も踏まえ、国産木材を使った和風建築を世界に広げていきたいとの想いから当社の事業を立ち上げました。当社はこのビジネスを通じて、日本人の持つ感性や技術を世界に発信し、もう一度日本に活気と自信を取り戻したいと考えています。
当社は、大きく2つの事業を展開しています。
1つ目は、新築の住宅やオフィス、リゾートホテルや商業施設などの建築・内装事業です。そして2つ目は、国産の高品質な木材を海外に輸出する事業です。
建築・内装事業は、国内では主に木造住宅や店舗の新築への需要が多く、これまでに平屋や2階建ての戸建住宅、コワーキングスペースなどを建築してきました。
一方、海外では趣味として和風インテリアへのニーズが高く、これまでにレストランやリゾート施設からお問い合わせをいただいています。
近年、ベトナムは急速な経済成長を遂げ、都市人口率が増加し、富裕層だけでなく中間所得層も増えています。都市部を中心に建設ラッシュが続いており、2030年までに世界の建設プロジェクトの半分以上が、ベトナムをはじめとした東南アジアで行われると予想されています(出典:International Finance Corporation)。
また、ベトナムでは都市部の大規模な街づくりの中で、和風建築の要素を取り入れたインテリアデザインが人気となっています(当社調べ)。そうした建設市場自体の伸びと日本文化への注目の高まりから、当社が手掛ける和風建築や造園などが受け入れられると考えています。
ベトナム以外でも、すでにパリやドバイなど海外の展示会でも多くの引き合いをいただいており、こうした受注の背景には、日本における「丁寧さ」や「ホスピタリティの高さ」といった、目に見えない価値を感じていただいているからだと考えています。
一方、国産木材の輸出事業は、レバノンをはじめ世界各国から引き合いがあり、特に新興国の材木屋に高品質な建材を卸しています。また、すでに事業が進んでいるベトナム向けにも加工材を輸出しています。
海外には日本の質の良い材木はあまり流通していないため、付加価値をつけて販売することができると考えています。
ベトナム市場のターゲットは、現地の富裕層やマンション・リゾート施設のオーナーを想定しています。
国内では、設計から施工まで全てワンストップで当社が行なっていましたが、ベトナムでは設計やデザイン、施工管理を当社が担い、施行はベトナムのパートナー企業に発注し、建物や内装を完成させるスキームとなっています。
当社は、2022年8月にベトナム・ハノイに現地法人を設立しました。まずは2023年8月頃を目途に、現地施工会社と協業したアパート、オフィス、店舗のインテリア設計をメインにしたビジネスモデルを確立させていきたいと考えています。
また、2025年頃までには現地の施工業者との協業を深め、新築建物の設計も手掛けていく計画です。
その後は、施工業務全体を現地業者に委託、あるいは当社のスタッフが現場監督と施工管理を遂行する形で、ベトナム全域での事業拡大を目指していきたいと考えています。
マンションの内装は物件単価約150〜189万円、レストランの内装では物件単価約3,000〜3,796万円で実施することが多く、日本国内での物件単価とあまり変わらない価格でサービスを提供することができています。数年後には、ベトナムの売上が日本の売上を上回ると想定しています。
海外事業を行っている日本の大手ハウスメーカーやベトナム現地の工務店などと比較した際、当社の強みや特徴は3つあると考えています。
1つ目は、木造建築に対する技術力とデザイン性の高さです。当社は木こり出身の代表の今井をはじめ、設計士や大工など知識や経験豊富なメンバーが揃っているため、木材それぞれの特性を活かした品質の高い和風建築を作ることができます。
また、それらのメンバーが設計から施工までの全工程をワンストップで行う点も、当社ならではの特徴です。海外で事業を行う際も、工程の中で重要な施工管理を当社が担うため、日本と変わらない品質でサービスを提供できると自負しています。
2つ目は、国籍多様なメンバーが在籍している点です。事業展開しているベトナムはもちろん、ベルギーやスウェーデンなどバックボーンの異なる様々なメンバーと働くことで、海外の市況やビジネス情勢にも常にアンテナを張ることができています。
こうした点は海外展開の際の強みになるとも考えており、当社の和風建築を世界のニーズに合わせた形で発信していけると自負しています。
3つ目は、小規模な工務店でありながら、世界に向けて事業展開している点です。前述の通り、当社は現在ベトナムに展開しており、将来的には成長著しい東南アジアや中東、アフリカにも進出する計画です。
ニーズはあるにもかかわらず、和風建築を再現できる事業者は海外にはごく稀であると考えています。そこで、当社の知見やノウハウを活かすことで、和風建築の市場を創出しながら、海外での事業拡大を目指します。
受注先の獲得には、現地の造園や建築などのパートナー企業と提携する計画です。造園企業のクライアントは、約3割がリゾートや商業施設などであるため、ある程度売上が見込めるtoB向けの販路を確保できると考えています。
また、今後はベトナムの都市人口の増加や富裕層の拡大が見込まれているため、toC向けの新築住宅や内装も一定の受注数が確保できる想定です。
2023年度は、ベトナムでは年間8件の契約を目指し、販路の確保を目指しています。まずは、toB向けのインテリア・内装を手掛けることで、ベトナムをはじめとした海外での実績・認知度を獲得していき、その後toC向けの住宅建築も手掛けていければと考えています。
当社は現在、山梨県北杜市とベトナム・ハノイに拠点を構えていますが、今後は国内外の拠点をさらに増やし、事業拡大を目指します。
直近では、2023年11月頃を目途に東京都内に拠点を設ける予定です。東京では当社のこだわりや価値観を発信するモデルハウスをつくり、ブランディングを強化していきたいと考えています。
さらに2024年には、アラブ首長国連邦の中心都市であるドバイに現地法人を設立し、グローバル展開を行う上でのハブ機能を果たすような拠点の建設を計画しています。
世界中の人、モノ、カネ、情報が集まるドバイに拠点を設けることで、めざましい発展を遂げている中東やアフリカの富裕層をターゲットとした、和風建築のグローバルなマーケットを創出したいと考えています。
ドバイの拠点が機能しはじめれば、リゾート施設やホテルなどのインテリア・内装を中心に、世界の様々な国の企業や個人から大規模な受注が発生すると予測しています。
それによって、2026年には海外向けの事業の売上が国内企業の売上を超え、連結で約13億円の売上規模を達成できるのではないかと考えています。
今後5〜10年後を見据えたグローバル展開の次のステップとしては、いずれはベトナム南部の都市・ホーチミンに拠点を設立し、東南アジア全域での事業拡大も目指します。
さらに、ドバイ拠点の発展性を考慮しながら、いずれは成長性の高いアフリカ市場への参入を検討しています。当社には、アフリカの市況や情勢に詳しいベルギー国籍のメンバーも在籍しており、社内の知見なども活かしながら、アフリカ進出を積極的に進めていきたいと考えています。
アフリカは現在、実質GDP成長率が約3.6%と日本の倍近くの勢いで成長を遂げています。2024年にはその成長率が約4.2%に上昇するとの試算もあり、日本からアフリカに進出する工務店が非常に少ないことを考えれば、挑戦しがいのある市場だと考えています(出典:JETRO 中東アフリカ課)。
ここ数年、世界では「Less is More(少ない方が豊かだ)」という言葉とともに、シンプルなデザインや価値観が好まれ、自然や暮らしを大切に生きるライフスタイルが注目されています。
当社は、日本の質の高い木材を活かすため、伝統工法による建築で昔ながらの簡素で味のある建築物を多く手掛けてきました。当社の事業を世界規模で拡大させることで、日本ならではの洗練された和風建築を世界中に広めていきたいと考えています。
下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。
東京根津に築50年の木造建築を改装し、洞窟カフェ兼設計事務所として、11月にオープンする予定です。
首都圏から八ヶ岳周辺への移住希望者に対する認知度を高めることはもちろん、首都圏での設計、施工の受注獲得を目指します。
また、今後の海外展開に向けて、有能な人材の獲得のための情報拠点としても考えています。
ドバイは、世界有数の人・物・金・情報が集積する場所です。和風建築のマーケットが存在しないドバイにおいて、和風建築の価値をアピールすることにより「和風建築を世界に広める」という当社の実現したい世界を形にすることが可能となると考えています。
また、ベトナムでは和風建築の需要はあるものの、当社の設計・施工事例がまだないため、モデルルーム兼カフェを現地に適した設計で建築し、新規顧客獲得の間口を広げる計画です。
さらに、ベトナムでの事業も本格的に施工部隊を充実させていくため、木造建築のための工場を設立する計画です。
設計だけでなく施工も自社で行うことになれば、将来的な経費削減と大規模な木造建築案件の受注につながると考えています。
また、若く意欲あふれる人材を育て、会社をよりベトナム社会に浸透させていくことも重要な目的となります。
ドバイには和風建築のマーケットがなく認知度が低いため、モデルルーム兼カフェを現地に適した設計で建築し、新規顧客獲得の間口を広げる計画です。
「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
下記のKPIの推移については、事業計画書(売上高等推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移については、発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。 事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1、1-2、1-3及び1-4をご確認ください。
※ 各期末時点における、設計・建設に係る顧客との契約獲得のために提携したパートナー企業数です。
※ 各期間における、設計・建設に係る顧客との契約件数です。
代表の今井は、林業での経験を経て建築業界に参入し、日本の木材・建築業界に精通しています。
今井のシンプルで高機能な建築デザインを、多国籍の設計チームと経験豊富な大工職人で形にしていきます。
バックオフィスメンバーには、海外勤務、創業・IPO支援など経験豊富なメンバーが集まり、安定感をもって会社を支えます。
大阪府出身。水産大学校漁業科卒業後、長野県木曽郡で林業会社の作業員として就職。
退職後カナダに移住し、ログハウスに出会う。
帰国後は森林組合等を経て、2014年に素朴屋株式会社を設立。
二級建築士、潜水士、海技士免許等取得。
山梨県出身。甲府工業高校建築学科卒業。
父親も同じ伝統工法の大工で、小さいころより木材と建築に触れて育つ。
高校在学中から大工の手伝いを行い、若いながら経験豊富で関わった建築は300以上。
大工の腕は社内外の評価も高い。素朴屋の工事部の責任者として、2023年6月より取締役として建築現場を背負う。
兵庫県出身。京都大学卒業、大手非鉄金属メーカーに就職、シンガポール駐在、本社財務部などを経て退職。
山梨へ移住し、一般社団法人を設立、都市と農村の交流事業を行う。
代表今井の事業構想に共感し、2021年より会計業務のサポートとして参画。
2023年6月に取締役CFOに就任。
山梨県出身。明治大学卒業。大学在学中に公認会計士試験に合格。
大手監査法人、コンサルティング会社を経て、2022年に独立開業。
素朴屋の事業構想に共感し、2022年9月に社外取締役に就任。
コンゴ出身。ベルギーの大学で建築、設計を学ぶ。
設計業務に加えて、母語のフランス語、堪能な英語、日本語で、パリやドバイなど海外展示会でのPR、営業などで活躍。
ベトナム出身。ベトナムでは大学卒業後、ITベンチャーの起業経験あり。
その後、日本に留学して設計を学び、インターンとして素朴屋へ入社。
設計とIT知識で会社を支える。
代表の今井は20代の頃から林業に携わり、木材の特性を活かした建築を行なってきました。
しかし、高品質な国産の木でも、伐採してしまうと多くはそのまま山に捨てられてしまうのが現状で、すごくもったいないと感じていました。
そこで、これまで捨てられていた間伐材を使って日本風のインテリアにアレンジし、世界に和風建築を広めたいと考え、2014年に素朴屋株式会社を創業しました。
当社では、曲がりくねった木でも、その木の命を活かし、「建物」という形に変えて息吹を宿したいと考えています。
私は30年前、八ヶ岳にはいる変わり者と言われていた。その私も、今や普通の人に。
その私から見ても、変わり者だと思う人が八ヶ岳に誕生した。その人は、素朴屋株式会社の今井久志さんだ。
ごく普通の人だと思っていたら、超変人に化けてきている。
森が好きな木こりさんだと思っていたらとんでもない!
見た目とは違い、クリエイティブな人間。次から次へと人を結びつけ、物と事とを結び付けて新しい価値を世に発信している。
時代とともに失いかけていた技と知恵を今の時代に生かす能力を持ち、その力で全く新しいものを生み出しているのだ。
想像もつかないことをするため、周りの人からは変わった人間に見える。
しかし、それらのものこそ、10年後、20年後、50年後、100年後に地域の宝物としてこの地の文化になっていくのでしょう。
そもそもこの八ヶ岳の地というのは、先人たちの開拓の歴史が息づいているところです。
そして、今を生きる私たちは、その思いを伝える役割があると思っている。そのランナーの1人が今井久志さんのチームだと思います。
次のランナーが、いや、変人が現れるまで走ってほしい。
そして観客であるみなさんは応援団になってあげてほしい。ぼくは今井さんを心から応援しています。
今井さんは一言で言うと信念の漢です。
彼は、経営者としての豪快な一面と繊細な一面を兼ね備えています。
「国産素材の良さを世界中に。」という理念を掲げ世界に挑戦し続ける豪快な姿勢、そして日本の良さを丁寧に伝え続ける繊細な姿勢には、同じ経営者仲間として尊敬しかありません。
彼のような理念と信念と行動力を併せ持つ経営者が日本中に増えていけば、日本経済も復調するのではないでしょうか。
素朴屋の今井さんとは7年ほど前から、いくつかの建築プロジェクトで協力させていただいています。
今井さんは、他に類を見ない独特な世界観、美意識を持っており、それを建築として実現できるプロ集団が素朴屋と言えるでしょう。
本拠地である山梨県北杜市を中心に着実に建築実績を積み上げつつも、そこに止まらず、海外に向けて活動の場を広げていくチャレンジ精神にも魅力を感じています。
そのような稀有な人物なので、共に働きたいという仲間が日本のみならず海外からも集まってくることは当然だと感じています。
素朴屋のように日本の木造建築をしっかりとつくることができる会社は国内でも数が限られています。
さらに、それを事業として発展させ、海外に発信できる会社は本当に貴重な存在です。
そして、そのような会社に日本建築の未来、日本の未来が託されているといっても過言ではありません。
今井さん率いる素朴屋がさらに発展し、社会をより良くしていくことを心から願っています。
きっかけは、丸に「そ」の文字をあしらった看板でした。
一見古風ながら、時代を超えた新しさと力強さを感じました。
何をしているところだろうと、恐る恐る敷地に踏み入ると、大工仕事をされていました。
「何か仕事を頼みたい!」とお願いすることなどないのに、ふと想ったことを覚えています。
それから5年の歳月を経て、八ヶ岳南麓の森に、自然の中で働き、学び、つながる施設「神社の杜のワーキング・プレイス 8MATO(やまと)」を作っていただきました。
森と喧嘩せず、一体になれる施設という私の想いをくみ取り、伐採した森の木を使い、日本古来の伝統工法である石場建て、組み木、漆喰を使った施設ができあがりました。
「一見古風だけれども、時代を超えた新しさと力強さ」が、カタチになりました。
「自然との共生」や「地方創生」が注目されるいま、こういう仕事を日本だけではなく、世界にも拡げようとしている今井さんを全力で応援したいと思います。
素朴屋さんの今井代表とは木材のご提供を通じて事業に関わらせていただいており、北杜市にある本社にも何度もお邪魔させていただきました。
少子化に伴う人口減少にある日本では着工数も頭打ちとなり、地方の企業が国内で成長するのはより難しくなります。
今後の建築需要が見込める海外への進出は多くの日本企業にとって必要な動きであるのかもしれません。
なかでも、今回の素朴屋さんの海外進出で価値を感じる点は日本の伝統建築を輸出することです。
日本食をはじめとした独自の日本文化は現在海外でブームのようなものになっていますが、文化の発信はまだまだ不十分だと感じています。
素朴屋さんの活動によって日本の建築文化を発信することは、日本文化全体のプレゼンスを高め建築以外の分野でも日本の伝統文化に興味を持ってもらうきっかけにもなります。
そしてそれが観光立国のためのひとつの柱になり、インバウンド拡大、つまり地方の活性化に繋がるものと期待しています。
私はうどん屋です。粉から麺を打ち、コブから出汁をとるうどん屋です。
店はラーメン屋を改装して作りました。古い店だったので、大事でした。
水回りから屋根から基礎から何から何までやり直しました。金も時間もようけかかりました。
その工事の設計と施工を、素朴屋さんに頼みました。
いやしかし、今井さんはけったいな男やと思います。
なぜなら今井さんは、私が頼んだデザイナーのアイデアを無視します。
解体工事は職人と一緒になって、天井を剥がして、降ってくるネズミの糞にまみれてます。
突然、ベルギー人にうどん屋の設計をやらせます。
でも結果オモロイもんができました。まあまあ、満足しています。
今井さん私も経営者です。経営者もいろいろですが、今井さんは猪突猛進型です。
じゃないと、山梨の田舎の工務店がドバイに店を作るなどと言い出しません。
私は、今井さんのアホな話を大切にしています。
25年程前に、夫がアラスカで今井さんと知り合い、一緒にカヤックの旅をし、後日偶然、地元のラジオで今井さんが山梨に住んでいることを知り、奇跡の再会をしました。
私とはそれからのご縁です。最初に今井さんに会った時「奥様を大事にされる、男気のある方だな」と感じましたが、それは今でも変わらず、大きな目線で周りの人、物、事柄を見ていて話すとなぜか私が嬉しくなるという魅力的な方です。
いつも思いますが、どんなにいい仕事をしていても自分の足元(家族など)が幸せであることが大事だと思い、今井さんはその点も素晴らしい方だと思っています。
何人もの知り合いが素朴屋さんのお仕事に満足されていて、そして今度は新しい挑戦ですね!
今井さんを心から応援しています。
当社は、以下のメディア掲載実績があります。
当社では、株主の皆様のご支援に感謝するとともに、当社商品へのご理解を深めていただき、より多くの方に商品をご利用いただくための優待サービスを提供しております。詳しくはこちらからご確認ください。
※上記掲載のURLから遷移するWEBサイトは、FUNDINNOが運営するものではないことをご了承ください。
【優待の基準日】
毎年8月末日
【優待内容】
当社で制作した自社オリジナル商品のご提供
・1〜29株の方:ヒノキの香りがする消臭木
・30株以上の方:ヒノキの香りがする消臭木+特製まな板
(ヒノキの消臭木にはアロマ効果が期待でき、部屋に置いておくだけでリラックスいただけます。)
【お申し込み方法】
基準日経過後、ご予約、ご注文可能のご案内をさせていただきます。その際に当社お問い合わせアドレスまで「株主優待を利用する」とお知らせ下さい。
お申し込み時のお名前・ご住所と株主名簿のお名前・ご住所を照合してご利用の確認を行います。株主名簿のお名前やご住所に変更がある場合はお手続きをいただいてからお申し込み下さい。
【ご注意】
※ お一人様1年に1回限りの優待になります。
※ 株主優待の内容は、変更になる場合がございます。
※ 発送時期は、IRにてお知らせいたします。
当社は、山梨県の木材を使って、伝統的な日本の建築を行っています。
木の1本1本に命があり、その命を奪うものの責任として昇華させなければなりません。
そのため、奪った命の形を活かしてあらゆる建築に挑んでいます。
多様な設計士と熟練の大工たちが一つのチームとなり、伝統・革新・遊び心を持って、世界に和風建築を広めたいと考えています。
そうすることで、和風建築だけでなく、日本の古き良き文化を世界に発信し、もう一度日本に活気を取り戻すことができると確信しています。
資本金: | 10,000,000円(2023年5月10日現在) |
発行済株式総数: | 10,000株(2023年5月10日現在) |
発行可能株式総数: | 12,000株 |
設立日: | 2014年9月11日 |
決算日: | 8月31日 |
素朴屋株式会社による株主名簿及び新株予約権原簿の管理
素朴屋株式会社株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要
※以下は素朴屋株式会社株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「重要事項説明書」をご確認ください。
発行者は前期決算期末(2022年8月31日)及び直近試算表(2023年3月31日)において債務超過となっています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過が継続するリスク及び有利子負債の返済スケジュールに支障をきたすリスクがあります。
発行する株式は譲渡制限が付されており、当該株式を譲渡する際は発行者の承認を受ける必要があるため、当該株式の売買を行っても権利の移転が発行者によって認められない場合があります。また、換金性が乏しく、売りたいときに売れない可能性があります。
募集株式は非上場の会社が発行する株式であるため、取引の参考となる気配及び相場が存在いたしません。また、換金性も著しく劣ります。
募集株式の発行者の業務や財産の状況に変化が生じた場合、発行後の募集株式の価格が変動することによって、価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。
募集株式は、社債券のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく、また、株式ではありますが配当が支払われないことがあります。
募集株式について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同程度の開示は義務付けられていません。
有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
発行者は前期決算期末(2022年8月31日)において、営業利益が計上されていますが、発行者の直近試算表(2023年3月31日)において、営業損失が計上されています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。
今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。
発行者の設立日は2014年9月11日であり、税務署に提出された決算期(2022年8月31日)は第8期であり、現在は第9期となっています。となっています。 上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。 発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 発行者は当募集において目標募集額を1,000万円、上限応募額を8,000万円として調達を実行します。 但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。 なお、発行者は当募集後、2023年11月に不足分の資金調達を予定(※但し、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2023年11月の不足分の調達は行わない予定です。)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。
発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。
著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。 発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、 その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
発行者の事業は、代表取締役である今井久志氏の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。
ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2度目以降の場合は総額の15%(税込:16.5%)相当額)が支払われます。また、企業情報開示のためのシステム利用や当社サポート機能の提供に対するシステム及びサポート機能利用料として、毎月5万円(年間60万円)(税込:5万5千円(年間66万円))と決算期に5万円(税込:5万5千円)を発行者から当社が申し受けます。なお、当社が定める期限までに月次、四半期及び決算に関する企業情報等が開示された場合、システム及びサポート機能利用料は免除されます。