スパイスを用いた本格的かつ時短できるミールキットを個人向け・ホテル向けに提供
スパイス最大手エスビー食品株式会社とのコラボ商品実績もあり
個人向けサブスクは月額1~3万円の利用者が多く継続率約97%。紀ノ国屋等の催事で完売し常設化の依頼も
業務用ミールキットは高級ホテルチェーン等からカスタマイズ品等の注文多数。ハラル認定取得でインバウンドも対応予定
世界的ミールキット企業との共同開発や、ミシュラン三ツ星シェフ向け開発実績があるスパイス専門家が、連続起業家とタッグを組む
株主には全国小売ネットワークを有する食品業界のプロが参画
今後はAIによるパーソナライズド・ミールキット販売やセントラルキッチン増設によるレシピ拡大、アウトドア需要対応、和食ミールキット海外展開を計画
2023年7月に大手食品会社がミールキット市場に参入。共働き世帯の増加などを受け、国内外で市場成長が予測される
出典:食品新聞、株式会社グローバルインフォメーション
2023年6月末の東京都「飲食物調理の職業」有効求人倍率は約5.26倍と、シェフ不足が課題。増加するインバウンド需要への対応が難しい
出典:東京労働局、日本経済新聞
弊社代表・長岡は、国内大手企業の勤務を経て移民の国・オーストラリアのシドニーに移住しました。現地のスパイス専門商社に入社し、多国籍の方々と働く中で世界のスパイスについて知見を深め、豊富な開発経験を有しています。
また、取締役CEOの尾島は20代から国内外で複数事業を立ち上げてきた連続起業家です。IT分野から飲食、ホテル、農業など幅広い経験から本事業における豊富な知見・ノウハウを有しています。
弊社は、「スパイスを主役」にした独自のミールキットを提供する「Spice me(スパイスミー)」を手掛けています。代表・長岡が海外で培ったスパイスのブレンドノウハウを活かして世界の料理を家庭で手軽に再現できます。
現在は、サブスクリプション(以下、サブスク)型の定期販売や小売店等を通じて消費者にお届けしています。会員継続率はサービス開始以降約2年にわたり約97%を維持し、催事も好評で常設化の引き合いをいただいています。さらに、調理人材不足のホテル向けに業務用ミールキットを展開していきます。すでにサンプルやカスタム注文を受けるなど本格導入に手応えを感じています。
「Spice me」を通じてユーザーの「好み」データを蓄積しており、段階的にサービスへ反映させる計画です。塩加減や火加減の好みをAIが学習し、レシピの最適化を図っていくものです。こうした事業プランが評価され、「スタートアップビジネスプランコンテストいしかわ2022」で最優秀起業家賞を受賞しました。
「Spice me」は、地方生産者の直販参入をお手伝いする中で生まれました。地元外へ販路開拓を目指す中、輸送コストがネックとなり薄利多売の構造を変えられずにいました。そこでスパイスという価値を付加することで、「地産外商」を実現し、収益性の改善に貢献していきたいと考えています。
また、規格外野菜の廃棄量も深刻化しており、農林水産省によると、生産された野菜・果物の約30〜40%が廃棄されています。そうした中、「Spice me」では、不揃い品もカット加工することで利活用し、フードロスの削減にも貢献していきたいと考えています。応援のほどよろしくお願いいたします。
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コロナ禍や共働き、一人暮らし世帯の増加などを背景に「食」への需要は変化しています。日本政策金融金庫によると、消費者の食志向は「健康志向」「経済性」「簡便化」が高く、次いで「安全性」「手作り」「美食」などが続いています。
このように、様々なテーマの共存が求められていますが、全てを備えたサービスは未だ少ないと考えています。産直ECやミールキットが盛り上がりを見せていますが、価格面や本格さに欠けるなど日常化には至っていません。
毎日の食生活に栄養バランスや安全性、手軽さが不可欠となる中、弊社はスパイスの普及に挑みます。スパイスの種類は数百を超え、病気の予防や健康増進が期待できるものも多く、消費者の志向に最適な存在であると考えています。
しかしながら、日本では「休眠スパイス」という言葉が生まれるほど、使われずに放置されたままのスパイスが多い状況です。「辛い」イメージが先行しており、健康メリットや活用方法についてほとんど知られておらず、せっかくのポテンシャルが活かせていないのが現状です。
また、ホテル、旅館といった宿泊施設や小売店など「食」の提供が欠かせない業種の課題にも挑んでいます。アフターコロナでインバウンド需要が急回復する中、ホテル、旅館の7割以上が働き手確保に苦悩しています(出典:帝国データバンク)。
なかでも調理スタッフ不足は深刻です。東京労働局調査によると、調理職種の有効求人倍率が5倍を超えるなどホテルにとって大きな課題をなっているのです。
「Spice me」は、家にいながら「世界の料理」を手軽に再現できるミールキットです。多様なスパイスを活用した独自レシピと仕入れ当日配送の新鮮食材をセットに、「健康」「時短」「本格」を備えます。
レシピは、チュニジアのスパイス調味料「ハリッサ」を使った「ハリッサポークとパンプキンピラフ」や、中近東のポピュラー料理「羊のコフタ ビーツヨーグルトソース」といった世界のユニークな料理など100種類以上を開発しており、内食機会が増える食卓のマンネリ解消にも最適です。
スパイスは、漢方薬の原料としても重宝されており、スパイスの種類によって様々ですが消化促進や抗菌作用といった薬膳効果も期待できます(出典:日本安全食料料理協会)。
日本ではこうした健康面のメリットはあまり知られていませんが、「Spice me」を通じてスパイスを毎日の食生活に欠かせない存在にしていきたいと考えています。
今後はtoB事業を拡大すべく、人手不足を背景に調理スタッフ確保に苦しむ宿泊事業者向けに業務用ミールキットを提供していきます。
まずはインバウンドの再燃により宿泊客が増えると思われるホテルをターゲットにします。これまで家庭向けレシピを開発してきたノウハウで、初期投資不要の簡易的なキッチン設備で誰でも本格的な料理提供を可能にします。
すでに朝食やルームサービス向けなど多数レシピを開発し、テスト運用を開始しています。外国人観光客を主要ターゲットとするホテルを皮切りに旅館や民泊などの小規模宿泊施設へと販路を拡大していく計画です。
ユーザーの多くからは、サブスク型の定期購入の申込みをいただいており、レシピのラインナップを週ごとに変えることで高い継続率を維持しています。さらに多様なニーズに応えて、2週に1回、月に1回、単発購入など様々なプランを提供しています。
食材については、現在拠点を構える金沢の中央市場や直契約を交わす農家から仕入れ、当日梱包・配送によって新鮮なままお届けしています。スパイスを用いた独自レシピが付加価値となって、高額設定でも成立できており、生産者の「地産外商」を実現しています。
「Spice me」のレシピ開発は代表自ら指揮を取っています。創業前から、ミールキット大手(19ヵ国展開・2021年度売上規模8,000億円以上のグローバル企業)やミシュランシェフとオリジナルスパイスを開発するなど、豊富な知見を有しています。
スパイスのブレンドは繊細な作業で、色や香りの変化をコントロールすることは容易ではありません。こうしたノウハウは、国内のスパイス専門家からの注目も高く、セミナーや講義の依頼が後を絶ちません。
弊社は、スパイス最大手企業のエスビー食品株式会社とのコラボ商品を開発した実績があります。また、鹿児島県のスタートアップ実証支援事業に採択され、黒豚を使ったミールキットを開発するなど、自治体との連携も今後活発化させていきたいと考えています。
toC集客に向けた施策として、オンライン上ではインフルエンサーマーケティングに注力し、累計400万人以上にリーチできています。加えて、催事でのリアルイベントも活発化することで定期会員化への導線を強化しています。
これまで行った催事は軒並み好調で、紀ノ国屋青山店や千葉県を中心に展開するスーパーで実施したイベントはいずれも完売、常設化へと発展する見込みです。料理の見栄えやスパイス特有の香りはリアルイベントと相性がよく、今後も認知度向上に欠かせない施策と位置付けています。
インバウンド需要の回復を追い風に、外国人宿泊客が多いホテルでは、ハラルフードの提供が求められています。ムスリム人口は世界の約4分の1を占め(出典:Pew Reserch Center-Global Religious Futures Project 2020)、宿泊客獲得には必要な対応になってきていると考えています。
ハラルフード提供には、原材料や製造工程、衛生管理など様々な基準を満たした「ハラル認定」の取得が必要ですが、弊社はいち早く環境整備、社内教育を行なっており、来年1月頃には取得できる見込みです。
今後はテクノロジーを用いたフードテック企業としての存在感も示していきます。第一歩として、「好み」データの蓄積とAIを用いたレシピのパーソナライズ化を進めています。レシピを「塩辛い」と評価すれば、電子レシピ上の塩加減が自動調整される仕組みです。
次の段階では、レシピだけでなく、食材が自動選定されるミールキットの個人最適化にまでアップデートさせていく計画です。
セントラルキッチンとなる拠点を石川から他県へと拡大する計画です。より多くの地域作物を仕入れることでレシピの幅を拡げていきます。
また、利用シーンの拡張も今後のテーマです。すでにキャンプ飯としてアウトドアシーンから需要があり、屋外調理を想定したレシピ開発にも取り組んでいく考えです。
将来的には海外展開も視野に入れています。ミールキットビジネスは海外発祥ですが、代表・長岡の海外経験をベースに、日本独自のエッセンスを加えることで、和食人気が高い海外への逆輸出を果たしたいと考えています。
下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。
スーパーを中心とした小売とホテル業界に導入した実績を基に、実績紹介やユースケースを織り交ぜつつ販路拡大を目指します。
現状の金沢の工場では10,000食前後が週の製造上限となりますが、売上数の増加に伴うミールキット製造能力を上げる為に、既存の工場の拡充や新規工場による生産能力の底上げを予定しています。
スーパーを中心とした小売とホテル業界に導入した実績を基に、実績紹介やユースケースを織り交ぜつつ販路拡大を行う計画です。そして、大手スーパーや有名なホテルとの提携およびコラボを進めていきます。
現状はミールキットをご利用したお客様にアンケートという形で、塩分や辛さ、スパイス、分量などについてフィードバックを受け、そちらを元に次回のメニューへ反映しています。その機能を進化させ、データも溜まりビッグデータの機械学習などにより精度を上げたパーソナライズミールキットの提供を目指します。
「Spice me」以外の新規ブランドや金沢以外の新規工場など全国展開を目指します。金沢だけでなく、全国の地場の新鮮な野菜やお肉やお魚を使ったミールキットの提供を目指します。
「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。
また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
下記のKPIの推移については、事業計画書(売上高等推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移については、発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1・別紙1-2をご確認ください。
石川県小松市出身
ワーキングホリデーをきっかけにオーストラリアへ。以降11年間滞在し、スパイスを取り扱う専門問屋で一流シェフたちの要望に応えたオリジナルスパイスの商品開発に携わる。
その経験値を活かし「Spice me」の立ち上げ・サービスの中核を担っている。
中学時代にプログラミングを始め、インターネット黎明期から独学でサイトを構築しオンラインでの交流を広げる。
大学在学中にシステム開発事業で起業し、個人商店のwebサイトから、大手のERP導入コンサルティングまで、幅広い領域でIT事業を展開。マーケティング事業やソシャゲ事業などにも多角化し事業を売却。
視野を広げるべく2年に渡りヨーロッパを巡り、フィンランドでたい焼き屋を始めるも失敗。帰国後、この経験を活かして「多様性」を武器に複数の事業を展開しパラレルアントレプレナーとして世の中により良い事業を届けるために尽力中。
株式会社コノミーでは経営全般やBack Office支援を担当。
東京都出身。2008年のリーマンショック時にイギリスの投資銀行に入社し、株式デリバティブのストラクチャリング業務を担当、その後2011年にスイスの投資銀行にて金融商品開発に携わり、株式だけでなくマルチアセットを専門とする。
2014年に国内大手運用会社に入社し機関投資家向け商品開発及びファンド組成業務に従事。その後、2019年から株式会社コノミーにて資本政策など財務業務を中心に担当。
オーストラリア・シドニーでの滞在期間を通じて、スパイスが毎日の食生活に頻繁に活用されていることを知りました。
日本には醤油やみりんといった素晴らしい調味料があり、海外人気も高い和食文化が根付いています。一方で、スパイスに対しては「辛い」「刺激が強い」といった固定概念が先行し料理に活用される機会は限定的です。
スパイスを活用することで、料理の幅は大きく広がりますし、健康にもポジティブな影響が期待できます。こうした秘めた魅力を知っていただき、毎日の食生活にスパイスが当たり前に登場する世界を創っていきたいと考えています。
創業時から出資をし、応援をしております。「Spice me」は、地方の食料生産者に新たな可能性を与えるサービスです。
また私のふるさとでもある鹿児島の黒豚を、ミールキットという商品を通して全国に発信してくれていることにより、地域のブランド価値を上げることにも貢献をしております。
今後は全国に拠点を拡大し、地域と皆さんの食卓が繋がって行くことを期待しています。
スパイスには、食欲を増進させる作用や、消化吸収を助ける胃腸の調子を整える作用、全身の血行をよくして体を温める作用、利尿作用、疲労回復効果、美容効果、解毒、抗菌、抗ウイルス作用など沢山の効果があり、昔からお料理などに使い親しまれてきました。
また漢方では「香り高い」ものは、「気」の流れをよくし、気分の落ち込みや不眠などに効果があると言われています。現代人は、ストレスが多く、運動不足、睡眠不足、食生活の変化によって、体が冷えていたり、胃腸の調子が悪い、メンタルの不調がある人が多いです。現代人だからこそ、スパイスの力を借りて、心も体も元気になっていただきたいです。
私はよく薬味やスパイスを何にでも「ちょい足し」することをオススメしています。白湯を飲む習慣のある方も多いと思いますが、白湯にスパイスを「ちょい足し」すれば、胃腸の働きをよくしたり、体を温める効果など、より多くの良い効果が得られます。スパイスは、白湯だけでなく、紅茶やコーヒー、ココア、味噌汁、スープ、鍋、うどん、お蕎麦など、何にでも合います。スパイスミーのミールキットは、簡単に美味しい本格スパイス料理が楽しめます。ぜひ、普段の生活に「スパイス」を!!
●召し上がっていただいたミールキットの感想、活用アイディアとっても簡単に本格的なスパイス料理が作れることに感激しました!!しかも、プロのように美味しく作れるので、もっと新しいお料理にチャレンジしたくなります。初めて作るお料理でも自信満々で食卓に出せますし、何よりも家族の美味しい!という笑顔を見れるのが、一番嬉しいですね!
ミシュラン店での6年間の経験、そして数多くのメーカー様などのメニュー開発に携わらせていただき、現在は起業家シェフとして自分自身のサービス開発を進めている私ですが、初めてスパイスミーの商品を口にしたときとても驚きました。
まず金沢の新鮮な魚、野菜の旨み、そしてハーブやスパイスを使い各国の料理をモチーフにしたレシピのレパートリーの多さです。
誰でも作れるように手順のわかりやすいレシピも入っています。パーソナライズにより的確に自分好みなレシピを見つけたり、作ったり、そして美味しく食べれたときの感動体験が味わえます。
今後、さらなるサービスの進化と事業の拡大によって、より多くの人々に愛される存在になると確信しています。これからも応援しています。
コノミーさんは、当機構が主催する「スタートアップビジネスプランコンテストいしかわ2022」において、「①スパイスの専門家による圧倒的なレシピ開発力」「②AIが個人の“好みを学習”しレシピを最適化する機能」による新規性・創造性・市場性・成長性等が評価され、最優秀賞を受賞されました。
当社のサービス「スパイスミールキット」の良さは、本格的な料理を家庭で手軽に実現できる点にあり、石川県の食材を中心に、全国に驚きと発見の食体験を提供するものです。
コンテストの認定者として、今後の成長に向けて当機構も支援を行っています。
弊社でも催事を行って頂いた際にお客様からも好評を頂きましたコノミーさまですが、私もフランス料理を学んでいたのでわかるのですが、ミックススパイスを使うというのはかなりの上級テクニックです。それを簡単に家庭で表現できるのが、コノミーさまのミールキットの魅力だと感じています。
季節感もあるので、お好みで色々なキットを楽しまれるのがお勧めです。
弊社は、事業会社およびエンジェルより出資いただいています(敬称略)
弊社は、以下のメディア掲載実績があります。
※上記掲載のURLから遷移するWEBサイトは、FUNDINNOのものではありません
弊社では、株主の皆様が弊社のミールキットをご賞味いただく機会として「株主優待制度」を実施しております。詳しくはこちらからご確認ください。
※上記掲載のURLから遷移するWEBサイトは、FUNDINNOのものではありません
【優待の基準日】
毎年12月末日
【優待内容】
54株未満の方:ミールキット1キット+弊社商品3%OFF
54~81株未満の方:ミールキット1キット+弊社商品5%OFF
81~108株未満の方:ミールキット1キット+弊社商品7%OFF
108~135株未満の方:ミールキット1キット+弊社商品10%OFF
135株以上の方:ミールキット1キット+弊社商品15%OFF
【お申し込み方法】
基準日経過後、ご予約、ご注文可能のご案内をさせていただきます。その際に弊社お問い合わせアドレスまで「株主優待を利用する」とお知らせ下さい。お申し込み時のお名前・ご住所と株主名簿のお名前・ご住所を照合してご利用の確認を行います。株主名簿のお名前やご住所に変更がある場合はお手続きをいただいてからお申し込み下さい。
【ご注意】
株主優待の内容は、変更になる場合がございます。
資本金: | 8,400,000円(2023年10月2日現在) |
発行済株式総数: | 104,338株(2023年10月2日現在) |
発行可能株式総数: | 11,000,000株 |
設立日: | 2019年11月8日 |
決算日: | 10月31日 |
株式会社コノミーによる株主名簿及び新株予約権原簿の管理
株式会社コノミー株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要
※以下は株式会社コノミー株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「重要事項説明書」をご確認ください。
発行者は前々期決算期末(2022年10月31日)及び直近試算表(2023年7月31日)において債務超過となっています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過が継続するリスク及び有利子負債の返済スケジュールに支障をきたすリスクがあります。
発行する株式は譲渡制限が付されており、当該株式を譲渡する際は発行者の承認を受ける必要があるため、当該株式の売買を行っても権利の移転が発行者によって認められない場合があります。また、換金性が乏しく、売りたいときに売れない可能性があります。
募集株式は非上場の会社が発行する株式であるため、取引の参考となる気配及び相場が存在いたしません。また、換金性も著しく劣ります。
募集株式の発行者の業務や財産の状況に変化が生じた場合、発行後の募集株式の価格が変動することによって、価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。
募集株式は、社債券のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく、また、株式ではありますが配当が支払われないことがあります。
募集株式について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同程度の開示は義務付けられていません。
有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
発行者の前々期決算期末(2022年10月31日)及び直近試算表(2023年7月31日)において営業損失が計上されています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。
今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。
発行者の設立日は2019年11月8日であり、税務署に提出された決算期(2022年10月31日)は第3期であり、第4期は税務申告準備中、現在は第5期となっています。 上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。 発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。発行者は当募集において目標募集額を14,968,800円、上限応募額を47,919,600円として調達を実行します。 但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集後、2024年3月に不足分の資金調達を予定(※但し、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2024年3月の不足分の調達は行わない予定です。)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。
発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。
著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
発行者の事業は、代表取締役である長岡誌織氏の働きに依存している面があり、両氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。
ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2度目以降の場合は総額の15%(税込:16.5%)相当額)が支払われます。また、企業情報開示のためのシステム利用や当社サポート機能の提供に対するシステム及びサポート機能利用料として、毎月5万円(年間60万円)(税込:5万5千円(年間66万円))と決算期に5万円(税込:5万5千円)を発行者から当社が申し受けます。なお、当社が定める期限までに月次、四半期及び決算に関する企業情報等が開示された場合、システム及びサポート機能利用料は免除されます。