※1 出典:Forbes Japan
※2 出典:第2回日本中小企業大賞
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割引クーポンやオリジナル商品のご提供・レセプションパーティーご招待(詳細)
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出典:小島ファッションマーケティング、東洋経済オンライン
出典:ビジネス+IT、Business Research INSIGHTS、会社四季報 ONLINE
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個人の見解です
弊社代表の福屋は学生時代からファッションを好み、アパレル企業での販売業務を経験した後、新卒で繊維商社に入社しました。10年以上繊維製品の製造に携わる中で、売れ残った商品を産廃業者に処分依頼する業務にもどかしさを感じていました。
昨今のファストファッションの流行によって洋服の大量廃棄に拍車がかかる環境下で、こうしたアパレル業界の構造そのものを変えたいという想いから、2015年に株式会社ウィファブリックを創業しました。2019年にはForbes Japanの「日本のインパクト・アントレプレナー35」にも選出されています。
弊社は、洋服の廃棄問題(ファッションロス)を解決するオンライン型アウトレットモール「SMASELL(スマセル)」を提供しています。
「SMASELL」は余剰在庫を廃棄せず売り切りたい企業と、お得に商品を購入したいユーザーを繋ぐことができるプラットフォームで、売買によって削減されるCO2排出量を明示するなど、サステナブルへの貢献度が見える化されていることが特徴です。現在は約1,300社、7,000以上のブランドに出品いただくほか、会員数は直近3年で30倍以上となる約25万人にまで成長しています(2023年12月時点)。
「SMASELL」のほか、デッドストック品(売れ残り品や長期間放置されていた在庫品)に価値をつけて新しい製品へと生まれ変わらせるアップサイクル事業や、アパレル企業と提携して古着の回収・販売やさまざまなイベントも行っています。
2017年に週刊東洋経済の「日本を変える100社」に選ばれたほか、第2回日本中小企業大賞より「MVP賞」「SDGs賞 最優秀賞」にも選出されるなど、社会的にも評価いただくことが増えてきました。
また、株主としてモバイル・インターネットキャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社などに出資いただき、「廃棄のない循環型社会」を目指しています。
弊社が本来伝えたい「ファッションを楽しみながら社会課題を解決する」という体験を、オンライン上でユーザーにまだまだ伝えきれていないことに課題を感じております。
今後は、複合型店舗を2024年夏に立ち上げ、よりワクワクできるオフラインとオンラインの垣根を超えた購入体験を通してサービスのファン獲得を目指します。さらに、2024年春頃には「SMASELL」アプリの正式リリースも控えており、オフライン、Webサイト、アプリ、それぞれの強みを活かすことによってサービスへの定着度を高めることが可能になると考えています。
これらを実現するに当たって、株主の方々には弊社に是非ともお力を貸して頂きたくお願い申し上げます。
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フランスでは売れ残った洋服の「廃棄禁止令」が2022年1月より施行されるなど、大量生産・大量廃棄に歯止めをかけることは世界共通の喫緊の課題となっています。服一着の製造にかかるCO2排気量は約25kg、水の消費量は約2,300ℓにものぼり、環境に対して様々な負荷がかかっているにも関わらず※1、廃棄される洋服は、世界で年間約3,000億着とも試算されています(2015年時点)※2。
2000年代のファストファッションの流行を契機に、アパレル業界では価格競争が過熱し生産量、供給量が大きく増加しました※3。しかし、日本でも2019年に生産された約29億着のうち、新品のまま購入されなかった余剰在庫は約15億着にものぼるなど、約半数が売れ残っている現状です※4。
そして、「安く手に入る」ことから消費者の意識も変化しました。多くの服を購入するようになった代わりに、過去15年で衣服一着あたりの使用率は約36%低下しており、廃棄量増加のトレンドが加速しています※5。
1 出典:環境省
2 出典:GLOBAL FASHION AGENDA
3 出典:経済産業省、財務省
4 出典:小島ファッションマーケティング
5 出典:エレン・マッカーサー財団
洋服は、ディスカウントされて販売するとブランド棄損に繋がるため、処分せざるを得ないというメーカー側の思惑があります。弊社代表の福屋が弊社を起業した経緯もまさに、かつて自分たちの手で製造した商品を新品のまま廃棄する現場に立ち会っていた実体験に在ります。
また、廃棄するよりもリサイクルの方がコストがかかることも、大量廃棄の一因となっています。このような背景から廃棄ではなく寄付という選択肢もありますが、途上国の服が足りていないからといって先進国から輸出すれば良いという時代ではなくなっていると弊社は考えています。現在、ガーナで輸入されている洋服の約4割が埋め立て処分されていると考えられるという情報もあります※。
出典:PRESIDENT Online
弊社の提供する「SMASELL」は、余剰在庫を廃棄せず売り切りたい企業と、お得に商品を購入したいユーザーを繋ぐオンラインアウトレットモールです。
「SMASELL」で売買されるすべての商品には、廃棄した場合に発生するCO2排出量(商品重量から算出)が表示されています。「SMASELL」上で商品が売買され廃棄しないことで、実質的にCO2排出量が削減されます。その総量に応じてユーザーのアイコンが変化するなど、サービスを利用するほど環境貢献を実感できる仕組みが特徴です。
また、「SMASELL」内の企業毎のページにもCO2の総削減量が可視化され、ブランドイメージの向上につながるほか、新たな顧客層との接点が持てるなど、出品前と比べて売上が数十倍に成長するメーカーも多く、ビジネス拡大にも貢献することが可能です。
さらに、売上の一部は森林保全団体へ寄付されるため、「SMASELL」の利用そのものが、森林を守り育てていくこと、持続可能な社会の実現にも繋がると考えています。
各メーカーのデッドストック品の流通を促すことに加え、廃棄予定の服や生地を再度加工して、価値をつけて新しい製品へと生まれ変わらせるアップサイクル事業も行っています。
衣料品の輸出大国バングラデシュ労働者の雇用と行き場のなくなったキャンセル品を救うプロジェクト「PHOENIX LAB. PROJECT」や、音楽家と芸術家とともにつくる廃棄衣料×音楽×アートの実験的なプロジェクト「≒heart core remedy(ニアイコールハートコアリメディ)」を展開し、売れ残り品を使って新たな製品を生み出すことで、リサイクル率が低い化学繊維※などの弱点をカバーできると考えています。
出典:日本化学繊維協会
また、提携ブランドの店頭に古着回収BOXを設置し、買い取ったうえで弊社が「SMASELL」に出品する古着回収事業や、服の交換会などさまざまなイベントも運営しています。状態の良い古着がリユースされることで、メーカー・ユーザー双方にメリットのある仕組みを実現し、廃棄ゼロの社会を目指しています。
表示価格は税抜
「SMASELL」は、出品するアパレル企業が初期コスト0円、回収リスクなしで利用開始できます。一般的に企業に残った在庫は、経過年数によってアウトレットやフラッシュセール、オフプライスストアへと販売場所を変えて流通されていますが、「SMASELL」を活用すれば流通先を変えることなくさまざまな状態の商品が販売可能です。また、「SMASELL」で売れ残った在庫も、弊社が買い取り福袋やアップサイクルでの販売を行う仕組みを構築しており、企業側の在庫ゼロを実現しています。
弊社は、企業からの月額費用と販売手数料で収益化しています。物流方法によって手数料は異なりますが、企業から直接配送する場合は販売価格の約20%、弊社が配送する場合は販売価格の約30%となっています。さらに、企業のブランド価値を守るために、会員登録していないユーザーへの販売価格表示の「公開」「非公開」を自由に設定できる機能も付加しています。
「SMASELL」の利用ユーザーは25〜40歳の女性が中心で、会員全体の約7割を占めています。アウトレットの感覚で、良い品が安く手に入ることが魅力なのはもちろん、環境保全への取り組みに感心を持つユーザーが増えたことで、2020年時点には約4万人だった会員数は、直近3年間で25万人を超える規模に成長しました。
さらに、現在約1,300社が導入し、7,000以上のブランドが出品しています(2023年12月時点)。弊社の累計流通取引額も大きく増加していることに伴い、CO2の削減量や植林本数などの実績も伸ばすことができています。
サステナブルな循環型社会を作り出すための仕掛けとして、オフラインでも複合的な事業を行っています。グローバルワークやニコアンドを展開する株式会社アダストリアや、ファッションやインテリアを学べる大阪モード学園と連携し、学生とサンプル品をリメイクし「SMASELL」で販売しています。
さらに、ファッションロスに関する環境省との有識者会議なども行い、循環型社会の重要性を発信しています。
SDGsがこれほど注目される前から、弊社は創業と同時に「サステナブル」「ファッションロス」を軸に環境保全に貢献する事業に取り組んできました。7,000以上のブランドに共感いただくほか、物流、在庫管理などの企業と多数連携しながら弊社プラットフォームを展開している点は、先行者優位であると自負しています。
売れ残り品や古着は「安い」といっても、誰もが売りやすい商品ではありません。アパレルに関するECサイトは多くありますが、新品を扱うアパレル企業は弊社のようなアウトレット・ビジネスには参入しづらい現状があります。同一の店舗では、格安の商品を販売すると新品が売りづらくなるためです。
オフラインでは、アウトレットモールも多く存在しますが、オンラインでの競合にあたるサービスはほとんどないと考えています。サステナブルに本気で取り組んできたからこそ、第2回日本中小企業大賞では、「MVP賞」と「SDGs賞 最優秀賞」のW受賞、環境省より「平成30年度 循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰」、週間東洋経済より「日本を変える100社」に選出されるなどの評価をいただくことができたと考えています。
より大きくサステナブルな活動を行うにはユーザーとのコミュニケーションが必須であると考えています。そこで、弊社本拠地のある大阪市内に、実店舗の複合型店舗「SMASELL SUSTAINABLE COMMUNE(スマセル サステナブルコミューン)」を2024年夏にオープンする計画です。
今回応援いただいた資金は、この店舗の設営に充てさせていただく予定です。現在、すでに使われなくなった鉄工所跡地をリノベーションして建設を進めており、「おいしい」・「かわいい」・「たのしい」という人間の直感的な感覚に基づき、ランチやショッピングを楽しみながらサステナブルに触れられる体験型の店舗にしていきたいと考えています。
店舗内では、弊社が取り扱う在庫の販売だけでなく、インテリア、コスメやフード、アート、音楽など様々なカテゴリーの中でサステナブルに取り組むブランドや企業に出店いただく計画です。また、毎回購入するごとに希望する団体(森林保全団体・戦地の難民支援・地震の被災地等)に100円を寄付できる仕組みを構築する予定です。
オープン後は、タレント・インフルエンサーの古着を中心としたフリマイベントや、アートやライブなどのイベントを通じた集客も検討しています。(詳しくはこちら)
中長期的には、東京で「SMASELL SUSTAINABLE COMMUNE」2号店の建設を進める計画です。そして、洋服の廃棄問題は、主に世界の富が集中する中国・北米・日本等の先進国を中心に各国で起こっています。そのために弊社は、将来的にはグローバル展開が必須だと考えています。
「SMASELL」はすでに、言語対応や発送など海外からもアクセスできる仕組みを整えています。また、2018年には経済産業省の海外進出のための派遣プロジェクトに参加し、シリコンバレーでのネットワークを構築しています。そして、2025年には大阪万博への出店も計画しており、インバウンド顧客の獲得をはかっていきたい考えです。
地球の裏側では靴の一足もはけずに過ごす発展途上国の子供たちがたくさんいます。「SMASELL」を世界中の企業に導入していくことで、そのような子供たちへも洋服を届けられるようなプラットフォームへと拡大させていきたいと考えています。
下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。
実績
予測
売上計画
2023.2
2024.2
2025.2
2026.2
2027.2
2028.2
2029.2
約1.16億円
約1.34億円
約2.3億円
約4.11億円
約7.05億円
0
2.5
5
7.5
10
12.5
15
17.5
20
0
5
10
15
20
億円
パリコレでも知られるブランド「yoshiokubo」と「SMASELL」のコラボ商品の販売を開始しました。「SMASELL」での販売はもちろんのこと、2024年売り上げ拡大に向けリアル店舗のセレクトショップへも卸販売のアプローチを強化しました。
一方で、現在「SMASELL」に出店いただいている企業に対して月額費用と広告のオプション販売を行い、収益の安定化を図りました。また、複合型店舗オープンに向け出店企業への営業を開始しました。
夏ごろにリアル複合型店舗の「SMASELL SUSTAINABLE COMMUNE」グランドオープンを計画しています。自社商材の販売の他にも、全国から厳選したサステナブルブランドやショップがテナント出店する、弊社初となる実店舗です。ここでは、オンラインだけでは構築しきれない弊社スタッフと顧客との深い関係値の構築を目指します。
さらに、この場を活用した広報によるTV取材の獲得やデジタル広告を本格展開し、新規ユーザー獲得と流通額拡大をはかります。一方で、固い収益源としてテナントから月額家賃収入と物販収益の複数の収益地盤の構築を目指します。
大阪万博への出展を計画しており、海外展開への機会創出と弊社事業のグローバルでの認知拡大を目指します。海外からのインバウンド顧客を大阪万博と同じ大阪にある弊社の複合型店舗で掴み、会員登録~オンライン顧客として長期的な関係性構築に繋げていきたいと考えています。
また、デジタル広告経由で獲得したオンラインユーザーと複合型店舗での購入体験で獲得したオフラインユーザーの相互の送客を行い、顧客LTVの最大化を目指します。さらに、東京にも複合型店舗を1店舗オープンすることを計画しており、TVメディア等の全国メディアへの露出を増やし、オンライン&オフラインユーザー獲得につなげていく計画です。
まずは大型資金調達を実施し、マス広告の配信を実施すると同時に人員を増強し、一気にサービスの拡大を目指します。さらに、監査法人と契約締結し、本格的にIPOへの準備に入ると同時期にCFOの採用を実施する予定です。
「SMASELL」と複合型店舗をつなぐO2O(Online to Offline:オンラインで接してオフラインに促す施策のこと)が功を奏し、安定した流通額の拡大フェーズに入る計画です。関東圏に複合型店舗を複数オープンし、人員採用を強化する予定です。
「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。
また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
下記のKPIの推移については、事業計画書(売上高など推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移については、発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1・別紙1-2をご確認ください。
実績
予測
年間合計 購入者数
2023.2
2024.2
2025.2
2026.2
2027.2
2028.2
2029.2
19,722人
15,836人
19,738人
32,197人
56,848人
98,705人
0
2
4
6
8
10
12
14
16
0
4
8
12
16
万人
実績
予測
累計 登録会社数
2024.2
2025.2
2026.2
2027.2
2028.2
2029.2
31社
67社
103社
139社
175社
0
30
60
90
120
150
180
210
240
0
60
120
180
240
社
実績
予測
年間合計 自社製品受注数
2024.2
2025.2
2026.2
2027.2
2028.2
2029.2
264回
5,080回
5,080回
5,080回
5,080回
0
1.25
2.50
3.75
5.00
6.25
7.50
8.75
10
0
2.5
5
7.5
10
千回
実績
予測
年間合計 実店舗受注数
2024.2
2025.2
2026.2
2027.2
2028.2
2029.2
250回
1,450回
9,800回
20,600回
45,000回
0
1
2
3
4
5
6
7
8
0
2
4
6
8
万回
繊維商社にて約10年間の勤務を経て、業界内の大量廃棄を中心とする環境問題に対して疑問を感じ同商社を退職。
繊維ファッション業界が抱える課題解決のため2015年3月に弊社を設立する。2017年7月にローンチした「SMASELL(スマセル)」は出店社数1,300社、ブランド数7,000ブランド、ユーザー数約25万ユーザーを超え、「ガイアの夜明け」「スッキリ」等で話題となり、2018年には「循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰」等を受賞。
2019年には自身がForbes Japanの「日本のインパクト・アントレプレナー35」にも選出され、現在、繊維ファッション業界の廃棄課題の解決に最も情熱を燃やす起業家として注目を集めている。
東京のIT企業にてシステムエンジニアとして勤務し、BtoB向け業務システムからBtoC向けのWEBプラットフォームまで様々な開発に従事。2013年より同社大阪営業所を設立し、大手アパレルEC、ECモール連携サービスなどの開発に携わる。
その後、福屋から繊維ファッション業界の環境課題を聞き、その解決のために2015年に共同創業者として弊社を設立。
1999年、株式会社リクルートフロムエー(現:株式会社リクルート)に入社し、営業・営業チーフとして勤務。
2008年に採用コンサルティング・アウトソーシング事業を展開するベンチャー、株式会社ツナグ・ソリューションズに入社。一貫して営業ラインに身を置き、創業から上場後まで多様な規模の組織構築・運営を行う。
2022年10月に弊社に入社。COOとして営業統括・新規事業推進を行う。
家具職人という一風変わった職歴からスタート。飲食店、クリニック、美容室、アパレルなど多様なサービスのオープニングデザインや商品開発に携わり、長年ECサイトの販売促進やソリューションの提案に従事。
その経験から弊社のミッションに共感し、新たなステージを求めて2020年3月に弊社に参画。
大学院で会計を学ぶも研究より経理の現場をもっと知りたいと思い、証券会社の財務部へ就職。
その後、経理財務分野で経験を積み、IPOへの興味が沸き関西のスタートアップ企業を探していたところ弊社のミッションに共感し、2023年5月に参画。
私福屋は、学生時代に60か国以上をバックパックで旅し、壮大な大自然に触れ大きく心を動かされました。この感動がなければ、後に環境に貢献する事業を起こそうと思わなかったでしょう。
そして、大学3年生の時に留学先のニューヨークでホームレスにスープを配るボランティアに参加しました。冬には零下20~30度になることもあり、亡くなる人も珍しくない環境。温かいスープで救えるならと、アルバイトで貯めたお金もつぎ込み熱心に取り組みました。しかし、結果としてわかったことは、時間と資金の限られた学生の力ではホームレスという社会課題への根本的な解決ができないということでした。挫折と同時に社会問題の解決をビジネスとして成立させることで、継続的に社会をよくできるのではないかと考えるようになりました。
大学卒業後、繊維専門商社に入社し、インテリアやルームウェア、ファッション雑貨などオリジナル製品の企画・生産・販売まで一貫して関わりました。仕事は非常にやりがいがあり充実した日を過ごしていましたが、ある日、テレビで衣料の廃棄問題について知りました。自分自身も知らず知らずのうちに環境問題に加担しているのではと気付き、この問題に向き合うべく、2015年春に株式会社ウィファブリックを創業しました。
創業当初は、使われなくなった生地や糸や製品を用いて、新たなインテリアプロダクトを生み出すアップサイクル事業を行っていましたが、立上げ当初で資金力もない状態ではすべての生地などを買い取ることができませんでした。
そんな折、新型コロナウイルスの影響で百貨店やショッピングモールの休業が続き、アパレル各社が大量の製品在庫を抱えていることに気づきました。そこで、より多くのニーズに応えるため、「SMASELL」という在庫を廃棄せずに売り切りたいブランドと商品をお得に買いたいユーザーをマッチングするプラットフォームを立ち上げました。現在は、25万人以上ものユーザーが集まるマーケットプレイスへと成長しました。また、アップサイクルのプロジェクトなども手がけ、広範囲で廃棄ロスの問題に取り組んでいます。
今後、よりサステナブルな社会を実現させるためには、顧客とのコミュニケーションをより強固にすることが必須だと考えています。オフラインの複合型店舗「SMASELL SUSTAINABLE COMMUNE」を通じ、少しでもサステナブルな意識を持つ人が増え、地球環境の保全に貢献できればと考えています。
私はベンチャーキャピタルとしてこれまで150社以上のスタートアップに投資してきましたが、株式会社ウィファブリックはその中でも最も成功してほしい、成功しなければならないスタートアップだと思っています。
今後のビジネスはプロフィットとソーシャルグッドを両立させていかなければなりません。株式会社ウィファブリックはスタート時点からこの両立を掲げてやってきたまさに今後のビジネスの形を最先端で模索していました。同社のようなスタートアップが成功することが今後の人類の経済活動を大きく左右すると思っています。
皆さんのご支援をきっかけに株式会社ウィファブリックの事業が世の中に定着していくことを期待しております。
市場の魅力
現在グローバルで190兆円以上と推定される巨大マーケットであるアパレル産業において※、最も注目度の高いテーマの一つがデッドストックの取り扱いです。株式会社ウィファブリックのビジネスが軌道に乗れば、グローバルの巨大アパレルメーカーも巻き込んで巨大マーケットの中でユニークなポジショニングを築くことができるはずです。
プロダクトの魅力、強み
「SMASELL」の競争優位性及び魅力としては、何と言っても独自流通チャネルが創り出す他にはないプライシングです。通常の流通ではありえないプライシングを「SMASELL」だからこそ実現しています。特に、日本においては近年格差の拡大や若年層の貧困化などの社会問題が起きていますが、「SMASELL」を使えばファッションの選択肢を増やすことができるという魅力があります。
出典:Mordor Intelligence(2024年)
生産・廃棄時の環境負荷やファッションロスに厳しい目が向けられるアパレル業界で、「SMASELL」の取り組みはこうした業界の問題へ重要な解決策を提示していると思います。
また、特定のアパレルブランドに限定することなく、中立的な立場から『廃棄させずに回転させる』ことで業界全体をサステナブルに導いているところも素晴らしいです。
『廃棄のない循環型社会』を目指す株式会社ウィファブリックさんの想いを伝える場として、また楽しくサステナブルな体験をする場として、より多くの方に訪れていただける素敵な施設となることを願っております。
アパレル業界は原油業界に次いでCO2排出量が多いと言われています。こうした中、私達TSIホールディングスは、製造品の廃棄物量を極小化することを目指しています。
その取り組みの一環で、生産量の適正化や不良品の廃棄ゼロ並びにその再資源化を始めとする改革を推進する中で株式会社ウィファブリック様と出会い、アパレル製品への想いやより良い社会にするための取組みに共感し、ご協力体制を築かせて頂いています。
私達は一つ一つの商品に“お客様をより美しく”という願いを込めて商品を制作しています。そして、ご購入頂いたお客様の笑顔を拝見できる事が私達の何よりの喜びであり情熱の糧となっております。
今後も株式会社ウィファブリック様と共に、事業活動を通じて環境や社会問題等に貢献できるように、環境に配慮し社会的責任を果たしていきたいと考えております。
千島土地株式会社は、大阪・北加賀屋を中心に土地建物賃貸業を展開しています。2009年から「北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ(KCV)構想」を掲げ、所有する遊休不動産を活用し、アーティスト、クリエイターの活動拠点を生み出し、北加賀屋を創造性溢れるまちに変えていく取り組みを行ってきました。そんな我々の活動に共感していただいたのが、福屋さんとの出会いのきっかけです。
今回のプロジェクトは、「SMASELL」の掲げるサステナビリティを消費者が“リアル”に体験できることが一番の魅力だと感じています。この場所から始まる新たな取組みが、北加賀屋のもつクリエイティブの要素と共鳴し、どのような価値観を創出するのか、とてもワクワクしています。
これから共にまちをより豊かにしていくパートナーとして、持続可能な社会を目指したファッションビジネスの展開を心から応援します。
私は、兼ねてからアパレル分野における衣料廃棄物に大きな課題を感じておりました。この課題に真正面から取り組むのが株式会社ウィファブリックであり、この取り組みに私自身感銘を受け、リード投資家として参画させて頂きました。
今回の取り組みは、同社の関係者及び、ユーザーの皆様から支持を受け、取り組むべきプロジェクトだと認識しています。同社が成し遂げたい新しい世界を皆様と共に作り、社会に意義ある取り組みとして、社会をアップデートできればと考えています。
株式会社ウィファブリックが、ユーザーの皆様とアパレル・ブランド様の懸け橋になり、企業理念である「ファッションをもっと楽しく持続可能なものに」を実現できるよう私達も最大限サポートし、関西発スタートアップが体現する未来を皆様と共に楽しみたいと思います!このような社会に意義ある取り組みを推進できるよう、皆様の多大なる応援をお願いできれば幸いです。
弊社は、VC、事業会社および、エンジェル投資家より出資を受けています。
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弊社には、以下のメディア掲載実績や受賞歴があります。
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メディア
受賞歴
弊社では、新株予約権者の皆様のご支援に感謝するとともに、弊社の活動に参加していただけるような優待サービスを提供しております。詳しくはこちらからご確認ください。
※移動後のWEBサイトは、FUNDINNOが運営するものではないことをご了承ください。
【優待の基準日】
毎年3月末日
【優待内容】
⚫︎「SMASELL」内でご利用いただけるクーポン
・10個未満保有の方:3%OFFクーポン
・11〜26個保有の方:5%OFFクーポン
・27個以上保有の方:10%OFFクーポン
下記の内容は2024年度(ご支援頂いた初年度)のみのプレゼント内容です。特典として下記2つをプレゼントいたします。
⚫︎全員にSMASELLオリジナルサステナブル商品
⚫︎27個以上保有の方のみ、関係者限定※の「SMASELL SUSTAINABLE COMMUNE」レセプションパーティーにご招待
※投資家、メディア、出店ブランド、デザイナー、モデル・インフルエンサー等
【お申し込み方法】
・基準日経過後、メールにてお申し込みのご案内をさせていただきます。
・お申し込み時のお名前、ご住所と新株予約権原簿のお名前、ご住所を照合してご利用の確認をさせていただきますので、新株予約権原簿のお名前やご住所に変更がある場合はお手続きをいただいてからお申し込みください。
【ご注意】
・優待内容は変更になる場合がありますので、予めご了承ください。
・クーポンはお一人様1年に1回限りの優待になります。
・レセプションパーティーへの交通費は各自ご負担いただけますようお願いいたします。
資本金: | 100,000,000円(2023年9月20日現在) |
発行済株式総数: | 108,541株(2023年9月20日現在) |
発行可能株式総数: | 1,056,859株 |
設立日: | 2015年3月9日 |
決算日: | 2月28日 |
みずほ信託銀行株式会社による株主名簿及び新株予約権原簿の管理
株式会社ウィファブリック第1回FUNDINNO型有償新株予約権に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要
※以下は株式会社ウィファブリック第1回FUNDINNO型有償新株予約権に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「重要事項説明書」をご確認ください。
発行者は前期決算期末(2023年2月28日)において債務超過ではありませんが、直近試算表(2023年8月31日)において債務超過となっています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過が継続するリスク及び有利子負債の返済スケジュールに支障をきたすリスクがあります。
新株予約権は、権利行使期間の終了までに株式に転換するための権利行使をしないまま権利行使期間が終了すると権利が消滅し、投資金額の全額を失うことになります。
募集新株予約権及び新株予約権を行使して取得した株式は、非上場の会社が発行する有価証券であるため、取引の参考となる気配や相場は存在しません。また、換金性も著しく劣ります。
発行者の発行する新株予約権及び新株予約権を行使して取得した株式には譲渡制限が付されているため、店頭取引が行われたとしても、譲渡による取得について発行者による承認が得られず、新株予約権者及び株主としての権利移転が行われない場合があります。
募集新株予約権及び新株予約権を行使して取得した株式は、金融商品取引所に上場されておらず、その発行者は、収益基盤が確立されていないことなどにより財務体質が脆弱な状態となっている場合もあります。当該発行者等の信用状況に応じてご購入後に価格が変動すること等により、損失が生じることや、その価値が消失し、大きく価値が失われることがあります。
募集新株予約権は、社債のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく配当は支払われません。また、新株予約権を行使して取得した株式について、配当が支払われないことがあります。
募集新株予約権について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同等程度の情報開示は義務付けられていません。
有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
発行者の前期決算期末(2023年2月28日)及び直近試算表(2023年8月31日)において営業損失が計上されています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。
今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。
発行者の設立日は2015年3月9日であり、税務署に提出された決算期(2023年2月28日)は第8期であり、現在は第9期となっています。 上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。 発行者の資金調達計画(今回の募集新株予約権の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。発行者は当募集において目標募集額を999万円、上限応募額を9,999万円として調達を実行します。 但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集後、2024年4月に不足分の資金調達を予定(※但し、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2024年4月の不足分の調達は行わない予定です。)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。
発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。
著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。 発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、 その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
発行者の事業は、代表取締役である福屋剛氏の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。
ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2度目以降の場合は総額の15%(税込:16.5%)相当額)が支払われます。また、企業情報開示のためのシステム利用や当社サポート機能の提供に対するシステム及びサポート機能利用料として、毎月5万円(年間60万円)(税込:5万5千円(年間66万円)と決算期に5万円(税込:5万5千円)を発行者から当社が申し受けます。なお、当社が定める期限までに月次、四半期及び決算に関する企業情報等が開示された場合、システム及びサポート機能利用料は免除されます。