※1 2022年 ACC TOKYO CREATIVE AWARDS デザイン部門にて
※2 IAUD国際デザイン賞2022 ファッションデザイン部門にて
※3 同社発表データより
弊社サービス最大3万円分を無料でご提供(詳細)
※ 上記URLの遷移先はFUNDINNOのものではありません
※ 本案件はエンジェル税制2025年申告期限確定申告(2024年分所得)ではなく、2026年申告期限確定申告(2025年分所得)の対象となります
※ 2019年
※上記URLの遷移先はFUNDINNOのものではありません
弊社は、誰もが「着たい服」を選べる世界の実現を目指しています。
アダプティブウェア※1やインクルーシブデザイン※2という概念が広がりつつある一方、障がいのある方の多くは「着たい服」を選ぶのが困難です。なぜなら、自分の好みよりも「着やすさ」を優先しなければならないからです。
例えば、腕の曲げ伸ばしがしづらい人は、かぶるタイプの服は選ぶことが難しく、指先が動かない人はボタンタイプの服を選ぶことが難しいのです。
そこで弊社は、より多くの人が着たい服を着て心豊かに毎日を過ごせる社会の実現を目指し、服のお直しサービス「キヤスク」を2022年3月から展開しています。
「キヤスク」は、障がいや病気、ケガなどの様々な理由で、自分の好みよりも着やすさを優先して服を選ばざるを得ない人が、自分の好みで選んだ既製服を「身体の不自由に合わせて着やすくする」お直しを依頼できるオンラインサービスです。
1:着脱のしやすさや快適さを考慮した衣服
2:障がいや年齢、ジェンダーなどに左右されず、より多くの人の利用しやすさを包括したデザイン
▲スピーカーボタンをクリックすると音声が流れます(FUNDINNOが作成した動画ではありません)。
こうした独自性と持続可能性を両立したキヤスクの事業は、2022年にはグッドデザイン賞やIAUD国際デザイン賞などを受賞しています。実際に服を着る人だけでなく、介助者の負担軽減といった面も評価していただきました。事業の新規性や社会性が評価され、以下のような受賞実績となっています。
また、朝日新聞や日経MJなどの全国経済紙、日経ビジネスやNewsPicksといった経済メディア、NHKや日本テレビなど地上波、WWD JAPANといった業界雑誌等、これまで多くのメディア出演実績があり、株式会社ZOZOとの協業に至った背景にも、業界をリードする地位が寄与していると自負しています。
今後も積極的にメディアに露出することで、業界への信頼度や認知の拡大を目指していきます。
「キヤスク」は、個人のお客様向け(toC)サービスですが、2024年からは企業向け(toB)にノウハウやライセンスを提供する「キヤスク toB」を開始しています。
2024年8月には、toBパートナー第一弾として、「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOとの提携サービス「キヤスク with ZOZO」を開始し、インクルーシブウェアの受注販売を支援しています(株式会社ZOZOと提携したプレスリリースはこちら)。
一般的に、アパレル企業が一人ひとりに配慮した服を提供することは膨大な開発コストや在庫リスクを抱えることになり、あまり現実的ではありません。
そこで「キヤスク with ZOZO」のサービスを活用することで、多くのアパレルブランドが開発の手間や在庫のリスクを抱えることなく、ZOZOTOWN上でインクルーシブウェアの受注販売が可能になります。
こうした成功事例をもとに、今後は、第二・第三のZOZOモデル事例を増やし、様々な企業とのパートナーシップの拡大に注力していきたいと考えています。
上記掲載のURLから遷移するwebサイトは、FUNDINNOのものではありません。
弊社調べ(2022年3月〜2024年10月)
障がいのある方のニーズに特化したお直しメニュー構成で、お客様はいつでも全国どこからでも、自宅完結でお直し依頼が可能です。
また、接客からお直し作業までを在宅フルリモートで行うキャストは現在15名在籍しており、その多くが障がいのあるお子さんを持つお母さんです。お客様と同じ悩みや経験を持つキャストが、目の前のお客様一人ひとりに合わせてお直しする服はどれも、お客様の想いとキャストの優しさがつまった「世界に1着だけ服」です。
2022年のサービス開始以降、400名を超えるお客様に1,000着以上をご提供し、リピート率は60%を超えています※。
弊社調べ(2022年3月〜2024年10月)
▲スピーカーボタンをクリックすると音声が流れます。
1 出典:厚生労働省「令和4年度障害者施策の概況」
2 出典:WWD JAPAN
現在、障がいのある方は日本だけで約1,160万人となっており、人口の約9.5%にあたります※1。さらに、病気やケガによって身体が不自由な方を含めると、自分の好みより着やすさを優先して既成服を選ばざるを得ない人は潜在的に数千万人規模で存在していると予想されます。
また、世界では10億人以上が自力で服の着脱が困難であると言われています※2。そうした状況に対し、欧米ではいち早く彼らの人権を尊重し、「障がいの有無に関わらず、誰もがオシャレを楽しむ」という当然の権利が重要視されてきました※3。
2019年に米国・ニューヨークで行われた大規模なファッションイベントには、世界的ブランドが複数社参加しました。その中で、40人以上の障がいのある方がモデルとしてランウェイに登場し、大きな話題となりました。
日本では、これまでも障害のある方へ配慮する努力義務が課されていましたが、2024年4月に障害者差別解消法が改正され、ようやく合理的配慮の提供が義務化されました。
これにより、アパレル業界でも今後、商品やサービス、接客など様々な面において、障がいのある方への合理的配慮が求められるケースが急増すると考えています。
加えて、超高齢化社会に突入した日本では、加齢によって不自由を抱える人も年々増えており、今後アパレルブランドが継続的に成長し続けるために、様々な不自由を抱える方々への適切な配慮が重要な経営課題の一つになっていくと考えています。
1 出典:厚生労働省「令和4年度障害者施策の概況」
2 出典:WWD JAPAN
3 出典:障害保健福祉研究情報システム
1 出典:A社プレスリリース
2 出典:M社プレスリリース
3 出典:U社プレスリリース
4 2024年11月14日を効力発生日として、1株を1,000株とする株式分割に伴う発行済株式総数を変更していますが、現時点で登記申請中です。
近年、市場シェアの拡大や事業の多角化に向け、M&Aする企業が増えており、ここ10年で2倍以上に増加しています※1。
なかでも、特定の業界で知名度が高く、既にコミュニティを形成している企業がM&Aする事例が増えています。
ゲームアプリを開発しているA社は、2017年にプログラマー情報共有サービスを運営するQ社を取得額約14.5億円で買収して話題となりました※2。
また、金融系Webサービスを提供するM社は、2019年にSaaS比較メディアを運営するS社を取得額約19.9億円で買収し、新規ユーザーの獲得に成功しました※3。
さらに、経済関連サービスを提供するU社は、2024年に新規事業開発コンサルを得意とするA社を取得額約5.5億円で買収し、ノウハウを活かした事業開発を行っています※4。
弊社は上記のロールモデル企業と同様、業界に特化したコミュニティや新規事業開発に活かせるノウハウを保有していると自負しており、M&Aを狙って成長していきたいと考えています。
1 出典:中小企業庁
2 出典:A社プレスリリース
3 出典:M社プレスリリース
4 出典:U社プレスリリース
下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びM&A Exit等を保証するものではありません。
実績
予測
売上計画
2023.10
2024.10
2025.10
2026.10
2027.10
2028.10
2029.10
2030.10
2031.10
約0.06億円
約0.11億円
約0.12億円
約0.29億円
約0.66億円
約1.33億円
約2.45億円
0
0.75
1.5
2.25
3
3.75
4.5
5.25
6
0
1.5
3
4.5
6
億円
「キヤスク」の年間お直し件数は181件まで増え、それを15名のキャストで対応しました。
また、事業成長のチャンスを模索し、2024年4月からすべての企業に「障害のある方への合理的配慮」が義務付けられたことを機に、アパレル企業を中心とした法人向けに「キヤスク」の運営ノウハウを提供する、お直し代行とコンサルティングのサービス「キヤスクtoB」を試験的に開始しました。
さらに、ZOZOTOWNを運営する株式会社ZOZOとの協業「キヤスク with ZOZO」が8月からスタートしました。
ブランディング強化を目的に、ブランディングサイトを新設する計画です。
また、前年に試験的に立ち上げた「キヤスク toB」を正式にローンチし、大手アパレルブランドを中心に9社に利用いただけている状態を目指します。
さらに「キヤスク toB」が徐々に広がっていくことによる効果を見込み、年間お直し件数は500件超えを、それを支えるために15名のキャストがフル稼働している状態を目指します。
特別支援学校や障害者支援施設、障害者支援団体など様々なコミュニティへの草の根的宣伝活動も本格的に開始し、新規顧客の開拓とサービス認知の拡大に励みます。
キヤスクtoBの利用企業数が、大手アパレルブランドに留まらず中堅ブランドやハイブランドまで広がり、21社に到達することを目指します。
また、「キヤスク toB」の発展による効果を見込み、年間お直し件数は1,000件超えを、それを支えるキヤストは25名体制に拡充することを目指します。
引き続き、特別支援学校や障害者支援施設、障害者支援団体など様々なコミュニティへの草の根的宣伝活動にも注力していく計画です。
キヤスクtoBの利用企業数が、アパレルブランドに留まらず、下着・学生服・企業制服・スポーツウエア・繊維素材・副資材などのアパレル関連企業にまで広がり、45社に到達することを目指します。
また、年間お直し件数は2,000件超えを、それを支えるキャストは50名体制に拡充することを目指します。
また、キャストの業務効率化とお客様へのサービス品質向上を目的に、本格的なシステムへの投資を開始する計画です。
さらに、特別支援学校や障害者支援施設、障害者支援団体など様々なコミュニティへの宣伝活動を継続しながら、異業界への「キヤスク toB」拡大を目指して、営業人材を1名採用することを計画しています。
「キヤスク toB」の利用企業数が、アパレル関連業界に留まらず、たとえばクリーニングのような生活関連サービスを展開する企業まで広がり、69社に到達することを目指します。
また、年間お直し件数は3,400件超えを、それを支えるキャストは90名体制に拡充することを目指します。
さらに、特別支援学校や障害者支援施設、障害者支援団体など様々なコミュニティへの宣伝活動を継続しながら、アパレル分野の更なる開拓と、次年度以降の医療分野や介護分野などへの「キヤスク toB」拡大を目指して、営業人材を2名採用することを計画しています。
「キヤスク toB」の利用企業数が、アパレル業界や生活関連サービス業界に留まらず医療や介護の分野にまで広がり、105社に到達することを目指します。
また、年間お直し件数は5,400件超えを、それを支えるキャストは130名体制に拡充することを目指します。
引き続き、特別支援学校や障害者支援施設、障害者支援団体など様々なコミュニティへの宣伝活動を継続しながら、既存取引分野の更なる開拓と、次年度以降の行政分野などへの「キヤスク toB」拡大を目指して、営業人材を2名採用することを計画しています。
「キヤスク toB」の利用企業数が、アパレル業界・生活関連サービス業界・医療分野・介護分野に留まらず、行政分野にまで広がり、153社(自治体を含む)に到達することを目指します。
行政(自治体)との協業は、地域住民への福祉サービスとして「キヤスク」が導入されることなどを想定しています。
また、年間お直し件数は8,000件超えを、それを支えるキャストは170名体制に拡充することを目指します。
特別支援学校や障害者支援施設、障害者支援団体など様々なコミュニティへの宣伝活動を継続しながら、既存取引分野の更なる開拓と、次年度以降の海外進出を目指して、営業人材を2名採用することを計画しています。
「キヤスクtoB」の利用企業数が、国内に留まらずいよいよ海外のアパレルブランドにまで広がり始め、201社(自治体を含む)に到達することを目指します。
また、年間お直し件数は11,000件超えを、それを支えるキャストは250名体制に拡充することを目指します。
すべての人が着たい服を着られる社会の実現に向けて、「キヤスク」を健全なかたちで成長させ続けてくれる企業へのM&Aを目指します。
「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。
また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
下記のKPIの推移は、事業計画書(売上高等推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移は発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1・別紙1-2をご確認ください。
実績
予測
お直し受注件数※1
2023.10
2024.10
2025.10
2026.10
2027.10
2028.10
2029.10
2030.10
2031.10
159件
181件
504件
1,051件
2,008件
3,415件
5,436件
0
1,500
3,000
4,500
6,000
7,500
9,000
10,500
12,000
0
3,000
6,000
9,000
12,000
件
※1 各期におけるお直し受注件数合計です。
実績
予測
BtoB事業取引企業数※2
2023.10
2024.10
2025.10
2026.10
2027.10
2028.10
2029.10
2030.10
2031.10
ー
1社
9社
21社
45社
69社
105社
0
30
60
90
120
150
180
210
240
0
60
120
180
240
社
※2 各期末時点におけるBtoB事業の取引企業数です。
1975年生まれ、福岡県太宰府市出身。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
2000年に株式会社ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社。
店舗運営・新規事業開発・販売計画・生産計画・経営計画・EC運営に従事。
ユニクロ在籍中の2018年から2020年にかけて、800人を超える障がいを持つ当事者に服の悩みを聞き、その中で得た気づきや課題意識をもとに、2021年に独立して株式会社コワードローブを創業。
1978年熊本県生まれ。専門学校卒業後、准看護師として病院勤務や訪問看護を経験。
2018年、障害児者のための服のリメイクの会社「一般社団法人ReFREL」を設立。
2019年、就労継続支援B型事業所「トイロハンドワークス」をオープン。
2021年、障害者グループホーム「ファミリン」を開業。
キヤスクにはお直し技術アドバイザーとして参画。
キヤスト(現在15名)への技術指導や技術チェック、接客アドバイスなどを担い、キヤスクの品質面を支える。
1993年兵庫県生まれ。小学5年生の時に身体中の神経に腫瘍ができてしまう指定難病「神経繊維腫症2型」を発症。
年齢とともに進行し現在は両耳全ろう、下半身麻痺で車椅子ユーザー。
その他にも片目弱視、声帯の麻痺などの障害も持つ。
フリーランスのライターとして活動しながら、キヤスクのSNS運用をサポート。
また、ファッション好きの当事者として、ユーザー目線で様々なアドバイスをキヤスクに提供。
2018年春、当時ユニクロに在籍中の私は、聴覚障がいを持つ同僚と知り合ったことをきっかけに、障がいのある方々の服事情をきちんと知りたいと考え、当事者へのヒアリングを開始しました。
3年間で800人以上の方へのヒアリングを通じて、障がいの種別・年齢・性別などに関わらず多くの人が、「着たい服」よりも「着やすい服」を優先して毎日着る服を選ばざるを得ないことに起因する、「服の選択肢の少なさ」に悩んでいることを知りました。
私は次第に、「自分に何かできることがないか」と考えるようになり、障害のある ”すべての” 人が、健常者と同じように「着たい服」を自由に選んで着て心豊かに毎日を過ごせる世の中にするために、特別な服を作ることよりも、もっと本質的な解決策として、「先に自分の好みで選んだ既製服を、後で着やすくお直しできるサービス」を作ろうと決意しました。
さらに、単一ブランドのサービスとして展開するよりも、様々なブランドを対象にたくさんの服を着やすくできるサービスにしたいと考え、2021年1月にユニクロを退職して独立し、2022年から「キヤスク」のサービスを開始しました。
代表の前田さんへ応援メッセージを書かせて頂けることを光栄に思います。
前田さんは、ユニクロでの豊富な経験と800人以上に及ぶ障がい者や高齢者への地道なヒアリングを経て、株式会社コワードローブを立ち上げました。
前田さんのビジョンは、誰もが自分らしいスタイルを楽しみ、どのような状況でも自信を持って日々を過ごせる社会を実現することです。
同社は、障がいや病気のある方々が自由にファッションを楽しむための環境づくりに全力を注いでいます。
既製服のお直しサービス「キヤスク」を通じ、ファッションに障がいや制約を感じる方々に対し、一人ひとりに寄り添って着やすさや快適さを提供することで、服を選ぶ自由とファッションの喜びを広げています。
今回の資金調達は、課題である「みんなが知らない」ことを解決するための、更なる認知を広げるために活かされる予定です。
具体的には、細かい発信をすることで、より多くのニーズに対応したお直し内容の充実、ファッションを楽しめるデザインの提案を行い、顧客が自ら選べる「楽しい」「嬉しい」「かっこいい」ファッションの幅がより広がっていくと期待しています。
また、障がいのある方々の就業機会も創出し、継続的に活躍できる未来を切り拓く取り組みも強化されるはずです。
私たちは同社の取り組みが、ファッションの概念を超えたインクルーシブな社会を作る大きな一歩になると確信しています。
皆様のご支援を通じて、すべての人が平等にファッションを楽しむことができる未来に向け、一緒に歩んでいけることを楽しみにしています。
障がいのある方向けの服作りを過去に行った経験から、無限のデザインニーズと無限の個々人の身体状態に合わせるには、服を作ることではなく、「お直し」こそが最良の方法だと確信していました。
その後、前田さんの「キヤスク」を知り、共通の知人を通じてご縁をいただきました。
「キヤスク」のサービスは、身体の状態やライフスタイルに関係なく、個人のアイデンティティを守れるもので、初めて知った時は、私の想いを体現してくれている素晴らしいサービスだ!と、本当に身体に電撃が走りました。
今はまずサービスをしっかり確立していくことに注力されていると思いますが、その知見が蓄積された先には、世の中のあり方を変えるような、様々な可能性や発展性が待っていると思います。
そして、弊社が何かそのお手伝いをできるなら、ぜひしたい!といつも思っています。
すべての人に開かれたアパレルを目指し、大企業を飛び出してもその理念を体現し続ける前田さんを、心から応援しています!
「これは世の中を明るくする、すごい経営者が現れた!」
キヤスクの前田代表のことをそう思ったのは2022年秋、幕張メッセでのことでした。
千葉県主催・ちばビジコンの「SDGsに取り組む起業家が語る」パネルディスカッションに、「キヤスク」の前田さんは登壇されていました。
「障がいのある人たちの服選びの最優先は、障害や後遺症によって脱ぎ着しやすいかどうか。その中から着たい服を選ぶんですが、もうこの時点で着たい服はほとんどありません。障害のある人たちがファッションを楽しめるように、まず着たい服を選び、それを脱ぎ着しやすいようにお直しする、それが「キヤスク」です」
この話を聞いた瞬間、私の皮膚には感動の鳥肌が立ちました。
SDGsの文脈で世の中で真に必要とされ、広がるモノやサービスとは「誰かの課題を確実に解決している」×「そこに楽しみやワクワクがある」という掛け算となります。
楽しさやワクワクが伴うと、サービスに対する接触頻度が自然と高まり、一時的なヒットで終わることはありません。
「障害者の課題解決」×「ファッションの楽しさを提供」=「キヤスク」
「キヤスク」が時代のロングセラーとして、グローバルに拡大することは間違いないと思います。同社の今後の躍進を、ワクワクしながら拝見させていただきたいと思っております。
大きな組織という安定の場を離れてまで社会課題に向き合うという決断は、不安定な場に身を置くリスクを凌ぐほどの情動がなければできないことです。
「障がいや病気を理由とした着ることの不自由さを何とかしたい」と起業した前田さんの情報はメディアを通して伝わり、当時、医療的ケア児のための短期入所施設で働いていた私の心を強く揺さぶりました。
それは、必要な支援がなければ自ら創り出す情熱あふれるチャレンジであり、社会福祉士である私が大切にしている「ソーシャルアクション」そのものであると感じたからです。
独立後は決して順風満帆だったわけではなかったようですが、不屈の激情は活動開始から3年で、日本最大級のファッション通販サイトZOZOTOWNとの協業でのインクルーシブウエア受注販売サービスの開始まで漕ぎつけました。
前田さんが今後どのようなアクションを起こすのか、私も大いに期待していますし、それはきっと人情に染まる衣をまとっていると信じています。
株式会社コワードローブが展開する「キヤスク」は、障がいのある方々が感じる「選択肢の少なさ」という服の悩みを解決する革新的なサービスです。
私自身も障がい者支援の事業に携わる中で、彼ら彼女らの衣服に関する課題解決の難しさを実感してきました。
例えば、障がい者向けの専門服を作る企業は既に存在し、喜ばれている商品もある一方で、採算面で継続が困難なケースが多いのが現状です。
逆に多くの人が着やすい服を工夫して作っても、個々の身体状況や好みが多様なため、全ての人を満足させることはどうしても難しいのです。
「キヤスク」の優れた点は、自分が着たいと思える既製服をオンラインで簡単にカスタマイズ依頼できることです。
障がいのある方々も、当然ながら自分の好みの服を自由に着たいと望んでおり、「キヤスク」は正にその「選択肢を広げる」取り組みだといえます。
特筆すべきは、代表の前田さんが800人以上の方々にヒアリングを重ねてきた行動力です。これには心から敬意を表します。
誰よりも障害のある方々の服の悩みに向き合ってきた前田さんだからこそ、このユニークなサービスを生み出せたのでしょう。
今後、「キヤスク」がより社会に浸透し、当たり前のサービスになっていくことを確信しています。
障がい者の選択肢を広げるという同じ志を持つ者として、前田さんの取り組みを心から応援しています。
1人を大切にできるビジネスこそ。
希少疾患を担当する製薬企業で働いていると、「私の病気は治療薬がないけれど、患者数が少ないから薬なんて開発されないでしょ」「もういいです」と、絶望に満ちた言葉を聞く機会があります。
私はそんな方々に新しい治療薬を届ける仕事をしています。私は情熱を持ってこの仕事をしています。
「どんなに数が少なくも、誰かが想ってくれている」「数が少なくとも希望がある」このような気持ちになってもらえることは、現在の社会では絶対に必要だと信じているからです。
同じように、「好きな服を着ることなんて無理でしょ、私は特別すぎるから」と思っている方々がいると思います。そのような方々に希望を届ける存在が、社会に必要です。
同郷をきっかけに前田さんのビジネスを知って以降、前田さんのことを応援しています。
より多くの方が「キヤスク」と情熱あるキャストの方々の存在を知って欲しいと願ってます。
数が少なくとも、それが例え1人でも、その1人を大切にしたビジネスに挑むことこそ社会的価値がある、と心から思うからです。
「キヤスク」を運営する前田さんとは、2022年に専門誌の取材を通して知り合いました。
私は、繊維産業に関わって25年以上が経ちます。服(≒ファッション)には大きな力があります。
毎朝、その日に着る服を選ぶのはささやかな喜びであり、気に入っている一着に袖を通すと気持ちが高揚します。
しかし、障がいや病気の関係で思い思いの服を着られない人がいます。私の近くにもいます。
「キヤスク」はお直しを通して、そのような人に服を楽しむことができるサービスを届けています。
利用された人はきっと服の力を感じられたはずです。私はそこに「キヤスク」の価値があると思います。
前田さんは前職で老若男女、世界中の人々に服を提供する仕事に従事していました。
しかし、届けられなかった人がいた。そこで始めたのが「キヤスク」です。
服の力をあらゆる人へ。それに向かって進む前田さんと「キヤスク」を私は応援します。
前田さんには大学生時代、東京目白にある男子学生寮で大変お世話になり、同じ釜の飯を食い、将来を熱く語り合ってきました。
前田さんはいつも私たち後輩を気にかける、気さくで頼りがいがある優しい先輩です。
私は今までに、整形外科の医師として悪性腫瘍や重症外傷、致死性重症感染症等からの救命のため四肢切断を余儀なくされた症例や重度の麻痺や機能障害が残存した症例を多数経験してきました。
整形外科以外にも先天性疾患や難病、脳障害等、様々な疾患によって辛い障がいを抱える患者がいます。
多くの患者やその家族がこうした障がいを受容し、その人生に意義を見出し、QOL(生活の質)を高めていく過程には、言葉に言い表せないほどの苦悩があります。
今の時代の医療・福祉・行政ではそれらの苦悩をすべて解決できるような体制はまだ確立されていません。
前田さんは「キヤスク」を通して、こうした障がいを持つ方やそのご家族に寄り添い、衣服に関する苦悩を和らげ、QOLを高めていく事業を展開しています。
先輩の優しさがにじみでているかのようなこの事業に、私は深い感銘を受けています。
障がいとともに生きる多くの人が「キヤスク」を必要しています。
すべての障がいのある人が衣類に悩まないように、私はこれからも「キヤスク」を心から応援します。
弊社には、以下の登壇実績およびメディア掲載実績があります。
※上記掲載のURLから遷移するWEBサイトは、FUNDINNOのものではありません
弊社では、株主の皆様のご支援に感謝するとともに、弊社の事業への理解を深めていただくための優待サービスを提供しております。大切な方へのプレゼントとしてもご利用いただけますので、詳しくはこちらからご確認ください。
上記掲載のURLから遷移するwebサイトは、FUNDINNOのものではありません。
【基準日】
毎年1月末日
【優待内容】
【お申し込み方法】
【ご注意】
資本金: | 1,000,000円(2024年9月19日現在) |
発行済株式総数: | 20株(2024年9月19日現在) |
発行可能株式総数: | 200株 |
設立日: | 2021年1月15日 |
決算日: | 10月31日 |
クリエイティブ費用 | 300万円 |
システム費用 | 90万円 |
当社への手数料 | 110万円 |
広告宣伝費 | 1,060万円 |
人件費 | 1,000万円 |
システム費用 | 670万円 |
当社への手数料 | 770万円 |
広告宣伝費 | 1,060万円 |
広告宣伝費 | 1,060万円 |
人件費 | 1,000万円 |
広告宣伝費 | 1,060万円 |
人件費 | 1,000万円 |
システム費用 | 670万円 |
増加する資本金の額 | 1株あたり | 2,500 円 |
増加する資本準備金の額 | 1株あたり | 2,500 円 |
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
株式会社コワードローブによる株主名簿及び新株予約権原簿の管理
株式会社コワードローブ株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要
※以下は株式会社コワードローブ株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「重要事項説明書」をご確認ください。
発行者は前々期決算期末(2023年10月31日)及び直近試算表(2024年8月31日)において債務超過となっています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過が継続するリスク及び有利子負債の返済スケジュールに支障をきたすリスクがあります。
発行する株式は譲渡制限が付されており、当該株式を譲渡する際は発行者の承認を受ける必要があるため、当該株式の売買を行っても権利の移転が発行者によって認められない場合があります。また、換金性が乏しく、売りたいときに売れない可能性があります。
募集株式は非上場の会社が発行する株式であるため、取引の参考となる気配及び相場が存在いたしません。また、換金性も著しく劣ります。
募集株式の発行者の業務や財産の状況に変化が生じた場合、発行後の募集株式の価格が変動することによって、価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。
募集株式は、社債券のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく、また、株式ではありますが配当が支払われないことがあります。
募集株式について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同程度の開示は義務付けられていません。
有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
発行者の前々期決算期末(2023年10月31日)において営業損失が計上されていますが、直近試算表(2024年8月31日)において営業利益が計上されています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、営業損失が発生するリスクがあります。
今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。
発行者の設立日は2021年1月15日であり、税務署に提出された決算期(2023年10月31日)は第3期であり、第4期は税務申告準備中、現在は第5期となっています。 上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。 発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。発行者は当募集において目標募集額を500万円、上限応募額を4,000万円として調達を実行します。 但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集後、2025年4月に不足分の資金調達を予定(※但し、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2025年4月の不足分の調達は行わない予定です。)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。
発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。
著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。 発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、 その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
発行者の事業は、代表取締役の前田哲平氏(以下、同氏)の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。
ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2回目以降のファンディング・プロジェクトが成立した場合、1回目の募集取扱契約書の締結日を基準として以下の区分により募集取扱業務に対する手数料を発行者から申し受けます。)が支払われます。
1回目の募集取扱契約書の締結日 | 店頭有価証券の発行価格の総額に対する当社手数料の比率 |
2023年12月21日以前の発行者 | 15%(税込:16.5%) |
2023年12月22日以降の発行者 | 18%(税込:19.8%) |
申込期間中に上限応募額に到達した場合は、上限応募額に到達した時間から24時間(1日)以内に限りキャンセル待ちのお申込みをすることができます。(但し、上限応募額に到達した時間がお申込み期間の最終日の場合は、お申込みの受付、キャンセル待ちはお申込み期間最終日の終了時間までとなります。)
上限応募額に到達した時点で、投資金額コースの「お申込み」ボタンが「キャンセル待ちをお申込み」ボタンに変わります。なお、本サイトにおける有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っておりません。
株式会社ZOZO 生産プラットフォーム本部 本部長