※ JOGMEC「地熱モデル地区プロジェクト」より
「みどりの食料システム戦略」※のように、就農人口の高齢化や減少、食料自給率の低下など諸課題への解決策として、生産現場でのIoT技術活用が近年注目
出典:農林水産省
※2021年に農林水産省が策定した国家戦略。食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現することを目指す
1 弊社調べ
2 ILC:国際リニアコライダー
3 八幡平市と共に運営する「八幡平スマートファーム」での事例。弊社調べ(従来比:1棟あたりの栽培量などから算出、就農率:未経験者が管理・収穫が可能になった割合から算出、エネルギーコスト:暖房コストから算出)
弊社はIoT/M2M技術を活用し、社会インフラや農業分野のDXを推進する企業です。
温度や湿度の管理、収穫タイミングの見極めを24時間自動で制御・監視するシステムを提供しており、これにより農業未経験者でも高品質な作物を栽培できるスマートファームの仕組みを実現しています。
現在、岩手県の下記地方自治体とともに地域資源を活用したスマートファームの事業化に取り組んでいます。
本事業は、産業創出だけでなく地域のまちづくりにも関与している点がこれまでのスマート農業モデルとは異なると考えています。このような官民連携と地域資源の活用による循環型社会モデルは、全国の自治体関係者からも注目されていると自負しています。
現在、岩手県を中心にモデルを拡大していますが、今後は東北、さらには全国への展開を目指しています。
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八幡平市では、第1号から第3号までの事業構想があり、すでに第1号となる「八幡平スマートファーム」が稼働中です。
そして現在、第2号プロジェクトとして、6棟規模のスマートファーム増設工事の設計が進行中です。この施設では、過去の運用データや採算性をもとに、太陽光発電等を活用した農業モデルを展開する予定です。
運営は物流事業会社が担い、資金面ではこの産業エリアに関心を持つ不動産開発デベロッパーが約2億円規模の予算を検討しています。
2025年8月1日に法人(以下、同法人)の設立を計画しており、弊社は、同法人の設備面・運用面での支援を行う予定です。さらに将来的には、食品加工施設や小規模物流センターの併設による物流のDX化も構想が進行中です。
軽米町や一関市でも進めているプロジェクトでは行政などとの協議が進んでおり、プロジェクト開始に向けた具体的な動きが出てきています。また、循環型事業推進の企業や他県の県議会などが先進事例の調査を目的に、八幡平スマートファームへ月100名ほど来訪され、様々な引合いもいただいております。
そして、来期売上は2億円超を計画しています。
また、プロジェクトの実現に時間を要したため、売上計画は前回のFUNDINNO募集時より1年後ろ倒しで策定していますが、IPOを目指している年度の売上は当初計画を上回る約23億円を計画しています。
弊社の農業モデルは、岩手県での本格展開を起点に全国へ広がる可能性があると考えており、日本の未来を支える仕組みになると自負しています。
1 令和4年と令和5年の比較。農林水産省「令和4年新規就農者調査結果」
2 農林水産省「担い手の動向」
3 農林水産省「2020年農林業センサス」
4 農林水産省「耕地及び作付面積統計」
耕作放棄地の増加や再開発により、日本の耕作・作付面積は、農業が盛んだった1960年代の約609万haから2022年には約29%減の約434.9万haに縮小しました(出典:農林水産省)。
少子高齢化による後継者不足や、単位面積当たりの収益の低迷も深刻です。農地や設備などの初期投資や、経験がものを言う業界構造に障壁を感じる人は多く、農業従事者数も右肩下がりです。各都道府県の農業機関や自治体は新規就農者を支援しようと様々な取り組みを行っていますが、状況は好転していません。
この様な課題の解決のために、弊社は得意領域であるIoT技術を活用した次世代農業の仕組みと、地域資源の活用に着目しました。
1 外務省
2 FAO 統計
3 矢野経済研究所
国内外ともに、AIやIoT技術を活用したスマート農業への関心が高まっています。市場規模は、国内では2023年に約323億円、2029年には約709億円に達すると予測されています(※1)。また、世界規模では2022年に約226億米ドルに達し、2030年まで年平均成長率(CAGR)約5.8%の見込みです(※2)。
オランダでは、欧州共同体(欧州連合の前身)が進めた貿易自由化により、国内農業が危機的状況に陥った経験があります。この状況を脱するため、付加価値の高い作物を効率的に生産するためのスマート農業などを活用した結果、九州ほどの国土面積でありながら、農産物の輸出額は世界2位を誇るまでになりました(※3)。
国内においては、2021年に農林水産省が策定した国家戦略「みどりの食料システム戦略」にて、食料・農林水産業の生産力の向上と持続性の両立をイノベーションで実現することを目指しています。また、農林水産省が2024年度予算編成においてスマート農業の実用化を強化し、収益性の高い作物の生産や、多様な人材の活躍に向けた取り組みも推進しています。
弊社の取り組みによって、効率的な食料生産の基盤構築および地域活性化に繋げていくことで、人口減少社会においても持続可能な農業を実現することが可能だと考えています。
1 矢野経済研究所
2 DataM Intelligence
3 FAO 統計
1 八幡平市と共に運営する「八幡平スマートファーム」での事例。弊社調べ
弊社のIoT技術を用いて温度や湿度の管理、収穫タイミングの見極めなど、24時間自動で制御・監視する独自のIoT制御システムを構築し、農業未経験者でもすぐに高品質な作物を栽培できる仕組みを実現できたと自負しています。
この仕組みと地域資源を用いることで循環型農業が実現できると考えています。例えば、八幡平市では地域で使われなくなったビニールハウスや温泉の熱源を用い、バジル栽培を成功させています。また、事業化を計画中の軽米町では、「鶏ふん」を活用した炭化によるバイオマス熱源の利用を計画。それを基にバジルを栽培し、県としての生産量を上げることも視野に、スマートファームを展開することを目指しています。
IoT技術によるスマート農業は従来の農業と比べて生産効率が高い点に優位性があります。例えば、八幡平市の事例では、従来、農家1人が管理できたバジルは約600株でしたが、現在では10倍の約6,000株を管理しています※。これにより、未経験者でも熟練の農家と同じ収穫量や生産管理ができると考えています。さらに、八幡平市では、未経験者の就農率100%※を達成しており、これらを可能にする独自のIoT制御技術を保有している点も弊社の強みです。
八幡平市と共に運営する「八幡平スマートファーム」での事例。弊社調べ(生産効率:1棟あたりの栽培量などから算出、就農率:未経験者が管理・収穫が可能になった割合から算出)
地方自治体とジョイントベンチャーを設立し、一緒にスマートファームを運営しています。自治体は管理する未活用農地や地熱などの地域資源を提供し、弊社は地域の強みを活かした生産モデルの設計やIoTシステムの構築などを手掛けています。自治体と連携することで政府予算など国の支援を受けることも可能となる場合があります。
弊社の主な収益源は、IoTシステム利用料や設計・立案などのコンサルティング料です 。また、農場で収穫した農作物を弊社が購入し、農協などへ卸売り販売することもあります。現在は岩手県八幡平市のプロジェクトが商用化しており、軽米町とは協定を締結済みで、順次他の自治体とも提携する計画です。
地方創生型のスマート農業を展開する企業は他にもありますが、それらの企業との大きな違いは、地元にジョイントベンチャーを設立して一緒に産業を作り、さらには地域のまちづくりにまで踏み込んでいく点であると考えています。
弊社のように官民連携、地域資源の活用、循環型社会モデルを実現する事例は少ないと考えており、全国の自治体関係者からも注目されていることは、成功の証だと自負しています。
下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。
実績
予測
売上計画
2024.7
2025.7
2026.7
2027.7
2028.7
2029.7
2030.7
2031.7
約0.46億円
約0.2億円
約2.88億円
約4.76億円
約9.29億円
約13.91億円
0
3
6
9
12
15
18
21
24
0
6
12
18
24
億円
※ 従来行っていたコンサルティング事業を縮小し、スマートファーム事業に注力するため前期から今期にかけて売上高が減少しています。
東北地方の岩手県を主軸に脱炭素を加速させる地域活性振興策として、IoT技術と地域資源を活用した農業モデルを岩手県全域へ波及させる事業構想に着手していきます。
また、IoT次世代施設園芸事業の転換・拡大を、岩手から具現化していく計画を進めていきます。
新たなごみ処理施設の回収熱を活用した園芸ハウス事業の計画が深耕中です。
また、岩手県内での展開として、エネルギー自立型の廃校跡地を活用したプロジェクトも検討中です。未利用の農地に限らず、少子化で使われなくなった学校跡地を再活用し、アクティブシニアの活躍や医療費の抑制といった副次的な効果も期待できると考えています。
IoT農業モデルの地域資源を活用した周年栽培技術によるスマートファーム増設計画として、地元森林資源の木材利用で木骨ハウス設計や蓄電所の自家消費設備併設、周年栽培作物の敷地内加工場や自社物流センターの稼働による物流DXの推進および、太陽光発電等の併設も検討し、栽培から物流まで一貫したプロセスが取れる体制の構築を目指していきます。
「IoT技術と地域資源融合型スマートファーム」を八幡平市のモデルとし、地域特性にあわせた経営戦略で全国へ拡大することで、地域労働力創出及び地域産業活性により、地域経済振興及び地域産業発展、さらには地域の福祉向上を目指します。
循環型社会モデルの実装ではエネルギーマネジメントによる自家消費技術や周年栽培を確立するアルゴリズムを各地域からデータ取りと分析を行っており、適地適作のコントロールや制御技術を全国の自治体で取組むインフラ稼働監視システムの設備監視へ応用することで、培った技術のシステム分散導入をクロスセルで実施する計画です。
「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。
また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
現在、八幡平市での事業化に注力していますが、今後は東北から全国へと展開を広げていく計画です。
まずは、現在プロジェクトを計画中の地域で事業を実現させることで、東北地方への本格的な拡大を目指しています。東北や北海道の自治体関係者からの視察も相次いでおり、地域からの高い関心も実感しています。
こうした広がりを見据え、バジル栽培で培ったノウハウを活かし、根や茎を収穫する作物の商用栽培に向けた実証にも取り組んでいます。
さらに中長期的には、日本で構築したスマート農業のモデルを、発展途上国など従来型農業が主流の地域へと展開していくことも視野に入れています。
2007年、人材サービスの株式会社インテリジェンスに入社。24歳でプロジェクトリーダーに着任、8年間IT事業のマネジメントに従事。固定電話サービス保守からシンクタンクのオペレーションエンジニア向け認定制度や教育コンテンツ開発に携わり、通信事業者のモバイル分野ではプロダクト新規事業の立ち上げでサービスの全国展開と売上拡大に貢献。その後、マーケティング領域におけるコンサルタント ディレクターとして首都圏と西日本エリアのアフターセールスを統括し、CRM構築を推進。
2015年、ソフトウェア開発の安川情報システム株式会社(現、株式会社YE DIGITAL)にて、IoTを中心とする事業開発及びマーケティングに携わり、急速に変化拡大する市場に対してAI・IoTソリューションやデジタルトランスフォーメーションの推進を牽引。
その後、IoT領域の将来性と市場ニーズに応えられると確信して2016年にMOVIMASを創業し、代表取締役に就任。直近では、2019年にIoTと地域資源を活用した循環型農業モデルを推進する株式会社八幡平スマートファームを設立、代表取締役に就任。同年、地域資源の温泉供給と周年栽培バジルを年間約20トン生産出荷する。約40年の歴史があり皇族の方も行啓された高石野施設野菜生産組合を八幡平市の支援で事業承継を経て、組合長に就任。2021年1月に現在の株式会社MOVIMASを設立し、現職に至る。
大手小売店/百貨店で販売・接客・売上管理、キャラクターコンテンツ事務全般の業務に従事し、顧客対応や販売手法、事務管理を経験。
その後、株式会社MOVIMASの成長を支える秘書として、事務業務全般を担当。
「地域社会の雇用を創出して、より豊かな社会を創造する」ビジョンに向けて、IoT技術と地域資源活用のスマートファーム事業を推進。
弊社の事業ミッション「IoT技術で地域活性化を担い、日本の農業に貢献する。」及び代表兒玉の事業に対する熱意に共感。
看護師養成校での教務事務や秘書全般の業務に従事し、広報対応や計画策定、進捗管理・調整業務を経験。
東北秋田で育った原点から地域には無限の可能性を秘めた活力を感じており、株式会社MOVIMASで展開する各地域のプロジェクトを現地法人サポートや事業計画推進、広報活動を通して、調整業務全般を担当。
「地域の活力を引き出す、循環型農業モデルで地域活性化を世界に発信する」プロジェクト運営に向けて、IoT技術と地域資源活用のスマートファーム事業を推進。
弊社の事業ミッション「IoT技術で地域活性化を担い、日本の農業に貢献する。」を周年栽培で実現する年間での研修や視察受入、農業体験が変革を起こすメンタルモデルの打破を実践。
自治体毎に地域の課題を抱えており、地方人口は、産業衰退や少子化進行、労働力流出が激化しています。
食料・農業・農村基本法の見直しを検討するフェーズに入っており、自治体毎の状況にあわせたデジタル田園都市国家構想の実現が必要だと考えます。そのため、農業就業人口の減少を踏まえた具体的なソリューションサービスが必要となっており、まちづくりを通した産業を起こす必要があると考えています。
また、農林水産省が実施する「みどりの食料システム戦略」を通して、2030年・2050年の温暖化対策と基幹的農業従事者を支える仕組みも必要だと考えます。各地域には、地元では気付いていない地域資源が必ず存在し、その再評価を行い、まちづくりビジョンを構築することが、その地域に適した産業となり、技術継承が可能になると思います。
この状況を打破するには、未経験者でも就農を100%達成できる※IoT技術による仕組みの実装と自治体の協力体制によるプロジェクトを立ち上げる必要があり、参入するスタッフの意識や自治体職員からの協力を得た展開が必要不可欠だと考えます。
その仕組みを確立するため、IoTを活用した循環型農業モデルを実現するため、創業に至りました。
八幡平市と共に運営する「八幡平スマートファーム」での事例において、未経験者の就農率100を達成。弊社調べ(就農率:未経験者が管理・収穫が可能になった割合から算出)
株式会社MOVIMAS様が挑戦される株式投資型クラウドファンディングに対し、八幡平市を代表して心よりエールを送ります。
MOVIMAS様は八幡平市をフィールドに、温泉熱や未利用ビニールハウスを活用したIoT農業を展開し、東北では難しいとされたバジルの通年栽培を実現してこられました。このたび6棟規模の第2号スマートファーム増設に加え、物流DXや加工施設を見据えた産業エリアづくりへと発展しようとされています。
人口減少という全国共通の課題に立ち向かう中で、MOVIMAS様の先進技術と果敢な挑戦に対し、市として深い敬意を抱いております。本クラウドファンディングを通じた皆さまのご支援は、スマート農業を核にした新たな地域経済エコシステムをいっそう加速させ、東北から全国へ広がる持続可能な農業とまちづくりの実現に直結するものと確信しております。
どうか本プロジェクトの趣旨にご賛同いただき、MOVIMAS様の挑戦にお力添えくださいますようお願い申し上げます。皆さまとともに未来の農業と地域の可能性を切り拓けることを心より楽しみにしております。
MOVIMAS様とはこれまで、スマートテクノロジーを活用した社会課題の解決という共通の理念を持ち、互いに知見を補完し合う関係を築いてまいりました。このたびの新会社設立は、これまでの協業の集大成であり、未来志向の強い連携であると確信しております。
本プロジェクトが取り組むスマート農業は、地域課題の解決と持続可能な社会の実現に向けた、極めて意義深い取り組みです。農業分野では高齢化・担い手不足が深刻化しており、また障害者雇用においても実効的な就労機会の創出が求められています。この2つの社会課題を同時に解決するスキームには、大きな可能性と市場価値があります。
本事業においては、MOVIMAS様が持つスマート農業領域でのIoT技術・現場実装力と、当社がこれまで培ってきた倉庫・物流・EC販売のインフラを融合することで、生産から販売、雇用までを一体化した地域循環モデルを実現してまいります。
MOVIMAS様のチームは、現場起点で物事を捉え、課題に真摯に向き合いながらテクノロジーを形にできる稀有な存在です。加えて、経営陣のビジョンと実行力、メンバー一人ひとりの専門性の高さは、今後の事業推進において極めて頼もしいパートナーだと感じております。
「株式会社東北未来戦略グループ」が、東北地域に新たな価値と雇用をもたらす拠点となることを強く信じております。弊社としても全力でこのプロジェクトを支援し、ともに未来を切り拓いてまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
私が初めて兒玉社長とお会いしたのは、八幡平市議会議長の時でした。松川地熱発電所からの熱水を利用した「熱水ハウス」でバジルを生産し、且つIoTによる自動制御のハウスは、スマート農業が普及する前の当時では画期的な取り組みでした。 更には、首都圏から八幡平市に本社機能を移転していただき、兒玉社長の熱意と行動力に感服したことは忘れません。
今回、八幡平スマートファームの第2期計画をお聞きし、更なる事業の発展と、時代の先駆者としてご活躍を大いに期待しております。この取り組みが八幡平市の農業振興のみならず、日本の農業の発展に寄与するものと信じ、応援させて頂きます。
八幡平市に50数年前、商業発電として日本で初めて発電を開始して現在に至っている、松川地熱発電所があります。地球温暖化の懸念が議論もされなかった当時、地熱発電所からの地熱エネルギー(熱水)を利用しようという発想のもと、旧松尾村で取り組んだ大規模ハウス団地、2010年ごろには生産者の高齢化、後継者不足から廃墟と化していました。2005年、平成の大合併によって誕生した八幡平市の初代市長に就任した私にとって気になる存在でした。2016年、わたしは市職員からの情報で、モビマスの兒玉社長と初めてお会いして意気投合、IT技術を導入した、ハウス団地の再生への挑戦が始まりました。八幡平市でも先駆的な取り組みだったこともあり、側面からその実現に協力してまいりました。
2020年、兒玉社長の熱意と私財投入によって12棟のハウス建設、そして最先端のIT機能を取り入れたバジル生産が始まり今年で3年目、当初はすべてが初めての取り組みということで栽培技術、販売、流通の課題等、大変な苦労をされたようですが、兒玉社長を先頭に関係者の努力により、課題も徐々に克服し現在に至っており、今後はさらに生産、販売の増強に取り組もうとしていることに尊敬と期待をしているところです。
この度、倉庫、物流、各種販売事業に取り組まれている株式会社神静イノベーション様との連携のもと八幡平市に新たなプロジェクトとして、株式会社東北未来戦略グループを2025年8月1日を目標に立ち上げる予定と承知しております。 未来に向けて更なる発展を期待するとともに、八幡平市は第一次産業と供に観光産業も市の発展の基盤としていることから観光誘客等にもインバウンド客の皆様が興味を示す生産施設整備にも取り組んでいただければと願っております。
私は宇宙誕生の謎を探る「国際リニアコライダー計画(ILC)」と称する大型加速器施設を岩手県北上高地に誘致する活動を行っていますが、本施設は大型の電気負荷装置でもあります。
そのため地域社会と協働しエネルギーマネジメントについて持続可能なものにしていく活動も並行して行っています。それは、政府の方針である2050年までにカーボンニュートラルを達成するという国策に沿ったものでなければなりません。
日本は島国であり、エネルギーマネジメントについて一国で閉じたシステムを作らねばなりません。日本は化石燃料には恵まれませんが、森林や沿岸部の海藻など持続可能なバイオマスや温泉などに恵まれています。
これらに由来するエネルギー源はエネルギー密度がさほど高くなく、有効に使う技術を開発することに拠り、政府目標達成に大きく貢献することができると考えています。
株式会社MOVIMASの活動は正にこのことを具現化するものであり、八幡平のスマートファーム建設開始のころより、情報共有しながら大いに期待をもって見ております。
同社の技術は温泉熱有効利用に留まらず、化石燃料よりはエネルギー密度は低いけれど、我が国に豊富にある資源の有効利用につながります。
兒玉社長には、先日、岩手大学内において開催したセミナーでお話をいただき、非常にその取り組みに感銘を受けました。
私は、岩手大学で産学官連携のコーディネート業務を20年以上行っています。工学系の共同研究などでは、連携先の企業が様々な技術を有している場合が多く、大学の研究室での研究成果を受け取り、成果から量産技術などを開発することによりスムーズな連携が出来る場合がよくあります。
しかし、スマート農業などの場合、連携先が生産者である場合も多く、研究室では素晴らしい成果が出ていても実際に生産現場で使用できない場合がほとんどです。その原因は、大学の研究者と生産者を繋ぐことができる企業が不足していることにあります。
岩手県軽米町における(株)MOVIMASの取り組みは、循環型スマート農業のスタンダードモデルとして各地に普及し、それに伴い大学の研究成果も広く社会に還元されることを期待します。
第一弾の「農業IoT」というプロジェクトは素晴らしく価値の高いものになりました。
兒玉社長とは創業からの長いお付き合いになりますが、常に「社会貢献」「地方創生」「日本の将来」「子供達の未来」こんな言葉がたびたび出てきます。
一方で、常に「新たなアイデア」「新たなイノベーション」「新たなチャレンジ」の話もたびたび出ます。
兒玉社長は常に『イノベーション×社会』という2軸を常に考え続け、行動し続けているんだとお会いするたびに刺激を頂きます。
こんな経営者、こんな企業を応援したくないですか?
私は全力で応援したいと思っています。近々また新たなプロジェクトが始まると聞いています。できる応援は全てさせて頂きたいと思っております。
※上記遷移先はFUNDINNOのものではありません
弊社では、株主の皆様のご支援に感謝するとともに、弊社サービスへの理解を深めていただき、より多くの方に日本初の商業用地熱発電所から供給される熱源を利用したバジル通年生産でCO2排出を減らす取り組みをご体験いただくための優待サービスを提供しております。詳しくはこちらからご確認ください。
※上記遷移先はFUNDINNOのものではありません
【農業モデル体験とは】
八幡平スマートファームにて「温泉バジル」の収穫体験を通して地域資源の有効活用やデジタル技術を活用した課題解決について考えることができるプログラムです。学校教育の一環や旅行会社のSDGs教育旅行としても利用されています。
本体験は、投資家様の事業理解への参考や、お子様の農業体験・教育に活用していただけると考えています。
【優待の基準日】
毎年8月末日
【優待の内容】
160株以下
・弊社サービスで運営する施設のご体験料金を10%OFF
<収穫ご体験時>
・八幡平スマートファーム産温泉バジル(生鮮50g相当1パック)
161~320株
・弊社サービスで運営する施設のご体験料金を20%OFF
<収穫ご体験時>
・八幡平スマートファーム産温泉バジル(生鮮50g相当1パック)
321~799株
・弊社サービスで運営する施設のご体験料金を50%OFF
<収穫ご体験時>
・八幡平スマートファーム産温泉バジル(生鮮50g相当2パック)
・八幡平スマートファーム産温泉バジル入りソーセージ(加工品150g相当1パック)
800株以上
・弊社サービスで運営する施設のご体験料金を80%OFF
<収穫ご体験時>
・八幡平スマートファーム産温泉バジル(生鮮50g相当2パック)
・八幡平スマートファーム産温泉バジル入りソーセージ(加工品150g相当2パック)
【お申し込み方法】
【ご注意】
資本金: | 40,400,000円(2025年6月10日現在) |
発行済株式総数: | 269,020株(2025年6月10日現在) |
発行可能株式総数: | 1,000,000株 |
設立日: | 2021年1月18日 |
決算日: | 7月31日 |
システム開発・運用保守費用 | 435万円 |
人件費 | 400万円 |
当社への手数料 | 165万円 |
システム開発・運用保守費用 | 1,996万円 |
人件費 | 400万円 |
当社への手数料 | 473万円 |
システム開発・運用保守費用 | 1,996万円 |
システム開発・運用保守費用 | 1,996万円 |
人件費 | 400万円 |
増加する資本金の額 | 1株当たり | 625 円 |
増加する資本準備金の額 | 1株当たり | 625 円 |
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
株式会社MOVIMASによる株主名簿及び新株予約権原簿の管理
株式会社MOVIMAS 株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要
※以下は株式会社MOVIMAS株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「重要事項説明書」 をご確認ください。
発行する株式は譲渡制限が付されており、当該株式を譲渡する際は発行者の承認を受ける必要があるため、当該株式の売買を行っても権利の移転が発行者によって認められない場合があります。また、換金性が乏しく、売りたいときに売れない可能性があります。
募集株式は非上場の会社が発行する株式であるため、取引の参考となる気配及び相場が存在いたしません。また、換金性も著しく劣ります。
募集株式の発行者の業務や財産の状況に変化が生じた場合、発行後の募集株式の価格が変動することによって、価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。
募集株式は、社債券のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく、また、株式ではありますが配当が支払われないことがあります。
募集株式について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同程度の開示は義務付けられていません。
有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
発行者は前期決算期末(2024年7月31日)及び直近試算表(2025年4月30日)において債務超過ではありません。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過に陥るリスク及び有利子負債の返済スケジュールに支障をきたすリスクがあります。
発行者の前期決算期末(2024年7月31日)及び直近試算表(2025年4月30日)において営業損失が計上されています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。
今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。
発行者の設立日は2021年1月18日であり、税務署に提出された決算期(2024年7月31日)は第4期であり、現在は第5期となっています。 上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。 発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含みます)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。発行者は当募集において目標募集額を1,000万円、上限応募額を3,870万円として調達を実行します。 但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集後、2025年11月に不足分の資金調達を予定(※但し、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2025年11月の不足分の調達は行わない予定です)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。
発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。
著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
発行者の事業は、代表取締役の兒玉則浩氏(以下、同氏)の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。
ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2回目以降のファンディング・プロジェクトが成立した場合、1回目の募集取扱契約書の締結日を基準として以下の区分により募集取扱業務に対する手数料を発行者から申し受けます。)が支払われます。
1回目の募集取扱契約書の締結日 | 店頭有価証券の発行価格の総額に対する当社手数料の比率 |
2023年12月21日以前の発行者 | 15%(税込:16.5%) |
2023年12月22日以降の発行者 | 18%(税込:19.8%) |
申込期間中に上限応募額に到達した場合は、上限応募額に到達した時間から24時間(1日)以内に限りキャンセル待ちのお申込みをすることができます。(但し、上限応募額に到達した時間がお申込み期間の最終日の場合は、お申込みの受付、キャンセル待ちはお申込み期間最終日の終了時間までとなります。)
上限応募額に到達した時点で、投資金額コースの「お申込み」ボタンが「キャンセル待ちをお申込み」ボタンに変わります。なお、本サイトにおける有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っておりません。
岩手県八幡平市 市長