第22号案件の株式会社フォルテが新型コロナ対策としてAI検温システムを開発
2020年5月11日 発行者情報新型コロナウイルスの感染拡大対策として、株式会社フォルテが人工知能(AI)と顔認証技術、温度感知センサーを組み合わせたカメラで、体温測定とマスク装着の有無を判別するシステムを開発いたしました。
感染拡大の抑止に向け、人の出入りが多い施設への設置を想定しており、同社の葛西社長は「(感染しているのではないかという)不安を可視化することで感染リスクの低減につなげたい」とお話されています。
開発したのは「新型コロナウイルス感染可能性者隔離誘導システム」と呼ばれ、ゲート認識方式と多人数同時認識方式の2種類。
ゲート式は、施設の入り口に設置し、タブレット端末型のAIカメラの前に立つと約1秒で顔認証と発熱の有無が判別できるシステムです。
多人数式は、同時に20~30人の顔の識別および検温が可能で、病院やスーパー、学校、介護施設などへの導入を想定しています。
価格はゲート式が14万8千円、多人数式は38万8千円。既に、全国展開する大手スーパーが今月中旬から導入を予定しているそうです。
同社は開発に当たって、長年培ってきたAI、ビッグデータ解析技術を駆使。このシステムを導入することで、駅や空港での不審者情報、テロ対策などにも活用できるとしています。
■株式会社フォルテについて(http://www.forte-inc.jp/)
センサー連携可能なIoTゲートウェイの企画、設計、開発、販売を得意とする会社です。例えば、GPSや加速度・温度センサーなどを活用した移動体管理システム(車両や人に応用)や、モニタリングソリューション(バッテリー量監視、計器のクラウドセンシング等)を提供しています。
また、骨伝導技術を用いたヘッドセットデバイスや、騒音環境下でも、AIが音声認識できる集音技術の開発にも成功しています。これらの製品化により、110dB以上の騒音環境下でも、騒音を消して声だけを伝送し、耳栓をしながらでも会話できる製品を、主にBtoB向けに提供し、好評を博しています。
【会社概要】
所在地:青森県青森市古川3丁目22-3 古川ビル3F
設 立:2005年3月28日
代表者:葛西純
資本金:41,000,000円(2018年1月31日現在)
事業内容:
・IoT 端末製造・販売
・位置情報管理サービス開発・販売
・骨伝導ウェアラブルデバイス製造・販売
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株式会社日本クラウドキャピタル
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