弊社は、高性能音声認識AIを活用したAI文書生成サービス「easy writer」を手掛けています。同サービスは音声データをテキストデータに変換し、ボイスレコーダーから人の手を介して行っている面倒な「文字起こし」「文章作成」を効率化するものです。
▲「easy writer」サンプル動画です。クリックすると、動画をご覧いただけます。
昨年9月にリリースした初代「easy writer」は編集者をメインターゲットにしており、インタビュー後の面倒な文字起こし作業にかける時間を劇的に短縮しました。中には6時間かかっていた文字起こし作業が1時間に短縮できたといったユーザーもいました。(※個人の感想であり、結果を約束するものではありません。)
この機能により、わずか半年で大手出版社をはじめとする約120の企業や大学にトライアル登録していただきニーズの高さを実感しています。同時に、使用感をヒアリングする中でユーザーが何を求めているか探ってきました。
そして、現在は初代「easy writer」の発展型として「easy writer Remote」の開発を進めており、2021年1月のリリースを予定しています。これまでは対面でのインタビューを想定しており、ICレコーダー等で録音した音声データをもとにテキスト化していました。これに対し、スマホ・PC内のマイクで拾った音声からリアルタイムでのテキスト化を可能にし、コロナ禍で増加するWeb会議等へと使用シーンを拡張します。
既に、多くの音声認識テキスト化サービスが乱立する中で、リモート対応、高精度の音声認識技術、さらに、ユーザーフレンドリーなUI設計によって一線を画していきます。
このように、「easy writer Remote」は、コロナ禍で増加するWeb会議の議事録作成を効率化するだけでなく、発言内容をリアルタイムで可視化・一覧化させることで聞き間違いや聞き逃しで生じるコミュニケーションロスをなくし、リモート下でも生産性の高い議論を可能にしていきます。
将来的には「easy writer Remote」をさらに発展させ、会議内容の分析からビジネス成長をサポートする「easy writer Asset」の開発を目指しています。会議中の言葉の頻出傾向や因果関係を分析することで、商談の確度や採用面接の質向上に貢献させていくというものです。
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昨今のコロナウィルスの影響により、リモートワーク導入が加速しています。同時に社内会議や商談、採用面接等もオンラインで行われるようになりました。
こうしたオンライン下でのコミュニケーションは対面と比べ、相手の感情や発言内容を正確に把握することが難しく、意思疎通が上手くいかないといった状況を生み出しています。そのため、会議内容の振り返りが今まで以上に求められるでしょう。
既に多くのWeb会議ツールが存在し録音・録画したものを共有することもできます。しかし、長時間の音声データの何分何秒に欲しい情報があるか探しだすのは煩わしく、発言内容を一覧で把握できる議事録はやはり有用です。
リモートワークの常態化に伴い、今まで以上に業務効率化や生産性向上が求められるようになってきた中で、議事録作成に限らず、文書作成業務は少しでも早く・簡単に済ませたいものなのです。
弊社は、初代「easy writer」の発展型である、オンライン時代に対応した「easy writer Remote」の開発を進めています。同サービスでは、リモートにいる複数のユーザー同士の会話内容をそれぞれのスマホやPCに搭載されたマイクから音声認識・自動文字起こしを行います。
「easy writer Remote」の特徴は音声認識精度が実際の発言内容の8割を誇る点にあります。初代「easy writer」を通じて、ユーザーのサービス選定要素が音声認識精度であったことから独自に開発した「音声分離技術」を用いて、一語一語の正確な認識に近づけました。
また、Web会議内では重要な情報を発言することも多く、セキュリティ対策も重要です。そのため数十秒ごとに暗号化・保存される仕組みで安全性を確保していきます。
対面で行うミーティングは五感で認知するため、その場の雰囲気や相手の表情など、非言語的要素を加えて記憶されます。一方、Web会議は基本的にPCやスマホのマイクに向かって話すため、無味乾燥的な印象になりがちです。
この問題を解決するため、会議中の言葉を検索・マーカーできる機能や専門用語の単語登録、発言に対して「いいね!」等の感情的なコミュニケーションを促す機能などUXにフォーカスした設計を行い、オンライン時代に欠かせないサービスを目指します。文字起こしや議事録作成はもちろんのこと、リモートでのコミュニケーションを円滑に進めるためのツールとします。
初代「easy writer」をリリース後、ユーザーがサービスを選定する上で重要視しているのは、発言者の識別や音声認識精度であることがわかってきました。
そこで弊社では一語一語を分離して正確な認識に近づける「音声分離技術」を開発しました。「easy writer Remote」でもその基盤技術を踏襲し、競争優位の獲得を目指していきます。
さらに、弊社がこれまで蓄積してきた教師データ(タスクの実行をAIに教えるもので、繰り返し使用することで予測を微調整していき、正解率を高める。結果AI強化につながる。)を組み合わせることで、音声で拾えなかった、認識できなかった部分をAIが補い、精度の高い文章生成を可能にしていきます。
「easy writer Remote」はリモートに特化した設計を行っており、スマホ・PCがあればだれでも参加できる利用障壁の低いサービスです。
その最大の理由はマイクです。マイクから離れた人の声は拾えませんので、仮に対面型で音声認識を行うのであれば、参加者は皆、専用のマイクを用意しなければなりませんでした。
これによりビジネスシーンだけでなく、個人ユーザーへの展開も見込んでいます。例えば、遠く離れた家族や友人とのビデオ電話や文章作成に携わるフリーランス等、それぞれに合った使い方でご利用いただけます。
また、「easy writer Remote」は1ホストあたり月1000円を下回る価格を設定することで、中小企業や個人ユーザーの利用障壁を下げています。1アカウントで複数名の利用も予定しています。
ユーザー獲得において価格設定は音声認識の精度と並んで重要な要素です。低価格でありながら、高精度且つユーザーに合わせた単語登録、辞書機能、一括置換機能などを付与することで既存サービスを凌駕できると見込んでいます。
弊社は2018年より、AIを活用した小説執筆にも挑んでいます。文字通りAIが小説を書くというもので、将来的にはAI小説大賞が実施される世界を目指しています。
未だ技術的な障壁は高く、実現は先になる見込みですが、そこに参画するAI開発者をコミュニティ化できており、弊社の技術開発に欠かせない存在となっています。
このように、AIに特化したエンジニア・研究者の知見を取り入れる体制を構築することで、「easy writer」の機能拡充、新サービス開発をスピーディに行うことができています。
日本能率協会総合研究所の調べによると、音声認識システム市場は2023年には1010億円規模になると言われています。また、この調査はコロナ前のものであり、実態はさらに大きな市場になると見込んでいます。
こうした市況に対して「easy writer Remote」はSNSやオウンドメディア、プレスリリースや記事広告等あらゆるメディアを活用して、多岐にわたる販売戦略を構築していきます。
その源泉となるのが、代表野村の前職時代から培った記事作成スキルや人脈、そして初代「easy writer」の無料ユーザーである120の登録企業です。これらのユーザーは少なからず、音声認識文字起こしに対してニーズを持っており、見込み客としてアプローチしていきます。
この中には、大成建設株式会社等の大手企業や大学機関が多く含まれており、受注が決まれば「easy writer Remote」の認知拡大が期待できます。
今後の構想として「easy writer Remote」の更なる発展型「easy writer Asset」を手掛けていく予定です。これは、「easy writer」シリーズの基本機能をすべて搭載した上で社内外の音声記録を保存・アセット化するサービスです。
具体的な機能として、1つは商談時の言語を解析し、見込み客の購買率を予測し、ユーザー企業の無駄のないセールスに寄与していきます。
2つ目は採用面接で、応募者の言語を解析し、入社後の成長度合等を計測することで採用の効率化をもたらすものです。
そして、3点目が人事面接です。発言内容から社員のモチベーションを推論し、離職率の低下や成長促進、目標達成度の予測、コーチングなどに活用していきます。
このように「easy writer Remote」の特徴である、会議の可視化からその内容を分析・活用するフェーズへ拡張させ、言葉を資産に企業のビジネス成長に貢献できるサービスを目指していきます。
下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の可否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。
コロナショックにより激増したリモートでのコミュニケーションを最適化します。最新の音声認識AIを使い、会話をリアルタイムで自動的に記録します。独自の音声分離技術を使い、認識精度をアップ。議事録や商談記録だけでなく、感情に寄り添ったユーザー体験の提供を目指します。
会議や打ち合わせで話されている言葉は、次のアクションを決定するための大切な資産。テキストマイニングの技術を使い、頻出単語の抽出・解析、共起モデルによる関連性の検証、行動結果との紐付けなど、言葉の裏にある「真意」や「行間」を分析し、アクションの合理化・最適化を目指します。
「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
下記のKPIの推移については、事業計画書(売上高等推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移については、発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1・別紙1-2をご確認ください。
弊社代表は、編集者として約2000人以上にインタビューしてきた文字のプロフェッショナルです。また、弊社にはネットゲーム事業から医療系システム開発まで幅広くシステム構築に携わってきたテクニカルアドバイザーが参画しています。
1989年 集英社入社。雑誌編集・書籍編集・ECサイト構築・版権ビジネス等に携わる。新雑誌創刊、新規事業創出も経験
2017年 電子出版ベンチャーBooks&Companyを創業
2018年 小説執筆AIによる商業出版を目指すプロジェクト開始
2019年 AI文字起こしサービス「easy writer」リリース
このほか出版社のデジタルシフト支援、IT業界から出版業界への参入支援のためのコンサルティング案件を数多く手掛ける
NHK『人間ってナンだ!超AI入門』ほかメディア出演、セミナー講師、業界紙への寄稿なども
私は平成元年の1989年から28年間にわたって集英社で編集者として仕事をしてきました。
出版社の社員は文学部出身者が多いのですが、私の大学時代の専攻は大量のデータを扱う計量経済学でした。編集者として紙の雑誌を作りながらも、回帰分析を使った売上予測のプログラムを書いたり、DTPの取組をいち早く社内で始めるなど、コンピュータとの付き合いはかなり深いものがありました。90年代からは雑誌のウェブサイトを作ったり、今は年間50億円を売り上げるEC事業にも初期メンバーとして参画しました。ちょっと変わった編集者だったと言えます。
多くのサラリーマンが50歳という年齢に達した時、定年退職が現実味を帯びてくると思います。自分もその年齢になった時、まだまだやりたいこと、やり残したことがある、という気持ちが湧いてきました。
一方で創業前からコンテンツ×テクノロジーの分野で、新しい価値を創出したい、多くの人に貢献したいという気持ちが強くありました。反対する周囲を説得し、「最新の技術を使い、人類の普遍的な価値を残す。時代に即した新しい作品を広く読者に提供する。」ということをビジョンに掲げ、2017年にBooks&Companyを創業しました。
まず注目した先端技術がAIです。個人的な伝手を辿って海外の大学と協働し、2018年に『星の王子様』の続編を書くAIを作るプロジェクトを開始しました。技術的なハードルは高く、このプロジェクト自体は現在一時停止していますが、その過程で自然言語処理の分野でネットワークと知見を得ることができました。
この時の経験が、昨年リリースしたAI文字起こしサービス「easy writer」に生かされています。文字起こしは必要な作業ではありますが、とにかく時間ばかりかかって面倒くさい。編集者としては、書くという行為はもっと楽しくクリエイティブであるべきだと思っています。そんな気持ちを込めて始めたサービスです。
一方、今、新型コロナウィルスの影響で、日本のみならず、世界中でリモートによるコミュニケーションが日常的に行われるようになりました。ところが、PCやスマホに向かって相手に話しかけることは、リアルな体験に比べてどこか無味乾燥的な印象になります。
現在、開発を進める「easy writer Remote」では、離れた場所にいても血の通ったコミュニケーションになるよう、テキストデータとして会話を記録しながら、非言語的な感情表現を追加したり、共感を得たりといった、より人間的なインターフェースを採用します。
さらにビジネス向けツールとして、言語を解析することで、その言葉の裏側にある本音や真意を計測することを目指しています。商談のクロージング率向上や人事面接での離職防止などに活用できるはずです。まだまだ試行錯誤を続けている最中ですが、多くの方に使っていただけるようなサービスを生み、育てて行きたいと考えています。
Books&Company創業前の、事業計画を練っている頃から野村さんを見て参りました。野村さんの原点は、編集者としての、出版・活字・編集者の「未来」に対する問題意識であり、そのまま本や雑誌への「愛」でもありました。
中小出版社向けの電子書籍参入支援サービスとしてスタートしたBooks&Companyの事業が、「AIによる小説創作実験」、そして「easy writer」という「AI音声認識技術による文字起こしサービス」へと拡大していったのは、常に未来を見据える野村さんにとっては自然な流れだったのでしょう。
「easy writer」は、現時点では「議事録作成」や「インタビュー起こし」がフィーチャーされていますが、その先には「音声と活字のボーダレス社会」のイメージがあるとのこと。例えば、ビデオ会議をしながら、すべての会話が同時進行でテキストで記録されていくと、人の頭脳に音声と活字の両方がインプットされ、そこから新しいインスピレーションが湧くかもしれません。また、もしテレビ放送やラジオ放送の音声がすべてテキスト化されてアーカイブされていたら、その検索網羅性は極めて高いものになるでしょう。
50歳を越えて起業したオジサンの事業にこんなにワクワクさせられるなんて、私自身驚きでした(失礼!)。大海原に漕ぎ出した野村さんの船に、一緒に乗ってみるのも面白いかもしれません。
野村さんとは起業前からビジネスコミュニティを通じてミッション・ビジョンを語り合う仲でした。今回のコロナ禍のような事態では、完全リモート化の技術を確立させる事は、喫緊の課題となっています。
ただし、反面として、完全リモート化により、人間同士のコミュニケーションが欠落すると、社会生活に支障をきたす恐れもあり、その事は、我々が「人間らしさ」を失う事に繋がりかねません。つまり、今後開発が進められるリモート技術には、血の通ったコミュニケーションを可能にするというビジョンが必須です。
「easy writer Remote」は単なる文字起こしや議事録ツールとしてではなく、遠隔での意思疎通を円滑にするような設計を目指すといいます。ビジネスでもプライベートでも「新しい日常」に欠かせないツールになってくれることを期待しています。
パンデミックによって、私の仕事はオンラインに移った。講義、研修、コーチング、もちろん会議も。ここで困るのは、ビデオ会議プラットフォームが複数あることだ。Zoom、WebEx、Teams、Google Meet…。
それぞれのアプリケーションは録画機能を持っているものの、プラットフォームが異なるために、記録を1か所に残すのが難しい。そこで「easy writer」の出番になる。どんなプラットフォーム上の記録でも、書き起こししてくれるうえに、1カ所にまとめてくれるという。これは手放せなくなるはずだ。
この「easy writer」を開発したのは、私の友人であるBooks&Companyの野村社長である。野村さんは「社会の発展と人々の幸福の実現には、知性と豊かな感情が欠かせない」との信念から、新しいテクノロジーによって人々の知恵を次世代につないでいくことを使命としている。
活版印刷によって知識と情報が広められ近代が築かれてきたように、私たちの言葉が未来の社会をつくっていく。なんと夢のある話だろうか。野村さんとBooks&Company、「easy writer」のこれからに期待したい。
弊社は、様々なメディア掲載実績と受賞歴があります。
(上記掲載のURLから遷移するwebサイトは、FUNDINNOのものではありません。)
弊社は、本プロジェクトが成立した場合に、エンジェル税制優遇措置Bの適用が確認されています。
エンジェル税制優遇措置についての詳細は、こちらからご確認ください。
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新型コロナウィルスの影響でリモートでのコミュニケーションが新たな日常となっています。この流れは今後も変わることはないでしょう。
五感で触れ合うことができないリモートの状況でも血の通ったコミュニケーションとなるようなツールを開発し多くの方に提供することを目指しています。音声とテキストデータをシームレスにつなぐことで、さらなる価値を創造できると考えています。
このツールに対して多くの方の共感を得ることが弊社の成長の源泉となります。皆様のご支援をいただくことで、成長の速度が飛躍的に向上します。
私たちは新しい日常をもっと楽しく、便利にしていきます。
是非、ご支援の程よろしくお願いします。
資本金: | 5,000,000円(2020年9月2日現在) |
発行済株式総数: | 1,000株(2020年9月11日現在) |
発行可能株式総数: | 4,000株 |
設立日: | 2017年9月7日 |
決算日: | 8月31日 |
株式会社Books&Companyによる株主名簿及び新株予約権原簿の管理
株式会社Books&Company株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要
※以下は株式会社Books&Company株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「投資に関するリスク・留意点等」をご確認ください。
発行者の前期決算期末(2019年8月31日)における純資産は△12,440千円となっています。また、直近試算表(2020年8月31日)における純資産は△10,471千円となっていますが、なお、直近試算表の金額は暫定であり、変更となる可能性があります。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過が継続するリスク及び今後の有利子負債の返済スケジュールに障害が生じるリスクがあります。
発行者の発行する株式は譲渡制限が付されており、当該株式を譲渡する際は発行者の承認を受ける必要があるため、当該株式の売買を行っても権利の移転が発行者によって認められない場合があります。また、換金性が乏しく、売りたいときに売れない可能性があります。
募集株式は非上場の会社が発行する株式であるため、取引の参考となる気配及び相場が存在いたしません。また、換金性も著しく劣ります。
募集株式の発行者の業務や財産の状況に変化が生じた場合、発行後の募集株式の価格が変動することによって、価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。
募集株式は、社債券のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく、また、株式ではありますが配当が支払われないことがあります。
募集株式について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同程度の開示は義務付けられていません。
有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
発行者の前期決算期末(2019年8月31日)における売上は3,058千円で、営業損失が計上されています。また、直近試算表(2020年8月31日)における売上は4,478千円で、営業損失が計上されています。なお、直近試算表の金額は暫定であり、変更となる可能性があります。今後、売上高が計画通りに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。
今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。
発行者の設立日は2017年9月7日であり、第3期(2020年8月31日)は税務申告手続き中、現在は第4期となっています。上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。発行者は当募集において目標募集額を750万円、上限応募額を3,000万円として調達を実行します。但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集後、2020年12月に2,250万円の資金調達を予定(※ただし、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2020年12月の2,250万円の調達は行わない予定です。)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。
発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。
著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
発行者の事業は、代表取締役栗山衛氏の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。
2020年8月31日時点において、発行者の代表取締役である栗山衛氏より7,177千円の借入金が存在しています。今回の調達にあたって、調達金額を当該借入金の返済に充当しない旨の経営者確認書を入手しています。
ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2度目以降の場合は総額の15%(税込:16.5%)相当額)が支払われます。また、企業情報開示のためのシステム利用や当社サポート機能の提供に対するシステム及びサポート機能利用料として、毎月5万円(年間60万円)(税込:5万5千円(年間66万円))を発行者から当社が申し受けます。ただし、プロジェクト成立後の払込日を含む月の翌月から 1 年間については、当該利用料は徴求しません。また、ファンディング・プロジェクトが一度成立した発行者については、再度FUNDINNO上で募集を行うための本審査依頼書を受け入れた場合、当該募集の成立の有無に拘らず、その月から1年間、当該利用料を徴求いたしません。