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成約
新株予約権型
医療・バイオ

革新的な強化ディスポーザブル・アンプル技術を採用した“針無し注射器”で痛みから解放!大手製薬会社も期待の高圧ジェット注射システム「Injex50」

革新的な強化ディスポーザブル・アンプル技術を採用した“針無し注射器”で痛みから解放!大手製薬会社も期待の高圧ジェット注射システム「Injex50」
革新的な強化ディスポーザブル・アンプル技術を採用した“針無し注射器”で痛みから解放!大手製薬会社も期待の高圧ジェット注射システム「Injex50」
募集終了
アイジェックス・ファーマインターナショナル株式会社
投資家 541人
投資家 541人
調達金額 81,360,000円
目標募集額 22,500,000円
上限応募額 82,260,000円
VC出資実績 なし
事業会社/CVC出資実績 あり
エンジェル出資実績 あり
FUNDINNO調達実績 なし
直前期収益黒字化していない
サービス展開済み
特許あり
新株予約権
エンジェル税制適用対象外
株主優待 なし
【参考】市場規模:約7,500億円/年[2019年世界の注射器および針市場(出典:Reportocean.com)] / 同社HP:https://aijexpharma.jp

プロジェクト概要

弊社は、針のないジェット注射システム「Injex50(インジェックス50)」を開発し、その上市にむけた普及活動を行っています。

これは、体に針を刺入せず、微細なジェット流で薬液を皮下注射(皮下組織に薬物を注入する注射)するもので、注射による針の痛みを軽減することができます。


針無し注射器の研究は古くから行われてきましたが、精度や安全性の問題により実用化が進みませんでした。しかし弊社は、長年に及ぶ独自の研究と産学連携により生み出した技術で、この「Injex50」を市場に投入できるまでに仕上げました。

昨年11月、始めのアプローチとして販売特約店を通じて国内の歯科にテスト導入を行い好反応が得られました。また、その後新たな販売特約店との契約も締結し、本格的な流通が開始されることで既に400セット以上の販売を見込んでいます。

歯科以外にも予防接種や局所麻酔等、多岐に向けて需要が増えていくことを見込んでいます。


弊社は、研究開発、市場開発に重点を置いたファブレス経営を実施しており、また、針あり注射器との競合ではなく新市場を創出することを計画しています。

将来的には、日本での認知を高めつつ、アメリカをはじめとする世界市場も視野に入れ、ワクチン、美容整形、獣医、インスリンなど、様々な場面で活用できる次世代注射システムとして世界中に拡めていくことを目指しています。

▲クリックすると、動画をご覧いただけます。

何を解決するためのビジネスか

針なし注射器により、針に対する痛み・恐怖からの開放と、医療事故・感染症・感染性廃棄物の「0」を目指す

誰もが注射による痛みは敬遠したいものですが、注射恐怖症により文字通り注射に恐怖を感じて見ただけで泣き出すような症状を持つ患者が人口の1割程度いるといわれています。


更に、注射の針は皮膚にダメージを与えるため、繰返し同じ箇所に注射をすると皮膚が固くなってしまいます。

毎年、世界では120億回以上もの注射が行われていると言われています(出典:J-STAGE)。また、米国のCDC(アメリカ疾病予防管理センター)によれば、そのうち60万から80万回のミス(針刺し事故や打ち間違いなど)が起きているともいわれています。

これらの事情により、針がトラウマになってしまったり、場合によってはHIV・ 肝炎など血液媒介の疾患になることも考えられます。


これは患者だけの問題ではなく、現場で働く医療従事者にとっても大きな問題です。予防接種やワクチン、インスリン投与など日々多くの注射が打たれる必要がある以上、絶対に間違えずに注射を打ち続け、かつ安全に廃棄することを完璧に行なうには多くの精神的負担が強いられると思います。

また、今後新型コロナワクチンの接種が始まることで、さらに医療現場がひっ迫する可能性もあります。


しかし、私たちが日々を健康に過ごすためには、医療との関わりを否定する事はできません。幼少期のころから、予防接種や、虫歯の治療時、糖尿病のインシュリン投与や点滴など、生活上の多くの場面で注射を経験していると思います。

こうした中、もし扱いやすくて安全で、痛みの少ない注射器があれば、患者にとっても医療従事者にとっても安心・安全な医療を実施できるのではないでしょうか。

安全な医療が実施されれば、国民全体の生活の質「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)」の向上にも貢献できるようになるかもしれません。



どの様に解決に導くのか

独自技術によって開発した、針を刺入せず微細なジェット流で皮下注射をする装置で、針による痛みを軽減する

弊社は、医療機器の開発が盛んな富山県に本拠地を置き、安全で痛みの少ないジェット注射システム「Injex50」を開発いたしました。

「Injex50」は薬液を発射する「インジェクター」という本体装置と、薬剤を入れる「アンプル」の主に2つのパーツで構成されています。

直径0.18ミリのノズルからスプリングの力により高圧・高速のジェット流で皮膚内に薬液を直接拡散注入する仕組みになっています。

皮膚表面の細い隙間を通って皮下組織に注入されるため、皮膚へのダメージが少なく痛みを軽減することができます。


さらに、身体に刺入する針も使用しないため、針による医療事故防止にも役立ちます。薬液を充填する先端部分の「アンプル」も、使い捨てで簡単に取り替えることが可能です。

また、これまで壊れやすいと懸念されてきた「アンプル」も、弊社の研究成果によって強度を上げることに成功しました。身体に刺入する針も存在しないため、感染症のリスクを軽減できる可能性があります。


そして昨年、従来から取得していた管理医療機器認定(クラスⅡ)に加え、新たな改良を加えたアンプル、アダプター、シリトップにも一般医療機器届出(クラスⅠ)をし、皮下注射を行なう製品として本格的な流通をこれより開始します。

最初のターゲットは、歯科領域です。歯の治療で使用する麻酔注射を「Injex50」でも行えるようにすることが最初の目標です。


どの様にビジネスを実現するか

国際特許の取得や、大手企業の技術的なバックアップも得た開発力で、安全で低コストな注射器を開発・製造

弊社は、富山大学との共同研究や、大手製薬企業などからのバックアップをいただきながらジェット注射システムの開発を行っています。また、無針注射器としての特許も複数取得しています。

製造方法については、ファブレス戦略を採っており外部の工場に製造を全て委託しています。これにより自社製造工場設立などの大規模投資は必要とせず、研究、企画、開発に経営資源を集中させています。

主要部品となる注射器本体「インジェクター」は国内外の協力企業から部品を仕入れ、国内の上場企業に製造を委託しています。薬液を打つ先端部分「アンプル」及び、その他付属部品についても、プラスチック製品の製造に優れた国内の上場企業に製造を委託しています。


国内メーカーの優れた技術により、これまで課題であったアンプルの脆弱性を克服することができました。これにより、他社とは違う強度、安全性を武器に製造量を増やしていきます。量産が可能になった後は、国内サプライチェーンを介して各地の病院へ納品していきます。

日本以外にも既に米国にグループ会社を設立し、グローバルな販売ネットワークを確立している

弊社は、医療機器の研究開発が盛んな、富山県に本拠地を置き「Injex50」の開発を行っています。そのため、本製品の販売は弊社の子会社の株式会社インジェック・スジャパンに委託しています。

同社から、歯科技工製品を販売する株式会社デンタス(TOKYO PRO Market上場)を始めとする販売特約店に卸し、市場に流通させていきます。同社は、全国の歯科に販売ルートを持っており、同社を通じて多くの歯科で導入してもらう計画です。

注射器本体(インジェクター)の導入が完了したら、使い捨てで利用するアンプルを定期的に納品して安定的に収益を確保する計画です。


また弊社は、針なし注射器を世界へ普及させる体制構築にも着手しています。国内販売は株式会社インジェックス・ジャパン(弊社の子会社)、米国販売は代表取締役の福島が米国に所有するAijex Pharma International Inc. USA が担います。

開発と販売両面でワールドワイドにスケールできる陣容をすでに整備しています。


歯科領域での麻酔を皮切りに、ワクチン・不妊治療・ホルモン剤・美容・獣医など多岐に展開する

世界の注射器および針市場は2019年に約7,500億円と評価され、2020年から2027年の予測期間にわたって7.3%を超える成長率で成長すると予想されています(出典:Reportocean.com)。

病院の備品として注射器は欠かせません。針なし注射器もその内の一つとして病院に常備される日がくると弊社は考えています。

これを広めることができれば、これまで注射の痛みに嫌悪感を抱き病院を敬遠していた方々にとっても、病院に通いやすくなると思います。来院者が増えれば、医療機関も活性化し、いずれはQOLの上昇にもつながっていくと考えています。


今後は、「Injex50」の販売力を強化し、歯科を皮切りに、ワクチン接種、不妊治療や成長ホルモンなど自己注射関連や、インスリン、美容、獣医領域などありとあらゆる医療領域に製品の優位性を説明し、拡販していく計画です。

今後のビジネスの進め方

新製品の開発にも尽力し、注射器バリエーションを増やして市場を活性化させる

製品についてもバージョンアップも行っていく計画です。

薬液の量に応じジャストフィットできる機能、現状の倍の大きさ1.0mlのアンプル、一度に10回連続打てるマルチショット機能や、既に薬剤を充填したアンプルの開発、また、自己注射できる使い捨て注射器の開発も計画しています。


多様な用途に使用できるよう改良していくことで、歯科の領域のみならず、あらゆる市場に向けて事業を進めたいと考えています。


米国でのFDA許認可を取得し、世界で使われるための環境を整備する

弊社は「Injex50」を日本でスタートした後は、アメリカや欧州に販路を拡大させていく構想を持っています。

既に、アメリカでの販売に向け、Aijex Pharma International Inc. USAを設立しています。日本で実績を積んだ後には、米国FDA(アメリカ食品医薬品局)での許認可取得を取得し、アメリカでの販売も開始する計画です。

弊社の製品が世界に広まることで、近い将来、世界中の人々が痛みから開放され、苦痛に悩まされない幸せな生活を送れるようになれば嬉しく思います。


世界一小さい予防接種用使い捨て注射器を開発し、発展途上国に展開する

弊社は、世界で一番小さなワクチン接種用の使い捨て針無し注射器を開発し、それを世界中に展開したいという目標も掲げています。

発展途上の国々では未だ、生後すぐに「肺炎」「感染症」「マラリア」などを患い、5歳まで生きられずに尊い命が奪われてしまう子が年間約810万人いるといわれています(出典:日本ユニセフ協会)。

そのような無医村地域でも、自分で注射できる小型の針無し予防接種注射器が普及すれば、幼い子が病気を患う可能性を少しでも低減できるのではないかと考えています。

弊社はそれに向け、非常に小さく安価で、薬剤充填済みの使い捨て針なし注射器の開発に取り組んでいます。予防接種が自身で手軽にできる環境を構築し、未来の子ども達が笑顔で過ごせる日々を創造したいと考えています。


マイルストーン:IPOは2025年を予定し、売上高約97億円を想定

下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の可否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。


2021年:製品の機能向上とコストダウン  

現在の製品は0.5mlのアンプルから薬剤を全量投入するタイプですが、投入薬量を無段階に調節することを可能にする製品ラインナップを新たに投入する計画です。また、現在はドイツから輸入しているインジェクター部品を、将来的には国内生産に切り替えることにより、短納期とコストダウンを図ってゆく計画です。

2022年:市場拡大の推進

2020年に歯科用途で販売を開始した後、現在はワクチン等の予防接種用途の医科向けに販路を拡大しています。これを美容外科や避妊治療等の更に広い分野に拡販してゆく計画です。また、将来的には成長ホルモンやインスリン投与のセルフメディケーションを視野にいれてまいります。

2023年:海外販売の強化

国内に関しては既に厚生労働省の医療機器製造販売の認可を取得し販売を開始しておりますが、今後は海外を含めた広いマーケットに拡販するべく、米国FDAおよび欧州CEの許認可を取得するとともにその他のアジア圏にも販路を拡大してゆく計画です。

2024年:「インジェクター」国内流通量1.4万本突破

2024年内に「Injex50」の「インジェクター」を国内で1.4万本以上流通させることを目標にしています。また、米国、及び欧州、アジア方面にも積極的に流通をすすめていく計画です。

2025年:「インジェクター」世界流通量2万本突破

2025年内に「Injex50」の「インジェクター」を全世界に2万本以上流通させることを目指します。世界中で安全にご利用いただける注射器として、「Injex50」を普及させていく計画です。

「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。

KPI:2025年内に、インジェクターの累計販売数約2万個を計画

下記のKPIの推移については、事業計画書(売上高等推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移については、発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。 事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1・別紙1-2をご確認ください。


チーム/創業経緯/株主構成など

グローバル経営のエキスパートと、医療機器販売に長けたメンバーが参画

弊社代表の福島は、米国の大学を卒業した後に、複数に及ぶ企業の経営を経験し、さらに現在も富山大学大学院、生命融合科学教育部に在学しながら、社長業の合間に針なし注射のさらなる研究・開発をしています。

その他にも、針無し注射器を普及させるため、医療機器の製造・販売の知見を有するメンバーが参画しています。

チーム

代表取締役
福島 正義 

出身 茨城県水戸市 

学歴 米国Abilene Christian University卒業、新潟大学大学院 技術経営研究科 修士号取得、新潟大学大学院 現代社会文化研究科 博士後期課程単位取得満期退学、富山大学大学院 博士課程 生命融合科学教育部生体システム専攻 在学中

米国において6社の会社経営を経験、そのうち2社は現在も経営中、日本においては2016年富山市にアイジェックス・ファーマインターナショナル株式会社を設立し、代表取締役に就任

職歴:1970年 Compass International Inc. CEO 

1973年 Nucleus Argosy Corporation. CEO 

1979年 VERTEX ENTERPRISES CORP. CEO 

1998年 Equidyne Corporation. (Nasdaq上場企業) Director,Vice Chairman

1998年 HNS International Inc. President 

2016年 アイジェックス・ファーマインターナショナル株式会社 代表取締役社長  

2016年 AIJEX PHARMA INTERNATIONAL Inc. (USA) President & Chairman

取締役
藤塚 隆美

大阪府出身

前職の富山大学工学部生命工学科研究室での勤務の際、博士課程学生として入学してきた福島正義と出会う

その後、代表の福島の針なし注射器にかける情熱に打たれ、2018年にアイジェックス・ファーマインターナショナルに入社

医療機器総括製造販売責任者
平野 善治

千葉県出身

医療機器総括製造販売責任者

厚労省及びPMDA(医薬品医療機器総合機構)の許可に関する業務に従事

「Injex50」の存在を知った際に、その可能性に魅了され、2020年にアイジェックス・ファーマインターナショナルに入社

創業のきっかけ

アメリカでの素晴らしい科学者・発明家との出会い


アメリカで出会ったある素晴らしい研究者から、針無し注射器の構想を聞いたのが、全てのはじまりでした。

針を使わず、無痛で一瞬のうちに体内に薬液を入れることができる破壊的イノベーションを実現させた製品です。

幼児や針恐怖症の方など多くの人に提供することで皆さんの生活の質(QOL)の向上に貢献できるのでは、という強い思いから創業しました。

大多数の人が「注射針は痛いから仕方がない」とあきらめますが、その概念をくつがえし、この製品を核に成長できると確信しています。

また、これからの10年は世界的に感染症予防のために必要な製品となることでしょう。

さらに、歯科治療、美容治療など多くのジャンルにも適応できます。

また、発展途上国では、未だに多くのお子さんが病に苦しんでいます。

私の夢は、世界一小さくてワクチン接種ができる使い捨ての針無し注射器を開発し、自身でワクチン接種が行える環境を世界中に拡めることです。

針無し注射器は、様々な分野に応用可能であり成長著しい分野です。創業当初に抱いた「社会のQOL向上の実現」に向けて、多くの人とその思いを共有したいと思います。

メンターからの評価

弁護士法人 浜田卓二郎事務所 弁護士
浜田 卓二郎

御社の「針無し注射器」が広く社会に受け入れられ、患者さんたちが「注射の痛み」から開放され、安心して使えるようになることは、私たちの喜びでもあります。

また、わが国の遅れていると言われる、医療機器のレベルアップにもなり、必要なことだと考えます。

御社の事業に賛同し応援致します。頑張ってください!

ロート製薬株式会社 代表取締役会長
山田 邦雄

世界中がワクチンに注目していますが、「針の無い注射器」が広く世間に認知されれば、世界に大きな影響を与えるものと想像します。

日本発で世界中に痛みのない針なし注射器を届けてあげてください。その努力に期待しています。

J.YOSHIDA CLINIC 院長
吉田 純

注射と聞くとまず針だ。

針は刺さると「痛い」。

だから「怖い」。

そして注射嫌いにとっては、針が刺さったままの時間が思いの外「長い」。

これらを解決するのが「針無し注射器」だ。

まず、針を刺す時の痛みは、針が組織を切る(感覚神経を切る)時の痛みなので、針が細いほうが切る面積が小さく痛くない。

針無し注射が痛みをほとんど感じさせない理由は、一般的な細めの注射針の外径よりもさらに細い水柱となって皮膚を貫通するためだ。

次に、針無し注射器には針がないので恐怖の対象が存在しない。

特に自己注射や子供への注射では、針への心理的なストレスは無視できない要因だが、それが無くなるのである。

そして時間。

針注射のように、刺して注入するという2つのアクションの間、痛みと恐怖を我慢する必要はなく、針のないデバイス(皮膚に押し付けても痛くない器具)を皮膚に押し当てるだけ、その後の薬液が入る瞬間のみ、ちょっとした衝撃を感じるが、それで全ては終わっているのである。

さらに、針を必要としない針無し注射器は、医療廃棄物としての針が出ないだけでなく、針刺し事故や針が折れて体内に残るといったトラブルは決して起こり得ないという点において、とてもエコで安全なのである。

医療費削減や予防医学の拡大に伴って、自己注射や子供への注射を行う機会が多くなる中、このエコで安全な針無し注射器によって、注射の肉体的・心理的負担を軽減し、世の中の「注射嫌い」を無くすことは、社会的利益にかなった事業であると思われる。

 
医療法人社団季邦会 理事長
鎌形 博展

針を刺す行為には多くの問題があります。

・患者さんに強い痛みと恐怖を強いること

・医療従事者が針刺し事故により感染するリスクにさらされること

・使用済み針が医療廃棄物として環境負荷をかけること

「Injex50」の革新的技術が、このような多くの社会的問題を解決することに、大きな期待をしています。

一刻も早く、世界中に普及して欲しいです。

新潟国際情報大学 経営情報学部 経営学科 准教授 専門分野:健康スポーツマネジメント
藤田 美幸

昨今、世界中で健康への増進維持志向が高まっています。

そのような中、「針なし注射器」は様々な分野で応用できることでしょう。

特に予防医療分野への挑戦を期待しています。

イノベーションは製品だけでなく組織にも必要です。

CEOの福島氏とは、社会人大学院で共に経営戦略について研究をしていました。

イノベーションを起こし社会を幸福にするという信念は当時から揺るぎないものです。

常に前を見続け、挑戦し、多様な分野でイノベーションを起こしていく。

そのような組織であることが製品イノベーションを継続して生み出すことができると確信しています。

博士号アソシエイトサイエンティスト 臓器移植研究博士
タンビール・アハマド・ミーア

不快で痛みを伴う針ベースの注射の問題に対処するために、医療従事者や患者は、針を使わない最良の代替品を熱心に待っています。「Injex50」は将来の希望を提供し、ついに世界中で利用可能になります。

「Injex50」は新しい注射システムです。従来の注射針で皮膚内部に侵入することなく、患者の体内に薬液製剤を投与するための新しい技術です。

これは、あらゆる種類の液体薬(バイオ医薬品、治療用タンパク質、ワクチン、ヒアルロン酸など)を対象の体内に注入するための安全で効果的な手法です。

「Injex50」は、独自の市場での地位を築き上げます。私の意見では、「Injex50」は、患者、歯科医、医師(糖尿病患者)、美容師、美容師、獣医などの治療を大いに助ける最良の選択肢となるでしょう。

製薬コンサルタント
ヘイコー・ハッケル

アイジェックス・ファーマインターナショナル株式会社の「Injex50」ニードルフリーインジェクターは、歯科用麻酔だけでなく、ワクチンやその他の薬剤の注射にも使用できる素晴らしい機器で、痛みもほとんどなく、価格も優れています。

福島氏はドイツでの長年の友人であり、同僚でもありました。

今日の医療機器技術の最先端を行く、このような素晴らしく革新的な企業と関わることができて興奮しています。

株式会社アイ・アールジャパンホールディングス 代表取締役副社長 COO
栗尾 拓滋

創業者の福島社長に出会ってから約20年となりますが、いつも若々しく夢に向かって力強く邁進されておられます。まさに「サミュエル・ウルマン」の「青春」という詩の通りですね。

針なし注射器がついに実現して、痛みの無い注射器が広く社会に広まることを心から祈っております。

痛みのない、誰もが簡単に打てる注射が世界中に浸透し、医者のいない発展途上の国の村々から、ワクチン注射による感染症が無くなることを願ってやみません。頑張ってください!

   

プロジェクトにかける思い

注射器の業界に破壊的イノベーションを起こしたい

▲クリックすると、動画をご覧いただけます。

世界で大業を成したとされる「GAFA」は、破壊的イノベーションを持っていました。

破壊的イノベーションとは、今までの常識を覆した商品を、創造し、世に広げることです。

これを弊社に置き換えて話すと、これまで針で行っていた注射から、針を無くし、より早く、そして痛みの無い方法で体内に薬液を注入する方法を世に拡めることです。

日本の企業ではここ数十年、破壊的イノベーションの発生した企業は誕生していません。そのため、日本は経済的に見て世界から大分遅れをとっているように感じます。

弊社は、この「Injex50」で、医療業界に破壊的イノベーションを起こすことが出来ると信じています。

この世界の実現に向け、皆さまのお力添えを賜われますよう、何卒、宜しくお願い致します。

その他

発行者情報

  1. 金融商品取引契約の概要
    株式投資型クラウドファンディング業務として行う非上場有価証券の募集の取扱い
    ※ 詳しくは契約締結前交付書面「ファンディング・プロジェクトについて」をご確認ください。
    ※発行者は10,000分割の株式分割を行う予定ですが、その効力が発生するのは2021年4月1日です。下記2~11に記載している株数・株価等の数値は、株式分割後の数値となっております。
  2. 募集新株予約権の発行者の商号及び住所、資本金等
    アイジェックス・ファーマインターナショナル株式会社
    富山県富山市下野16-302
    資本金: 100,000,000円(2021年3月9日現在)
    発行済株式総数: 2,300,000株(2021年4月1日現在)
    発行可能株式総数: 10,000,000株
    設立日: 2016年6月10日
    決算日: 12月31日
  3. 本新株予約権の発行者の代表者
    代表取締役 福島正義
  4. 発行者における新株予約権の保有者に関する事項、および行使請求場所
    アイジェックス・ファーマインターナショナル株式会社による株主名簿及び新株予約権原簿の管理
    【連絡先】
    電話番号:076-464-6689
    メールアドレス:info@aijexpharma.jp

企業のリスク等

アイジェックス・ファーマインターナショナル株式会社第1回FUNDINNO型有償新株予約権に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要

※以下はアイジェックス・ファーマインターナショナル株式会社第1回FUNDINNO型有償新株予約権に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「投資に関するリスク・留意点等」をご確認ください。

  1. 新株予約権は、権利行使期間の終了までに株式に転換するための権利行使をしないまま権利行使期間が終了すると権利が消滅し、投資金額の全額を失うことになります。

  2. 募集新株予約権及び新株予約権を行使して取得した株式は、非上場の会社が発行する有価証券であるため、取引の参考となる気配や相場は存在しません。また、換金性も著しく劣ります。

  3. 発行者の発行する新株予約権及び新株予約権を行使して取得した株式には譲渡制限が付されているため、店頭取引が行われたとしても、譲渡による取得について発行者による承認が得られず、新株予約権者及び株主としての権利移転が行われない場合があります。

  4. 募集新株予約権及び新株予約権を行使して取得した株式は、金融商品取引所に上場されておらず、その発行者は、収益基盤が確立されていないことなどにより財務体質が脆弱な状態となっている場合もあります。当該発行者等の信用状況に応じてご購入後に価格が変動すること等により、損失が生じることや、その価値が消失し、大きく価値が失われることがあります。

  5. 募集新株予約権は、社債のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく配当は支払われません。また、新株予約権を行使して取得した株式について、配当が支払われないことがあります。

  6. 募集新株予約権について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同等程度の情報開示は義務付けられていません。

  7. 有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。

  8. 発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。

  9. 発行者の前期決算期末(2020年12月31日)における純資産は3,056千円となっています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過に陥るリスクがあります。

  10. 発行者の前期決算期末(2020年12月31日)における売上は18,253千円で営業損失が計上されています。今後、売上高が計画どおりに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。

  11. 発行者の前期決算期末(2020年12月31日)におけるおける棚卸資産のうち177,718千円は、使用期限が間近であるなどの理由で販売が不可能なもので、今後研究開発目的で使用され、使用の都度費用として償却される予定です。

  12. 発行者の前期決算期末(2020年12月31日)における未払金のうち297,940千円は、仕入先に対する支払遅延によるものです。そのため、仕入先との交渉により返済計画を策定し、返済計画に基づいた返済を行っていく予定です。

  13. 今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。

  14. 発行者の設立日は2016年6月10日であり、税務署に提出された決算期(2020年12月31日)は第5期であり、現在は第6期となっています。上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。発行者は当募集において目標募集額を2,250万円、上限応募額を8,226万円として調達を実行します。但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集後、2021年7月に不足分の資金調達を予定(※ただし、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2021年7月の調達は行わない予定です。)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。

  15. 発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。

  16. 発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。

  17. 著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。

  18. 発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。

  19. 現在の事業計画は、今後追加の医療機器承認を取得することを前提として作成しているものであり、仮に当該医療機器承認の取得が想定通りに行われない場合、その後の事業進捗及び資金調達に悪影響を及ぼす可能性があります。

  20. 発行者の事業は、代表取締役福島正義氏の働きに依存している面があり、福島正義氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。

  21. 2020年12月末時点において、発行者代表取締役の福島正義氏より、10,000千円の役員借入金及び同氏が引き受けた5,000千円の新株予約権付社債が存在しています。また、2021年3月に、発行者役員より、20,000千円の借入を行っています。今回の調達資金を当該借入金の返済に充当しない旨の経営者確認書を入手しています。

  22. 発行者の役員より、2021年10月に30,000千円の借入を予定しています。仮に当該借入を事業計画どおりに実施できなかった場合、その後の発行者の事業計画及び資金繰りに影響を与える可能性があります。

  23. 発行者代表取締役の福島正義氏は、株式会社インジェックス・ジャパン代表取締役、HNS International Inc代表取締役、Aijex Pharma InternationalUSA社代表取締役を兼務しています。 また、発行者取締役の藤塚隆美氏及び発行者取締役の平野義治氏は、それぞれ株式会社インジェックス・ジャパン取締役を兼務し、発行者取締役の末岡寛一氏は、 株式会社インジェックス・ジャパン監査役を兼務しています。なお、当該役員兼務状況について、今後必要に応じて整理していく旨の経営者確認書を入手しています。

  24. 発行者の100%子会社である株式会社インジェックス・ジャパンが、第二種医療機器製造販売業の許認可を取得しており、日本国内における販売会社となっています。 また、直接の資本関係は存在していませんが、代表取締役の福島氏が代表取締役を兼務するAijex Pharma InternationalUSA社が発行者の販売代理店となっています。 また、同じく代表取締役の福島氏が代表取締役を兼務するHNS International Incより、針なし注射器についての特許譲渡を受けています。

  25. 新株予約権及び新株予約権付社債について
    発行者は新株予約権を10個発行しており、そのうち5個は新株予約権付社債に付された新株予約権です。新株予約権付社債の転換価額、償還期限は下記のとおりです。
    ・第1回新株予約権付社債:額面金額 100,000,000円 転換価額 5,000,000円 償還期限 2021年12月31日
    ・第2回新株予約権付社債:額面金額 100,000,000円 転換価額 20,000,000円 償還期限 2021年12月31日
    ・第3回新株予約権付社債:額面金額 100,000,000円 転換価額 20,000,000円 償還期限 2021年12月31日
    ・第4回新株予約権付社債:額面金額 10,000,000円 転換価額 500,000円  償還期限 2021年12月31日
    ・第5回新株予約権付社債:額面金額 5,000,000円  転換価額 500,000円  償還期限 2021年12月31日
    発行者は上記の新株予約権付社債がいずれも2021年12月期に株式へと転換する前提で事業計画を作成しています。当該新株予約権付社債の株式への転換がなされなかった場合には、発行者の資金繰りに重要な影響が発生し、償還期限の変更及び追加の資金調達を含めた事業計画の変更が生ずる可能性があります。なお、これらの新株予約権及び新株予約権付社債の行使が行われた場合、合計650,000株に転換されます。これは2021年4月1日分割効力発生日時点の発行済み株式総数2,300,000株の28.2%に該当します。

  26. 発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2度目以降の場合は総額の15%(税込:16.5%)相当額)が支払われます。また、企業情報開示のためのシステム利用や当社サポート機能の提供に対するシステム及びサポート機能利用料として、毎月5万円(年間60万円)(税込:5万5千円(年間66万円))を発行者から当社が申し受けます。ただし、プロジェクト成立後の払込日を含む月の翌月から 1 年間については、当該利用料は徴求しません。また、ファンディング・プロジェクトが一度成立した発行者については、再度FUNDINNO上で募集を行うための本審査依頼書を受け入れた場合、当該募集の成立の有無に拘らず、その月から1年間、当該利用料を徴求いたしません。

調達金額 81,360,000円
目標募集額 22,500,000円
上限応募額 82,260,000円