弊社は、デザイン、音質、耳へのフィット感の3要素すべてをカスタマイズできるデザインイヤホンブランド「EARMIND」を展開しています。
イヤホンは、日用品であるからこそ、もっと快適で豊かにパーソナライズされる必要があると考えました。イヤホンをよりデザイン面でパーソナライズすることは、つまり個々の自己表現を認め合う豊かさに繋がります。
私たちは自己表現の世界、つまりアートが人と世界を繋げ、豊かにする力を持っていると信じ、”イヤホン×アート”という全く新しい領域で、”アートを日常に”をビジョンに掲げて活動しています。
また弊社は、インキュベーション事業を展開する国内大手のCreww株式会社のバックアップを受け、スタートアップ企業として事業を展開しています。さらに、欧州最大規模のファッションコンテスト「International Talent Support2020」では、Bluetoothイヤホンを内蔵した作品で、部門賞を弊社の佐藤と田邊が受賞し、世界的にも有名なファッション・ライフスタイル雑誌である「Vogue Italia」、「Vogue Japan」にも掲載されました。
弊社がスタートアップにこだわる理由として、アートというものがしっかりと評価され、制作者に正当な価値が与えられる産業にしていきたいという想いがあります。その背景には、作り手でもある私達自身がアートの価値を価格として評価されないという現実を体感してきたからです。
美術館などの限られた空間に収まるだけではなく、芸術を身に着けることで、芸術への造詣が深まり、表現に対する正当な利益が生まれるために活動をしています。まずはその目標とする世界を、アーティストとしても活動している私たちが「イヤホン 」を介して実現するため、「イヤホン×アート」という新しい市場を創出しました。
弊社は、初期の段階から国内・海外ともに同時展開を進めており、この市場で圧倒的な存在感を世界中で確立させることを目指しています。
将来的には、イヤホンに限らず、他の電化製品等、あらゆる”モノ”や”コト”を”アート”と融合させて世界中に打ち出していきたいと考えています。
▲クリックすると、動画をご覧いただけます。
現在、市場で販売されているイヤホンは、低価格帯から高価格帯まで幅広い種類の商品があります。しかし、そのほとんどは音質や防水性、ノイズキャンセリングといった機能性による違いで分けられています。
機能が重要視される電化製品市場において、イヤホンをデザインやアート、ファッションの一部として販売するメーカーはほとんどありません。更にイヤホンに多様なデザイン性を備えて量産するには、デザイン毎のロット数がかさみ、在庫が増えてしまうというリスクもあります。
そのため、イヤホンにプロダクトデザインの範疇を超えアート性まで昇華したハイエンドな、新しいビジネスモデルや市場は、まだ生まれていません。
消費者からしても、元来音楽を聞くガジェットの一つとして生まれたイヤホンを、アートとして捉える価値観を持たないため、イヤホンで自己を表現するという発想が一般的に認知されていないものと考えています。
調査会社のTesTee Labの行った消費者調査によると、イヤホン選びで最も重要視するのは、1位が「価格」2位が「音質・機能」で3位「デザイン」と、消費者的にもデザインよりも機能が優先される結果となっています。
日本には古くから多彩な工芸技術が存在し、それらはアートと言えるまでの高水準にあります。また、全国の美術大学などから多くの有望な若手アーティストが輩出され、彼らの持つ可能性は無限のリソースと言えます。
弊社はこれらの工芸やアートをもっと日常のあらゆる製品に応用すべきだと考えました。
様々な製品にアート性を取り込ませることで、製品の個性が際立ち、一人ひとりが持つ物へのこだわりや愛着も増え、その結果、音楽を聴くためのイヤホンという、元来の機能を超えた価値観を提供する新たなプロダクトになると考えます。
弊社が製造販売するイヤホン「EARMIND」は、完全受注生産で、デザイン、音質、耳のフィット感の3要素を自由にカスタマイズできるようにしており、イヤホンによる消費者の自己表現を可能にしました。
現段階では、18種類のデザインから選択でき、アクリル板加工や金属の着色・加工技術、漆芸といった日本の工芸技術によるアート作品に、現代ファッションの感覚を取り入れたデザインになっています。
また、音質はバランスの取れた「スタンダード」、深みのある「低音重視」、プロ仕様の「高音重視」の3種類から選択ができます。 さらに、イヤホンの形状も選べ、カナル型(耳栓型)もしくは自分の耳の型に合わせた完全オーダーメイド型から選択ができます。
オーダーメイド型はイヤーモニターと呼ばれ、Bluetoothのイヤーモニターは現在国内では販売されていないと考えており(市場をもとに自社で調査)、これから弊社が「EARMIND」で新たな市場を開拓していく計画です。
弊社の特徴は、提携しているアーティストや職人及び工場との連携により、カスタマイズイヤホンを1個からでも制作可能にしているところです。 1個からオリジナルイヤホンを作れることを強みに、個性溢れるデザインイヤホンを多数作成していきます。限定生産することで、アート作品のように一つ一つの価値を高めるブランディングを行います。
完全受注生産にすることで、在庫を抱えず、資源も無駄にしないで事業が展開できます。また、今までになかったバッテリー交換システムの開発をするなど、オリジナルイヤホンを長く使ってもらうため、環境にも作り手にも配慮した企業の意識を表明していきます。
既に、クラウドファンディングサービス「Makuake」 のファーストプロダクト先行販売にて900%を超える支援が集まり、顧客層が一定数あることも立証されています。
また、欧州最大規模のファッションコンテストで弊社の佐藤と田邊が部門賞も受賞し、世界ファッション業界側からも評価を受けています。
近いうちに、様々な方の耳の個性に合わせた、補聴器をはじめとする、多様な機能を持つヒアラブルデバイス(「ウェアラブルデバイス」の一種で、より音声に特化したデバイス)の開発も予定しており、弊社は幅広い方にイヤホンを自己表現できる製品として、世界中に「EARMIND」ブランドを広げていきたいと考えています。
弊社は現在、自社ECサイトの構築を進めておりますが、すでに国内大手家電量販チェーンであるヤマダ電機が運営するECサイト「ヤマダモール」でも弊社のイヤホンが販売されることが決まっています。
また、海外の有名ファッションECサイトからも、弊社イヤホンを取り扱いたいという話をいただいており、そこの顧客である海外の有名音楽アーティスト等をターゲットとし、ファッション業界で知名度を高めながら販路開拓を進めていこうと考えています。
海外展開においては、ECサイト以外にも2019年の時点で日本の約800倍もの市場規模をもつ、海外のクラウドファンディングサービスを活用した先行販売も行う予定です(出典:グローバルインフォメーション)。
弊社は、持続的成長をしながら事業を展開していくために様々な取り組みを実施しています。
まずは、製品を守るという観点から、特許庁が実施する「実用新案制度」に登録しています(登録番号:第3230859号)。これは、物品の形状、構造又は組み合わせに係る「考案」を保護する制度です。これにより、「EARMIND」は今後とも作り手の想いを守り、より多くの製品を経済的に生み出していきたいと考えています。
また、経営面からも、安定的な経営を行うために、弊社はインキュベーション事業を展開する国内大手のCreww株式会社のバックアップを受け、スタートアップ企業として事業を展開しています。
Creww株式会社は、市場検証やプロダクト開発、事業譲渡のプロフェッショナルであり、マネタイズの広げ方や資金調達の行い方など今後のビジネス展開におけるサポートを受けています。 同社から教えていただいたノウハウを自社でしっかりと取り込み、経営に活かしていきたいと考えています。
世界のワイヤレスイヤホンの市場規模は、2019年時点ですでに約3兆円ありましたが、2025年にはその約2.8倍となる8.5兆円まで成長するという予測が出されています(出典:富士キメラ総研)。
スマートフォンやBluetoothの進化により、ワイヤレスイヤホンの市場は今後、益々発展していくことが予想されます。
市場に出ているワイヤレスイヤホンの殆どは機能重視で量産された製品ばかりです。しかし、弊社のイヤホンはデザイン部を有するイヤホンとして実用新案も取得しているように、「イヤホン×アート」さらには「イヤホン×ジュエリー」といった新たな市場を創出します。
世界の美術品市場規模は2019年の時点で約6.7兆円、さらにジュエリー類の世界市場規模は2019年の時点で約39.5兆円と、どちらも大きな市場です(出典:GII市場調査レポートなど)。
今までになかったアート作品をジュエリー感覚で身にまとうことができ、音楽を楽しむことができる、全くあたらしいガジェット「EARMIND」。“イヤホン”と呼ばず、”サウンドアートピース”という、新しいモノとしてブランディングし、競合のいない独占市場で世界シェアを獲得したいと考えています。
現在は18種類のデザインから選べるイヤホンですが、2023年までには100種類以上のデザイン展開を目指します。
具体的には、国内および海外のアーティストとのコラボ開発といったデザイン面の強化や、ヒアラブルデバイスの開発、バッテリー交換タイプの開発などといった機能面(ハード面)の強化も図ることで、顧客にとっても、より高次の欲求を満たす魅力的な商品を増やしていきます。
弊社の強みは、人的リソースです。この製品を生み出すのにデザイナーだけでも、作り手だけでも実現しません。弊社独自の作り手の知識・キュレーター(専門)的知識・デザイナーとしての知識を併せ持つハイブリットな人材を育成し保有することで「EARMIND」の事業ははじめて実現します。また、その人材リソースを活かした展開も見据えています。
また、価格帯も様々なニーズに対応すべく多様に展開し、より価値のある世界に一つだけのオリジナルイヤホンの制作も可能にします。
100種類のデザインまで展開した後には、コミュニティ形成の場として美術館やギャラリーのような形態で、アーティストの作品とともにイヤホンを見せるショールーム機能を持った旗艦店を東京にオープンさせることを目指しています。
近い将来開発予定の自社のECサイト上では、AI学習によるカスタムオーダーシステムの構築を目指しています。顧客の購買データ、自社内部でのデータ学習をもとに顧客一人一人の音楽・音質やデザインの趣味趣向に合わせてイヤホンの提供を行えるのをはじめとして、有名音楽アプリやファッションサイトなどと連携を取り、音楽の視聴体験がユーザーの想像を超えて豊かになる仕組みを構築していきます。
音楽視聴履歴からユーザーの趣味趣向を踏まえ、最適なイヤホンのデザインや音質の提案。
EARMINDのイヤホンを通して新しく、コアで多様なアートやアーティスト情報、新たなファッションに出会う等、多様な芸術が交差するカルチャー情報を提供していきます。
そうして世界中のユーザーから取得したデータを蓄積し、音楽・ファッション・デザイン・ライフスタイルなどの趣味趣向の複合的なデータには非常に価値があり、データを見える化することで各国の顧客インサイトを分析できます。
弊社はそのデータを活用したパーソナルマーケティングなどのコンサルティング事業等にも進出し、企業ビジョンである「アートを日常に」を実現させていきます。
下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。
「Makuake」クラファンの実施、ヤマダモールでの取り扱い予定、海外アーティストを活用した売り込み、デザイン(30種類)、バッテリーの交換機能開発、フェイスプレートの交換、有線・無線両用型、「EARMIND Care」の仕組み作りを計画しています。
デザインの拡大(60種類)を目指します。海外アーティスト向け完全オーダーデザインの制作、海外サイトでのクラウドファンディングの開催。また、補聴器向けのヒアラブルデバイスの開発を計画しています。
デザインの拡大(100種類)を目指します。日本のみから海外アーティストともデザイン開発をスタートさせる予定です。補聴器向け(ヒアラブルデバイス)デザインも年内に完成する計画です。
都内にショールルームを兼ねた旗艦店をオープンする予定です。その他にも、コラボ販売などを増やします。補聴器市場にも参入する計画です。
デザインの拡大(150種類)を目指します。各国のアーティストとの連携をとり、商品数拡大とその仕組み化を目指します。
海外支店作り(芸術文化になじみあるヨーロッパからアメリカ・アジア)も計画しています。
デザインの拡大(250種類)を目指します。国内の販売が軌道に乗った後には、海外のニーズを取り込みながら、デザインとスペックを改良していく計画です。
「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
下記のKPIの推移については、事業計画書(売上高等推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移については、発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。 事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1・別紙1-2をご確認ください。
メインメンバーの3人は同じ美大の同じ科出身の同級生であり、2013年からアートユニットとして共に制作活動をしてきた仲間で構成されています。
その能力を生かし、初期プロダクト開発の際はイヤホンのサンプルすら自らの手で作り出しています。アイディアを自らの手で形にすることができるチームであり、無を有にする力に長けています。
また、芸術分野に身を置いているため、正解がない世界を突き進んでいく能力を持ち、オリジナルのアイディアを生み出すことができます。
1991年 岩手県出身
絵を描くことや何かを作ることばかりしていた幼少時代。高校から実家を離れ芸術科に通い、ファッションデザインコンテストなどにも積極的に応募。ファッションの専門学校に通うも、違和感を感じ中途退学
浪人を経て、金沢美術工芸大学に入学。日本の伝統的な染織(テキスタイル)を学ぶ。卒業制作は、正倉院などにも奉納されている、羅織りを自ら織り上げ、その布で服を仕立てる。美大時代もファッションは独学で続け、4年次に国内のファッションコンペにて評価を受けイタリアへの留学権を獲得。服に合わせ自ら木を彫り出して制作した、ヒールシューズが評価され靴やバッグのデザインを学ぶために、イタリアへ留学の機会を得る。また、作り手の視点だけではなく、保存や展示に関しての視点も獲得すべく学芸員資格を取得
独学で制作していたため、留学前に半年で靴づくりの基礎を学び、イタリアのファッションの大学院であるAccademia Costume & ModaのMAに入学。FENDIやフェラガモなどとのコラボ課題など、実践的に本場のファッションを学ぶ。首席で卒業し、その後イタリアの現地でハイブランドがメイン顧客の実験的なテキスタイルの企業で働く
その後帰国し、欧州最大のファッションコンテストである「International Talent Support 2020」にBluetoothイヤーモニターを内蔵したアートヘッドピースの作品で挑戦し、Swatchアートワーク賞を受賞。コンペに並行し、Startup studio by Crewwでアイディアが採択され取り組んでいた、自在にカスタマイズできるデザインに特化したBluetoothイヤホンのビジネス化に向け取り組む。「Makuake」でのテストマーケティング販売の結果を受け、この春から荒川区が支援するファッション創業支援施設であるイデタチ東京に事務所を構え、2021年4月に法人化する
1991年 東京都出身
ロシアを専門とした貿易関係の父親の仕事事情により、幼少期にロシア滞在歴をもつ。生の素材に触れながら形にしていくというシンプルながらの力強さ、生涯を通して続けられることがしたい、という思いから2013年に金沢美術工芸大学の工芸科に入学。日本の伝統的な技法をベースに陶磁器を広く学ぶ
卒業制作は泥漿鋳込み技法と練り込み技法を掛け合わせ、自然造形の美しさを器一式として表現し制作。卒業年次に挑戦した第56回 日本クラフト展で学生賞を受賞。在学中に国際交流プログラムによりフランスのナンシー国立高等美術学校へ短期滞在。また、作り手の視点だけではなく、保存や展示に関しての視点も獲得すべく学芸員資格も取得
卒業後は陶磁器の食器をメインにテーブルウエア全般を扱う、食器商社の企画部で、企画・デザイン・自社ブランドの食器の原型の制作に携わる
その後、佐藤と先山と共に株式会社EBRUを設立。現在は「EARMIND」のチーム内で製品デザイン、EC サイトデザイン、会計、SNS 運用などマルチに活躍し、事業を進めている
1994年 愛知県出身
大手自動車メーカーのエンジニアの父親の仕事の関係で小中の三年間インドで育つ。その間近隣の国の世界遺産や美術館をまわり、日本にはないそれぞれの国の作品を目と肌で感じ学ぶ。絵を描くことや作る事が好きでものづくりの仕事に就きたいと美大に興味を持ち、2013年に金沢美術工芸大学の工芸科に入学
日本の伝統的な工芸をベースに陶芸を広く学ぶ。卒業制作は古来より埴輪等で使用されるヒモ作り技法で等身大の人型と仮面の作品を制作
卒業後は陶芸で学んだ’土’という素材以外にも、自在なもの造りが出来るような幅広い素材の知識を得たいという思いから、特殊造形・特殊メイクが学べる学校で1年間学び、樹脂・シリコン等の知識を新たに得る。卒業後はフリーランスとして様々な造形会社で働きながら映画、CM等の映像関係から大手テーマパークの野外設置造形物、ソフビ成形など幅広く携わる
その後、佐藤と田邊と共に株式会社EBRUを設立。現在は「EARMIND」のイヤホンのモデリング等を主に担当し、事業を進めている
2021年の世はすでに単一業界だけで考えていては太刀打ちできないほど、多様化が進んでいます。
アートもファッションも音楽も”カルチャー”の中に全て存在していて、何一つとして独立して存在しているものはないと考えています。独立させない、境目を持たない、曖昧は曖昧なままを許容する。
会社名でもあり、その母体のアーティスト名である「EbRu(エブル)」はマーブリングという意味です。世界は緩やかに時に激しく、まるでマーブル模様のように混ざり合っています。そこに境目はなく繋がっています。
芸術には正解も不正解もありません。あなた自身が素敵、面白いと感じたこと、それがあなただけの正解です。
そのような価値観を日本から、「EARMIND」のイヤホンをキャンバスとして表現していくことで、関わる業界全体を盛り上げることができるのではないかと考えたことが創業のきっかけです。
ひとりひとりに向けた、自在にカスタマイズできる自分のためだけのイヤホン。
日本の文化の豊かさをイヤホンがコネクターとなり、「EARMIND」は多様な世界観を世に発信していきます。
その中でも特にこの事業を通して実現する使命は、素晴らしい才能を持つ若手がしっかりと世に認知されて、大きく羽ばたけるそのきっかけを「EARMIND」から作るということ。本来作り手側でもある私たちはこの使命のために、そのフォーマット作りから自らの手で作り出していきます。
芸術は世界の共通言語です。言語で分断されないその豊かで可能性を持つこの”芸術”という表現媒体を通して、世界をマーブルの如くコネクトしていきます。
「EARMIND」は、新しい自己表現のツールとしてコアファンをグローバルに獲得していく可能性を秘めていると思います。また、大量生産ではなくアーティストのハンドメイドだからこそ、昨今話題となっているNFT(Non-Fungible Token)を活用した2次流通市場まで見込めるビジネスに進化していく可能性を秘めていると感じています。
創業チームのアーティストファーストな世界観と、持ち前の推進力で日本からグローバルに広まるプロダクトになることを期待しています。
Rei Sato is our very esteemed alumni of Master Accessories Design also winning a scholarship to study with us due to her excellence in the filed of accessories design.
Good functional design with great interesting aesthetics is something I’m sure Rei will bring to her new project.
-- 翻訳 --
佐藤怜は、私たちのマスターアクセサリーデザインの卒業生であり、アクセサリーデザインの分野で彼女は卓越した才能があり、私たちと一緒に勉強するための奨学金を獲得しています。
非常に興味深い美学を備え優れた機能的なデザインを、怜が彼女の新しいプロジェクトにもたらすと確信しています。
アートやクリエイティブに重点を置くスタートアップを数多く支援してきましたが、一定の傾向として「コンテンツの中身がよければ手をかけなくとも売れるはず」という思想をもつ経営者がおられます。
扱う商材・サービスがコンテンツであれそこにお客様がいる限り顧客を見据えたものづくりが必須となり、グロースするスタートアップには必ず戦略と市場に対する提案があります。株式会社EBRUさんの理念は壮大ですが、そこには人間が希求してやまない文化との共生という普遍的テーマの追求が内在されています。
そして、具体的なアプローチであるプロダクツは生活と機能とアートを見事に融合した唯一無二のものであり、人々に「文化的生き方」の提案を放つ現代のカンフル剤のような存在に見えます。かつてウォークマンやiPodが人々の生活習慣をダイナミックに変えてしまったように、そこには確信的な戦略を感じざるを得ません。
マーケットドリブンにも偏りすぎず、クリエイティブドリブンにも過信しない株式会社EBRUさんの絶妙なバランス感覚を持つプロダクト展開に世界が夢中になる日を、誰しも簡単にイメージできるのではないでしょうか。今後の展開が非常に楽しみなスタートアップであり、我々メンターも側面から支援していきたいと思います。
「STARTUP STUDIO by Creww」で異彩を放っていたデザイナーチームです。2020年3月時点ではアイデアのみのビジネス初心者の3人チームでしたが、デザインの力で本気で世界を変える強い覚悟と様々な関係者を巻き込む熱い想いを持って、日々ブラッシュアップと仮説検証を繰り返すプロセスをおよそ1年間支援させていただきました。
積み上げてきた検証プロセスによって、1年前とは説得力の厚みに大きな差がでるほど真剣にビジネスに取り組んでいます。
彼女らのビジネスは海外事業展開を初期時点から定めており、狙う市場は非常に大きいマーケットです。
代表の佐藤さんはイタリアへの留学経験もあり、地の利もあるため、日本でのビジネス検証が完了したら早々に欧州市場への展開を狙っていることが大きな特徴です。
デザイン × ハードウェア × SDGsという組み合わせでのイノベーションに大変期待しております。
イヤホンと若手アーティストのコラボ企画というだけで興味を引くが、イヤホンの性能が選べる、耳型をオーダーメイドできるなど、機能性や使い手にも配慮がなされている。
そして何より、素材と技術を生かした唯一無二の若手工芸作家達によるフェイスプレートが魅力的であり、ファッションシーンにより選べるバリエーションも購買意欲をそそる。
本学工芸科出身の彼女、彼らのアート、ファッション、音楽をクロスオーバーさせるクリエイティビティーに大いに期待し、そして熱い想いをかたちにするプロジェクト「EARMIND」を応援したい。
弊社が関連しているメディアについてご紹介致します。
● 【MAKUAKE】自在でアートに音を聴く、カスタムBluetoothイヤホン【EARMIND】
● 【VOGUE ITALIA】International Talent Support
● 【装苑ONLINE】ファッションコンペティション ITS(イッツ)2020、受賞者決定!
(上記掲載のURLから遷移するwebサイトは、FUNDINNOのものではありません。)
弊社では、株主の皆様のご支援に感謝するとともに、提供しているサービスをご理解いただける株式優待を行っております(※優待の有効期限:毎年6月末日)。
詳しくはこちらからご確認ください。
毎年6月末日時点で、弊社株式を100株以上を保有されている株主の方全員。優待基準日から1年間有効です。
※ 音質・形状オプション価格は含まず、本体価格10万円(税込)までのモデルの購入に限ります。
※ ECサイトでの販売開始からご利用いただけます(2021年7月末予定)。
【優待内容】
【100~299株】
「EARMIND」のイヤホンを5%OFF にて販売致します。
【300~499株】
「EARMIND」のイヤホンを10%OFF にて販売致します。
【500株以上】
「EARMIND」のイヤホンを20%OFF にて販売致します。
「EARMIND」の公式ECサイトでイヤホンをご購入いただいた場合にお使いいただけます。ご注文時に「株主優待を利用する」とコメント欄などで必ずお知らせ下さい。お申し込み時のお名前、ご住所と株主名簿のお名前、ご住所を照合してご利用の確認を行います。
株主名簿のご住所やお名前に変更がある場合はお手続きを頂いてからお申し込み下さい。
(※上記リンクから遷移するwebサイトは、FUNDINNOのものではありません)
▲クリックすると、動画をご覧いただけます。
日常で毎日使うモノであるイヤホンとアートが同居することで、生活の中に当たり前にアートがあるということが起こります。小さなアート作品であるイヤホンに毎日触れることで、本物の作品にも興味が湧き、生活にアートを取り入れる流れを生み出していきたいと考えています。日本では芸術に於いての需要が、純粋芸術ではなく工芸的な使える芸術(用の美)として歴史的にもあり、まさに現代に於いてはイヤホンがそのキャンバスとして最適であると考えました。
今回の資金調達によって、アーティストとカスタマー(パトロン)を繋ぐ架け橋となるAIを導入した、自在にカスタマイズできるオウンドカスタマイズECサイトを構築します。
デザイン好きな人だけではなく、アート初心者の方にも、最適に最良なあなたのお気に入りのイヤホンを選択して欲しい。そんな想いから、このサイトを構築したいと考えています。作り手の魅力も併せて発信する、そんなメディアとしても機能させていきます。また、多言語対応で日本の芸術を世界に届けていきます。
素敵な作品を生み出しても、知られることがなければ意味はなく、それを知ることができないことは鑑賞者とアーティストにとって、損失でしかありません。
保存されるだけではなく、現代を生きる作り手のよる生きた芸術を世に伝えていきたい。
”使えるルーブル美術館”芸術が当たり前に日常にある世界の実現と、作家への正当な対価を支払うことで芸術分野の継続と発展の実現を目指します。そのために、私たちが多方面に翻訳し、自らも手を動かし、コネクトすることで、新たな芸術の愉しみ方を伝えていきたいと考えています。
何卒、ご支援のほど宜しくお願い致します。
資本金: | 1,050,000円(2021年4月22日現在) |
発行済株式総数: | 84,000株(2021年5月19日現在) |
発行可能株式総数: | 8,000,000株 |
設立日: | 2021年4月9日 |
決算日: | 3月31日 |
株式会社EBRU株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要
※以下は株式会社EBRU株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「投資に関するリスク・留意点等」をご確認ください。
発行者の発行する株式は譲渡制限が付されており、当該株式を譲渡する際は発行者の承認を受ける必要があるため、当該株式の売買を行っても権利の移転が発行者によって認められない場合があります。また、換金性が乏しく、売りたいときに売れない可能性があります。
募集株式は非上場の会社が発行する株式であるため、取引の参考となる気配及び相場が存在いたしません。また、換金性も著しく劣ります。
募集株式の発行者の業務や財産の状況に変化が生じた場合、発行後の募集株式の価格が変動することによって、価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。
募集株式は、社債券のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく、また、株式ではありますが配当が支払われないことがあります。
募集株式について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同程度の開示は義務付けられていません。
有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
発行者の設立時貸借対照表(2021年4月9日)における純資産は1,050千円となっています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、今後債務超過に陥るリスクがあります。
発行者の設立日は2021年4月9日であり、まだ売上が計上されておりません。今後、売上高が計画どおりに推移しない場合、営業損失が発生するリスクがあります。
今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。
発行者の設立日は2021年4月9日であり、現在が設立第1期となっています。そのため決算期が到来しておらず税務申告は行われていません。 上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。 発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 発行者は当募集において目標募集額を8,000,000円、上限応募額を14,000,000円として調達を実行します。 但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。 なお、発行者は当募集において上限応募額に到達しなかった場合は、2021年9月に不足分の資金調達を予定 (※ただし、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2021年9月の調達は行わない予定です。)していますが、 売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。 そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。
発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。
「企業のリスク等」No11.に記載の資金調達とは別に、2021年9月において、金融機関から5,000千円の借入を行う計画となっています。著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。 発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、 その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
発行者の事業は、代表取締役である佐藤怜氏の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。
2021年4月時点において、役員への立替経費による未払金が2,290千円存在しています。今回の調達金額を当該未払金の返済には充当しない旨の経営者確認書を入手しています。
発行者は、部品の製造を中国企業に委託しています。今後情勢に変化があった場合には、仕入が困難になる可能性があります。
発行者は新株予約権を300個発行しています。当該新株予約権が権利行使された場合に発行される株式数2,400株は、発行済み株式数の約2.9%に該当し、約2.8%の希薄化になります。
発行者の創業株主の持分割合は、役員3名がそれぞれ3分の1ずつ保有しています。創業株主が経営から退く場合には、持分を残存株主に移譲する旨の創業株主間契約を締結しています。
ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2度目以降の場合は総額の15%(税込:16.5%)相当額)が支払われます。また、企業情報開示のためのシステム利用や当社サポート機能の提供に対するシステム及びサポート機能利用料として、毎月5万円(年間60万円)(税込:5万5千円(年間66万円))を発行者から当社が申し受けます。ただし、プロジェクト成立後の払込日を含む月の翌月から 1 年間については、当該利用料は徴求しません。また、ファンディング・プロジェクトが一度成立した発行者については、再度FUNDINNO上で募集を行うための本審査依頼書を受け入れた場合、当該募集の成立の有無に拘らず、その月から1年間、当該利用料を徴求いたしません。