成約
株式型
廃棄物・環境関連
エンジェル税制タイプA適用

独自の木糸製造・染色技術で、アパレル業界を変革。文部科学大臣賞を受賞した最先端の技術を実用化

独自の木糸製造・染色技術で、アパレル業界を変革。文部科学大臣賞を受賞した最先端の技術を実用化
独自の木糸製造・染色技術で、アパレル業界を変革。文部科学大臣賞を受賞した最先端の技術を実用化
募集終了
株式会社Circulife
投資家 123人
投資家 123人
調達金額 22,770,000円
目標募集額 9,999,000円
上限応募額 39,996,000円
VC出資実績 なし
事業会社/CVC出資実績 なし
エンジェル出資実績 なし
FUNDINNO調達実績 あり
直前期収益黒字化していない
サービス展開済み
特許なし
普通株式
株主優待 あり

企業の特徴・強み

  • 天草ヒノキ・小国杉の木糸を使ったコラボ商品&ノベルティグッズ製造木糸生地による自社製品開発を展開
  • 福井大学および熊本大学との共同研究により、木糸製造時に劇物のNaOHを使用しないセルロース抽出法を開発。水使用量の低減と排水・労働環境を改善
  • 2024年11月よりラボスケールでの超臨界処理によるセルロース抽出方法の確立を進め、2025年の特許申請を目指す
  • 2023年4月に山梨県立大学の増田客員教授が取締役に就任。増田氏は次世代型草木染め技術を開発し、2019年度「STI for SDGs」アワードにて文部科学大臣賞を受賞(※1)
  • 事業内容が注目され、フジテレビ・熊本県のテレビの情報番組で特集が組まれる。また、自社製品は第26回木材活用コンクールで特別賞受賞、阿蘇くまもと新空港オープニング記念品に採用(※2)
  • 九州でモデルケース確立後、独自技術を含むノウハウを全国にOEM展開予定。各地域の木材を活用した木糸製造・草木染めを実現し、地域活性化を実現へ
  • ※1:科学技術振興機構

    ※2:第26回木材活用コンクール

    ※上記から遷移するWebサイトはFUNDINNOのものではありません。

優待情報

    株主優待にて、季節の素材を利用した弊社の草木染め製品をご提供。

    2023年度は、来春に咲く桜で染めた「手ぬぐい」をご提供いたします。

    (詳細はこちら

発行者情報

所在地
熊本県天草市御領6290-1
企業サイト
https://circulife.jp

ターゲット市場

・サーキュラーエコノミー(※)関連市場規模:世界全体では2030年約4.5兆ドル、2050年約25兆ドル、日本国内では2020年約50兆円、2030年約80兆円、2050年約120兆円

※サーキュラーエコノミー:循環経済

出典:経済産業省

・繊維・アパレル産業は、化学繊維の大量消費・CO2や汚染水の大量排出などから、国連貿易開発会議(UNCTAD)が「世界2位の環境汚染産業」と指摘

・繊維業界では経済産業省が2021年に「繊維産業のサステナビリティに関する検討会」を設置、2022年には2030年に向けた「繊維ビジョン」を公表しSX(※)が重視されるなど、サステナビリティや循環型経済が近年注目

※SX:サステナビリティ・トランスフォーメーション

・年間約12億円販売するオーガニックコットン製品を販売するアパレルブランドをベンチマーク

プロジェクト概要


代表について

代表の川原は、環境意識の高いアーティストやデザイナーと共に活動を行ってきました。その考え方に共感し、環境に配慮した循環型経済を実現するため、2021年に株式会社Circulife(サーキュライフ)を創業しました。

また、取締役の増田(山梨県立大学・特任教授を兼務)は液体の分子間力を専門としており、文部科学大臣賞を受賞した弊社独自の次世代型の草木染め技術は、その研究成果をもとに開発されました。

事業概要

弊社は、熊本の地域資源である天草ヒノキと小国杉を原料とした「木糸(もくいと)」を活用した、環境にやさしくかつデザイン性の高い商品を製造・販売しています。

今期からは、木糸商品を「草木染め」する天然染料作りも開始しております。2023年3月に開業した「阿蘇くまもと空港」のオープニングセレモニーでは、木糸生地と熊本城の桜の木で染めた「手ぬぐい」と、木糸を素材とした「フェイスタオル」を記念式典参加者向けに提供しました。

プロジェクトにかける思い

弊社は、160年ほど続く石油化学ベースのアパレル産業の歴史を、環境負荷の低い天然素材ベースの産業へと転換したいと考えています。

おかげさまで、前回2022年6月FUNDINNOでの資金調達を通じて、環境負荷のかからない木糸の新たな製造方法の見通しが立ち、自社ブランド商品や草木染め製品の開発などを行うことができました。

今回の募集においては、自社ブランドの確立と、木糸・草木染めの新たな製造設備の立ち上げ、草木染めの染料製造と営業のための人員確保による、新商品開発・販路拡大・PRに資金を使わせていただきたいと考えています。

▲クリックすると、動画をご覧いただけます。

前回からの事業進捗

天草ヒノキや小国杉の間伐材を活用した「木糸」の商品化に成功。自社ブランドの立ち上げなど事業を拡大

前回、2022年6月にFUNDINNOで資金調達した際は、間伐材から作られた「木糸」の生地ができた段階でした。現在は、その木糸を使った商品開発を行っており、大手シューズブランド「PATRICK」から、木糸を素材とした環境に配慮したスニーカーが販売されました。

また、企業のノベルティグッズだけではなく、自社ブランドとして「Circulife SLEEP」を立ち上げ、生活の中での基盤となる「睡眠」にフォーカスした商品開発・ブランディングを、元大手アパレルブランドのデザイナーとともに進めています。


当商品は2023年10月の販売を目指しており、現在は羽織やシャツを開発しています。将来的には、下着や枕カバーに留まらず、1日の循環の中で「睡眠」に焦点をあてた、生活に心地よく寄り添う商品を販売したいと考えています。

次世代型の「草木染め」技術の実用化に成功。今後は安定的な草木染めの自社生産・販売を目指す

「草木染め」事業は、実際に熊本の木や植物で染色して製品化できる段階まできました。2023年3月に行われた阿蘇くまもと空港のリニューアルセレモニーでは、熊本城の桜を使った草木染めによる手ぬぐいが記念品として採用されました。


草木染めは伝統的な染色方法ですが、従来は染色温度80℃で30分程度時間を要しており、大変な労力を必要としました。しかし、弊社が開発した次世代型の「草木染め」技術は、染色温度25℃で約15秒で染まり、なおかつ色あせも大幅に改善したことで、草木染めを本格的に事業化するための条件が整いました(出典:国立研究開発法人 科学技術振興機構 SCENARIO)。

染色の技術確立を終え、今後は草木染め製品の本格的な生産のための設備整備を進めます。


事業計画の進捗について

前回FUNDINNOでの募集時に計画した2022年10月期のKPIに関して、生地の販売数量は目標の15反(約750m)に対して4反(約200m)と未達となりました。また、それに伴い2022年10月期の売上も、約1,800万円の目標に対して約1,500万円と未達となってしまいました。

計画未達の主な要因は、顧客ニーズに合った商品開発に時間を要したことと、営業人員のリソース不足であると考えています。

今後は生地の販売ではなく、企業とともに開発した商品の販売にシフトし、toB・toCともに販路を拡大する計画です。

また、営業人員のリソースも不足しており、特に染料やアパレル業界に知見のある人材の確保が必要であると考えています。

今期からは、販売戦略として商品化にシフトするとともに、今回の募集における資金使途として営業人員の確保を行い、木糸・草木染めともにさらなる商品の開発・販売を行う計画です。

前回の募集ページはこちら

解決したい課題

衣類の生産・消費・廃棄には、環境を汚染する様々な要因が発生する

衣類を中心としたアパレル産業は世界2位の環境破壊産業といわれており、この産業が世界の産業排水の約20%を占めています。その中でも化学染料排水が深刻で、発がん性染料の河川への環境廃棄は見過ごされ、地球上の安全な水資源が急速に減少し続けています(出典:持続可能なファッションのための国連アライアンス)。

衣類の染色工程は、高い環境負荷とコストの事情から、その多くを発展途上国に移してきました。それらの工場排水の中には、排水処理が不十分なまま環境廃棄されるものも多くあります。

アパレル業界によるCO2排出量は、服1着あたり約25.5kg、水の消費量は約2,300Lとなっています。さらに、廃棄衣料は年間約51万t(約20億着分)と、高い環境負荷が見過ごせなくなっています(出展:環境省)。


世界的な環境意識の変化やSDGsの観点から、アパレル業界への環境意識は高まっていますが、衣類の製造や染料に関する環境への配慮は十分とはいえません。

弊社は今後、化学染料や化学繊維に基づく大量生産・大量消費から脱却し、環境負荷を低減する循環型の社会へのシフトが必要であると考えています。

どのように解決するか

化学染料を代替する次世代型の「草木染め」技術で、CO2排出と排水をゼロに近づける

弊社は染色工程での環境負荷を低減するため、100%天然由来の「草木染め」を採用しています。草木染めは、日本古来の染色方法で、その名の通り草や木の色素で染色する技術です。


草木染めの染料には、天然由来のもののみを使用するため排水が無害であり、化学染料のように環境を汚染しません。一方で草木染めは化学染料に比べて工程に手間がかかり、大幅な時間と労力を必要としてきました。

弊社が開発した草木染め技術は、これまで80℃で約30分要した染色条件を、25℃で約15秒へと簡素化することに成功しました。さらに、加熱不要で染色時間を短縮するだけでなく、色あせの改善やインクジェット染色への対応など、草木染めの課題を克服しました(出典:国立研究開発法人 科学技術振興機構 SCENARIO)。


染色には多くの水と熱量を必要としてきました。弊社では、温泉地である小国町の温泉の残り湯が持つ熱を活用した染料製造や、インクジェット草木染めの導入など、CO2排出と染色排水が限りなくゼロとなる製品の量産確立を目指します。

このように、環境に配慮した形での商品作りは多くの注目を浴び、2023年3月に行われた阿蘇くまもと空港のリニューアル式典では、記念品として弊社の製品が採用されました。


日本産の木糸を使った自社ブランド「Circulife SLEEP」を展開し、熊本の地域資源も活用

弊社は「草木染め」事業と並行して、地元熊本の天草ヒノキや小国杉を原料とした「木糸」の生産も行っており、現在は多くの企業と協業して、ノベルティグッズやコラボ商品などを販売しています。


弊社が提供する木糸は、日本の地域資源を原料としているため、約98%を海外からの輸入に頼っている従来の生地や糸に対して輸送コストを大幅に削減できます。また、CO2排出量の低減に貢献できると考えています(出典:環境省)。

生地の場合には約25%、糸の場合には約50%に間伐材の繊維が含まれています。


こうした弊社の木糸は、2022年春夏シーズンの限定企画にてPATRICK社製の木糸を使ったスニーカーの販売、今期は和紙(木糸を作る前段階)を利用した阿蘇神社の御朱印帳の製造など、多くの企業から企画や商品化のお問い合わせをいただいています。

また、toC向けには今期から新たに木糸を使った自社ブランドとして「Circulife SLEEP」を立ち上げました。現在は羽織やシャツを開発しており、2023年10月を目処に販売を計画しています。

弊社は「環境によいモノを選ばないといけない」といった義務感に訴える製品や社会ではなく、「かっこよいモノを選んでいけば、それが自然と環境によい社会に繋がる」、そんな社会の実現を目指しています。


ビジネス化の方法

【ビジネスモデル】「木糸」事業は、背景やストーリーを伝えて付加価値を感じる製品を展開。「草木染め」事業は、染色体験を盛り込んだユーザー体験型コンテンツとして販売

弊社の「木糸」事業は、地域企業とのコラボ商品の開発・販売に加え、高価格帯の自社ブランド「Circulife SLEEP」を立ち上げます。

「Circulife SLEEP」は、熊本の地域資源を活かしたデザイン性と、独自技術による低環境負荷性をもとに、高価格帯での商品展開を目指しています。当商品は、脱石油化学を先導する商品ラインナップであると自負しており、こうした背景やストーリーを伝えることで付加価値を感じていただきながら、手にとっていただいたときの心地よさを伝えたいと考えています。

販売数量に関しては適量生産を目指しており、四半期ごとに受注生産することで、在庫を持たずにかつ環境にも配慮した形での製造を行います。

一方「草木染め」事業は、その高い機能性からすでに多くの問い合わせをいただいております。

染料販売だけでなく、体験ツアーや体験型教育コンテンツでの活用を見込んでいます。まずは本拠地である天草市と、染料の製造拠点である小国町で、インバウンド観光客や企業の社員研修向けの販売を通し、弊社のファンになってくれる人たちを増やしたいと考えています。染料販売も併せて、来期中には草木染め事業で収益化できる見込みです。


【販売戦略】森林組合と提携してtoB・toCともに販路を確保。また、有名インフルエンサーと協業しマーケティングも強化

弊社は地元の森林組合と業務提携し、toB向け・toC向けともに販路を確保する計画です。阿蘇くまもと空港の記念品のお話も、小国町森林組合からいただいた案件となっています。

また、同時に自社ブランド「Circulife SLEEP」のマーケティング強化も実施しています。具体的には、海外でも人気の高い漫画家の高浜寛さんに協力いただき、SLEEPシリーズのアドバイザーとして伴走していただきます。その後のPRでは、環境意識の高い国を中心とした海外でも展開予定です。


【競合優位性】独自技術を大学と共同開発。環境負荷のかからない製造方法を開発し、特許取得を目指す

「木糸」という可能性を感じていただけた小国町森林組合とは業務提携を結び、間伐材の未来への有効活用として、「木糸」の新たな価値の認知拡大に努めています。

弊社は、こうした地域循環型の仕組みを日本全国に広げたいと考えています。

さらに、弊社の木糸の製造方法は、熊本大学、福井大学、山梨県立大学と共同で研究しています。

木糸の素材である和紙の従来の製造工程では、劇物である水酸化ナトリウムを使用しており、それが排水処理や労働環境の負荷になっていました。弊社が共同開発した技術を使えば水酸化ナトリウムを使わない、より低環境負荷な和紙や木糸の製造が可能となります。


この技術による特許が取得できれば、衣類の製造工程における環境負荷をさらに低減できるだけでなく、食料や医療品分野などへも波及効果があります。

現在、大学と共同で実証実験による検証を行っている段階で、2024年にはこの製造方法の確立、2025年には特許を申請する形で着実に研究を進めていく計画です。


木糸製造に関する研究課程でオレンジの果皮からも繊維を回収できる可能性を見い出し、その実用化と特許化を進めています。

いくつかある天然繊維の製品の中で「Circulife SLEEP」の魅力は、環境に良いだけでなく「糸も染料も全てが地域の素材」といった新たな価値を提供できる点にあります。

「環境に良いものを選ぶ必要がある」という義務感に訴える製品ではなく「デザインがよくて選んだ結果、環境にやさしい素材で作られていた」という製品作りを心がけています。

今後の成長ストーリー

自社工場を設置し、九州全体への販売体制構築を確立。また、インクジェット「草木染め」の生産設備の立ち上げを目指す

現在は製造工程の多くを外注していますが、数年以内に一部の工程を内製化していく計画です。具体的には、木材からセルロース(繊維)を取り出す工程と草木染め(染色)の工程です。

草木染め事業では自社製造ができる設備を導入し、自社工場を設置する計画です。それにより、熊本県から九州全体に商圏を広げていきます。

なお草木染めに関しては、弊社の「木糸」生産に限定されるものではなく、他社の製造依頼も受け入れることで新たな収益の柱も確保する計画です。

また将来的には、インクジェット草木染め設備を立ち上げ、高い生産性とデザイン自由度、大面積化などにも対応していきたいと考えています


九州のモデルケースを全国に展開。それぞれの地域資源を活用した循環型サービスの確立を目指す

九州でモデルケースを確立させた後は、独自技術を含めたノウハウをOEMで提供し、全国各地に生産拠点を広げていく計画です。

木糸の技術を応用すれば各地の地域資源を使った木糸の製造や、加えて弊社独自の草木染めが可能となり、地域資源活用や地域活性化にも貢献できると考えています。


本事業は、アパレル産業における脱石油化学社会を実現するために必要な要素技術をそろえた、世界にも数少ない事業であると自負しています。

そして、160年ほど続く化学素材ベースのアパレル産業の歴史を天然素材ベースの産業へと転換する挑戦をします。大量生産・消費・廃棄の社会から脱却し、循環型の生活(=Circulife)へと移行することで、私たちの次の世代が安心して暮らせる世界を引き継いでいきたいと考えています。

マイルストーン:将来的なExitは、IPOを想定

下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。

実績 
予測
億円
2023年:100%草木染めの価値をプラスした自社製品の販売開始

4月より取締役に就任した増田の染色技術を通じて、「自然由来の生地+100%草木染め」の自社製品を開発しました。

今後は草木染めの設備を持ち、排水問題の軽減も目指します。

2024年:自社工場設立に向けて技術開発を確立

間伐材からセルロースを抽出する新しい製造技術の確立を視野に、野菜・果物など他の繊維質植物からの糸・生地製造を計画しています。

2025年:他の繊維質植物からの糸・生地製造を確立

他の繊維質植物からの糸・生地製造を確立し、廃棄や間引きの際に出る資源(野菜・果物)を原料とした、環境負荷の少ない生地の製造を計画しています。

2026年:熊本工場の設立

現在、大学機関と新しい製造方法について研究を行っていますが、この研究を実らせて工場を設立することで、さらなるCO2排出を削減するとともに、雇用の創出を行う計画です。

2027年:他地域との協働

日本の国土の約7割は森林ですので、地域ごとの資源を使って生地を製造することが可能であると考えています。

他地域の資源を熊本の工場で生地にし、戻して、地域ごとに必要な物を必要な分だけの製造・消費を目指します。

そうすることで、大量生産からの脱却が可能であると考えています。

「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。

KPI:2030年に10万点以上のノベルティグッズ、オリジナル商品の販売を計画

下記のKPIの推移については、事業計画書(売上高等推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移については、発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。 事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1・別紙1-2をご確認ください。

実績 
予測
万点

※各期間におけるノベルティグッズ、オリジナル商品の販売数量です。

実績 
予測
万人

※各期間における草木染め体験への参加者数です。

実績 
予測

※各期間における自社ブランド商品の販売数量です。

チーム/創業経緯/株主構成など

Circulife(循環する生活)を実現させるための未来を、自分ごとと考える方々との協働

前回、応援いただいたことで特許を目指す木糸の新しい製造方法の研究、自社ブランド製品や草木染め製品の開発など、スピード感を持って事業展開することができました。

また、2023年4月より高機能な天然染料を作る技術を持つ増田と、経営経験が豊富な小田が加わったことにより社内体制を強化し、持続可能な世界環境の実現を推進して参ります。

チーム

代表取締役
川原 剛

熊本学園大学経済学部経済学科卒。

卒業後は音楽業界に関わり、音楽映像ソフトの本部バイヤー、MD(マーチャンダイザー)や外資系レコードメーカーにて販売促進・営業を担当。

環境意識が高いアーティストや、大手アパレルメーカーのデザイナーの問題意識に共感し、知見を広めながら現在の事業を構築。2021年11月株式会社Circulife設立。

起業後は多くのメンターの協力を得て事業を推進中。

取締役
小田 勝久

慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科修士課程修了。

株式会社電通パブリックリレーションズ(現:株式会社電通PRコンサルティング)。

天草市起業創業・中小企業支援センターAma-biZセンター長。

2023年4月、株式会社Circulife取締役に就任。

取締役
増田 貴史

九州大学大学院システム情報科学府電気電子工学修了 博士(工学)。

山梨県立大学特任教授(兼務)。株式会社ククルス代表取締役(兼務)。

大学での専門は液体を中心とした材料科学および分子間力。

アパレル産業が世界2位の環境破壊産業ということを知り衝撃を受ける。特に、化学染料排水の水質汚染に対して有効な未来戦略が描けていないことを危惧。そこで自身の専門でもある分子間力の知見を活用し、化学染料を置き換え得る高機能な天然染料を開発する。

2023年4月、株式会社Circulife取締役に就任。

創業のきっかけ

日本の地域資源(天草ヒノキ・小国杉の間伐材)を原料とした生地で、環境負荷の低減を実現したい

深刻な地球温暖化による脱炭素化への動きとSDGsの認知により、消費者は環境に配慮した購買へと意識変化が起きています。

環境負荷の少ない商品を選ぶことが常識となるこれからの市場に、地域資源(天草ヒノキ・小国杉)を原料とした生地は、全ての企業が無視できなくなった環境問題の一つの解決策にもなり、環境負荷の低減が実現できると考え創業しました。

大量生産から適量生産へ、必要な物を必要な分だけ。

地域資源を活用した製品作りを通して「循環する生活」=「Circular Life」を提案して参ります。

メンターからの評価

衆議院議員 自由民主党筆頭副幹事長
福田 達夫

21世紀の日本社会で新しい「稼ぎの柱」を樹てるのは、都心部にある大企業ではない。地方で「課題解決に挑む」挑戦者たちだ。

そう信じ、そのための中小企業・小規模事業者政策の立案を自らの主務と考える私が、川原さんにお目にかかったのは、昨年の夏のこと。15分ほど、お話を伺うくらいの予定だったのですが、川原さんの「地域社会」に対する想いと、「木糸」の可能性に時間を忘れてしまいました。

それから10ヶ月。先日、日本中の中小企業支援の仲間たちと川原さんを再訪したところ、川原さんの挑戦は、幅を広げ、可能性を広げ、前に進んでいました。

正直言うと、初見の時は、「すばらしい。しかし、どこまで行けるのか」という想いも持っていました。

しかし、それは川原さんの「人を巻き込む力」「やり遂げる意志」「構想力と発想力」を自分が本当にはわかっていなかったのだと、今は自らを愧ています。さらなる勢いを川原さんがつけ、株式会社Circulifeの理想と技術を世界が知ることを期待しています。

漫画家
高浜 寛

私は天然繊維についてもともと興味があるため、木糸の話を聞いた時、心がときめきました。

子供の頃から皮膚が過敏で体温調節が不得意、寒がりなのにすぐ汗をかき、そのせいで汗冷えするタイプ。

以前は単純に、寒い時は暖かければ良いだろう、暑い時は涼しければ良いだろうと思って、毎年どんどん進化するヒート機能や接触冷感の下着を更新していましたが、ある時気が付いたのです。

寝起きの不調や夏の冷えは、もしかしたらこれらの肌着のせいなのではと。

実際、ヒート機能の下着やパジャマを着ると、夜間に暑くなりすぎて脱水を起こしやすく、夏場のエアコンの中で接触冷感は必要以上に体温を奪うように思います。

それからは、綿や麻・シルクなどを着るようになりました。

特に下着は直接肌に密着するものなので、ほんの数パーセントのポリエステル混紡でもかなり温度の違いを感じます。

ですから、木糸のパジャマを着た時は感動でした。

季節は6月、暑い日と肌寒い日、雨の日が混ざり合う不快な季節ですが、肌に張り付かず、心地よい涼しさで着心地が良い。

肌寒い時には一気に発熱することもなく、じんわりと保温して、決して暑くはならない。

まさに山に入った時と同じ気持ちよさを感じます。

ヒノキが混じっているせいか、防臭効果もあるように思います。

オーバーコートは形もおしゃれですが皺も気にならず、旅行の際、機内に持ちこむアウターとしても優秀です。

今後も色々なアイテムを期待しています。

株式会社ポノ 代表取締役/クリエイティブディレクター
伊澤 良樹

Circulife “SLEEP” PROJECT。

株式会社Circulifeのパーパス「未来は自然の方へ」を皆さんは日常で体感していますでしょうか?

私たちは「自然物」です。

「自然物」とは木や水、土、虫や動物と一緒のカテゴリーの中にいます。

私たちは植物よりは動物に近い自然物です。

太陽が昇り、太陽が沈んで夜が来て、また太陽が昇り朝になる。

一日の循環の中で全ての動物は起きて眠り、また起きます。

私たち人間も起きて眠り、また起きます。

その1日の循環の中で「眠りの時間」に焦点を当てて1日の循環をより自然に近い循環にするためにCirculife “SLEEP” PROJECTははじまりました。

「未来は自然の方へ」

天草地域森林組合組合長/熊本県議会議員
池田 和貴

「天草ヒノキの間伐材を購入したい」が初めての出会いでした。

いまや、天草のヒノキ間伐材を使い、循環可能な生地を製造して洋服、帽子やバックを作っていく構想は、多くの共鳴者が現れるとともに、第26回木材活用コンクールで特別賞を獲得するなど社会的評価も受けるなど予想以上のスピードで進展している状況に大変驚いております。

環境負荷を低減させ、脱炭素社会に今まさに必要な新しい製品とサービスであり、熊本県天草発のベンチャー企業としてその存在が世界に届いていけるように、全力で支援していきたく思います。

その結果、新しい木材の地産他消製品づくりが拡大し、日本の林業全体の活性化への具体的な施策として定着することを願っています。

小国町森林組合 代表理事組合長
北里 栄敏

阿蘇山の裾野に広がる熊本県小国町は、火山と森に囲まれた豊かな温泉地です。

世界から認められた持続可能な森づくりの証「SGEC認証」を持つ森林と、自噴する地熱資源に恵まれ、国からSDGs未来都市として選定、注目されています。

その大地から生まれる温泉水や地熱を用いて、CO2を極力排出せずに自然染料を作る。

そして、その染料で、水を汚さず木糸を染める。

地域資源を余すことなく使うという、地域の私たちがこれまで続けてきた当たり前の「持続可能性」を、この挑戦を通じて体感頂けると思います。

株式会社Circulifeが切り開く未来は、私たちにとっても希望です。

是非ご支援いただき、そして完成した暁には体感しに来てください。

大熊本証券株式会社 取締役/企画本部長 兼 法人ソリューション部長
清水 孝洋

当社は、最初にお会いした時から、川原社長の環境問題への意識の高さと事業コンセプトに共感し、シード期よりサポートさせていただいています。

株式会社Circulifeは、産学連携による事業推進を目的に紹介した北陸の大学と、染色時の環境負荷低減とデザイン性の両立を実現しています。

この手法を用い、最近では熊本城の桜から抽出した天然100%のインクで草木染を施したノベルティが阿蘇くまもと空港のリニューアルオープン時の記念品として採用されるなど、熊本県内のみならず全国的にも認知度が高まりつつあります。

また、現在他の大学と取り組んでいる共同研究では、革新的な染色技術の確立も目指していると聞いており、我々もその実現と株式会社Circulifeのさらなる飛躍に期待を寄せているところです。

熊本・天草(日本)の豊かな自然を将来の子供たちに残してあげたい!

そんな川原社長の優しさと強い想いが、株式会社Circulifeの事業の源泉です。

この想いに共感いただける方々に、株式会社Circulifeをぜひ応援をしていただきたいと思います。

山梨県立大学 教授
杉山 歩

インドでは象のフンを利用した紙が作られています。

10年前の私たちが聞いたら思わず使うのをためらう様な話ですが、今ではどうでしょう。

環境意識の変化に伴い、エコでクリーンな紙としてむしろカッコイイと考える人も多いのではないでしょうか。

ところで、日本では平安時代から紙衣(かみこ)と呼ばれる和紙でできた衣服が町民はもとより武士や俳人、寺院に勤める僧の間で愛用されていました。

これも現在の視点で考えると、破けそうと不安に思う人がいる反面、カッコイイと捉える人もいるのではないでしょうか。時代や場所が変われば常識も変わります。

今の私たちが前提としているのは20世紀工業による化学製品に溢れた社会での常識ですが、今、その大前提が変わり始めています。

株式会社Circulifeの取り組みはまさに10年後の常識、10年後のカッコイイを生み出そうとしているのではないでしょうか。

その意味において今の時代の最先端であるし、カッコイイと思います。

熊本大学 准教授
佐々木 満

私は、未利用木質バイオマスの農林水産資材や食品加工残渣に含まれている貴重な有用成分を、環境にやさしい手法で取り出し、利用する「ゴミゼロ社会の実現」を目標として研究活動を行う大学研究者です。

川原さんの活動は、私が大学生であった時代からずっと実現したいと夢見ていたものであり、それを熊本の地から世界に展開しようとしていることに、「縁」を感じています。

木糸を作り出す際には、リグニンを分解するために水酸化ナトリウム(NaOH)を利用しなければなりませんが、川原さんは「NaOHを使用せずに」セルロースを抽出することを目指しています。

これが成功すれば革命的な発見であり、繊維業界だけでなく食品や医薬品分野などへの波及効果はとても大きなものです。

また、九州地域や中四国地域で生産量の多い国産柑橘には、多種多様な品種があり、それらの果皮には特徴的な色素や香気成分が含まれています。

綿繊維を抽出するだけでなく、色素や香気精油をも抽出し、染色・香りづけしたオレンジファイバーの作製は、環境への配慮だけでなく地域の特徴を活かしたものづくりの展開を期待させるものです。

ぜひ、みなさまからのご支援をお願いいたします。

北陸先端科学技術大学院大学 助教
廣瀬 大亮

木糸は、未来を編む糸になる。そんな気がしました。

今、自然を身に着けているのか?

多くの人々の答えは、「ない」になるのではないでしょうか。

何かに急かされるあまり、気づかぬうちに自然でないものを良いとしている。私自身もそうなっていると感じています。

機能を追い求めた化学、優しさを秘める自然。これからの私たちは何を身に着け、どこに向かうのか。

木糸はこれからの道のはじまりと感じます。

地域資源を紡いだ糸、木糸があたりまえになる未来を私たちは作り出せるでしょうか。

当たり前にあるものが、当たり前にあるものを壊している今。

それを知って、感想だけを書いて満足している私たち。

やっている気になっているけど、何もできていない、そんな身勝手な私たちに、木糸は変えるきっかけを与えてくれると思います。

熊本大学 熊本創生推進機構 イノベーション推進部門 研究コーディネーター(URA)
髙見 宏美

株式会社Circulifeとは県内のマッチングイベントにてお会いしたことをきっかけに連携が始まりました。

現在、熊本大学産業ナノマテリアル研究所の佐々木満先生との共同研究を実施しており、その中で、知財戦略および研究マネジメントを担当させていただいております。

恥ずかしながら、木糸のことは株式会社Circulifeの事業説明で初めて知ったのですが、プロダクトを実際に拝見し、木糸事業の可能性は計り知れないと感じました。

県内からこのような企業が生まれたことを大変嬉しく思います。

環境に配慮した事業姿勢はスタートアップだから貫けるのだと思いますが、この事業を推し進めることにより、多くの人々の環境に対する意識を変えていくのではないでしょうか。

プロダクトデザインも本当に素敵なので早く皆さんに身につけていただきたいです。これからもプロジェクトが成功するまで伴走していきます。

加賀友禅作家
久恒 俊治

着物の世界では着物は色で着るといわれ、私自身もお客様と染色した着物の地色が合いますと、着物を羽織るだけで血流が増し、お客様の頬が赤らみ、元気が増したような色の不思議さをよく見ました。

今回のプロジェクト、原糸は間伐材利用、染色は草木染め、いにしえのものづくりの原点をよみがえらせた取り組みのように感じます。

土地が持つ特有の自然の恵みで色や生地を織ることが出来れば、自分が生活をしている周りの草木で作る衣服を着ることができる。

平和が長く続いた縄文文化の再来でしょうか。染色を生業にしている者には、大変興味を惹かれます。

地熱珈琲
山本 美奈子

阿蘇郡小国町わいた温泉郷に 「地熱珈琲」を立ち上げて、早1年が経ちました。

ここは、地域資源である「地熱蒸気」を活かした地熱発電所の稼働により、今まで活用されていなかった余剰の蒸気や温泉を利活用し、地域資源の価値化に成功した事例として、今、世界的に注目を集めています。

そんなわいた温泉郷で、私もこの“地熱”を活かした町づくりをしたいと思い、蒸気で温めたお湯でコーヒーの生豆を50℃洗いし、蒸気で蒸してから焙煎するという世界でも珍しいコーヒー焙煎をしています。

コーヒーというものに付加価値が付けられたのも、まさにSDGsの最先端をいく、わいた温泉郷の地域資源のおかげです。

コーヒードリップの際に大量に出る“コーヒーかす”は、今まで廃棄するしかなかったのですが、今回、株式会社Circulifeのご提案により、生地の珈琲染めに再利用していただくことになりました。

わいた温泉で蒸した珈琲豆のかすを温泉地熱で煮出し、生地を珈琲色に染める。なんて面白い発想なのでしょう!

世界に誇る“Made in わいた”の新たな価値創造に、今からとてもワクワクしています。

山梨県立大学 4年生
山本 一郎

VUCA時代という変わり続ける時代において、"変わらないもの"の重要性についても考えていくべきではないでしょうか。

時の流れが速い都会と比較して、地方は比較的ゆったりとした時間が流れています。

地方を見る視点を変えてみると、100年や200年のスパンでまちや人々、文化を形成してきました。

その地域の資源を活用し、地域で愛されている色で染める。

それはその地域の人々の思いや、これまでに積み上げられた歴史をも含めて創り出される"ものづくり"だと考えます。

"変わらないもの"の価値が、世界や未来において大切にされる世の中になったら良いなと思います。

メディア掲載実績

弊社は、メディア掲載実績があります。

株主優待について

弊社の自社ブランド商品をご提供

弊社では、株主の皆様のご支援に感謝するとともに、弊社商品へのご理解を深めていただき、より多くの方に商品をご利用いただくための優待サービスを提供しております。詳しくはこちらからご確認ください。
※上記掲載のURLから遷移するWEBサイトは、FUNDINNOが運営するものではないことをご了承ください。


【優待の基準日】

毎年8月末日

【優待内容】

株主優待にて、毎年季節の素材を利用した弊社の草木染め製品をご提供。

2023年度は、来春に咲く桜で染めた「手ぬぐい」をご提供いたします。

【お申し込み方法】

基準日経過後、ご予約、ご注文可能のご案内をさせていただきます。その際に弊社お問い合わせアドレスまで「株主優待を利用する」とお知らせ下さい。

お申し込み時のお名前・ご住所と株主名簿のお名前・ご住所を照合してご利用の確認を行います。株主名簿のお名前やご住所に変更がある場合はお手続きをいただいてからお申し込み下さい。

【ご注意】

※ お一人様1年に1回限りの優待になります。

※ 株主優待の内容は、変更になる場合がございます。

※ 発送時期は、IRにてお知らせいたします。

プロジェクトにかける思い

160年続く石油化学ベースのアパレル産業の歴史を、環境負荷の低い天然素材ベースの産業へと転換させる


地球環境を考えると自然との共生は、日本だけではなく世界の大きな課題となります。

移動手段や食べ物、衣類など、環境に配慮した製品を選ぶことは今後の私たちの大きな責任である一方、環境に良いから、を前提にする消費行動は持続可能なものとは言えないのではないでしょうか。

衣類であれば「デザインがよくて選んだ結果、環境にもやさしい素材で作られていた」、そのような製品作りを続けていくために、Circulife SLEEP PROJECTはデザインに時間をかけ、起きて眠りまた起きる1日の循環のどのタイミングでも心地よく着ていただける製品に仕上がっています。

世界中が化学染料による水質汚染に対して抜本的な技術戦略を描けていない中、今期から取り組んでいる高機能な草木染めの天然染料は、未来社会を変える手段の一つとして大きなインパクトになることは間違いありません。

環境負荷の低減に貢献する「木糸」と「高機能な天然染料」を素材とした地域資源を活用した製品作りを通して、「循環する生活」=「Circular Life」を提案して参ります。

その他

発行者情報

  1. 金融商品取引契約の概要
    株式投資型クラウドファンディング業務として行う非上場有価証券の募集の取扱い
    ※ 詳しくは契約締結前交付書面「ファンディング・プロジェクトについて」をご確認ください。
  2. 募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
    株式会社Circulife
    熊本県天草市御領6290番1
    資本金: 12,800,000円(2023年6月8日現在)
    発行済株式総数: 39,440株(2023年6月8日現在)
    発行可能株式総数: 30,000,000株
    設立日: 2021年11月12日
    決算日: 10月31日
  3. 募集株式の発行者の代表者
    代表取締役 川原剛
  4. 発行者における株主管理に関する事項

    株式会社Circulifeによる株主名簿及び新株予約権原簿の管理


    【連絡先】
    電話番号:0969-32-2888
    メールアドレス:info@circulife.jp

企業のリスク等

株式会社Circulife株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要

※以下は株式会社Circulife株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「重要事項説明書」をご確認ください。

  1. 発行者は前期決算期末(2022年10月31日)において債務超過ではありませんが、直近試算表(2023年4月30日)において債務超過となっています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過が継続するリスク及び有利子負債の返済スケジュールに支障をきたすリスクがあります。

  2. 発行する株式は譲渡制限が付されており、当該株式を譲渡する際は発行者の承認を受ける必要があるため、当該株式の売買を行っても権利の移転が発行者によって認められない場合があります。また、換金性が乏しく、売りたいときに売れない可能性があります。

  3. 募集株式は非上場の会社が発行する株式であるため、取引の参考となる気配及び相場が存在いたしません。また、換金性も著しく劣ります。

  4. 募集株式の発行者の業務や財産の状況に変化が生じた場合、発行後の募集株式の価格が変動することによって、価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。

  5. 募集株式は、社債券のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく、また、株式ではありますが配当が支払われないことがあります。

  6. 募集株式について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同程度の開示は義務付けられていません。

  7. 有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。

  8. 発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。

  9. 発行者の前期決算期末(2022年10月31日)及び直近試算表(2023年4月30日)において営業損失が計上されています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。

  10. 今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。

  11. 発行者の設立日は2021年11月12日であり、税務署に提出された決算期(2022年10月31日)は第1期であり、現在は第2期となっています。 上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。 発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。発行者は当募集において目標募集額を9,999,000円、上限応募額を39,996,000円として調達を実行します。 但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集後、2023年11月に不足分の資金調達を予定(※但し、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2023年11月の不足分の調達は行わない予定です。)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。

  12. 発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。

  13. 発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。

  14. 著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。

  15. 発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。 発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、 その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。

  16. 発行者の事業は、代表取締役である川原剛氏の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。

  17. ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。

  18. 発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2度目以降の場合は総額の15%(税込:16.5%)相当額)が支払われます。また、企業情報開示のためのシステム利用や当社サポート機能の提供に対するシステム及びサポート機能利用料として、毎月5万円(年間60万円)(税込:5万5千円(年間66万円))と決算期に5万円(税込:5万5千円)を発行者から当社が申し受けます。なお、当社が定める期限までに月次、四半期及び決算に関する企業情報等が開示された場合、システム及びサポート機能利用料は免除されます。



調達金額 22,770,000円
目標募集額 9,999,000円
上限応募額 39,996,000円