弊社は、画像・映像の鮮明化を可能とする技術「LISr(リサ)」および、劣化した画像・映像の復元化を可能とする「AI復元超解像度化技術」を開発・提供しています。
この2つの技術は、画像・映像の再現できていない部分の「加工補正」を行うものではなく「あるべき姿に戻す」といった部分に特徴を持っています。
各技術の特徴として、「LISr」では画像・映像内の暗く沈んだ領域、白くとんだ領域、コントラストがはっきりしない領域などを検出して「データとしては写っているが見えていない」情報を再現します。
また現在、弊社が注力している「AI復元超解像度化技術」は、「ピンボケ」や「解像度の低下」などにより発生してしまった画質劣化を、画像・映像の周波数を分解して再計算することで、元のデータを高解像度で再現して、あるべき姿に戻すといった技術です。
「AI復元超解像度化技術」における“復元化アルゴリズム”は完成しており、今後は、当アルゴリズムの性能向上をAIの機械学習を用いることで新たなアルゴリズムを開発したいと考えています。これは、AIによって「画をつくる」のではなく「あるべき姿に戻す」ということで超高解像度まで再現させるといった技術です。
▲クリックすると、動画をご覧いただけます。
FUNDINNOで行った2回目の募集時から製品開発を進め、4K入出力に対応した第4世代アルゴリズム搭載の鮮明化装置「LISr-400」の開発が完了しました。当製品に搭載されているアルゴリズムは、より自然に人間の眼に近く、ノイズも大幅軽減しています。
また現在、市場にある鮮明化装置で4Kに対応したものはないと私たちの調査では認識しており、当製品は今後、セキュリティ分野における進行中の案件において展開を行うことを計画しています。
また、ブラウザ上で画像の鮮明化処理が行える「画像鮮明化処理クラウド・イメージング・サービス LISr-CIS」の開発も完了しており、今年9〜10月に主にBtoC向けにサブスクリプションモデルで展開したいと考えています(劣化画像やピンボケ画像対応ではありません)。
(こちらからトライアル版をご体験いただけます。※ID「demo」、Password「lisr2020」でログインできます。※使い方はこちらからご確認いただけます。※こちらはあくまでもトライアル版ですので、製品版では更に精細画像になります。※「こちら」から遷移するwebサイトは、FUNDINNOのものではありません。)
さらに、現在は静止画像のみの対応ですが、今後は、動画にも対応させる計画です。当サービスが他の画像加工サービスやアプリ等と違うのは「画」を作らない、加工しない、センサーが捉えているが再現できていない物を再現するといった部分です。この部分が他のアプリなどと違うコンセプトになっています。
そして、これを個人でも「鮮明化ってこういう事」というように体感してもらう為に、BtoCでの展開を行いたいと考えています。そこから、各種業界向けのプロ仕様製品へのAPIを提供していくことを計画しています(例:ドクター向け製品、建設現場向け製品、防犯関連向けなど)
ニプロ株式会社様向けに開発をしていました、眼科医向けの「ファイバースコープ画像補正装置」の製品化や、大手カメラメーカーの医療機器子会社からの依頼で製品化につながった、眼底カメラ専用の画像鮮明化ソフトウェアの開発販売などが進み、2021年2月期上期(2020年3月~2020年8月)の売上高は、約4,200万円(見込)となりました。これにより、昨年の年間売上高を2021年2月期上期でオーバーする見込みです。
※上記の売上高等の見込み数値については、確定した数値ではないため税務申告時に変更される可能性があります。
ですが、当初予定していました官公庁向けの案件の無期延期や、中国向け輸出の延期がコロナの影響により発生してしまい、当初の事業計画の数値からの下振れが発生しました。また、これらの要因により、2021年2月期下期の売上高の先行きが見えづらい状況となってしまいました。
しかし、売上高増のプラス要因も多々あります。まずは、医療機器メーカー等に納品した製品のリピート売上が期待されます。
また、その他にも、上記でお伝えさせていただきました、CIS(クラウド・イメージング・サービス)のBtoC向けビジネスの開始、同サービスのWeb APIの提供、物販製品、ソフトウェア提供、個別開発案件受注など、サービス・プロダクトミックス(サービスとプロダクトを融合させ、市場ニーズに柔軟に対応すること)により、下期の売上に繋げてまいりたいと考えております。
前回のFUNDINNOでの資金調達でご出資いただいた資金を元に、画像の「復元」を行う復元化アルゴリズムが完成しました。当アルゴリズムは、元々ボヤけていたり解像度が低いものを、元の画像との差異を分析し“復元”(予測して修正する技術ではない)します。
そして、このアルゴリズムは現段階ではフェーズ1といった段階なのですが、AIによる機械学習を用いることで、より高精度な「AI復元超解像度」まで持っていくことが技術的には可能だと考えております。
しかし、それを実現させるにはAIの機械学習環境を準備する必要があり、このアップデートを行うために東京都中小企業振興公社が主催する「医療機器産業参入助成事業」に応募いたしました。ですが、様々な要因(コロナに対応するような案件が優先される等)が重なり、当補助金の採択を得ることはできませんでしたが、今回のFUNDINNOでの募集で実現したいと考えております。
また、コロナ禍で脚光を浴びている「オンライン診療」への「見える化」の貢献として、オンライン診療サービスの技術基盤として活用可能な「遠隔診療向けオンライン画像鮮明化アプリ」の開発も着手しています。
この「AI復元超解像度」技術と「オンライン診療画像鮮明化アプリ」は、医療分野との相性が非常によく、マーケットニーズも把握しております。あとは技術を完成させることが直近の最重要事業戦略だと認識しており、今後の対象市場の拡大にも繋がってくると考えております。
近年、テクノロジーが発達し、様々な分野で高解像度の画像・映像が必要不可欠になっています。テレビやPC、スマートフォンではHDや4Kの映像が当たり前になり、それに伴い、コンテンツも高解像度化しています。
さらに、医療や警備、自動運転やディープラーニングなどの最新技術でも良質な画像・映像が求められ、それに伴い、大きなデータ量の通信を可能とする5G(第5世代移動通信システム)も誕生しました。
この様な中、高解像度化に対応した設備への移行が求められますが、それに伴うコストは高価になりがちです。
また、内視鏡やファイバースコープの様な小型カメラで撮影を行う場合や、SD画質で記録されている古い画像・映像などでは、そもそも一定以上の解像度が出せないといった根本的な要因もあり、様々な問題がハード、ソフトの両者を取り巻いています。
▲高解像度の画像・映像は今後さらに需要が高まるため、早急に課題の解決が必要になります。
2020年より大流行を見せた新型コロナウイルスの蔓延。このパンデミックは、私たちの生活や医療を脅かすものとなっています。
しかし、この事態を受けて政府は感染拡大を防ぐため、電話やオンラインの情報通信機器を用いた初診を今年4月から、一時的に解禁しました。今まで、オンライン診療は様々な課題や規制がある分野でしたが、この事態を受けてついに市場が大きく前進したのです。
そして、この規制緩和をきっかけに様々な企業は専用アプリやサービスを立ち上げ、「診断をオンライン上で行う」仕組みはできたのですが、実は技術的ハードルが存在しているのも事実です。それは、「通信環境」と「パソコンやスマホのカメラの画質」の問題です。
診療・医療という分野では「誤り」が許されないため、オンラインであっても確実に判断しなければなりません。しかし、5Gやカメラの高性能化は進歩しているのは事実ですが、5Gはまだ実用化レベルまで普及しておらず、どこでも使えるものではありません。また、スマホやパソコンに搭載されているカメラにおいても、レンズが小さいことから取り込める光の量も少なく、目視による診療に限界があるのも事実です。
今年度より弊社の医療機器アドバイザーに就任していただいた医療法人社団DENみいクリニック理事長の宮田 俊男 先生は、「コロナが収束してもオンライン診療の流れは止められず、間違いなく定着していくだろう」とコメントを寄せていただいています。また、東京都中小企業振興公社の医工連携HUB機構のコーディネーターは「オンライン診療での高画質送信を可能としたものが遠隔診療を制する」とコメントしています。
この様に、現在のオンライン診療の一時的な解禁が今後も一般化していくためには、課題の解決に努める必要があり、それが新たな市場の加速にも繋がると考えています(2020年9月にはオンライン診療恒久化へ向けた動きが加速しています。詳しくはこちら ※「こちら」から遷移するwebサイトは、FUNDINNOのものではありません)。
弊社は、画像鮮明化技術「LISr(リサ)」および、劣化した画像・映像を復元させる「AI復元超解像度化技術」により、これらの課題を解決します。
「LISr」は、映っているけど見えていない不鮮明な画像・映像の被写体を「再現させ鮮明化」することができ、「AI復元超解像度化技術」では、ピンボケやSD画質により劣化してしまった画像・映像を再現し、高解像度に戻すことが可能です。
これらの技術は人力による細かな設定を必要とせず、リアルタイムでデータの処理を行うことができます。また、ハード、ソフト、SaaSを通して利用することができます。
さらに、「AI復元超解像度化技術」を活用すると、通信帯域などにより低い解像度でデータが転送された場合でも、リアルタイムで高解像度へ戻すことができます。この仕組みを活用することで、データ通信量を少なくかつ高速でデータの受け取りができ、オンライン診療の高精度での診断にも応用できると考えています。
また、現在「遠隔診療向け画像鮮明化オンラインサービスアプリ」(with解像度分割送信アプリ)を開発しており、よりデータを圧縮した送信の仕組みを開発しています。
そして今後は、弊社とともに製品を開発している様々な企業とともに、オンライン診療をはじめ、様々な分野での課題解決に向け大きく貢献してくことを目指します。
現在、「AI復元超解像度化技術」のベース技術である、復元化アルゴリズムを2種類用意しており、ひとつは専用のハードウェアやソフトを通してフル解析できる「LD-Restoration」と、もうひとつは既存のソフトや映像機器などに組み込んでも利用できる「LD-Restoration Light」です。
(下記の動画から処理の結果をご覧いただけます。映像の揺らぎが補正され、鳥の毛並みや草の細部が再現されています。)
▲クリックすると、動画をご覧いただけます。
復元とはカメラ画像から点拡がり関数を推定し、劣化のない画像を求めることですが、弊社はこの方法に、従来から一般的に使用されている理論とは別の理論を用いて計算量を大幅に削減したことで、高速化処理を実現しています。
その処理速度は「LD-Restoration Light」の場合で最大1000分の1秒と、他の復元ソフトウェアと比較しても非常に短い処理速度を発揮します。
今後は、AIの機械学習を利用し、復元を高精度に行える第2世代の復元化技術のアルゴリズム開発を行います(「今後のビジネスの進め方」の章にて詳細を記載しております)。
▲クリックすると、動画をご覧いただけます。この様に、「鮮明化技術」+「復元化技術」を組み合わせて市場に投入することも可能です。
弊社のコア技術である画像鮮明化技術や画像復元化技術へのニーズはBtoB領域を中心に非常に多く、活用方法も現場によって様々です。
そのために、弊社技術があらゆるシーンに活用されるよう、ハード機器の製造だけではなくソフトウェアや小型機など、多元的に技術を展開できる仕組みを構築しています。
このような幅広いラインナップは、マネタイズの多様性の保有にもつながります。例えば、その時の市場の需要の状況によって、製品の製造数をコントロールしたり、クラウド上でSaaSの様な形でも展開できるので、ストック型ビジネスに応用することも可能です。
このことは、弊社の経営基盤の安定化にも繋がり、コストをコントロールしてリスクを回避した事業展開が行えると考えています。
また、販売に関しては医療機器やセキュリティ等の各分野で大手代理店が持つ販売網を活用し、様々な利用現場への導入を図っていくことができます。
弊社が現在開発した復元化技術は、解像度の低い画像の細部を「LD-Restoration」および「LD-Restoration Light」で解像度を高くすることが出来ます。
しかし、元画像である解像度の高い画像と比較すると、輪郭部に差異が残っています。
この差異をAIに機械学習させることで、現状の復元アルゴリズムでは再現しきれなかった超高解像度への再現を、AIの機械学習によって自動的に導き出そうとするのが今後の開発技術です。
これにより、現在の高速復元化処理技術をベースにし、差異の部分のみをAIに補正させることで、少量のデータ量で高速で超解像度を再現することができると考えています。
この技術が完成すると、2KやSD画質の復元(HD化など)や、ファイバースコープや内視鏡の様な小型カメラでのリアルタイム超高精細化が可能になります。
また、AIによる「予測」を行った映像出力ではなく、本来あるものを「復元」するという点で特徴があるので、より速くかつ正確なリスケールが可能です。これにより、様々な領域での応用の幅があると考えています。
弊社は、プロダクトを様々な形(ハード、ソフト、SaaS、チップ)で開発することで、様々な製品への組み込みや応用を可能とする、プロダクト/サービスミックス戦略を行っています。また、様々な市場へと展開を行っていく、ビジネス領域ミックス戦略も可能になります。この様に、製品や市場を分散させることで、特定の市場の外的要因を受けるリスクを分散できると考えています。
そのために、直近の最重要目標として、「医療機器産業」「オンライン診療」市場への本格参入の戦略を加速させていくことを計画しています。また、そのための製品の臨床ニーズ(市場性)は確認しており、ドクターの開発支援、医療機器製造承認取得代行会社との提携、総販売元候補の発掘など、事業シミュレーションも完了しています。
あとは、「AI復元超解像度化技術」による製品開発が出来れば「医療機器産業」「オンライン診療」市場参入への大きなフラッグシップ製品となると考えております。また、事業戦略の全体像は下記の通りです。
短期:医療機器分野での実績作りとオンライン診療普及期を見据えた土台作り。
中期:第1世代の開発を完了した高速処理復元化アルゴリズムの次世代開発を進め、高速インフラ整備によって本格化するオンライン診療分野で事業を拡大するとともに、セキュリティなどの他分野への横展開を図る。
長期:「鮮明化」「復元化」のチップ化を実現し、チップが搭載された製品が様々な領域で利用される世界の実現を目指す。
下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の可否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。 また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。
「内視鏡・手術用顕微鏡対応AI復元鮮明化装置」の開発に着手することを目指します。また「遠隔診療向けオンライン画像鮮明化サービスアプリ開発」を完了させることを目指します。
これにより、「医療領域」での「画像鮮明化及び復元化」の普及促進活動の本格化を行うことを計画しています。そして、With&Postコロナ時代での「より見える化」の高付加価値訴求開始。「画像鮮明化処理クラウド・イメージング・サービス」(BtoC課金モデル)を開始したいと考えています。また、同サービスの専門業界向けAPI提供ビジネスもスタートすることを計画しています。
「防災/防犯・セキュリティ/検査その他領域」への、画像鮮明化アルゴリズム搭載最新機種LISr-400(4by4)を上市することを計画しています。そして、「リアルタイム画像復元化装置」の開発を完了することを目指します。
また、「超解像度復元化技術」として、あらゆる分野への普及促進活動を開始することを計画しています。これにより、「医療領域」と「防災/防犯・セキュリティ/検査その他領域」の2ビジネスドメインを明確化し、物販製品・CIS・SDK提供・個別開発案件でのプロダクト・サービスミックスでのリスクヘッジと対象市場を拡大し、リスクヘッジによる安定・成長基盤の確立を行うことを目指します。
チップ化を行っていくことで、ドライブレコーダー、ドローン、スマホ等小型カメラへの搭載が可能となり、その汎用性は無限に拡大すると考えています。また、これによりさらなるプロダクト/サービス・ミックスが充実し、画像鮮明化と復元化で「画像処理・認識領域」でのガリバー化が可能となると考えています。
技術の認知度拡大により、画像領域で”どこにでもLISr”といったポジションを確立したいと考えています。また、「医療分野」と「防災/防犯・セキュリティ/検査その他領域」での「より見える化による人々のQOLに貢献する」のVisionの具現化の年としたいと考えています。
「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
下記のKPIの推移については、事業計画書(売上高等推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移については、発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。 事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1・別紙1-2をご確認ください。
弊社は、情報処理システムの開発に長年携わってきた小林、医療分野への繋がりをもつ池田、さらに、アドバイザーには国立がん研究センターで企画戦略アドバイザーなどを行ってきた宮田 俊男 先生にも協力していただき、「技術開発」と「医療分野への繋がり」を深く持つチーム構成となっています。
1981年 (株)南北社【現(株)デルフィス(トヨタ自動車子会社広告代理店)】入社 Account Directorとして外資系クライアント専任チームを組織化
1992年 バートランド・マーケティングGroup(米国California) マーケティング・コンサルタント就任
1998年 米国本社 アラガン(株)取締役アイケイ事業部長就任。後に分社化し、エイエムオー・ジャパン(株)設立 常務取締役就任
2005年 ドイツ本社 メルク・ホエイ(株)【後のメルク製薬(株)】常務取締役就任。親会社変更により米国本社 マイラン製薬(株)設立 代表取締役社長就任(後に取締役会長就任)
2011年 (株)ベルシステム24 常務執行役就任 2012年同社医薬品開発支援(CRO)事業部を分社・子会社化、(株)ベル・メディカルソリューションズ設立代表取締役社長就任(子会社のSMO:(株)Bell24/Cell Product代表取締役会長兼務)
2015年 H&Sマーケティング株式会社(ビジネスコンサルティング)シニアコンサルタント就任
2016年 明治大学「学部間総合共通講座・青年社長育成講座~マーケティング」講師就任
2017年 モントローズ・ファーマ社(Sydney, Australia) 東京オフィス・リエゾン就任
2018年 株式会社ロジック・アンド・デザイン設立代表取締役就任
1982年7月~1984年5月
株式会社興進工業にてNCロボット開発のアルゴリズム・プログラム開発要員として従事。
1984年6月~1985年4月
コナミ工業株式会社(現:コナミ株式会社)にて、プログラマとして従事。
1985年5月~1997年6月
神戸にてTVゲーム開発会社である、株式会社ホームデータ(現:魔法株式会社)設立に開発担当として参画。1997年に退社するまで開発部責任者として従事しつつ、約40本のゲーム開発チームリーダを兼任、企画から設計、コーディング等の実作業に従事。
1997年7月~2006年3月
株式会社リンク・アンド・シェア設立にパーフェクTV!(現スカパーJSAT)におけるデータ放送システムへのOpenTV、MHEGの検討と試作を担当。その際に独自規格のXMLが採用され、衛星放送公営競技発券システムなどの開発に従事。
1999年5月~2004年8月
・スカイパーフェクTVデータ放送システム開発 衛星送信アップリンクサーバー、セットトップボックスAPI、データ放送アプリケーションの開発を担当。
・衛星データ放送競艇情報表示システムの開発
・衛星データ放送サッカー(Jリーグ・ワールドサッカー)情報表示システムの開発
・衛星データ放送JRA情報表示・投票システムの開発
・衛星データ放送TOTO予約システムの開発
・衛星データ放送アプリケーション作成用オーサリングツールの開発
2002年11月~2003>年1月
・NEC共同開発で当時日本初のデジタルサイネージシステムを構築
その他
・超大型LED表示パネル制御/アミューズメント遊技機制御/GPS携帯による動体管理システム
・監視カメラコーデック開発/裸眼3Dパネル用3DグラフィックAPI開発 等
2006年4月~
神戸にて株式会社ロジック・アンド・システムズを設立。主な事業内容は以下のとおり
1.放送・通信分野におけるシステム研究開発(次世代携帯電話プラットフォーム開発/イラスト物販サイト開発/オンラインカジノ開発)
2.制御用ソフトウェア/組み込み用ファームウェアの開発(レーザーカメラ制御システム/RFID高速リーダライタ制御/カーナビ制御/ドライブレコーダ制御/他多数)
3.画像・音声のコーデック研究開発(MPEG2、H.264、AC3、AAC、MP3ポーティング/ドルビーAC3のXPG実装)
4.3D画像・レンダリング処理(次世代遊技機向け3Dエンジン/実写CG3D合成システム
5.オーサリングツール等アプリケーション開発環境の開発(次世代遊技機向け3Dアプリケーション作成ツール)
6.各種画像処理【プロセス処理・リアルタイム処理】(関連特許6件保有/リアルタイム映像鮮明化システム/原付バイク対応Nシステム/半導体検査光源制御・3D形状検査システム/GPU応用画像処理/他多数)
7.各種画像解析(犯罪映像解析・交通事故映像解析(裁判証人経験あり)/原発内ロボット映像解析/ビデオテープ映像改善/他多数)
専門分野:明治薬科大学卒の薬剤師、医薬品・医療機器開発畑で40年以上の経験
1985年:日本アップジョン(株) 開発部
1997年:アラガン(株)、開発部長(白内障手術吸引機器及び眼内レンズ等開発)
2011年:スギ・メディカルリサーチ(株)/シミック(株) 代表取締役/取締役
2013年:(株)ベル・メディカルソリューションズ 取締役
2015年:(株)アイコンジャパン 顧問
2020年~:株式会社ロジック・アンド・デザイン 執行役員
アメリカ留学時代からの知人に紹介されたのが、開発者小林さんとの出会いでした。
驚きの技術=画像鮮明化アルゴリズムを搭載したハードウェアで、サンプル画像を見た瞬間に、長年お世話になった医療業界(特に眼科領域)で「これは絶対、先生や患者さん、そして広く社会の役に立つ」と直感したのが、起業のキッカケでした。
小林さんの話を聞けば聞くほど、絶対に普及させなければダメだ!
と、強く思うようになり、このコア・テクノロジーを目に見える形にする“Sales & Marketingと事業開発”の為の会社設立を決意。もう1名の賛同者を得て、経歴の全く異なるメンバー3名で2018年3月に設立しました。
2045年が分岐点と言われる、所謂「シンギュラリティ(技術的特異点)」の前倒し。かたや、一億総監視(カメラ)時代、高解像度カメラ開発の加速。AI、IoT、ドローン、ロボット、顔認証、自動運転技術等々、その分野を超えた様々な領域で「画像」処理、解析、加工がコア・テクノロジーになりつつあります。
その様な、混とんとしている世の中=先の見えない時代だからこそ、”安全・安心・快適な暮らしと社会を、より鮮明に、より身近に!”を企業理念に、”人々のQuality Of Lifeの向上に貢献する!”をミッションとして掲げました。
"Sharpening and Enhancing Images for Better QOL"
本年度より株式会社ロジック・アンド・デザインの医療機器開発アドバイザー就任。
医療分野での「見える化」は昨今、注目される分野であり、その課題を乗り越えてもたらされる臨床的価値はかなり大きなインパクトになると確信されます。
「画像鮮明化・復元化アルゴリズム」を活用した医療用ソフトウェア開発は臨床的ニーズに応えられる新しい試みであり患者さんから得た画像そのものを”あるべき姿”として鮮明化再現と復元を行うものであり、見えにくいものを見える化するその臨床的有用性は高いと期待しています。
今回の「内視鏡・手術用顕微鏡AI復元鮮明化装置開発」は世界的にも注目される医療用ソフトウェア及び機器であり、従来の内視鏡・手術用顕微鏡のモニターシステム等をそのまま利用でき、鮮明化された画像処理により診断の質の向上が可能となるでしょう。
また、コロナ禍で脚光を浴びている「オンライン診療」ですが、”高画質提供を可能とするシステムがオンライン診療を大幅に改善させる”とも言われているように、画像の質の向上が重要なファクターになっており「オンライン診療向け画像鮮明化アプリ」も大変意味あるものになると確信、期待しております。
オンライン診療を実際に行う私もその開発にしっかりアドバイスを行っています。
佐藤社長とは眼科領域での医薬品・医療機器メーカーの「アラガン(株)~エイエムオージャパン(株)」で同僚でした。
その後、別々の業界へ転職しましたが付き合いは継続しており、「株式会社ロジック・アンド・デザイン」を立ち上げた際にその(医療領域で貢献可能な)技術力と同氏の思いに賛同し出資致しました。
私は一貫して眼科領域で”見える事”への重要性を体感してきており、眼科ドクターとの関係も未だに継続しております。依って今回同社が開発しようとしている、「内視鏡・手術用顕微鏡対応AI復元鮮明化装置」の臨床的ニーズも理解しており、市場性も大変高いと認識しております。
ドクター及び患者さんへの”優しい手術”=ドクターフレンドリー、ペイシェントフレンドリーなオペの補完的役割が担えれば念願の「医療分野での社会貢献」に繋がるであろうと、その高付加価値化に期待大です!
今まで手術が困難な患者さんを救うことが可能になり、医学的な貢献は絶大であります。世界的に眼科手術市場においてその市場価値も非常に高いと確信します。また私は現在介護用派遣マッサージのビジネスも展開していますが、コロナ禍での「遠隔診療」のニーズは高まって来ており、今回同時に開発される「オンライン診療のための画像鮮明化アプリ」へも褥瘡治療(床ずれ)等にも高い期待を寄せています。
2開発品とも恐らく業界初の製品・サービスだと推測され大変楽しみにしています。個人的にも30年以上の眼科領域での経験からみて市場に大きな貢献を実現するものと考えます。
そして、サイドから引き続き同社への直接的、間接的支援を行って参ります。
--- 北野氏の略歴 ---
世界的眼科医療会社、アラガン株式会社、エイエムオージャパン株式会社で取締役サージカル/リフラクティブ事業部長、日本アルコン株式会社にて営業統括本部長、事業開発部長を通し新しいテクノロジーを日本市場への普及につとめた。
国内外スタートアップ企業への投資や事業支援を行っており、当社には、株主として参加させて頂いております。
「鮮明化」や「復元化」の技術レベルは抜群に高く、その精度に驚かされます。
医療分野への参入は約束された市場ですが、その他にも、交通、防犯、建設、エンターテイメントなど各分野へも幅広く展開できるものと思われます。
また、当技術は提供先を海外にまで広げる事が可能であり、世界の標準として技術利用される日が来ることを確信しております。
--- 橋本氏の略歴 ---
株式会社ディグアウトCo-Founder、China online education group(参画・NYSEにIPO)、株式会社フォーカスチャネル(設立・M&Aによる法人譲渡)、現在複数のスタートアップ企業へ投資・事業支援を行っている。
弊社は、エンジェル投資家および、FUNDINNOでの第1回目、第2回目の募集にてエンジェル投資家より出資を受けています。
弊社は、様々なメディア掲載実績と受賞歴があります。
● 日刊工業新聞
● ニュースイッチ
● ライブドアニュース
● 「第124回 日本眼科学会総会」にて「眼科手術に対する画像鮮明化処理ソフトウェアの導入」の発表 (2020.4)
● 「第8回日本涙道・涙液学会総会(フォーサム 2019 京都)」において「ニプロ株式会社」様コーディネートの展示ブースで弊社製品の展示発表(2019.7)
● 「画像鮮明化ソフトウェアの眼科画像に対する有用性の検討」の論文執筆 (2019.5)
● 「第123回 日本眼科学会総会」にて一般演題を発表 (2019.4)
● 「株式会社エイコー」主催「EICOH Total Solution Fair」へ出典 (2018.11)
● 「第1回 日本鍵穴手術頭蓋底治療研究会2018年学術集会」にて、弊社器械が展示(2018.11)
● 「第72回 日本臨床眼科学会」にて「画像鮮明化ソフトウェアの有用性」の演題で学術展示(2018.10)
● 眼科領域専門雑誌「新しい眼科」にて「画像鮮明化ソフトによる涙液層破壊パターンへの応用」総説が掲載(2018.6)
● 報道ステーション「テロ対策等の展示会出展」の様子にて弊社製品がピックアップ
▲クリックすると、動画をご覧いただけます。
誰もが予測不能であった世界を巻き込んだコロナウイルスによるパンデミック。ビジネスに与えた影響は現在も続いており計り知れない負のインパクトを残しています。
弊社も事業計画の見直しを検討し、結果として5か年計画の2年先送りを余儀なくされました。
このラーニングを無駄にせず、製品・サービスミックスでのリスクヘッジに加え、事業ドメインとしての対象市場ミックスを更に強固にすべく医療機器分野へ本格参入致します。
年初より計画実行プランはスタートしており、人的サポートとして医療機器業界で高名な厚生労働省参与でもある、宮田 俊男 先生に医療機器開発アドバイザーとして就任依頼、また医療機器・医薬品メーカーで開発本部長として活躍されてきていた、池田 剛 氏に学術担当執行役員として着任頂いております。
「高度管理医療機器販売及び貸与業許可」も取得し、医療機器製造販売業許可保有の製造メーカーとの提携も確認出来ております。販売網としては以前より弊社の医療領域での独占販売をお願いしている大手医療機器医薬品メーカーのニプロ株式会社様に手を挙げて頂いております。
あとは製品だけです。ここ2年での臨床現場での実績と個別開発案件の開発実績に裏付けされた「内視鏡・手術用顕微鏡対応AI復元鮮明化装置開発」及びコロナ禍で脚光を浴びているオンライン診療への付加価値サービスとなるであろう「遠隔診療用画像鮮明化オンラインサービスアプリ開発」が実現出来れば、ビジネス上の大きなバックアップとなり、新5か年計画の1年前倒し達成も視野に入れられると考えています。
医療における「より見える化」の普及促進に貢献できるものと確信しており、もう一つの対象市場である防災/防犯・セキュリテー/検査その他領域へのお墨付きとなり技術開発力と製品ラインナップは他に追随を許さないポジション確立に繋がります。
「画像鮮明化と復元化技術により「画像処理・認識領域」でのガリバー化の目標実現を確実なものにするのが今回の目的であり、上記の実現により医療領域とセキュリティその他領域で「人々のQOLに貢献する」のVisionの早期実現を図りたいと考えています。
投資家の皆様にも、これらの技術開発に御支援いただき、更なる普及の為、我々のVisionへの賛同、共有を引き続きお願いする次第でございます。
資本金: | 86,000,000円(2020年9月16日現在) |
発行済株式総数: | 744,640株(2020年10月18日現在) |
発行可能株式総数: | 5,000,000株 |
設立日: | 2018年3月13日 |
決算日: | 2月28日 |
株式会社ロジック・アンド・デザインによる株主名簿及び新株予約権原簿の管理
株式会社ロジック・アンド・デザイン株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要
※以下は株式会社ロジック・アンド・デザイン株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「投資に関するリスク・留意点等」をご確認ください。
発行者の発行する株式は譲渡制限が付されており、当該株式を譲渡する際は発行者の承認を受ける必要があるため、当該株式の売買を行っても権利の移転が発行者によって認められない場合があります。また、換金性が乏しく、売りたいときに売れない可能性があります。
募集株式は非上場の会社が発行する株式であるため、取引の参考となる気配及び相場が存在いたしません。また、換金性も著しく劣ります。
募集株式の発行者の業務や財産の状況に変化が生じた場合、発行後の募集株式の価格が変動することによって、価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。
募集株式は、社債券のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく、また、株式ではありますが配当が支払われないことがあります。
募集株式について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同程度の開示は義務付けられていません。
有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
発行者の前期決算期末(2020年2月29日)における純資産は32,017千円となっています。また、直近試算表(2020年7月31日)における純資産は55,674千円となっています。なお、直近試算表の金額は暫定であり、変更となる可能性があります。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過に陥るリスク及び今後の有利子負債の返済スケジュールに障害が生じるリスクがあります。
発行者の前期決算期末(2020年2月29日)における売上は30,558千円で、営業損失が計上されています。また、直近試算表(2020年7月31日)における売上は35,754千円、営業利益が計上されています。なお、直近試算表の金額は暫定であり、変更となる可能性があります。今後、売上高が計画通りに推移しない場合、営業損失に陥るリスクがあります。
今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。
発行者の設立日は2018年3月13日であり、税務署に提出された決算期(2020年2月29日)は第2期であり、現在は第3期となっています。上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。発行者は当募集において目標募集額を1,500万円、上限応募額を5,600万円として調達を実行します。但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集後、2021年2月に4,100万円の資金調達を予定(※ただし、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2021年2月の4,100万円の調達は行わない予定です。)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。
発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。
著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
発行者の事業は、代表取締役佐藤公明氏、取締役小林正浩氏の働きに依存している面があり、両氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。
発行者の代表取締役である佐藤公明氏は、株式会社アンアース&ソリューションズの取締役を兼務しています。発行者の取締役である小林正浩氏は、株式会社ロジック・アンド・システムズの代表取締役を兼務しています。株式会社ロジック・アンド・システムズとは、画像鮮明化技術の旧バージョンのライセンス契約、発行者の現行製品の製造委託を行っています。当該取引関係、兼務状況につきましては、今後必要に応じて適切に整理していく旨の経営者確認書を入手しています。
ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2度目以降の場合は総額の15%(税込:16.5%)相当額)が支払われます。また、企業情報開示のためのシステム利用や当社サポート機能の提供に対するシステム及びサポート機能利用料として、毎月5万円(年間60万円)(税込:5万5千円(年間66万円))を発行者から当社が申し受けます。ただし、プロジェクト成立後の払込日を含む月の翌月から 1 年間については、当該利用料は徴求しません。また、ファンディング・プロジェクトが一度成立した発行者については、再度FUNDINNO上で募集を行うための本審査依頼書を受け入れた場合、当該募集の成立の有無に拘らず、その月から1年間、当該利用料を徴求いたしません。