Business -ビジネスについて-
人材育成の状況を「見える化」を実現する「shouin(ショウイン)」
弊社は、動画関連サービスやO2Oサービス、チャットボットサービスなどを自社でコンテンツ制作する他、企業のオリジナルコンテンツの作成など、数多くのサービスを提供するデジタルマーケティング企業です。
長年、画像変換技術やバイナリーデータを取り扱っており、近年では動画関連事業に参入しました。その中でも、動画配信エンジンの開発に力を注いでおり、その流れの中でたどり着いたのが、2018年5月にリリースしたEdTech関連サービスである、人材育成動画プラットフォーム『shouin(ショウイン)』です。
昨今、社会問題化している人材不足を解決すべく、企業の効率的な従業員トレーニングを支援する本サービスは現在、大手外食チェーン「きちり」社との業務・資本提携を皮切りに、流通やサービス業界などの大企業への導入が続々決定しています。
今後、さらなるサービス成長を成し遂げ、IPOへ着実に邁進してまいります。
▲クリックすると、動画をご覧いただけます。
Problem -解決したい課題-
経営リスクに繋がる、従業員の採用・育成コストおよび離職率
昨今「働き方改革」が声高に叫ばれる中、各企業は生産性の向上や業務効率化に様々な知恵を巡らせています。その中でも、企業の成長を大きく左右する人材育成や定着化は、国内の人口減少の状況を鑑みれば、数ある経営課題の中でも、より工夫が求められる領域となっています。
しかし、転職市場の賑わいにみられるように「人材の流動化」は強まるばかり。入社間もない新人が相次いで退職していくこの様な状況は、企業が新たな人員補充をする際や、育成の面で大きなコスト負担になっています。(下記グラフ:企業が感じている人材育成での課題)
さらに、教育環境の不備やサポート不足が原因で、従業員のスキルが定着するまでに多くの時間を要したり、さらに新人を預かるトレーナーにも教える側の負荷が発生します。また採用担当者は、新人研修を組織の長に委ねており、入社~退職に至る経緯が十分に把握できていません。
それゆえ、会社として従業員教育に対するベストな対策を施すことができず、離職率の悪化は、従業員間のスキル格差を産み、企業のサービスクオリティ低下にも繋がります。この様な従業員教育の環境不備が、企業経営を揺るがしかねない問題となっています。
Solution -課題解決-
トレーニング状況、業務パフォーマンスを「見える化」。人材の価値最大化を実現
弊社は動画を活用した、人材育成と人材管理の両面を支援するプラットフォーム『shouin』の提供により、この課題を解決へ導きます。『shouin』では、従業員のトレーニング状況やスキル習得度合、組織の状況を可視化でき、多角的な解析を通じて、組織の課題を抽出・改善することができます。
さらに、本サービスの最大の特徴は、動画を活用した、従業員のセルフトレーニングを可能としていること。従来の新人教育にありがちな、紙のマニュアルを廃し「スマホ世代」が取り入れやすい様、スマホ1台でいつでもどこでもトレーニングが可能です。
また自身も、トレーニング状況の課題の洗い出しが明確になり、効率よくトレーニングを自身のタイミングで行うことができます。
さらに、トレーナーも従業員への教育負担を軽減することができ、また、従業員ごとのスキルをチェックリストから確認できるのでスタッフの管理が行いやすくなります。
それにより、教わる側、教える側、両サイドのストレスを解消することができ、現場トレーニングの大幅な時間短縮や効率化へつながります。
そして、当サービスは企業側(採用)も、店舗ごとのトレーニング状況の確認や、現場の人材育成の課題などを把握できるようになり、教育レベルをいつでも可視化できます。
その他、社内エンゲージメント機能なども搭載しており、従業員が組織への帰属意識を高めながら、企業側が人材の価値最大化を可能とするソリューションを提供します。
Product -プロダクト-
優れたユーザーインターフェイス、簡単な操作性
『shouin』のUIは、誰もが直感的に操作および学習が行える様に設計されており、その為の機能を実装しています。例えば、トレーニングを受ける従業員ユーザーの学習ペースに沿うため、動画の10秒スキップボタンやスローや早送りの機能を搭載しています。
さらに、お手本動画を作成するトレーナーが使いやすい様、任意のタイミングでテキストや音声の合成が可能な機能も備えています。
一方、企業側の管理画面も1時間程のレクチャーで操作が行なえるほど簡単な作りになっています。
▲ さらに、動画上にクイズページなども合成することができ、シームレスな学習スタイルを提供します。
従業員のスキル習熟度を全社で共有できる、シームレス機能
『shouin』の管理画面は、シームレスになっているため、現場の人材育成の状況が全社で可視化できます。
「トレーニング機能」をみれば、従業員毎や、店舗全体でのスキルの習熟度が把握できるようになっており、店長やマネージャーがトレーニングスケジュールや、スキルバランスにあったシフトの作成などが可能になります。
一方、企業側は、公平な評価基準の設定がしやすく、昇給や昇格など透明性の高い人事制度の構築が可能になります。
従業員のモチベーションも「見える可」。エンゲージメント機能
組織への帰属意識、研修への参加意欲を自然な形で促すことを目的に搭載されたのが、エンゲージメント機能。
従業員一人ひとりのプロフィールを公開し、初対面でもチームスタッフと、お互いのスキルや情報などを共有した状態で仕事に臨めるなど、円滑に仕事を進めていく上で有効な機能が搭載されています。
さらに、各種お知らせや、後任者への申し送りなどが簡単に送信でき、また、知りたいこと、聞きたいことはいつでもチャットボットが先生代わりになるなど、とても便利です。また、アンケート機能も搭載しており、従業員のモチベーションの把握も行なえます。
▲ お知らせ機能により、同じ店舗のスタッフがレベルアップした情報を共有できるので、競争意識の向上に繋がります。
Market -市場獲得-
外食・流通・サービス事業多店舗運営会社を中心に人材育成を支援
『shouin』は大手レストランチェーン「きちり」を始め、大手のエステサロンや、大手ファストフード店などへの導入が行われています。(きちりのプレスリリースはこちら)
これらの大手企業への導入で、新入社員への教育コストの大幅な削減など、効果が出始めています。
今後は、これらの導入実績事例を効果的にマーケティングすることにより、より多くの拡販を目指します。また、金融業界やメーカーなどで検討も始まっており、多業種での導入も積極的に取り組みます。
(下記数字:矢野経済研究所、Technavios調べ)
約5,080億円/年
2016年企業向け研修サービス国内市場規模
約3.4兆円/年
2020年企業向けeラーニング世界予測市場規模
約17.3%/年
2016年アジア圏の企業向けe-ラーニング市場拡大率
Advantages -優位性-
エンジニアの内製化とシステム特許
弊社は、技術開発の核とも言うべき、高い技術を持ったフロント・サーバー両サイドに特化したエンジニアが多数在籍しています。優秀なエンジニアを自社で揃えることは、人材不足の昨今とても難しく、インターフェイス、クラウド環境に通じたスタッフをそれぞれ内製化できている点は大きなアドバンテージです。
さらに、独自開発した動画再生制御システムは特許を申請しており、他社の参入を防ぐことを目的にしています。今後、システムのアップデートにも存分に力を発揮できる組織・技術体制が整備されています。
開発実績に基づくナレッジとネットワークを保有
弊社は『shouin』以外にも、動画関連サービスやO2Oサービス、Botサービスなどを自社でコンテンツを提供する他、企業のオリジナルコンテンツの受託作成も行なってきました。
これらは、弊社がデジタルマーケティング事業で培ってきた、コンテンツ企画力と制作力の実績であり、高い技術力を証明する証と考えています。
さらに、これらの大手企業への信頼とネットワークも保持しており、それが弊社にとっても大きな優位性につながります。(弊社の開発サービス実績はこちら)
従業員の働きに対する意識のデータ保有と解析
『shouin』には、データベースの概念設計が施されていることから、各画面のログが全て残る仕組みになっています。
退職者のシステム利用履歴などを多角的に解析し、離職傾向を詳細に把握することで、確度の高い離職予測がたてられると考えています。
そうなれば、企業も採用の段階から「対策」を考えられるようになり、離職率の悪化に、より一層歯止めをかけられるようになると考えています。
Business model -ビジネスモデル-
『shouin』はSaaSでサービスを提供し、企業の人材育成のサポートを行います。
Milestone -マイルストーン-
下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の可否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。
売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
Trigger -きっかけ-
Japan発、世界で使われる技術やサービスを作りたい
私は、15年間アメリカの最大手半導体メーカーで働いていました。その会社の事業戦略は当然ながら、世界の市場を見た事業戦略が常に展開されていました。
そのような環境の中、日本市場は当初とても重要視されていたのですが、中国やその他アジア諸国の急成長に伴って、日本の優先順位が下がってくるのを経験していました。
そんな中、当時、携帯端末での日本技術力は高く評価されており、これに関連した技術やサービスなら、世界に出られる日本のサービスを自分にも作れるかもしれないと思い、独立しました。現在も、その思いは常に大きく持っています。
現在、取り組んでいるshouinのテーマは人材育成です。日本企業での優れた人材教育や、「おもてなし」のようなサービス精神を世界に伝えるためのツールになりたいという思いで、熱い仲間と取り組んでいます。
超クールジャパンの実現に向けて。
吉田 和弘 (代表取締役CEO)
1990〜2003年 インテル株式会社
戦略アカウント室 営業
第二営業本部 アカウントマネージャー
大阪営業所長
第二営業本部 部長
新規事業開拓 マネージャー
2003年~ ピーシーフェーズ(株) 代表取締役
主な実績: マクドナルド トクするケータイサイト
ドコモ 各種スマートフォン向けサービス開発
等々
荒川 義弘 (CTO)
1978年生まれ
東京工業大学大学院修了 理学修士。
2004年 TIS株式会社に入社。
2007年 ピーシーフェーズ株式会社 入社。
入社後、大手キャリア、外食向け教育サービス開発、動画系自社サービスの技術責任者として構築し現在に至る。
鈴木 将直 (shouin事業本部 プロダクト部 部長)
大学卒業後、日本初の動画検索サービス立ち上げを経て2009年よりピーシーフェーズに入社。
2013年 アプリケーション開発部 グループリーダー
2014年 メディアデザイン室 室長
2018年 shouin事業部 プロダクト部 部長
長年にわたりクリエイティブチームを統括し、数多くの受託案件や動画を中心とした自社サービスの企画・事業戦略に携わる。
現在はshouinのプロダクト責任者として従事。
中村 昌広 (shouin事業本部 マーケティング&セールス部 部長)
1981年生まれ
2006年 株式会社セプテーニ・クロスゲート入社。
2010年 ピーシーフェーズ株式会社 入社。
入社後、大手キャリアのtweet検索サービス、子ども向け教育アプリなど受託案件でのPMを経験後、自社サービスにて立ち上げからマーケティングチームを統括し現在に至る。
Shareholder -主な株主-
ピーシーフェーズ株式会社は以下の会社の他、数社から出資を受けています。
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株式会社きちり [東証一部 3082]
Media -メディア掲載実績-
ピーシーフェーズ 社が開発した様々なプロダクトがメディアに取り上げられています。
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ASCII.jp(2008.2)
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CNET japan(2010.4)
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4Gemer.net(2011.4)
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SankeiBiz(2016.10)
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産経ニュース(2017.7)
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gooニュース(2018.7)
その他、多数のメディアに取り上げられています。
To Investor -投資家様へ-
『shouin』は働く人の価値を向上させます
私たちは、明日の人の価値を向上させます。
現在、企業での人材不足はとても大きな課題になっています。今後、更に増える外国人労働者の登用など、日本の企業の成長には人材確保と効率的な教育が欠かせないものに確実になります。
我々の『shouin』は、最先端のIT技術を駆使してこれらの課題を解消します。投資家の皆様には、私たちのサービスの可能性に共感いただきますようお願いします。
何卒よろしくご支援の程、お願いいたします。