Business -ビジネスについて-
AI要素技術を融合させ、お客様に合ったソリューションをカスタム提供
弊社AI Infinity株式会社は、お客様のニーズや市場トレンドを分析・洞察した上で、テキストデータ、イメージデータ、サウンドデータなどを個別に精査し、人工知能AIを融合させながらソリューションを提供していく、AI要素技術のインテグレーター「AIer」です。(以下、「AIer」という)
現在、国内外82社のSIer、Software企業とパートナー契約を結んでおり、今後も自然言語処理、音声認識、画像識別などにそれぞれ強みを持つ各パートナーの技術をベストミックスさせて、ユーザーニーズに応えていきます。
その中で現在、先行で注力しているのが製薬業界向け医薬関連学術論文のAIによる読み解き技術です。
この学術論文のデータ精査や意味解析の作業に、大がかりなリソースを投入せざるをえない製薬業界の積年の課題に対して、自然言語解析機能を活用した「AI Infinity Text Analysis」というソリューションの提供を目指します。
▲クリックすると、動画をご覧いただけます。
Problem -解決したい課題-
新薬開発プロセスで発生している業務の非効率性と巨額なコスト
「AIer」として、弊社が最初に着目したのが製薬業界。製薬業界は日々新薬開発に勤しんでいますが、研究者だけが業務に没頭しているわけではありません。
新薬開発のプロセスで、医薬品と副作用の相関を医薬関連学術論文より抽出解析する必要があり、さらに、それらが記載されている元の学術論文の文章にマーキングする作業を全て「人の手」で行っている現状があります。
この作業は、人命を左右するもので、かつ、日本語文の複雑な文章の読み解きや、専門用語の理解が必要なことから、外国人や新人の登用が非常に難しく、熟練された専門スタッフが長期にわたり行っております。
また、これらの作業は大手製薬会社だと、数百~数千人規模で行われており、年間数十~数百億円のコストが計上されています。
この業務は誤抽出を防止する対策として、ヒトによるダブルチェック&トリプルチェック体制の整備が必要となりますので、企業サイドにとっても莫大なコストを余儀なくされます。
▲ 「ヒトの問題」と企業サイドの「コストの問題」が恒常的に紐付いており、経営的にも看過できない大きな課題となっています。
Solution -課題解決-
AI要素技術の融合により、ヒューマンコストを削減
弊社は、自社の根幹技術「自然言語解析」機能を備えた「AI Infinity Text Analysis」により、課題解決していきます。
「学術論文のデータベースや、Web情報から論文を読む」「薬と副作用の関係性を指摘している言葉を抽出する」「マーキングを行なう」「ダブルチェック&トリプルチェックをする」などの複数工程に分かれている作業部分に、AI技術を利活用します。
また、「AI Infinity Text Analysis」には日本語の意味解析機能が搭載されており、これによって、日本語の複雑な言い回しをAIが自動で解析し、元の文章を要約してくれます。
それにより、ヒトが行っていた文章の認識、および、一連の業務フローを軽減、効率化することができ、今までのヒューマンコストを大幅に削減することが可能になると考えています。
その実現方法は、ゼロからシステム開発を行う必要がないクラウド利用型提供であるため、初年度のコストや運用コストの負担を大きく軽減し、導入しやすくなっています。
この様なソリューションの提供の仕組みにより、今までヒトが行わなければならなかった作業を幅広くAIに置き換えることができると考えています。
▲ これらのAI要素技術の融合による業務改善は、製薬業界を始め、多くの業界にも適用可能だと考えています。
Product -プロダクト-
意味解析機能による単語認識
「AI Infinity Text Analysis」では、日本語の特別な言い回しを意味解析したり、あいまいな係り受けの判別機能や不要な言葉を削除して文章を要約する機能などを備えています。
例えば、多様な意味を持つ動詞や形容詞の独特の言い回しから、その言い回しがどういったことを示したいのかをAIが解析します。
医薬関連学術論文においても「副作用はないかもしれない」「Aでは副作用があるといわれているが、Bではその限りではなく、さらにCでは・・」などと言った複雑な言い回しが多数あります。
人的作業であるならば一度、立ち止まって考える必要のある言い回しが非常に多い、医薬関連学術論文の読み解きにおいても、意味解析機能は業務の効率化に非常に有効です。
▲ あいまいな係り受けを「AI Infinity Text Analysis」が判別し、複雑な言い回しをシンプルに解析します。
様々な機能の提供と他のAI要素技術との融合を実現
自然言語解析「AI Infinity Text Analysis」は、日本語の複雑な文脈を読み解き、文章の中から相関を抽出することだけでなく、相関をランキング化して人がわかりやすいようにチャート化、ポータル画面にフレキシブルに表示することが可能です。
さらに、表示された結果画面から、ExcelやPowerpointへのエクスポートも可能ですので、チャートの2次加工が簡単に行えます。
また、本技術をベースに、音声認識や画像解析・画像識別・画像認識といったAI要素技術を柔軟に融合させることが実現でき、様々なソリューションに展開することが可能です。
▲ 様々な技術を組み合わせることにより、お客様ごとのニーズにあったカスタマイズが可能です。
「AI Infinity Text Analysis」の根幹技術導入実績
日本国内において、1,400社を超える企業に当該自然言語解析の根幹技術が導入されており、これらの安定した稼働による業務継続性の実現と、安心のサポート体制により、お客様のビジネスをお支えすることができます。
また、これらの根幹技術があるからこそ良いプロダクトが提供でき、それがひいては、製薬企業において人件費を大幅に削減することにつながります。
AI要素技術をベースに、利活用頻度を上げることで、人工知能AIは成長することが可能で、「AI Infinity Text Analysis」は人的なミスを最大限低減できたり、業務効率化や大幅なコスト削減ができると考えています。
▲ 「AI Infinity Text Analysis」の活用可能例です。音声認識ソリューションを組み合わせることにより、声ひとつで各セクションへの処理が完了する仕組みを構築することが可能です。
Market -市場獲得-
国内売上1000億円超えの製薬会社へアプローチ
「AI Infinity Text Analysis」は、現在、ダイレクトで国内の製薬会社との商談がはじまっている段階で、今後、トップ30社にターゲットを絞り、商談を進めてまいります。
一連の医薬関連学術論文の読み解きプロセス業務に関するコストと、リソースに関する課題は、各社共通して頭を悩ませている問題ですので、手ごたえは十分です。
また、並行してパートナー企業のSIerを通じ、他のAI案件にも着手していきます。現在、不動産業界、生命保険業界の企業がマーケティングやコールセンター業務に活用するべく音声認識、画像識別を通じたAIツールの導入を検討されております。
これらの実績を着実に積み上げていき、「AIer」としてのポジションを確立させていきます。
(上記グラフ:日経XTECHより算出)
Advantages -優位性-
国内外158社とのAI要素技術および関係性を保持
弊社の最大の強みは、「AIer」としてのポジショニング。
現在、国内外82社とパートナー契約を交わしており、契約準備中の企業も76社あります。
これら150社との関係性の構築によって、ユーザーの多様なニーズに応えることができ、さらには、技術を蓄積することができるので、ビジネスを点ではなく線、面へと広げていくことが柔軟にできると考えています。
弊社のサービスは、自然言語解析、音声認識、画像識別のAI技術サービスからビッグデータやセキュリティ、モバイルサービスまで幅広い「メニュー」を取り揃えています。
「テキスト認識だけ」「音声認識だけ」といった、用途特化型のソフトウェア企業にはない、統合型サービスを提供することができ、お客様のAIニーズに多様に応えていくことが可能です。
▲現在提携している82社の一部です。今後さらなるパートナー企業の拡大を目指します。
多業種へのニーズを網羅可能
現在、パートナー企業を通じ、複数の国内生命保険企業の課題解決にも踏み込んでいます。
生命保険会社における、クレーム対応が課題になっており、それらがコールセンターや各営業所などで発生しており、これらの対応をスタッフ数名で対応している実態があります。
当然のことながら、スタッフ一人ひとりの負荷は重く、顧客満足度の低下はもちろん、保険契約の解約に直結することが非常に多いのです。
そうした中、弊社を起点にし、音声認識と自然言語解析を融合させ、顧客の声を関連部門に一気に送付するAIツール開発へと話が進んでいます。
生命保険業界でも弊社の強みを生かし、技術提供することができれば今後さらなる優位性が確立されると考えています。
▲ 要約したテキストからユーザーのニーズ分析をし、傾向分析をすることができます。
オフショア開発の体制を保持
「AIer」である弊社は、顧客ニーズによってはスクラッチによる人工知能AI開発も行える環境を保持しています。
インドやベトナムのパートナー企業と連携し、オフショア開発の環境を構築し、高度な技術を有するAIエンジニアをお客様のニーズに合わせて確保し、提供することができます。
人工知能AI開発で顧客と接点をつくり、技術とコスト両面で優位に立ちながら、他のAIニーズにもこたえていく。こうした総合価値提案の仕組みを持っていることは、弊社の最大の強みです。
今後も増え続けるパートナー企業との関係構築により、提案の機会も多いことから、AI人材の教育やコンサルティングも含め、AIによる様々なビジネスの相談に乗れることは今後のスケール性にも繋がります。
Business model -ビジネスモデル-
AI Infinityは、様々なAI技術要素を組合せ、導入企業ごとの業務改善を実現するAIソリューションをカスタマイズ提供します。マネタイズは、企業へのAI活用のコンサルティングや、製品導入時のサポートや月額費などから行います。
Milestone -マイルストーン-
下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の可否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。
売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
Trigger -きっかけ-
ヘルスケア業界における新薬開発プロセスで生じている課題解決へ
「人への優しさ」って何だろう..ずっと悩み続けてきました。
最先端ITを追い求めれば、そのカタチは見えてくるはずと信じて..
そして、長くIT業界にいてようやく出会ったのが「人工知能AI」。
AI要素技術を利活用して、徹底した業務効率化を実現すべく産声をあげたのがAI Infinity 株式会社。その中で、ヘルスケア業界における大きな課題が一番初めに直面した課題でした。
それは、製薬企業で新薬開発プロセスで生じている課題で、人の命にも関わるような業務だったのです。
膨大な量の医薬関連学術論文に記載されている「医薬品」と「副作用」の相関を人が読み解き、抽出し、元の学術論文に記載されていた位置をマーキングするという作業に、製薬企業1社あたり千数百人の人員を割いているという実態があったわけです。
人の命を左右する相関抽出作業だけに、この業務に携わる人は誤抽出しないように神経を擦り減らす毎日が続き、一方で、誤抽出防止の対策は、あくまで人によるダブルチェックやトリプルチェックのみで、年間コストは最低でも約60億円にまでなっておりました。
コスト削減をしたいという経営側の判断はあるものの、業務の特性上、日本語文の複雑な文章読み解きや専門用語の理解が必要なため、外国人や新人登用は非常に難しい状況にあって一足飛びに解決することが難しい状況でした。
この大きな課題を解決するため、AI自然言語解析技術が大きな効果をもたらすと判断し、「AI Infinity Text Analysis」という自然言語解析に関するAI要素技術をベースとしたサービスを提供することを決意するに至ったわけです。
人に優しいAIの世界を実現するには、単に音声認識ができるとか自然言語解析や画像識別ができるといった「点」の価値を提供するだけでは足りず、AI要素技術を融合してお客様の課題に取り組むことが求められる中で、AI Infinity は世界中の人々をシアワセにするという強い思いを抱いて創業された企業なのです。
春芽 健生 (代表取締役社長 最高経営責任者)
生年月日:1966年4月25日
慶應義塾大学法学部法律学科卒業
富士通株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社を経て、日本オラクル株式会社では北海道支社長を務め、産学官連携、新たなビジネスモデル創出、戦略的パートナリングの実現、地域活性化支援策の策定・実践、数千人超のIT技術者輩出等、今までにない独創的な戦略立案と実践を行ってきたスペシャリスト。
2017年12月にAI Infinity を起業した後は、人に優しく、人に寄り添う人工知能AIの実現を目指し、人工知能AI技術要素である自然言語解析や音声認識、画像識別等を利活用した「AI融合シナリオ」の数々をソリューション・サービス体系化し、コンサルティングやエデュケーションの実践と合わせてビジネス展開をしている。
登壇・講演も多数行っており、人工知能AIビジネスを成功へと導く際に必要となるデータ精査の重要性を語った「AI Infinity Preparation」は東京都からの依頼によるもので記憶に新しい。
また、韓国企業からのセミナー登壇・講演依頼では「人工知能AIの未来像」について熱く語った。
金融業界向けに人工知能AIに関する執筆活動も展開中。
Mentor -メンターよりメッセージ-
【 DRM inside Co.,Ltd. / 代表取締役 / 姜 鎬甲(カン・ホガップ)(写真右から2人目)】
人工知能AIが広く浸透していくこれからの時代において、仕事に必要とされるスキルや働き方、または心構えなど、誰も予測できない将来の変化について様々語られている中で韓国企業である当社DRM Inside社は、日本の総代理店となっていただいているAI Infinity社を通し、日本という異国のマーケットに画像識別AI基盤の技術を展開しています。
「人類のハッピーのために...人に優しく、人に寄り添うAIの実現を!」と熱く語る春芽社長をみていると、思わず、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の近江商人の理念が浮かび、未来の社会に貢献できるAI基盤のサービスがAI Infinity社を通じ提供できると期待しております。
また、その一部を当社DRM inside社の画像識別AI技術が担うことができると考えると、ただただ楽しい夢が膨らみます。日本における人工知能AIの浸透や発展に欠かせない存在として、AI Infinity社に寄せる期待値は高まるばかりです。
(同社サイトはこちら:
http://www.drminside.com/drminside_ENG/drminside.html)
【 ヴィー・ジェー・ピー株式会社 / 取締役 / 林口 英治 】
当社ヴィー・ジェー・ピー社は、ベトナム人技術者によるシステム開発案件支援を行っています。特に昨今では、AI案件への積極的参画を進めています。
そこで、AI領域の先導者として豊富な知見をお持ちのAI Infinity社春芽社長には、色々な角度でご助言を頂いたり、また協業に取り組ませて頂いています。
AI Infinity社はAI領域においては種々のSolutionやServiceを保有され、また豊富な教育プログラムを提供されており、AI領域のまさにエキスパート企業です。
今後も、引き続き春芽社長の鋭い先見の眼や洞察に基づくAI領域の牽引者として、業界の先導役であられ、引き続き当社ヴィー・ジェー・ピー社との継続的な連携強化をお願い申し上げます。
(同社サイトはこちら:
http://vjpco.com/)
【 株式会社ナスピア / 代表取締役 / 関 進一 】
ナスピア社では、10数年前より「モバイルコンテンツ」と「教育」をキーワードに事業活動を展開しており現在に至っております。
当社開発の、e-learningプラットフォームは、当時では珍しく、解答データ、アンケート等の様々なデータを蓄積でき、それらを解析する事で導入校様、導入企業様の問題を解決するといったサポートをしてまいりました。
今後は、同じく「教育」をキーワードに、「AI」、「AR・VR」などにチャレンジしていく方針を固めた際に、AI Infinity社と出会い、開発の方向性は正しいのかなど様々なアドバイスを頂きました。
e-learningに取り組む受講者がどこで躓いているのか。 どうすれば習得度が上がるのか。
AI Infinity社と共にAIを用いて解析する事でより明らかにする事ができると大いに期待しております。
(同社サイトはこちら:
https://www.knospear.jp/)
【 株式会社フェイスフェイス / 代表取締役 / 高田 真里 】
昨今、日本においても人工知能AIの研究開発・利活用が加速しています。
AI Infinity社は、人工知能AIを利活用して、ビジネスの課題解決策のAI技術融合提案を行うことができる日本で唯一の企業として、また、未来指向型の最先端ソリューションを提供する企業として注目しており、ビジネスパートナーとして活動をさせていただいております。
テキストデータの自然言語解析や今までなかった著作権保護ビジネスのための画像識別技術、音声認識や顔認証といった人工知能AI技術要素の融合提案をしていくAI Infinity社の先見性や独自のマーケティング戦略にも大きな可能性を感じています。
AI Infinity社のビジネス活動により社会的な課題が解決され、更には、日本経済の発展のために大きく貢献してくれることを期待しています。
(同社サイトはこちら:
http://www.faithface.co.jp/)
【 株式会社マスターズソリュション / 代表取締役 / 高見 淳 】
AI Infinity社とは2017年に開催されたクラウド・AIプラットフォームに関するコンソーシアムで知り合い、人工知能AIに関する包括的パートナー契約を締結させて頂きました。
AI Infinity社の春芽社長がターゲットとする人工知能AIをはじめとするビジネス上の人脈や、最先端ソリューションの融合展開の仕方に大変共感してます。
いつもお客様目線に立ち、お客様にとって最適なソリューションを提案する姿勢は素晴らしく、今後益々成長していくであろうと確信してます。
当社も微力ながらご一緒に人工知能AIビジネスを推進していきたいと考えております。
(同社サイトはこちら:
https://ms-sol.co.jp/)
To Investor -投資家様へ-
人工知能AI技術で第4次産業革命を起こしたい
AI Infinity は人工知能AI技術を利活用して、人に優しい世界の実現を目指しております。そのためには、人工知能AIの技術要素である自然言語解析、音声認識、画像識別等を融合させて、ホスピタリティーな世界を創造して行かなければなりません。
IPOや各サービス・ラインアップはあくまで通過点であり、ひとりでも多くの方々を幸せと感じる世界へ導きたいと考えております。
投資家の皆様に、AI Infinity が考えるビジネスモデルにご賛同いただき、未来をご一緒に創造するパートナーとしてご支援いただきたく、よろしくお願い申し上げます。