※1 日本製薬工業協会
※2 弊社調べ
※3 厚生労働省・WHO
2023年10月、国内最大手の製薬企業が米国バイオベンチャーのALS治療薬候補を約870億円で取得するライセンス契約を締結
出典:日本経済新聞
厚生労働省は「医薬品産業ビジョン」にてアカデミア、ベンチャー発シーズの積極導入や希少疾患の創薬を推進する方針を示した
出典:厚生労働省
代表の堀本は、東京大学医科学研究所の特任教授や国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)の創薬分子プロファイリング研究センター副センター長を歴任。米中のアカデミアとも強固なネットワークを有し南京医科大学の客員教授でもあります。
また、第一製薬(現:第一三共)で創薬開拓研究所長、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下、AMED)の科学技術顧問を歴任した堀内が社外取締役に就任。同氏の参画によりパイプライン評価・連携戦略・研究成果の導出において実行力が強化されたと自負しています。
CFOにはBank of America出身でIPO実務に強い重盛が、監査役には米国基準監査経験を持つ三浦が就任。技術・事業・財務のバランスに優れた体制を構築しています。
1,2 出典:Ashburn&Thor「Drug repositioning: identifying and developing new uses for existing drugs」
3 出典:日本製薬工業協会
4 出典:弊社調べ
弊社は、ドラッグ・リポジショニング(既存薬の再活用)を基盤とした独自の創薬ソリューションを提供しています。医薬品開発にかかる時間とコストを大幅に削減し、治療法のない疾患領域に新たな選択肢を届けることを目指しています。
事業は「シーズ探索事業」「受託解析事業」の2本柱です。リン酸化解析サービスを主軸とする受託解析事業で短期的なキャッシュを創出し、本命であるシーズ探索に再投資するポートフォリオを構築しています。
新たな医薬品の元となる化合物を、弊社独自の創薬プラットフォームを用いて探索することで従来の創薬開発にかかる期間の大幅な短縮を目指します。中国の大学ネットワークを活用し、医師主導治験によるPoC(概念実証)を獲得次第、国内外の製薬企業へ導出するビジネスモデルです。
独自のリン酸化解析技術を用いた受託解析サービスを提供しています。がん、糖尿病、神経疾患など多くの疾患のメカニズムを解明する上でリン酸化解析は欠かせない分野です。弊社はこれを米中をはじめとしたアカデミア向けに展開していきます。既に米国大手精密機器メーカーと販売パートナーシップの元で、米国著名大学での本導入が開始されました。
1 出典:日本製薬工業協会
2 出典:厚生労働省
シーズ探索事業は現在、指定難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に対するリードパイプラインに注力。四川大学華西病院や南京医科大学病院との医師主導治験を控えています。
現在、最も導出が近い「SO-002」は、今夏医師主導治験、来期にはアップフロントフィーによる収益化を計画しています。
また、次候補である「SO-003」は、別の神経疾患を対象としたもので、動物実験などの前段階の研究はすでに終わり、医師主導治験の合意も獲得、今秋の治験開始を予定しています。
2024年7月に、創薬産業のフロントラインに精通する堀内が社外取締役に就任。第一三共で創薬開拓研究所長として多様な新薬を世に送り出してきました。医療分野の研究開発とその環境整備の中核を担う機関AMEDの元科学技術顧問でもあります。
その豊富な知見と製薬・医療ネットワークを活用し、弊社が保有するALSなど難病治療薬シーズの導出交渉や医師主導治験をリード。経営・研究・政策を横断する視点が加わったことで事業パートナー獲得速度が飛躍的に向上し、パイプライン導出・提携交渉に向けた実行力を一段と高めると自負しています。
キーパイプラインであるALS(筋萎縮性側索硬化症)治療薬「SO-002」は、導出に向けた最終段階に入ったと自負しています。四川大学華西病院との医師主導治験については、被験者の同意含む主要な手続きを終え治験実施を待つのみです。加えて、本シーズの用途特許は出願中から「取得済み」へステータスが移行しました。
また、sIBM(封入体筋炎)を対象とした「SO-003」においても南京医科大学附属病院の治験担当医が決まり、治験プロトコルの策定や大学との諸手続きが進行中です。
2024年3月期はシーズ探索事業と受託解析事業の双方が計画通り推移し、売上約0.25億円と前回募集時掲げた売上目標を達成しました。一方、2025年3月期はややビハインドとなりました。その背景として以下の2つがあります。
市場ニーズや技術の優位性が発揮できる領域に専念するため、解析事業は米中大学を皮切りとしたアカデミア向けの「リン酸化アレイ解析」に特化。販売パートナーである米国大手精密機器メーカーの販売網を活用したグローバル展開を図っています。
中長期で収益インパクトが大きい自社創薬にリソースを集中的に投下しています。リン酸化解析事業における収益を確保しつつ、キーパイプラインの早期導出を推進する体制です。こうした動きは2026年以降の成長曲線をより確かなものにする戦略的ポートフォリオ再編です。
リン酸化解析サービスは、今年、米国大手精密機器メーカーとのパートナーシップの元で、同社の顧客開拓によるサービス展開が本格化しています。
すでに、コロンビア大学やカリフォルニア大学サンフランシスコ校など米国の大学での試験運用を開始しています。弊社が持つ解析技術が世界で認められたことを示しており、一部の研究成果はトップジャーナル『Signal Transduction and Targeted Therapy』に掲載されました。
弊社同様、ドラッグ・リポジショニングを活用した創薬を得意とするLTTバイオファーマ(以下、同社)と戦略的パートナーシップを締結。同社は、実験型のシーズ探索や臨床実験設計に強みを持ち、データ駆動型のシーズ探索を得意とする弊社とは補完関係にあります。同社との取り組みによって、パイプライン進行を加速できると考えています。
出典:日本製薬工業協会
医薬品業界は、構造的に極めて非効率なビジネスモデルに直面していると考えています。日本では着想から上市まで平均9~17年、費用は数百億円規模に達し、多くの有望シーズが途中で断念されています(出典:日本製薬工業協会)。
有効なシーズ探索においては、研究者の経験や勘に依存。治験フェーズにおいては、設備や専門医の手配など多額の資金と準備期間を要します。これは、高リスク・高コストな挑戦であり、特に市場規模の小さい希少疾患領域や複雑な仕組みを持つ病気への投資が進まない一因となっています。
結果として、世界中で治療法が存在しないまま放置されている疾患領域が数多く残されており、患者は今もなお有効な治療薬にアクセスできていない状況が続いています。日本国内においては、厚生労働省の報告によれば、指定難病の多くは治療薬が未承認または海外導入に依存しており、自国発の創薬が進みにくいという構造的課題も浮き彫りになっています(出典:厚生労働省「難病に関する現状と課題」2021)。
このような背景に対して、弊社は「薬のない人に薬を、薬の効かない人に薬を」を掲げ、海外の治験プロセスやAIを活用した創薬の効率化によって、医薬品産業の構造改革と社会課題の同時解決に挑んでいます。
出典:Fortune Business Insights
数値の「約」は省略
上述の状況を打開する新たな手段として、AIやビッグデータを活用した「AI創薬」市場が急速に拡大しています。世界のAI創薬市場は2023年時点で約1.9億米ドル、2032年には約19.4億米ドル規模に成長すると予測されており、CAGR(年平均成長率)は約29.6%の高成長を描いてます(出典:Global Market Insights)。
行政の動きも活発です。厚生労働省の「医薬品産業ビジョン」は、アカデミアやベンチャーのシーズを積極導入し、AIなどの先端技術で開発期間を短縮する方針を鮮明にしました。国策としての後押しがあることで、大学発ベンチャーや創薬スタートアップに対する製薬大手・VCの資金流入は加速しています(出典:弊社調べ)。
ALS治療薬市場も拡大局面にあります。国内外の大手製薬企業は有望パイプラインを確保すべく買収や大型ライセンス契約を活発化しており、昨年には国内大手T社が米バイオ企業のALS候補薬を総額約870億円で取得した事例も記憶に新しいです(出典:日本経済新聞)。
ALSは、運動神経が徐々に失われていく進行性の神経疾患で、いまだ根本的な治療法は存在せず、極めてアンメットニーズ(未充足の医療ニーズ)が高い疾患領域とされており、日本国内だけで1万人超、世界で40万人以上の患者が存在します(出典:厚労省・WHO)。このような難治性・希少疾患は、希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)に指定されやすく、規制当局からの審査優遇・研究助成といった後押しも受けやすい領域です。
弊社が取り組むのは「ドラッグ・リポジショニング(DR)」と呼ばれる創薬手法で、すでに承認されている医薬品や開発中止となった化合物に対して、新たな適応疾患を見出すことを目的としたアプローチです。
この手法により、新薬開発の期間は3~12年短縮され、コストも50~60%削減(出典:Ashburn&Thor「Drug repositioning: identifying and developing new uses for existing drugs」)できるとされており、既存薬を再活用することで、患者への薬の早期提供が現実のものとなります。
しかし、弊社のコア技術は単なる「ドラッグ・リポジショニング」に留まりません。代表の堀本が30年以上にわたり蓄積してきた遺伝子解析と創薬の研究による知見をもとに、再現困難と思われる創薬基盤を弊社独自に構築している点にあります。具体的には以下3つの要素を統合し、世界でも稀有なドラッグ・リポジショニング専用の創薬プラットフォームを実現しています。
疾患と化合物の遺伝子発現変化が「逆方向」に一致する関係性を重点的に評価する独自アルゴリズム。堀本が長年にわたり臨床ゲノムと計算生物学で培った発想に基づきます。
解析者の主観を排除し、探索精度と再現性を担保。単一の統計的指標に頼らず、複数観点を融合するこの手法は、多くの試行錯誤と実証から生まれたものです。
公開研究データを再構成し、稀少疾患に特化した網羅的な発現パターンを蓄積。堀本が過去に手がけた大規模研究ネットワークを活用し、構築された資産です。
これにより、通常数年かかるとされるシーズ探索フェーズをわずか約6ヶ月というスピードで実現しました(弊社調べ)。こうした成果は、単なるAI処理や統計手法の組み合わせでは実現できない、堀本の知的蓄積と検証プロセスの結晶と言えます。
当技術および特許の一部は産総研が保有しており、弊社がロイヤリティを支払い独占的に利用しています。
出典:弊社調べ
独自のDR技術を活用したシーズ探索事業とリン酸化解析を軸とした受託解析事業を展開しています。受託解析事業という収益基盤の上で創薬に注力できる点は、資金ショートに苦しむ創薬ベンチャーの中でも数少ない事業ポートフォリオを有すると自負しています。
「シーズ探索事業」は、キーパイプラインであるALS治療薬候補「SO-002」をはじめ、13種類のパイプラインを創出しています。独自の「ドラッグ・リポジショニング」による候補薬の効率的な選定と、四川大学や南京医科大学との治験ネットワークはパイプライン量産を前提に構築してきた独自の強みです。
「受託解析事業」では、「リン酸化」の状態を確認する独自に開発したリン酸化アレイ装置を大学をはじめとした研究機関に提供します。「リン酸化解析」とは、細胞の中でどのような変化が起きているかを調べ、病気の仕組みや、薬効を解明する普遍的テーマです。
弊社の解析機では、「リン酸化」をガラス板上で再現し、生きた細胞に近い環境で、網羅的にリン酸化の状態を捉えることが可能になります。その精度は複数の米国の大学が導入するなど評価を得ています。
弊社は、短期と中長期の収益を両立できる事業ポートフォリオを構築しており、リン酸化解析事業で安定的にキャッシュを確保しつつ、パイプライン導出によってスケールする収益モデルを実現できていると自負しています。
解析事業では、大学・研究機関向けに「リン酸化解析アレイ使用枚数」で収益化。シーズ探索事業では、以下の3段階で収益化を図ります。
・アップフロント:契約締結時に受け取る一時金(技術提供に対する初期収益)
・マイルストーン:治験の進行(試験開始、各フェーズの完了など)に応じた成果報酬
・ロイヤルティ:薬が市場に出た後、売上高に応じて継続的に受け取る収入
弊社は、産総研技術移転ベンチャーとして、産総研保有の特許技術の実施権を獲得し、独自の創薬プラットフォームを構築してきました。すでに、遺伝子発現の解析技術や薬剤探索に関する特許を取得するなど知的財産による防壁を築いています(当技術および特許の一部は産総研が保有しており、弊社がロイヤリティを支払い独占的に利用しています)。
加えて、弊社は米中の大学とのパートナーシップにより、グローバルな創薬エコシステムを構築しています。ALSの専門家である中国・四川大学の商慧芳教授は、キーパイプラインである「SO-002」において治験を主導。米国では、バージニア・コモンウェルス、コロンビア、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)と連携し、解析技術の普及と学術展開を進めています。
さらに、アカデミアにとどまらず、米国精密機器メーカーとの販売提携や、LTTバイオファーマとの研究開発連携も進行中です。こうした米中の学術機関と民間企業を横断する体制は、単なる研究開発の枠に収まらない実行力を伴います。
下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。
実績
予測
売上計画
2025.3
2026.3
2027.3
2028.3
2029.3
2030.3
約0.17億円
約0.46億円
約6.77億円
0
4
8
12
16
20
24
28
32
0
8
16
24
32
億円
売上計画は保守的にSO-002 ALSのみのライセンスアウトによるアップフロント・マイルストーン・ロイヤリティを計上しています。実際にはSO-002 FTLDやSO-003 sIBMのライセンスアウトも想定しています。
2029年3月期、2030年3月期の売上減少はマイルストーンフィー受け取りの契約時期に関係となり、2031年3月期にはSO-002 ALSのマイルストーン(米国市場)が発生し、上昇に転じる計画をしております。
【アンブレラ創薬事業】第2四半期までに四川大学(華西病院)にてキーパイプライン ALS治療薬候補 SO-002の医師主導試験をローンチ。今期中にPoC獲得をめざす。新たな創薬シーズ探索においては、中国研究機関(南京医科大学の薬学院)との連携による既存薬構造の化学合成展開に基づく新規化合物の特許出願(第1四半期にて完了)とさらなる新規化合物の模索。SO-003 sIBM(封入体筋炎)治療薬候補の治験パートナーの決定(第1四半期にて完了)と治験準備。
【受託事業】第1四半期では、米国は日本の大手精密機器メーカー(キャノン・バージニア)と、中国では南京医科大学医薬学院及び苏州铂莱特医药科技有限公司と共同にてリン酸化解析事業に関して米国及び中国市場獲得に向けたフィージビリティスタディの実施。第2四半期~第4四半期にて米国及び中国市場における本格的な有料化サービスのローンチと本格的なマーケティング活動の開始。
【アンブレラ創薬事業】ALS治療薬候補 SO-002の治験結果をもとに国内外製薬会社とパートナーと交渉・導出契約締結。アップフロントフィーの獲得。南京医科大学にてSO-003 sIBM(封入体筋炎)治療薬候補の治験ローンチとPoC取得を目指す。SO-002 FTLD(前頭側頭葉変性症) 治験パートナーの決定と治験準備。
【受託事業】米国において、日本の大手精密機器メーカー(キャノン・バージニア)の販売網の活用や学会・展示会参加等によるマーケティング活動を強化、米国市場での販売のさらなる拡張を目指す。中国においては、南京医科大学をはじめとする中国アカデミーと連携して、同じく学会・展示会参加等によるマーケティング活動を強化、中国市場での販売のさらなる拡張を目指す。
【アンブレラ創薬事業】SO-002 FTLD(前頭側頭葉変性症) 治験ローンチとPoC取得。ALS(筋萎縮性側索硬化症)治療薬候補 SO-002のライセンスアウトによるマイルストーンフィーの獲得。sIBM治療薬候補 SO-003の治験結果をもとに国内外製薬会社とパートナーと交渉・導出契約締結。アップフロントフィーの獲得。
【受託事業】米国において日本の大手精密機器メーカー(キャノン・バージニア)と、中国において中国アカデミー及び関連会社とそれぞれ共同にてリン酸化解析事業の海外サービス拠点の拡充を行い、当社アレイ解析技術のグローバルスタンダード化を目指す。
SO-002(ALS治療薬候補)SO-002(FTLD治療薬候補)SO-003(sIBM治療薬候補)の医師主導試験実施・PoC獲得を踏まえ、製薬会社とのパートナー契約締結(導出)により収益の安定化(アップフロントフィー・マイルストンフィー・ロイヤリティフィー)を目指す。
収益の安定化により研究開発費へのさらなる投資を可能とし、アンメット・メディカルニーズ克服に向けて持続的・確実な創薬シーズ探索を行うバイオベンチャーとしてグロース市場への上場を目指す。リポジショニング技術のエコ・システムをパートナー企業と構築し、市場の拡大を図る。
「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。
また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
短期では「解析で稼ぎ、創薬を育てる」戦略を加速します。リン酸化解析サービスは米国大手精密機器メーカーとの事業提携を通じて北米アカデミアへ積極的に展開していきます。加えて、南京医科大学発のスタートアップとの提携で中国の研究機関にも解析パッケージ機器の横展開を推進することで、年内に同事業単体での黒字化を確定させる計画です。
得られたキャッシュはシーズ探索に再投資し、ALS治療薬シーズ「SO-002」の製薬大手への導出交渉を本格化。2026年度内のアップフロントフィー獲得を目標に据えます。
ALS以外のパイプラインについては、sIBM(封入体筋炎)を対象とした「SO-003」が次候補として有力です。極めて希少な疾患ですが、南京医科大学との医師主導治験を控える状況です。
これにより ALSに続く第2の難病パイプラインが立ち上がります。 並行して、LTTバイオファーマとの提携や米中における医師主導治験パートナーの拡充を進めることで、マルチセンター治験を標準化し「年1本の導出」を可能とする量産体制へ移行する構想です。
リン酸化解析事業による足元の黒字基盤と複数のロイヤルティパイプラインを揃えたうえで、IPO を目指します。米中の医療機関や研究機関との連携、特許で守られた創薬技術、そして難病領域での実証データという三位一体の優位性で、グローバル市場から資金と信頼を呼び込み、持続的に成長する創薬企業へと進化させていく計画です。
東京理科大学理工学研究科 理学博士(生物物理)
現在
この間、
研究課題
研究論文(英文、査読有のみ) / 著書(英文のみ) / 学術活動(国際活動のみ) / 学術賞(国際賞のみ) / 研究資金(国内のみ)
※上記掲載のURLから遷移するWEBサイトは、FUNDINNOのものではありません
1972年、第一製薬株式会社(現第一三共株式会社)入社。同社の分子生物学研究室 主任研究員を経て、1996年に創薬基盤研究所 所長、1999年に同社執行役員として創薬開拓研究所 所長に就任。
2007年、アスビオファーマ株式会社(現第一三共株式会社)の常勤監査役に就任。その後、JST・ERATO末松ガスPJ技術参事、AMED科学技術顧問、慶雄義塾大学病院臨床研究推進センター 訪問教授(現任)
2024年7月ソシウムの社外取締役に就任。
明治大学専門職大学院 グローバル・ビジネス研究科卒業、経営管理修士。
グローバル金融機関 Bank of America N.A.にてグローバルトレジャリーサービス、ドイツ総合化学メーカー BASF Metals Japan Ltd.にてトレジャリーマネジメントの経験を経て、複数のスタートアップにて資金調達・経営管理部管掌・IPO準備等に従事し、企業のバリューアップに貢献。
2022年6月よりソシウム参画。
東京大学 経済学部卒業。
2007年3月~監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ) にてメガバンクの会計監査業務に従事。2012年9月~Deloitte香港事務所出向。同監査法人を退所後、三浦真公認会計士事務所設立。スタートアップ等にて経営顧問、監査役を歴任。2018年10月ソシウムの監査役に就任。経営コンサルティング業務 (会社の経営戦略・長期経営計画を通じたトップマネジメント・コンサルティング等)に幅広く従事。
公認会計士、日本監査役協会会員、認定上級IPOプロフェッショナル。
30年余り学術研究に携わってきました。その過程で成果を論文として発表してきました。しかし、論文発表のみでなく、自分の技術を実社会で役立てたいと考えるようになりました。
折よく、私の計算システム生物学の技術を生かすことができる創薬に関わるセンターである、産業技術総合研究所で創薬分子プロファイリング研究センターにおいて副センター長を務める機会を得ました。
そこで、創薬に関わる多数の民間企業と共同研究を行うことができ、創薬ビジネスの厳しさを学習すると共に、私の技術を活かせる可能性を感じました。そこで一念発起、産総研のベンチャー起業支援制度に応募し、起業することができました。
【解決したい課題】
SDGsの目標の中の1つに「すべての人に健康と福祉を」という項目が挙げられており、「持続可能な医療」が世界的に求められているが、治療法が確立されていない希少疾患には、高いアンメット・メディカル・ニーズが存在。
ソシウムの開発した創薬技術により、「薬の無いもしくは効く薬の無い」希少疾患の患者様のために治療薬の開発に貢献する。
既存薬を活用するドラッグリポジショニングについては新薬開発に必要な期間を3〜12年、費用を50〜60%削減できるとの報告もある。
近年創薬にかかるコストは非常に高騰している。
1社当たりの研究開発費:2004年約621億円 ⇒ 2017年約1,414億円※
製薬企業にとっては、コストをいかに下げ、着想から上市までの期間を短縮できるかが重要であり、データドリブンによる創薬アプローチに各社が期待を寄せている。ソシウムの提供する新たな創薬技術により開発プロセスの効率化を促す。
出典:厚生労働省
SOCIUMのクラウドファンディングにご興味をお持ちいただき、ありがとうございます! SOCIUMは素晴らしいビジョンと情熱を持った会社であり、私たちの応援は彼らの成功に向けた力となります。
「薬のない人に薬を、薬の効かない人に薬を」というスローガン!
私も30年以上、製薬産業において研究やビジネスに携わっていますが、新しい薬を世に出すためには膨大な時間と費用および労力が伴うことを思い知らされています。
堀本先生が長年培ってきた革新的なアイデアや技術およびノウハウは、これらのハードルを乗り越えられる一助になり、まさに「薬のない人に薬を、薬の効かない人に薬を」を早期に実現できる可能性を秘めているものと期待しています。
私たちの応援は、堀本先生およびSOCIUMの成果を最大限に引き出すカギとなるとともに、彼らが大きな変化をもたらすための一助となるでしょう。そして、彼らの目標の実現を通じて世界で病気に苦しんでいる人々の生活を向上させる喜びを皆さんと一緒に分かち合える機会になるものと信じています。
私はこのたび、Canon Virginia, Inc.を通じてSOCIUM株式会社のリン酸化解析システムを知る機会を得ました。同システムは、非常に革新的なアイデアに基づき、測定からデータ処理までを一体的に実現するプラットフォームです。実際に自らの研究プロジェクトに導入したところ、その成果が高く評価され、著名な国際学術誌《Signal Transduction and Targeted Therapy》(インパクトファクター40.8)に論文が掲載されました。掲載論文:https://www.nature.com/articles/s41392-025-02125-x
SOCIUM社の技術は、単なる研究ツールにとどまらず、創薬・バイオマーカー探索・疾患メカニズム解析といった幅広い研究領域において高い応用可能性を有しています。今後も次の研究プロジェクトで積極的に活用していく予定です。
日本発のディープテックベンチャーであるSOCIUM株式会社が、今後さらに米国市場のみならず、グローバルな舞台で技術展開・事業拡大を果たされることを、研究者として心より期待しております。
I recently learned about SOCIUM's phosphorylation analysis system through Canon Virginia, Inc. It was a system that integrated measurement and data processing based on a very innovative idea, so I immediately adopted it for my research. Fortunately, the results were effective in getting my paper accepted. My paper was published in the journal Signal Transduction and Targeted Therapy [IF 40.8] (https://www.nature.com/articles/s41392-025-02125-x).
I am confident that SOCIUM's phosphorylation analysis system will be used by many researchers in their research projects in the future. I plan to use it in my next project as well. I sincerely hope that SOCIUM Inc., a Japanese venture company with such innovative technology and potential for development, will expand its business not only in the United States but also around the world.
私は長年、記号計算手法を用いた共同研究を通じて、製薬薬剤の設計、評価、および選択に取り組んでいる堀本勝久博士を知っています。
彼のユニークな背景と研究者としての専門知識に非常に感銘を受けています。また、彼のプロジェクトのビジネスの展望と側面をしっかり理解している点も評価しています。
この新しいアプローチに必要な研究卓越性、すなわち化学および生物学的基盤における研究卓越性と、同時に記号および数値計算からの最新手法を兼ね備えた世界で数少ない人物の一人です。
堀本博士と彼のチームの研究成果が、ソシウム社を通じて国際的な製薬業界において独自のビジネスチャンスに転じたことを嬉しく思います。私が貢献できる限り、喜んで会社を全力で支援します。
I know Dr. Katsuhisa Horimoto from many years of joint research using symbolic computation methods for his approach to pharmaceutical drug design, evaluation, and selection. I am impressed by his unique background and expertise as a researcher, together with a solid understanding of his project's business prospects and aspects. He is one of the few people in the world who combine the research excellence necessary for this new approach, namely research excellence in the chemical and biological foundations and, simultaneously, the most recent computational methods from symbolic and numerical mathematics. I am happy to see that the research results of Dr. Horimoto and his team have now turned into a unique business opportunity in the international pharma industry through the Socium company. I will happily support the company in all respects as far as my background can contribute.
私が堀本博士と知り合ったのは10年以上前のことですが、彼は計算システム生物学の専門家として、私個人にもサイエンスの世界にも多大な影響を残しました。シグナル伝達経路のシミュレーションや医薬品のスクリーニングなど、複雑な生物医学的問題に計算手法と工学技術を組み合わせて取り組む堀本博士の能力は、本当に驚くべきもので、我々は堀本博士を蘇州大学計算システム生物学センターの客員教授として招聘させて頂きました。
また、堀本博士は卓越した科学者であるだけでなく、常に哲学的思考や複雑系に対する革新的な戦略に新鮮な視点をもたらしてくれる愉快な先生でもあります。
新しい治療法を開発するために、既存薬剤の効果的な応用をスクリーニングするための非常に効率的な計算手法を開発する彼の最近の研究は、印象的かつ魅力的である。希少疾患治療に有効な薬剤の開発が急務であることから、私は6年前に四川大学華西病院に移りました。堀本博士と協力し、アンメットメディカルニーズ解決のために一緒に働きます。
ビジネスサイドにおいては、堀本博士が独自のビジネスモデルの中で計算手法を応用し、様々な希少疾患に対する既存薬の発見と応用の迅速化を目指していることも知っています。特にビッグデータとAI医療の時代である今、ソシウム株式会社が大きな成功を収めることを強く信じております。
I got to know Dr. Katsuhisa Horimoto more than 10 years ago, and he left a profound impression on both me and the scientific community with his expertise in computational systems biology. His ability to combine computational methods and engineering technologies to tackle complex biomedical problems, including signaling pathway simulation and pharmaceutical drug screening, is truly remarkable. As a result, we extended an invitation to him as a guest professor at our Center for Systems Biology in Soochow University. Dr. Horimoto is not only an exceptional scientist but also a pleasant individual who consistently brings fresh perspectives to philosophical thinking and innovative strategies for complex systems.
His recent work in developing highly efficient computational methods to screen effective applications of existing drugs for new therapeutics is both impressive and attractive. Given the urgent need for effective drugs to treat rare diseases, I relocated to West China Hospital six years ago. I would be thrilled to collaborate with Dr. Horimoto and work towards discovering new applications for old drugs that are desperately needed for these conditions. I am aware that Dr. Horimoto is also applying his computational methods within a unique business model, aiming to expedite the discovery and application of existing drugs for various rare diseases. I strongly believe that his company, Socium, will achieve great success, particularly in the era of big data and AI medicine. Scientifically, I am eager to collaborate with him and provide support to the company in translating their discoveries into clinical applications and healthcare.
創薬は上市までに高いコストと長い年月を要しますが、ドラッグ・リポジショニングはある疾患の治療のために開発・製品化された薬剤や、開発が途中で中止された薬剤を、別の疾患の治療に再利用するアプローチとして近年認知されるようになりました。
堀本勝久博士が率いるSOCIUM Inc.のチームは、細胞内の分子レベルと個体レベルの事象の因果関係を特定するドラッグ・リポジショニングで治療薬の開発を目指しています。この試みは、効率的な創薬への大きな可能性を秘めています。
堀本教授は、研究面でも生活面でも、私にとって本当に恩師です。
堀本教授は、研究に対する熱意を私に教えてくれました。私は彼の哲学における深い思考に感銘を受け、その哲学が現在教授となった私の研究プロジェクトで斬新なコンセプトを提案することを可能にしていると思っています。
成功した研究者としてのユニークな経歴と専門知識を持つ堀本教授は、自分のプロジェクトのビジネス的な見通しや側面をしっかりと理解し、基礎研究を具体的な応用につなげようとする強い意欲を持っています。教授はハードワークの中で人生を楽しむことを教えてくれました。特に彼は周りの人々、特に学生や若手研究者を尊重し、コミュニケーションをとる広い心を持っています。これらはすべて、ビジネスを成功させるための確かな基礎となるものだと私は確信しています。
Drug discovery requires high cost and many years of drug development before it reaches the market. Recently, drug repositioning has gained recognition as an alternative approach that explores new avenues for pre-existing commercially approved or rejected drugs to treat diseases aside from the intended ones. The SOCIUM Inc. team lead by Dr. Katsuhisa Horimoto aims to develop drug repositioning method to Identify the causal relationship between events at the molecular level in cells and at the individual level. This effort holds the great promise for drug discovery without many trials and errors.
Prof. Horimoto is a truly mentor for me in both research and life. He showed me the greatest enthusiasm for doing research. I was impressed by his deep thinking in philosophy. Those thinking allows him to propose novel concept in our research project. With unique background and expertise as a successful researcher, he has strong motivation to bridge the basic research with concrete application with a solid understanding of his project's business prospects and aspects. He taught me to enjoy life during hard working. Particularly he has a wide-open mind to respect and communicate with other people, especially students and junior researchers. Those are all the traits as the solid basis for the business success.
I firmly believed computational methods with data accumulation and AI technology will change the future of drug discovery. I am extremely happy to see that Dr. Horimoto and his team have now entered new stage and turned into a unique business opportunity in the international pharma industry through the SOCIUM company. I will fully support the company in all respects.
堀本先生には、以前、当社との共同研究をさせて頂いて以来、ご指導頂いております。
最先端の学術的な視点からご意見を頂くのはもちろんのこと、ときにビジネスマインドに溢れたアイデアを頂くこともあり、非常に刺激的な時を過ごさせて頂いています。
インフォマティクスのベンチャー企業は多いですが、SOCIUM社のように、その知見を活用して、新薬候補の発見につなげている会社はなかなかいらっしゃりません。
今回、先生とSOCIUM社が蓄積してこられた知見をソフトウェアなどにパッケージ化し、より幅広いお客さまにお使い頂けるようにするとのニュースをお聞きし、ぜひ応援させて頂きたいと思います。
私は、数年前に、ソシウム社のリン酸化解析システムを知り、早速私の研究に利用しました。幸いその研究は、Hepatology Communications誌( 8(1): e0351, 2024: DOI: 10.1097/HC9.0000000000000351)に掲載されました。
最近、ソシウム社のリン酸化解析システムが、米国でもアカデミアを中心に利用され始めていることを聞き、納得した次第です。現在さらに次の研究に利用することを計画しているところです。
私は、ソシウム社のリン酸化解析システムは、その性能から今後世界中の研究者によって多様な研究課題に利用されると確信しています。このような革新的技術を所有し、開発/実装することが可能な日本のベンチャーであるソシウム社が、その事業を本邦はもちろん全世界で展開されることを願っています。
企業サイト:https://socium.co.jp/ja/
※上記遷移先はFUNDINNOのものではありません
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資本金: | 94,998,000円(2025年6月13日現在) |
発行済株式総数: | 120,240株(2025年6月13日現在) |
発行可能株式総数: | 300,000株 |
設立日: | 2017年9月19日 |
決算日: | 3月31日 |
転換価額の算定に用いる評価上限額:1,683,360,000円
(この評価上限額を基準として転換価額を計算すると1株当たり14,000円となります。なお、転換価額について1円未満の端数は切り上げで計算しています)
※上記転換価額はあくまでも暫定であり、将来1億円以上の株式発行による資金調達が実施された場合の株価に0.8を乗じた金額とのいずれか低い金額が採用されるため、仮に当該資金調達がダウンバリュエーションになった場合、本新株予約権1個当たりに交付される株式数が増加する可能性があります。
※転換価額が10,000円超となる場合、転換価額決定時に、発行者にて当該転換価額を10,000円以下とするように株式分割を実施していただきます。
研究開発費 | 798万円 |
当社への手数料 | 197万円 |
研究開発費 | 4,718万円 |
人件費 | 1,500万円 |
広告宣伝費 | 1,000万円 |
当社への手数料 | 1,782万円 |
研究開発費 | 4,718万円 |
研究開発費 | 4,718万円 |
人件費 | 1,500万円 |
研究開発費 | 4,718万円 |
人件費 | 1,500万円 |
広告宣伝費 | 1,000万円 |
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
ソシウム株式会社による株主名簿及び新株予約権原簿の管理
ソシウム株式会社 第2回FUNDINNO型有償新株予約権に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要
※以下はソシウム株式会社第2回FUNDINNO型有償新株予約権に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「重要事項説明書」 をご確認ください。
新株予約権は、権利行使期間の終了までに株式に転換するための権利行使をしないまま権利行使期間が終了すると権利が消滅し、投資金額の全額を失うことになります。
募集新株予約権及び新株予約権を行使して取得した株式は、非上場の会社が発行する有価証券であるため、取引の参考となる気配や相場は存在しません。また、換金性も著しく劣ります。
発行者の発行する新株予約権及び新株予約権を行使して取得した株式には譲渡制限が付されているため、店頭取引が行われたとしても、譲渡による取得について発行者による承認が得られず、新株予約権者及び株主としての権利移転が行われない場合があります。
募集新株予約権及び新株予約権を行使して取得した株式は、金融商品取引所に上場されておらず、その発行者は、収益基盤が確立されていないことなどにより財務体質が脆弱な状態となっている場合もあります。当該発行者等の信用状況に応じてご購入後に価格が変動すること等により、損失が生じることや、その価値が消失し、大きく価値が失われることがあります。
募集新株予約権は、社債のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく配当は支払われません。また、新株予約権を行使して取得した株式について、配当が支払われないことがあります。
募集新株予約権について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同等程度の情報開示は義務付けられていません。
有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
発行者は前期決算期末(2025年3月31日)及び直近試算表(2025年5月31日)において債務超過ではありません。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過に陥るリスクがあります。
発行者の前期決算期末(2025年3月31日)及び直近試算表(2025年5月31日)において営業損失が計上されています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。
今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。
発行者の設立日は2017年9月19日であり、税務署に提出された決算期(2025年3月31日)は第8期であり、現在は第9期となっています。 上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。 発行者の資金調達計画(今回の募集新株予約権の発行による増資を含みます)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。発行者は当募集において目標募集額を996万円、上限応募額を9,996万円として調達を実行します。 但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集後、2025年12月に不足分の資金調達を予定(※但し、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2025年12月の不足分の調達は行わない予定です)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。
発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。
著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
発行者の事業は、代表取締役の堀本勝久氏(以下、同氏)の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。
ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2回目以降のファンディング・プロジェクトが成立した場合、1回目の募集取扱契約書の締結日を基準として以下の区分により募集取扱業務に対する手数料を発行者から申し受けます。)が支払われます。
1回目の募集取扱契約書の締結日 | 店頭有価証券の発行価格の総額に対する当社手数料の比率 |
2023年12月21日以前の発行者 | 15%(税込:16.5%) |
2023年12月22日以降の発行者 | 18%(税込:19.8%) |
申込期間中に上限応募額に到達した場合は、上限応募額に到達した時間から24時間(1日)以内に限りキャンセル待ちのお申込みをすることができます。(但し、上限応募額に到達した時間がお申込み期間の最終日の場合は、お申込みの受付、キャンセル待ちはお申込み期間最終日の終了時間までとなります。)
上限応募額に到達した時点で、投資金額コースの「お申込み」ボタンが「キャンセル待ちをお申込み」ボタンに変わります。なお、本サイトにおける有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っておりません。
Virginia Commonwealth University Prof.