成約
株式型
人材関連サービス
エンジェル税制タイプB適用

〈2028年IPO計画〉ショートレビュー終了、大型IPOに続け。プロの”魅力”可視化サービスで曖昧な就活を変える「shabell」

〈2028年IPO計画〉ショートレビュー終了、大型IPOに続け。プロの”魅力”可視化サービスで曖昧な就活を変える「shabell」
〈2028年IPO計画〉ショートレビュー終了、大型IPOに続け。プロの”魅力”可視化サービスで曖昧な就活を変える「shabell」
募集終了
株式会社shabell
投資家 94人
投資家 94人
調達金額 39,600,000円
目標募集額 6,000,000円
上限応募額 40,000,000円
VC出資実績 なし
事業会社/CVC出資実績 あり
エンジェル出資実績 あり
FUNDINNO調達実績 あり
直前期収益黒字化している
サービス展開済み
特許なし
普通株式
株主優待 なし

企業の特徴・強み

  • キャリアに悩む若手社会人や新卒とキャリアコンサルタントをつなぐ就活支援ツール「しゃべりお」を運営
  • “プロと喋るだけ”で就活に使える個人のポートフォリオが完成。企業が欲しい人柄や価値観の情報が可視化
  • マイナビホリプロ等の上場企業と資本業務提携。高いシナジー効果を発揮
  • 今期売上高約4.5億円と毎期増収中。上場に向け監査法人のショートレビューが終了し、2028年IPOを計画
  • 過去2度の募集時は人気案件化。上場想定時期が近く、今回が「FUNDINNO」でのラストファイナンスとなる計画

発行者情報

所在地
東京都渋谷区渋谷二丁目9番8号
企業サイト
https://shabell.co.jp/

マーケット情報

  • 直近HR Tech領域の類似銘柄は時価総額約100~200億円で上場。新しい労働モデルを広めたT社は1,000億円超で上場したが、弊社は新しい就活・採用モデルを広め高い時価総額での上場を目指す

    出典:弊社調べ

  • 人手不足等により新卒採用サービスへの需要が増加傾向。市場規模は毎年5%前後成長

    出典:株式会社矢野経済研究所

こんな方に
オススメ
  • IPO準備を開始し、売上が伸びている企業に投資したい方
  • 大企業と資本業務提携している企業に関心がある方
  • 直近1,000億円超の大型上場を生んだHR Tech領域に関心がある方

プロジェクト概要

事業概要

2年連続で売上高は前期比123%以上を達成する見込

弊社はこれまで、既存事業として数多くの企業に対し人材採用支援を行ってきました。2024年9月期は、2年連続で前期比123%以上となる売上高約4.5億円で着地する見込みです。

そして、新卒や転職初心者向けに、“しゃべるだけ”で自分専用のポートフォリオ※1が作成できるサービス「しゃべりお」をリリースし、約1年が経過しました。(サービスの詳細はこちら

※上記掲載のURLから遷移するWEBサイトは、FUNDINNOのものではありません

サービス開始から約1年で「しゃべりお」のユーザー数は2,000人に迫る勢いで進捗しており、紹介希望者のポートフォリオをもとにした人材エージェントとのマッチングによる成果報酬で一部マネタイズに成功している状況です。将来的には、AI機能を活用したプロファイリングや人物評価機能ができるサービスへと育てていき、人材の適材適所に貢献したいと考えています。

2024年8月時点

成長のための課題と解決方法

前回調達時から「しゃべりお」のPMF※2検証を行い、第二新卒をターゲットとしたプランでは予測よりもマネタイズまでに時間を要することがわかりました。

そこで、既存の採用支援事業で弊社がもともと強みとしている新卒をターゲットとした「しゃべりお」のスピンオフ版の開発を行う方針を立てました。これにより、「しゃべりお」事業の収益化とブランディング確立を目指していきます。

1 ポートフォリオ:ユーザーの魅力や実績が伝わるように整理し、コンテンツ化した自己PR資料

2 PMF(Product Market Fit):顧客の要望を満たす製品を適切な市場に提供できている状態

▲クリックすると、動画をご覧いただけます。(FUNDINNOが作成した動画ではありません)

代表について

新しい価値基準を創造し、すべての“らしさ”を体現できる社会を築く

弊社代表の守岡は、新卒で株式会社ホリプロに入社し、タレントマネジメントに従事した後、株式会社マイナビに転職。500社を超える企業の新規開拓を行い、当時最年少で営業部長に就任しました。

人の能力を開花させる「適材適所」を実現するため、2016年に独立。創業以来、競争の激しい人材業界の中で、経験豊富な経営陣と共に、企業の採用課題の解決を支援し続けてきました。

採用市場で評価を得ることが難しかったスキルや能力をテクノロジーでデータ化する、新たな形の人材事業で、自分らしく輝ける社会の創造に挑みます。

第三者の評価

株式会社ホリプロ・グループ・ホールディングス 監査役
  • 少子高齢化が避けられない日本は、今後「将来を担う若者一人一人がいかに活躍出来るか」などが大きな課題
  • 同社は、この国を大きく変えるポテンシャルを秘めている
  • このビジネスモデルは海外への水平展開も可能であり、グローバルなサービスに成長することを期待

株式会社SKIYAKI 取締役
  • 同社のプロダクトは、将来の高等教育に必要不可欠なプラットフォームになる可能性を秘めている
  • 同社の魅力は明確なビジョンに加えて、組織力の強さです。それはひとえに、守岡代表の巻き込み力の賜物

代表による投資家様への事業プレゼン動画

IPOを目指し、更なる成長を遂げる

▲スピーカーボタンをクリックすると音声が流れます。

前回からの進捗

事業の進捗内容


各数値の「約」を省略。売上高は単位未満切り捨て

取引先80社増加。既存事業が順調に成長

2024年9月期の売上高は約4.5億円と、2年連続で前年比123%以上を見込んでいます。この背景には、採用支援事業などの既存事業が順調に拡大したことに起因しています。

既存事業の取引先は、2024年8月時点で延べ480社以上にのぼり、前回募集時よりさらに80社増加しました。ビジネス基盤はより強固になっており、現在開発中の「しゃべりお」のマネタイズを加速させる重要な要素になると考えています。

HR(既存商材)やHR(しゃべりお)事業含む、弊社の累計の取引先数

2028年IPOを見据え、事業の見直しも完了

2028年株式上場に向けて、着実に準備も進めています。既にショートレビューを受け、その結果から今後は予実管理が可能な事業、採用支援事業としゃべりお事業の二つに絞り込むことといたしました。これより、今期を以て、タレントマネジメント事業を終了する判断をいたしました。


「しゃべりお」は着実に成長。PMF検証によって見えてきた課題

新サービス「しゃべりお」のユーザー数は、リリースからおよそ1年で約4倍増の2,000人に迫る勢いまで成長しました(2024年8月時点)。

サービス開発も進捗しており、ポートフォリオ画面や面談録画などのユーザー向け機能およびポートフォリオ閲覧などの企業向け機能は完成が間近です。面談予約率は、2023年7月末で約6%であったのに対し、2024年7月末には約68%まで向上しています。

さらに、相談者とキャリアコンサルタントをつなぎ、作成されたポートフォリオをもって人材エージェントと求職者を連携するマネタイズ体制が整ったことで、今期は700万円ほどの収益が上がる見込みです。株式会社マイナビが運営する「マイナビAGENT」との連携も決定し、準備を進めています。

とはいえ、職歴が浅くほぼ未経験の扱いとなる第二新卒者の市場価値がまだ十分に認知されていないため、エージェント数や利用企業数を拡大しても、採用率を向上させるにはまだまだ時間がかかることが、1年間のPMF検証を通して判明しました。

労働人口の減少や早期離職の増加など、第二新卒市場は今後確実に成長していく予測はあるものの、現時点では履歴書や職務経歴書で選考を行う習慣や中途採用=即戦力という固定概念を覆すほどのインパクトを与えることはできていないというのが大きな課題となっています。

ブランド価値向上を目的に、新卒採用市場への展開を目指す

これらの課題を打開するためにまずは、新卒をターゲットとした「しゃべりお」スピンオフ版を開発し、既存事業とのシナジーを最大化することを試みます。

現在、新卒採用市場は早期化が加速し、採用手法が多様化しており、採用コストが年々肥大化しているという状況にあります。そういった中で、学歴や活動歴など表層的な価値基準ではなく、人柄や志向性などが第三者によって可視化されたポートフォリオを活用して新卒採用を行うことは、自己理解を深めたい学生側にも短期間で見極めを行わなければならない企業側にもニーズがあると確信しています。

新卒採用市場は、規模が限定的でスケールし続けるのが困難である一方、ターゲットが顕在化しており、課題も明らかであるため、「しゃべりお」の介在価値を市場に理解してもらう役割は十分に果たすことができると感じています。

少し遠回りにはなりますが、潜在的市場の第二新卒領域で今後「しゃべりお」が活用されるためには必要な投資であり、マネタイズ時期も見込みが立てやすいため、ブランディングがより効果的に実施できると考えています。(前回の募集情報はこちら

弊社のミッション


情報の非対称性が生み出す、採用のミスマッチ・入社後ギャップ

日本の採用選考で用いられる最もスタンダードな手法は、書類選考と面接だと考えています。近年では採用領域でもDX化が進み、優秀人材の獲得・定着の効率化が図られるようになってきました。

しかし、どんなにテクノロジーが進化しても、企業と求職者の間には「情報の非対称性」が存在し、採用のミスマッチが発生しています。

特に新卒においては、スキル等の明確な情報が少ないためポテンシャルでの採用といった側面が高くなっています。企業と求職者、両者の情報開示が適切になされないことで、雇用後にギャップが生じ、早期離職に繋がるケースをたびたび目にしてきました。

書類作成や自己PRスキルの高さが、必ずしも仕事での高い成果やカルチャーフィットに繋がるとは限らないため、選考では定性的な観点での評価も必要だと考えています。

キャリア相談のインフラ整備が急務

また、日本では2016年にはキャリア支援の専門家としてキャリアコンサルタントが国家資格化され、現在約7万人の登録者がいます※1。しかしながら十分に認知・活用されていると言えず※2、キャリアコンサルティングの文化醸成や活動の場の提供も課題だと感じています。

1 国家資格キャリアコンサルタント 登録者数の状況(2023年9月時点)

2 労働政策研究・研修機構|労働政策研究報告書No.223 企業のキャリア形成支援施策導入における現状と課題

市場の魅力と提供サービス

市場の魅力


1 総務省統計局労働⼒⼈⼝統計室『直近の転職者及び転職等希望者の動向について(2023年)』

2 厚生労働省『新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)を公表します』

株式会社矢野経済研究所『新卒採用支援サービス市場に関する調査を実施(2024年)』

働き方が多様化し、転職市場が活発化

2020年のコロナ禍をきっかけに働き方やワークライフバランスの多様化が進み、以降転職希望者数は徐々に増加しています。2023年7〜9月期は過去最多を更新し、今後ますます転職市場が活発化することが見込まれます※1

とりわけ、就職後3年以内の離職率は新規高卒就職者は37%、大卒就職者で32.3%となっており、第二新卒や若手の30代未満の転職希望者が約3〜4割存在する現状です※2

一方で実際の転職者数は、転職希望者の3割に留まり2013年から横ばい状態となっています※1。このデータからなんらかの理由で転職に至らなかった人材が約7割存在している状況が見受けられ、原因の分析と課題解決が求められています。

1 総務省統計局労働⼒⼈⼝統計室『直近の転職者及び転職等希望者の動向について(2023年)』

2 厚生労働省『新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)を公表します』

新卒採用支援サービスへの企業ニーズの高まり

新卒採用市場は、コロナ禍で停滞していた集合型イベントや対面サービスが再開し始めたことから2020年度以降徐々に拡大しており、2024年度には約1,460億円の市場規模に成長する見込みです

売り手市場における学生との早期接触ニーズの高まりや採用活動における手法の多角化から、新卒採用支援サービス全般に対する企業のニーズが高まっています。

また、インターンシップの学生集客に活用できる新卒採用支援サービスへの企業からのニーズが高まっており、同時にインターンシップの選考に挑む学生をサポートするなんらかの支援も求められています。

株式会社矢野経済研究所『新卒採用支援サービス市場に関する調査を実施(2024年)』

4年後のIPOを目指して

弊社は2028年度の上場に向けて、下記のような企業を参考に、引き続き力強い成長を目指します。


1 各社単体での決算数値を表記。単位未満切り捨て。なお、過去の実績であり、将来を保証するものではありません

2 実績(弊社調べ)

事業内容


自分らしいキャリアとの出会いをサポートするサービス「しゃべりお」

弊社は、20〜30代前半の第二新卒をターゲットに、キャリアコンサルタントとの会話から引き出された強みや魅力をコンテンツ化したポートフォリオを作成するサービス「しゃべりお」を開発しました。

「しゃべりお」では、国家資格を保有するキャリアコンサルタントが相談者との面談を通じて相談者の人物像、魅力や実績を企業目線で客観的に言語化します。

キャリアの専門家の視点から、企業が本当に知りたい履歴書や職務経歴書では得られない人柄や志向性、相談者が自分でも気付いていない強みの発掘など、利害関係のない公平な立場で転職活動をサポートします。相談者のポートフォリオに興味を持った企業やエージェントがあれば、マッチングすることも可能です。

優秀な人材を採用したい企業にとって、限られた採用コンテンツで求職者の内面を的確に把握するのはなかなか困難です。「しゃべりお」は第三者が作成した、求職者の人物像に関するポートフォリオを元に選考できるため、採用後のミスマッチ軽減にも貢献すると自負しています。

今後はこれらの構想を下に、採用要件の大半を人物像が占める新卒採用領域へ拡大したサービスを展開していきます。

ビジネスモデル


成果報酬と月額定額制の2パターンを採用し、安定収益を確保

「しゃべりお」は、ユーザーに利用料無料で提供します。

「しゃべりお」における収益化の方法は大きく分けて2パターンを想定しています。1つ目は、「しゃべりお」でポートフォリオを作成したユーザーが、弊社提携の転職エージェントを活用して転職成功した場合の成果報酬。もう1つが、サービス利用料を月額定額制でお支払いいただき、「しゃべりお」上に蓄積される人材に企業がダイレクトリクルーティングを行うケースです。

そのうち転職エージェントへの成果報酬は、すでにマネタイズできています。一方、今後展開予定の新卒採用版の「しゃべりお」では、企業からダイレクトリクルーティングを行うための利用料をいただくビジネスモデルを想定しています。

履歴書・職務経歴書では得られない、人柄や価値観など本来面接で得られる情報を事前に得ることで、選考ミスマッチの少ない人材マッチングプラットフォームとしての価値を企業に訴求していきたいと考えています。

既存事業の収益基盤とノウハウを「しゃべりお」でも強みに

現状では、採用支援事業が弊社の収益軸です。もともと強みである新卒採用市場でのビジネス基盤やノウハウを「しゃべりお」に拡大すべく、既存事業も確実に成長させていきたいと思います。

特徴


豊富な商材と営業・サポート力を武器に幅広いソリューションを提案

弊社は新卒採用市場において、企業向けの採用支援やコンサルティングをメイン事業として行ってきました。ここ数年間で代理店としての取り扱い商材数だけでなく、自社オリジナルの商材やイベントも増えており、クライアント企業の課題に合わせて幅広い提案ができるようになりました。そのため、採用支援から人材育成、広報支援など、さまざまな企業課題解決に向けたコンサルティングを提供できる点が強みです。

マイナビ・ホリプロなどとの資本業務提携

弊社は、創業当初から出資いただいている株式会社マイナビのほか、株式会社SKIYAKI、株式会社ホリプロ、株式会社SXイノベーション・パートナーズといった大手企業と資本業務提携を行なっています。

各社のアセットを生かしながらシナジー効果を最大化させ、さらなる事業拡大につなげていきたいと考えています。

今後の成長ストーリー

マイルストーン

前期よりIPO準備開始、2028年IPOを計画

下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。

実績

予測

売上計画

2023.9

2024.9

2025.9

2026.9

2027.9

2028.9

約3.69億円

約4.53億円

約6.36億円

約8.23億円

約9.93億円

約11.8億円

0

1.5

3

4.5

6

7.5

9

10.5

12

0

3

6

9

12

億円

2025年9月期:新卒向け「しゃべりお」の開発に着手

第二新卒をターゲットとした現在の「しゃべりお」を維持しつつ、新たに新卒をターゲットとした「しゃべりお」の開発を行います。

超早期化・多様化が加速する中で、ポートフォリオによって学生の人柄や志向性を把握し、早期アプローチすることができるツールは相当数のニーズがあることが予測されます。既存事業によって、企業が求めるものは常に把握することが可能であるため、マネタイズ予測も立てやすいと考えています。

2026年9月期:IPOに向け内部統制に着手

ショートレビューで得た結果を下に、内部統制を本格的に遂行してまいります。組織化により、再現性の高い事業運営及び安定した利益を生み出せる企業へと成長する機会とする予定です。

2027年9月期:「しゃべりお」の事業化実現

「しゃべりお」新卒版がマネタイズ化しており、クライアント企業の採用課題解決ツールとして既存商材同様の認知、効果が期待できる状態となっていることを目指します。これにより、本来ターゲットとしている第二新卒に向けた「しゃべりお」の認知やユーザー信頼度が徐々に獲得でき、会社全体をスケールアップさせる基盤になると考えています。

2028年9月期:IPOを計画

企業と雇用される側の人々、互いがWIN-WINになっている状態は、人材が自分らしく活躍していることであると考えます。

働き方や生き方が多様化する中で、採用のあり方も多様化し、最適化するための支援がより一層必要になると考えます。その中で、市場から常に求め続けられる存在となることを目指し続けます。

「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。
また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。


短期計画

新卒採用市場で「しゃべりお」をスピンオフ

向こう数年間では「しゃべりお」のブランド価値向上に尽力しつつ、自社の収益力を高めていくことが重要だと考えています。

早期にマネタイズするために、弊社がもともと得意とする新卒採用領域で「しゃべりお」をスピンオフさせる予定です。弊社はこれまで、100を超えるオンライン就活イベントを行ってきた実績があります。2024年9月には、要望の多かった対面での大規模なスカウトイベントを開催する予定で、こうしたイベントにより新卒のユーザー獲得を目指します。

生成AI機能開発に着手

機能面では、「しゃべりお」は将来的にAI機能を活用したプロファイリングや人物評価機能ができるサービスへと育てていく予定です。AI機能への着手第一弾として、2024年10月頃にまずは生成AIの開発着手を検討しています。

キャリアコンサルタントと相談者の面談動画からポートフォリオのラフが生成される機能で、キャリアコンサルタントの補助的な要素としてまずはリリースできればと思っています。

他社のサービスと差別化するためにも、生成AIによるポートフォリオの自動作成機能は早めにリリースしたいと考えています。

中長期計画

「しゃべりお」の韓国展開がリリース待ち

前回調達時は、「しゃべりお」初の海外へのサービス展開として、韓国市場への進出を検討中でした。そこで導入予定の韓国人材の日本への就職を支援するサービス「しゃべりおコリア」については、サービス設計や調査を終え、リリースタイミングを調整中の状況です。将来的には、これを足がかりにほか地域にもサービス展開していきたいと考えています。

目指すのは、第二新卒採用領域での価値提供

「しゃべりお」新卒採用領域でサービスの認知度を向上させ、世の中にポートフォリオの価値が認知された暁には、私たちがもともとターゲットにしていた第二新卒採用領域でサービスを拡大したいと思っています。

弊社は「しゃべりお」を通じて、キャリアに漠然とした不安を抱く若者に、適切な相談相手として国家資格キャリアコンサルタントを繋ぎ合わせ、企業が本当に知りたい人柄や価値観を示して、適材適所を実現する循環を生み出すことを目指しています。

既存のツールや価値観を大切にしつつ、ミスマッチの種を取り除き、新たな選択肢の提示に挑戦していきます。

KPI

2028年に取引企業数※1は累計322社を計画

下記のKPIの推移については、事業計画書(売上高等推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移については、発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1・別紙1-2をご確認ください。

実績

予測

累計取引企業数※1

2023.9

2024.9

2025.9

2026.9

2027.9

2028.9

116社

178社

214社

250社

286社

322社

0

45

90

135

180

225

270

315

360

0

90

180

270

360

※1 各期末時点における、HR(既存商材)の取引企業数です。

実績

予測

累計しゃべりお登録ユーザー数※2

2023.9

2024.9

2025.9

2026.9

2027.9

2028.9

592人

2,670人

12,860人

28,660人

46,960人

69,010人

0

1

2

3

4

5

6

7

8

0

2

4

6

8

万人

※2 各期末時点における、しゃべりお登録ユーザー数です。

実績

予測

累計しゃべりお利用企業数※3

2025.9

2026.9

2027.9

2028.9

6社

30社

54社

78社

0

10

20

30

40

50

60

70

80

0

20

40

60

80

※3 各期末時点における、しゃべりお利用企業数(企業・エージェント合計)です。

チーム/創業経緯/株主構成など

チーム

代表取締役
守岡 一平

和歌山県出身、明治大学商学部商学科卒業

2006年、株式会社ホリプロに入社し、タレントマネジメント業務に従事。2008年、株式会社マイナビに中途入社し、新卒採用のコンサルティングに営業職として従事する。500社以上の新規開拓を行い、当時最年少で営業部長に就任。

2016年、DiG株式会社設立。2021年7月、株式会社shabellに社名変更。

取締役COO
近藤 友紀

日本大学大学院量子理工学研究科前期博士課程修了

2007年、通信・人材サービス系ベンチャー企業に新卒1期生として入社。新規事業や人事部門の立ち上げに携わる。2016年よりフリーランスとして独立し、DiG株式会社の立ち上げ支援及び外部サポーターとして事業に携わる。人事組織コンサルティング、キャリアセミナー講師、新規事業プロジェクトマネジメントなどに従事。

2021年11月、株式会社shabell執行役員、2022年2月より同社取締役COOに就任。

取締役
舘石 誠也

2010年、大学卒業後、アースサポート株式会社に入社し、営業に従事。その後エリアマネージャーとして、営業・マネジメント・新規拠点開発に従事。2012年、株式会社マイナビに中途入社し新卒採用のコンサルティング営業職として従事。新規開拓を中心に、企業規模を問わず採用支援を行い、入社から3期連続全社表彰を受賞。

2018年、DiG株式会社にHR営業職として入社し、メディア事業部として新卒・中途・アルバイトの採用支援に従事。

2021年、株式会社shabellに参画し、HR事業部統括に従事。2023年、取締役に就任。

社外取締役
熊坂 慶太

2009年 株式会社リアルワールド(現・株式会社デジタルプラス)入社

2014年 同社にて取締役としてマザーズ上場を経験。COO、CSO、副社長、グループ会社CEOなどを歴任後、2018年からベンチャー企業への経営支援を行う。

2018年 株式会社shabell 社外取締役就任

社外取締役
小泉 慎一郎

2006年 監査法人トーマツ 入社(現・有限責任監査法人トーマツ)

2014年 小泉会計事務所 設立

2022年 株式会社shaball 社外取締役就任

資格:公認会計士・税理士

創業のきっかけ

新しい価値基準を創造し、人や企業、コミュニティなどすべての“らしさ”を体現できる社会を築きたい

現在日本では、新卒入社後の早期離職や地域社会における活躍人口の減少、ひいては国力の低下などが大きな社会課題になっています。

その原因の1つに、採用市場における情報の非対称性があると考えています。「自分の生き方」を軸に職業を選ぶべきところ、実際には企業名や年収など、表面的な情報が判断基準になり、教育現場でも多様化する職種の詳細な情報を提供することは容易ではありません。

企業側も本当に重視したい事柄は、その人が期待する成果を出せるのか、組織内外で良好な人間関係構築ができるのかどうかです。

弊社はこの課題に対し、採用市場で評価を得ることが難しかった定性的な要素を客観的に言語化し、採用活動に新たな価値基準を創造することに取り組んでいます。

発行者への応援コメント

株式会社ホリプロ・グループ・ホールディングス 監査役
池橋 敬雄

守岡社長とは、彼が新卒採用にて当社を受験した学生時代から15年以上の付き合いで、当社在籍時はもとより、退職後も長きに渡って交流を持ち続けています。

少子高齢化が避けられない日本においては、今後、「将来を担う若者一人一人がいかに活躍出来るか」「優れた技術・サービスを持った中小企業にどうやって人材を供給するか」「大都市だけでなく地方をどう活性化するか」などが大きな国家的課題となります。

これらの課題をDXの活用により解決していく株式会社shabellは、この国を大きく変えるポテンシャルを秘めていると考えています。

まずは国内において同社のサービスが幅広く活用され、日本の人材・企業・地域が成長・発展することを期待していますが、このビジネスモデルは海外への水平展開も可能と考えておりますので、いずれはグローバルなサービスに成長することを期待しています。

株式会社ユニークピース 代表取締役社長
池本 博則

守岡社長とは、前職で共に業界No.1を目指して切磋琢磨をさせていただいていました。ご創業されて新しい挑戦を始めてからも定期的に交流させていただいておりましたが、第一回目のFUNDINNOにはご投資をさせていただき、株主として応援をさせていただいています。

株主としての目線でお話をさせていただきますと投資後の売上計画や営業利益などすべてにおいて誠実に有言実行をされており、未来に向けて力強く成長されていらっしゃるととても感じています。

また、私自身も昨年に起業をして経営者となりましたが、早速ビジネスの相談連携もさせていただいており、ご一緒にどうこの日本の未来を良くしていくか、昔のように切磋琢磨しながら新しい取り組みが出来ることにも期待しています!

株式会社SKIYAKI 取締役
廣田 政智

弊社が同社に出資させていただいたのは2018年になりますが、以降、採用業務を中心に、同社マネジメント部門に所属するタレントのファンクラブ開設など、さまざまな側面で事業連携を続けております。

株式会社shabellのプロダクトは、人材紹介業を長年営んできた同社だからこそ生まれたものであり、当該事業の課題を解決し、将来の高等教育に必要不可欠なプラットフォームになる可能性を秘めております。また、同社の魅力は明確なビジョンに加えて、組織力の強さです。それはひとえに、守岡代表の巻き込み力の賜物だと感じております。

事業を成功に導くためには、そのビジネスモデルだけでなく、「誰が」実行するかが肝です。同社はその条件を兼ね備えており、弊社としても引き続き可能な限りサポートしていきたいと考えております。

株主構成

弊社は、事業会社、エンジェル投資家およびFUNDINNO投資家より出資を受けています。

※上記掲載のURLから遷移するWEBサイトは、FUNDINNOのものではありません

メディア掲載実績

弊社には、以下のメディア掲載実績があります。

※上記掲載のURLから遷移するWEBサイトは、FUNDINNOのものではありません

その他

発行者情報

  1. 金融商品取引契約の概要
    株式投資型クラウドファンディング業務として行う非上場有価証券の募集の取扱い
    ※ 詳しくは契約締結前交付書面「ファンディング・プロジェクトについて」をご確認ください。
  2. 募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
    株式会社shabell
    東京都渋谷区渋谷二丁目9番8号
    資本金: 100,000,000円(2024年7月25日現在)
    発行済株式総数: 131,072株(2024年7月25日現在)
    発行可能株式総数: 5,000,000株
    設立日: 2016年2月5日
    決算日: 9月30日
  3. 募集株式の発行者の代表者
    代表取締役 守岡一平
  4. 発行者における株主管理に関する事項

    株式会社shabellによる株主名簿及び新株予約権原簿の管理


    【連絡先】
    電話番号:03-6712-7580
    メールアドレス:corporate@shabell.co.jp

企業のリスク等

株式会社shabell株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要

※以下は株式会社shabell株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「重要事項説明書」をご確認ください。

  1. 発行する株式は譲渡制限が付されており、当該株式を譲渡する際は発行者の承認を受ける必要があるため、当該株式の売買を行っても権利の移転が発行者によって認められない場合があります。また、換金性が乏しく、売りたいときに売れない可能性があります。

  2. 募集株式は非上場の会社が発行する株式であるため、取引の参考となる気配及び相場が存在いたしません。また、換金性も著しく劣ります。

  3. 募集株式の発行者の業務や財産の状況に変化が生じた場合、発行後の募集株式の価格が変動することによって、価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。

  4. 募集株式は、社債券のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく、また、株式ではありますが配当が支払われないことがあります。

  5. 募集株式について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同程度の開示は義務付けられていません。

  6. 有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。

  7. 発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。

  8. 発行者は前期決算期末(2023年9月30日)及び直近試算表(2024年6月30日)において債務超過ではありません。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過に陥るリスク及び有利子負債の返済スケジュールに支障をきたすリスクがあります。

  9. 発行者の前期決算期末(2023年9月30日)において営業利益が計上されていますが、直近試算表(2024年6月30日)において営業損失が計上されています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。

  10. 今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。

  11. 発行者の設立日は2016年2月5日であり、税務署に提出された決算期(2023年9月30日)は第8期であり、現在は第9期となっています。 上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。 発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。発行者は当募集において目標募集額を600万円、上限応募額を4,000万円として調達を実行します。 但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集後、2025年1月に不足分の資金調達を予定(※但し、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2025年1月の不足分の調達は行わない予定です。)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。

  12. 発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。

  13. 発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。

  14. 著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。

  15. 発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。 発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、 その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。

  16. 発行者の事業は、代表取締役である守岡一平氏(以下、同氏)の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。

  17. ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。

  18. 発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2回目以降のファンディング・プロジェクトが成立した場合、1回目の募集取扱契約書の締結日を基準として以下の区分により募集取扱業務に対する手数料を発行者から申し受けます。)が支払われます。

    1回目の募集取扱契約書の締結日店頭有価証券の発行価格の総額に対する当社手数料の比率
    2023年12月21日以前の発行者15%(税込:16.5%)
    2023年12月22日以降の発行者
    18%(税込:19.8%)
    また、企業情報開示のためのシステム利用や当社サポート機能の提供に対するシステム及びサポート機能利用料として、毎月5万円(年間60万円)(税込:5万5千円(年間66万円)と決算期に5万円(税込:5万5千円)を発行者から当社が申し受けます。なお、当社が定める期限までに月次、四半期及び決算に関する企業情報等が開示された場合、システム及びサポート機能利用料は免除されます。

調達金額 39,600,000円
目標募集額 6,000,000円
上限応募額 40,000,000円