弊社は中古の工作機械や計測器・測定器を専門にしたマーケットプレイス「Ekuipp(エクイップ)」を運営しています。製造業で使用されている機器の流通は定価販売が主で、中古市場は未成熟な状況にあります。
▲「Ekuipp」の紹介動画です。クリックすると、動画をご覧いただけます。(この動画はFUNDINNOのものではありません。)
そのため、新品を数百万円といった高価格で購入するケースがほとんどです。さらに、使用頻度が少なく、倉庫に放置され、そのまま廃棄されるという悪循環が長らく続いています。
こうした状況に対して、「Ekuipp」は工作機械をはじめ計測器・測定器に特化した売買だけでなく、滞留商品の買取・リサイクル・リユース機能を設けることで、二次流通市場を活性化させ、在庫、キャッシュフロー、環境問題に貢献していきます。
「Ekuipp」は掲載料・登録料無しで出品することができます。万が一買い手が現われなかった場合は、資本業務提携を交わしている、中古家電買取大手の株式会社浜屋による買い取りオプションも用意しており、売れ残りを防いでいきます。
また、最終的に使用不可と判断された場合でも、産業廃棄物処理工場を有する東港金属株式会社との提携により処分まで請け負うことができます。このように、「Ekuipp」では出品から廃棄処分までワンストップで提供できる仕組みを構築しています。
一方、購入者は定価の20%~50%程度安く手にできるケースもあり、大幅なコスト削減につながります。品質においても計測器が正しく計測するための校正(計測器が正しい計測値を表示するためのチューニング作業で、基本的には年に1度の実施が義務づけられている)を行っており、安くても安心して購入していただけます。
「Ekuipp」は現在、約300社が登録、約3,500点が出品されています。さらに、城南信用金庫・西武信用金庫と連携して、両信用金庫が有する企業ネットワークを活用した登録企業の獲得を行っていきます。
▲クリックすると、動画をご覧いただけます。
弊社が運営するオンラインマーケットプレイス「Ekuipp(エクイップ)」は、当初の構想から内容を違える形で成長を見せています。具体的には、メインとなる商品カテゴリーを計測器・精密機器から工作機械へシフトしたことで単価を上げることができています。
昨年からマーケットプレイスへの登録企業数、商品数にさしたる変化はないものの、工作機械の中古市場の未成熟な状況が功を奏し「案件が出たら即完売」につながる状況を創出いたしました。
コロナ禍で自社資産の見直しを図る事業者が増えており、工作機械のような大型機械を「売りたい」「廃棄したい」といったニーズは顕在化してはいるものの、「どこに売ればいいかわからない」「どうやって搬出したらいいかわからない」といった悩みを抱えています。
これに対して「Ekuipp」の機能が重宝されており、工作機械の流通数を伸ばしています。
これまで弊社は、「Ekuipp」上に出品する商品の発掘のために製造業向けにDMを送付していました。
しかし、現在はほぼ100%紹介により工作機械の仕入れを行えるようになっています。具体的には税理士、代理店、金融機関、製造業コンサル、保険会社など工作機械を使用する町工場の製造業と取引のある幅広い法人ルートから案件を紹介していただけるようになりました。
それにより、マーケティングコストを抑えながら「Ekuipp」出品数を安定的に維持することができ、新機能開発や海外進出に向けた準備に注力することが可能になってきています。
弊社では、サービスリリース当初から東南アジアへの中古品の輸出構想を掲げていました。
東南アジア諸国において「メイド・イン・ジャパン」「ユーズド・イン・ジャパン」の工作機械はプレミアムがつくことから、ニーズは明らかであると考えています。
この構想を実現すべく、弊社は工作機械の修理業者とネットワークを結びメンテナンスを施した状態で海外の販路に商品を流通させる体制の構築を進めています。
「Ekuipp」の主な参加プレイヤーは工作機械や精密機器を扱う町工場などです。
コロナ禍にあって経営難に陥っている製造業が少なくない中で、多くの町工場の製造業を顧客とする金融機関と取引をすることで、今まで以上に法人の紹介を見込んでいます。
多くの製造業で使用されている工作機械や精密機器ですが、機械のデジタル化とともに計測する道具にもハイテク化が求められるようになっています。信号機などモノ作りの過程において電気や電圧を計測するプロセスは避けて通れない工程です。
そのため、メーカーや下請けいずれの立場でも、製造にかかわる企業であれば、製品の安全性や品質を担保するために良質な機器を揃えておくことは必須です。
しかし、これら機器の管理は厄介な問題なのです。必需品ではあるものの使用頻度はさほど多くなく、購入後すぐに倉庫に眠っているケースも少なくありません。それにもかかわらず、「校正」という計測器の正確性を保持させるためのチューニング業務を定期的に義務づけられており、そのための専門人材確保や業者選定などコストを要します。
さらに、メーカーカタログ記載の本体価格は数十万~数百万円と高額で、価格を理由に購入できない事業者も少なくないのです。
工作機械では、加えて"大型"であることから「売却・廃棄したくても方法がわからない」「搬出費用が高額」「場所をとる」などの悩みを抱えています。
せめて本や衣服、自動車のように二次流通できればよいのでしょうが、現状は残念ながら工作機械や計測・測定器には中古品市場が育っていません。
現在のコロナ禍において、中小のモノ作り企業の経営は苦しい状況が続いています。この状況が続けば、キャッシュフローに深刻なダメージを受けかねません。
弊社は中古の工作機械や計測器・測定器に特化したオンラインマーケットプレイス「Ekuipp」を運営しています。
「Ekuipp」は、従来までの商品の流動性を滞らせていた「価格」や「校正業務の煩わしさ」を解消し、さらに買取りからリサイクル、リユースの仕組みまで構築しています。
買い手企業は「Ekuipp」を通じて動作や精度が保証されているものを、新品よりも20〜50%程度安く購入できることもあります。
一方、売り手企業は従来の出品に伴う業者選定や書類作成などの煩雑なコミュニケーションが不要になり、最短3分で出品が可能になります。したがって、倉庫や研究室に眠る遊休資産の収益化が「早期」かつ「容易」に実現できるようになります。
こうした「Ekuipp」の開発を担うのは、CtoCアプリに精通したシンガポール系企業のC2C PTE.LTD.(以下、「同社」)で、同社はマーケットプレイスの開発を専門としています。同社との開発により、カテゴリーを細分化して検索しやすくしたり、校正状況や使用履歴情報を商品と共に掲載するなどして製造業の方が求める仕様を追求しています。
弊社はマーケットプレイスの運営者として、主に値付けと校正業務、メンテナンスなどに経営資源を集中させていきます。収益は、出品者と購入者のマッチングにより成立した売上の15%の手数料を、校正・修理会社から校正・修理費の5%の手数料をそれぞれ得ていきます。
「Ekuipp」は中古機器の売買マッチング機能だけに留まりません。家電等の中古品売買で年商100億円を誇る株式会社浜屋(以下、「同社」)と資本提携を締結しており、同社による買取り・リサイクル・リユース機能も備えています。
これは、「Ekuipp」上に出品したものの、買い手がつかずに一定期間過ぎた場合、同社による買取りオプションです。尚、この買取システムに加え、製造業に特化したマーケットプレイスである点において特許(第6566458号)を有しています。
また、同社は国内約1万社の買取業者とネットワークを有しており、出品者獲得にもつながっています。さらに、同社が有する海外への販路を活用した海外展開も視野に入れており、弊社の事業スケールに欠かせない存在です。
「Ekuipp」は、昨年5月のリリースから現在に至るまでで出品商品点数が約3,500点、登録企業数約300社となっており、売り手・買い手ともに毎月増加しています。
弊社は製造業関連企業を多数顧客に持つ、城南信用金庫や西武信用金庫と連携して、今後、10,000、20,000・・・と商品数、購入数ともに増加を図っていきます。
両信用金庫のネットワークを活用し、出品者・購入者双方の参加プレイヤーを増加させ、マーケットプレイスの規模拡大を目指していきます。
「Ekuipp」では中古の売買にとどまらず、新品を出品するケースもあり、工作機械や計測・測定器メーカーにとって新たな販路としても期待されています。
さらに、競合と思われがちなリース会社にとっても在庫を処理できなくなった際の出品先として利用していただくなど、多様なプレイヤーが参加できるマーケットプレイスとなっています。
市場規模においては2018年度に日本全体で約1.7兆円の出荷金額で約7.6万台もの工作機械が製造されています(日本工作機械工業会調べ)。また、ニッチに思われがちな電気計測器は約6,200億円となっており、二次流通市場が形成されていないことや工作機械や計測・測定器の多くが最終的に廃棄されていることを鑑みると、弊社が対象とする市場規模は2~3兆円程度と見込んでいます。
「Ekuipp」への出品をご希望されるユーザーから特に求められているのが商品の値付けです。中古市場というのは未成熟なため適正価格をユーザー自身が判断できないでいるのです。
これに対して、売買履歴を蓄積していくことで価格や仕様など「売買が成立しやすい」要素をデータベース化し、AIによる商品価格の推奨機能を追加する等、製造業の方がより使いやすいサービスを提供していきます。
さらに将来的には、出品から売買成約まで人を介さない仕組みの構築を想定しています。具体的には、出品商品の写真をそのまま掲載し、AIによるプライシングを経て自動的に成約できるよう実装を目指しています。
「Ekuipp」は将来的に、取り扱い商品レンジの拡大を図っていきます。工作機械や計測器・測定器に限らず、プレス機やローラー機などをはじめとした製造業が扱う商品すべてをアセットし、商品カテゴリーごとにSEO(検索エンジン最適化)を行いながらマーケットプレイスの規模拡大に努めていきます。
さらに、資本提携する株式会社浜屋が有する東南アジア向けの中古品売買市場への参入を視野に入れています。具体的には、輸出代行サービス機能を加え製造業の海外へ向けた販売を円滑にしていきます。
下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。
※「Ekuipp」利用手数料の会計処理について、2022年1月期より、従来の売上を純額で表示する方法から、売上と売上原価の総額で表示する方法へと変更しています。
この度の募集において開示している事業計画も、2022年1月期より当該会計処理の変更を反映しています。
商品の出品数を増やしていくため、営業人材を拡充していきます。製造業が盛んなエリアを中心に金融機関、工業団体、税理士法人、法律事務所等、製造業者とつながりの深いパートナーの獲得に注力します。
日本製品を高く評価しているベトナムやタイなどの東南アジア圏への輸出に向けた取り組みを活発化していく計画です。現地バイヤーの獲得や搬出業者、さらに修理業者との連携強化を図り、メンテナンスされた製品を輸出する体制の構築を目指します。
出品者は写真を送るだけで、「Ekuipp」上へのアップロードから最適な価格設定、さらには写真から型番を読み込み、商品詳細の表示に至るまで自動化していく構想で、顧客体験の向上を目指します。
海外戦略においてはまずは東南アジアへの展開を進めていきますが、次のターゲットはアフリカ、南米を想定しています。日本の製品を届けることで発展途上国の産業発展に貢献していきたいと考えています。さらに、海外展開をスムーズに進める上で自動決済機能の拡充も目指します。
製造業で扱われる製品といっても様々です。工作機械や計測・測定器に限らず、食品加工機、フォークリフト、さらに、金属加工時に発生する端材(メーカーが材料として活用)等、製造機械全般を扱うマーケットプレイスを目指します。
パートナー拡充や取扱商品レンジの拡大、海外進出によって出品数約2万点を実現できると見込んでおり、IPOを目指します。
「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
下記のKPIの推移については、事業計画書(売上高等推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移については、発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。 事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1・別紙1-2をご確認ください。
弊社代表は、大手外資メーカーでエンジニアを経験しており、計測器、測定器について深い知見を有しています。また、大手監査法人にてM&Aアドバイザリーサービスの経験もあり、さらにチーム内には大手銀行出身のメンバーも参画しており、経営について適切に判断することができます。
1982年埼玉県生まれ
2008年に東京大学大学院広域科学専攻物理部を修了後、米国のSchlumberger Limitedに入社
地下の石油埋蔵量を計測し、石油メジャー各社にデータ提供するエンジニアとして活躍。また、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社にて、国内外のM&A案件に関わる企業評価アドバイザリーサービスにも従事
業界不況により退社後、独立・起業を決意し、2018年3月にEkuipp株式会社(旧Anyble株式会社)を設立
メーカー各社が保有する精密機器のBtoBシェアリングをプロデュースするWebサービス「Ekuipp」を運営し、日本の製造業の復権への貢献を目指している
明治大学経営学部卒業
2018年4月に株式会社三菱UFJ銀行入社。中小企業の法人営業に従事
2020年4月よりEkuipp株式会社に参画。主に営業、マーケティングを担当
もともと私は石油業界のエンジニアとして10年間研究開発に携わってきて、そこでの原体験が創業するきっかけになっています。
シェール革命。これに伴って原油供給過剰が発生し、2014年頃から原油価格が急落しました。もちろん原油価格の下落は前職の石油サービス会社にも影響が及んで、一気に人員整理が加速しました。
米国の日刊新聞ヒューストン・クロニクルによると、リストラされた人数はグローバルで7万人(2018年3月時点)。日本国内の会社で数千人のリストラが実施されて大きなニュースになっていますが、そんなレベルではありませんでした。
本当に人がどんどんいなくなり、オフィスもすっからかん。正直、私が入社したときは、やっぱり大企業=安定というイメージを持っていて、何かあっても大丈夫だろうと心の中で信じていました。
結局のところ会社に思いっきり頼っていたというか。実は、父の勤務していた会社も当時絶対潰れないといわれていたんですが、私が高校生の時にバブルが弾け、あっさり倒産しています。
私は学生時代と前職時代2回の経験を通じて、「もう企業に頼るのはやめて、自分で切り開いていく」と強く思い、迷わず起業という選択肢を選びました。失敗しても自分の責任。大企業といえど、絶対安泰とは言い切れない時代になってきていると思います。
しかし、ただ意気揚々と起業すると言っても、何をするの?というところがネックでした。何かの問題を解決しなくてはいけない。そして、自分だからこそ気づける問題であるか。さらにビジネスになりうる市場規模か。
こんなことを考えて日々過ごしていました。そんな時、当時の景気悪化に関連してぱっと気づくことがありました。
「人はいないのにモノがあふれている……」ふと浮かんだアイデア。
会社は不景気になると負の循環がスタートします。予算カット→プロジェクト縮小→人員縮小→目標未到達→予算カット……。負の循環によって、予算・プロジェクト・人といった様々なものが変化していくことを感じました。
そんな中、あまり変化しないものがありました。それはモノです。特に実験、評価に使用する測定器たちです。倉庫にいくとさらにその状況は顕著に分かります。
私はプロジェクトの倉庫管理の担当でちょくちょく倉庫に顔を出していました。そこには、今後使わないであろう測定器たちが、うじゃうじゃと格納されています。
その金額も数十万から数百万まで。全員ではないんですが、エンジニアの気質として、「いつか使うかもしれないから取っておこう」という考えがあると思います。その考えもすごく分かります。
なぜなら、あるプロジェクトのために数百万円もする高価な測定器を買って、数回使うものの、プロジェクトが終わると倉庫にしまうという流れをよく見るからです。ただ現実的には、結局使わないという場合がほとんどです。
そして残念ながら、最終的には廃棄しています。
こんな問題を解決できたらいいなと思い、法人間で計測器、測定器を直接売買できるマーケットプレイスのアイデアが浮かびました。そして、このアイデアを前職の同僚に話したところ、「一緒にやろう」と意気投合して創業しました。
車で移動したい人とドライバーを繋ぐ「Uber」や、宿泊場所を借りたい人と貸したい人をつなぐ「Airbnb」など、個人と個人のニーズをつなぐ様々なCtoCサービスが登場しており、私はこのようなダイレクトマッチングは今後も成長していくと考えております。
これは個人間だけではなく、BtoBつまり事業者間でも同じ流れがくることが想定され、Ekuipp株式会社は日本発の事業者間ダイレクトマッチングサービスの先駆者であります。
また、私は製造業の経営にも携わっていることから理解できるのですが、計測器、測定器という領域に目を向けると確かにほとんどが廃棄されており、この領域のリユース市場は大きく成長できる可能性を秘めております。
今後の「Ekuipp」に期待しております。
Ekuipp株式会社代表取締役の松本さんに初めてお会いしたのはサービスローンチ前でした。
お話を伺っていると、電気計測器測定器の国内市場規模はなんと6,000億円もあり、その二次流通市場はまだまだ未熟で数兆円もの遊休資産が最終的に廃棄されるということでした。
当時その事実に驚き、また大きく成長できるポテンシャルをもっているなと思ったことを記憶しております。
私は長年システム開発に携わっており、その観点から現在ローンチされているサービスを見てみると、UI、UX共にユーザー視点で深く考えており、とても使いやすいサービスになっていると感じております。
今後も値付け推奨機能であるAIの導入や輸出サポート機能を追加していくということでさらなる発展に期待しております。
昨今、新型コロナウイルスの影響もあり、同社のお客様である製造業界の経営者様は、必死に経営努力をされています。
その中で、「Ekuipp」は、企業様の資金繰り状況の改善の一助となる注目すべきプラットフォームサービスです。
製造業界の企業様にとって、設備投資はどうしても必要です。ですが、倉庫や工場をよく見ていますと、長期間利用していない遊休資産が眠っていることが多々あります。
他方で、それらを廃棄するには、コストがかかってしまいます。そこで、「Ekuipp」を利用すれば、有価物として高価で売却でき、キャッシュを創出できます。
また、「Ekuipp」に掲載されている中古商品を購入すれば、比較的安い設備投資で開発生産にチャレンジできます。
「Ekuipp」は、製造業界の企業様へ多くの恩恵をもたらす将来性あるサービスです。「Ekuipp」の発展によって、計測器・測定器の二次流通市場が成熟していくことで、日本の製造業界は盛り上がっていくと考えます。同社の今後の活躍に大いに期待しています。
弊社はリユース事業を主軸としており、日本国内で使用されなくなった家電、楽器、オーディオ、テレビ、ゲーム機、自転車、スポーツ用品、家具、雑貨などを事業者から買い取り、海外約40カ国への輸出販売を行っています。
まだまだ改善の余地はあるものの、弊社が主に取り扱っている一般消費者向けのリユースはある程度認知されているのですが、この製造業で利用されている計測器、測定器においてはリユースという概念が浸透しておらず、商品のほとんどが廃棄されているのが現状です。
Ekuipp株式会社はこの大きく成長する可能性のある計測器、測定器のリユース市場を創り上げており、領域は違えど、ものが当たり前のように捨てられている世の中をなくそうと思う気持ちは一緒です。
また、計測器、測定器は高価であり専門知識も要し、ただ単にオンライン上で中古計測器、中古測定器が売買できるというだけのサービスではユーザー様は満足できないかと思います。
それに対し「Ekuipp」では修理、校正サービス、貨物総合保険、買取サービスなど付帯サービスも充実しており、ユーザーに対して非常に利便性の高いサービスにしていこうという意識が強く、今後の成長に大いに期待しております。
「ものづくり」に工作機械や計測器は欠かせない存在です。それにも関わらず、使われなくなった場合は捨てるしか選択肢がない。日本の「ものづくり」が、いかに目の前の製品だけを見て、エコシステム全体を考えて来なかったかを象徴する話のように思います。
「Ekuipp」の松本社長はエンジニア出身です。実際に前職で工作機械や計測器を廃棄してきて、その非合理さを現場の経験から理解しています。松本社長には新しい日本の「ものづくり」の形が見えているのだと思います。
「Ekuipp」が展開する工作機械・計測器のリユースのマーケット・プレイスには大きな可能性があると思います。これによって中小企業が安価に計測器・測定器を購入することができるなど市場全体の効率化が見込まれます。
「Ekuipp」の発展によって、工作機械・計測器の二次流通市場が成熟していくことで、日本の「ものづくり」はますます発展していくと考えます。
弊社は、VC、事業会社、エンジェルより出資を受けています。
● SOLTEC INVESTMENTS PTE.LTD.
● しらうめ第1号投資事業有限責任組合無限責任組合員
弊社は、メディア掲載実績があります。
(上記掲載のURLから遷移するwebサイトは、FUNDINNOのものではありません。)
▲クリックすると、動画をご覧いただけます。
まずは前回募集時にご投資いただいた株主の皆様、改めてありがとうございました。
弊社は、「EKuipp」というマーケットプレイスを通じて製造業に不可欠な計測・測定器の中古流通市場を創っていきます。前回募集時以降は、新たにニーズが顕在化してきた「工作機械」の出品依頼が活発化しています。
工作機械は大きく、かつ、重いために搬出コストが高額になり、廃棄・売却したくても容易ではありません。放置していても場所をとります。
こうした悩みに対して、「Ekuipp」を求める声が増えており、案件を紹介していただける機会が増えています。
今後、まずは営業を強化し、東北、中部、北九州等日本全国の製造業が盛んなエリアにパートナーを獲得することで出品数を伸ばしていきたいと考えています。
さらに、AIによるプライシング機能や自動売買システム、自動決済機能など、顧客体験の向上に努めながら、東南アジアを皮切りに世界展開を目指します。
どうか応援のほどよろしくお願いいたします。
資本金: | 26,000,000円(2021年6月28日現在) |
発行済株式総数: | 1,150,000株(2021年6月28日現在) |
発行可能株式総数: | 5,000,000株 |
設立日: | 2018年3月7日 |
決算日: | 1月31日 |
Ekuipp株式会社による株主名簿及び新株予約権原簿の管理
Ekuipp株式会社第2回FUNDINNO型有償新株予約権に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要
※以下はEkuipp株式会社第2回FUNDINNO型有償新株予約権に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「投資に関するリスク・留意点等」をご確認ください。
新株予約権は、発行者が発行する株式を今後決定される転換価額で取得する権利を指し、転換されるまでは株式ではないため、株主が保有するいかなる権利も有しません。所定の行使期間内にこれを行使すると、所定の転換価額で発行者の発行する株式を取得することができる権利です。
新株予約権は、権利行使期間の終了までに株式に転換するための権利行使をしないまま権利行使期間が終了すると権利が消滅し、投資金額の全額を失うことになります。
募集新株予約権及び新株予約権を行使して取得した株式は、非上場の会社が発行する有価証券であるため、取引の参考となる気配や相場は存在しません。また、換金性も著しく劣ります。
発行者の発行する新株予約権及び新株予約権を行使して取得した株式には譲渡制限が付されているため、店頭取引が行われたとしても、譲渡による取得について発行者による承認が得られず、新株予約権者及び株主としての権利移転が行われない場合があります。
募集新株予約権及び新株予約権を行使して取得した株式は、金融商品取引所に上場されておらず、その発行者は、収益基盤が確立されていないことなどにより財務体質が脆弱な状態となっている場合もあります。当該発行者等の信用状況に応じてご購入後に価格が変動すること等により、損失が生じることや、その価値が消失し、大きく価値が失われることがあります。
募集新株予約権は、社債のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく配当は支払われません。また、新株予約権を行使して取得した株式について、配当が支払われないことがあります。
募集新株予約権について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同等程度の情報開示は義務付けられていません。
有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
発行者の前期決算期末(2021年1月31日)及び直近試算表(2021年4月30日)における純資産は債務超過ではありません。なお、直近試算表の金額は暫定であり、変更となる可能性があります。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過に陥るリスク及び有利子負債の返済スケジュールに支障をきたすリスクがあります。
発行者の前期決算期末(2021年1月31日)及び直近試算表(2021年4月30日)において営業損失が計上されています。なお、直近試算表の金額は暫定であり、変更となる可能性があります。今後、売上高が計画どおりに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。
今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。
発行者の設立日は2018年3月7日であり、税務署に提出された決算期(2021年1月31日)は第3期であり、現在は第4期となっています。上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。 発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 発行者は当募集において目標募集額を1,008万円、上限応募額を4,032万円として調達を実行します。但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集において上限応募額に到達しなかった場合は、2021年11月に不足分の資金調達を予定 (※ただし、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2021年11月の調達は行わない予定です。)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。
発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。
著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
発行者の事業は、代表取締役である松本悠利氏の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。
ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2度目以降の場合は総額の15%(税込:16.5%)相当額)が支払われます。また、企業情報開示のためのシステム利用や当社サポート機能の提供に対するシステム及びサポート機能利用料として、毎月5万円(年間60万円)(税込:5万5千円(年間66万円))と決算期に5万円(税込:5万5千円)を発行者から当社が申し受けます。なお、当社が定める期限までに月次、四半期及び決算に関する企業情報等が開示された場合、システム及びサポート機能利用料は免除されます。