※弊社調べによる
フルオーダーメイド靴の割引クーポン79,200円分ご提供(詳細)
(参考)パンプス1足分は79,200円、男性用オーダー靴1足分は92,400円
※上記URLの遷移先はFUNDINNOのものではありません
出典:リビングくらしHOW研究所
出典:ShareLab
※上記URLの遷移先はFUNDINNOのものではありません
▲スピーカーボタンをクリックすると音声が流れます。
弊社代表の諏訪部は、学生時代にロボット工学を専攻し、旋盤や溶接、マシニングセンタなどの加工技術を習得したほか、ロボット制御や情報通信技術など幅広く学びました。
大学卒業後は、小売業のお客様を中心に10年以上ITコンサルタントの経験を経て、オーダーメイドパンプスを作る会社で3D技術を活用した新サービスの開発に従事してきました。
2019年に弊社を設立し、足に合わない靴を履くことによる健康被害に悩む全ての人に向けて、前職での経験を活かして自分のためだけに作られた「フィットする靴」を提供する事業を開始しました。
弊社は、「最先端の3Dプリント技術」と「靴職人の匠の技」を融合し、一人ひとりの足に合わせたフルオーダーメイド靴をサブスクリプション(以下、サブスク)で提供しています。
3D計測技術によって足の甲の高さや指の長さなど細部まで計測し、ヒールの高さやデザインなど約8,900万通りもの仕様の中から、お客様に最適な1足を提供します。従来と比べ約1/3ほどの短期間で製作し、サブスク利用期間中はメンテナンス付きで足に合った良い靴を長く履ける点が特徴です(弊社調べ)。
また、NEC(日本電気株式会社)と次世代の歩容センシング技術を活用したサービス開発にも取り組んでいます。これは、靴の中にセンサを入れ、そこから得られたデータを用いることで、ユーザーに歩き方の提案をしたり、適切なメンテナンスを提供するためのものです。
さらに、歩いた分に応じてサブスク料金を変動させる仕組みへの応用も予定しています。
マーケティングなどの取り組みも進んでおり、靴事業は3年前から比較して4倍以上の売上に増加し、受注数も昨年比約1.4倍に増加、営業黒字への転換を達成しました。
自分専用に木型(靴型)から製作した靴が3D技術により低価格化したり、より進化し快適になったり健康につながることに対して認知が進んでいないと感じています。
しかし、現在NECと進めているプロジェクトを通して、彼らのネームバリューなども活用していくことで多くの人にオーダーメイド靴の必要性を訴求できると考えています。
そのためには、当プロジェクトを実現できる体制および販売力を強化していくことが必要だと考えています。
▲スピーカーボタンをクリックすると音声が流れます。
前期(2023年8月期)は新型コロナウイルスの逆風を受けるなか、コスト削減や構造改革、営業強化などが功を奏し、FUNDINNOにおける前回募集時の計画は未達ながらも靴売上は約2,361万円と3年前から比較して4倍以上に増加、受注数も昨年比約1.4倍に増加し、営業黒字への転換を達成しました。
2021年後期から関東圏や大阪、名古屋、札幌、金沢などでポップアップストアの出展を広げてきたほか、InstagramやX(旧Twitter)などSNSでの発信を強化したことが売上の増加に寄与したと考えています。
一方、靴メーカーなどと提携して販売促進を行うBtoB事業の契約社数においては、相手企業の事情や、足と靴に関するカウンセリングが必要なオーダー靴の取り扱いの難易度を背景に難航し、FUNDINNOにおける第一回目資金調達時の計画は未達となりました。
今後は引き続き直販(BtoC)事業を主軸としつつ、機会を見てBtoB事業も進めていく計画です。
利用者の増加に伴い、メディアでの紹介や表彰をいただく機会も増えました。2021年には優れたサブスクサービスを表彰する「日本サブスクリプションビジネス大賞2021」で特別賞をいただきました。
その他にも、無駄な靴を作らない古くて新しい靴作りの仕組み、さらには、個体数管理により捕らえたエゾシカの革を活用した靴作りが評価され「SDGsビジネスホープ賞」の受賞や、優れたサステナブルサービスを表彰する「サステナブル★セレクション」にも選ばれました。
さらに、国内の有名歌手や俳優などにもご利用いただく機会も増加しました。「AYAME」は3D技術と匠の技の融合により高いレベルの靴造りを短期間でできるので、撮影やコンサートなどの直前のご依頼でも間に合う点が高く評価されています。
2022年より、NECと共同でこれまであまりカバーできていなかった、実際の歩行の仕方についても領域を広げてお客様に新たな価値を提供出来るように、必要な歩容データを収集するセンサを搭載したパンプスの開発を進めています。
お客様の歩き方をセンシングすることで、より負担の少ない歩き方のご提案のほか、歩いた量に応じて適切なメンテナンスを実施することも可能になると考えています。(前回の募集情報はこちら)
私たちの日常に必要不可欠な靴は、世界で年間約222億足生産されていると言われています(出典:APICCAPS「全世界の靴生産数」)。これだけ大量の靴が市場に出回っているにもかかわらず、自分の足にしっかりフィットする靴を見つけるのは極めて難しいです。
実際、市場調査のデータでも、女性の約8割が靴に悩みを抱えていると言われています(出典:リビングくらしHOW研究)。
足に合っていないのに仕事での必要性やオシャレのために我慢して長く履き続けてしまうと、無意識のうちに靴擦れや外反母趾などの健康被害に遭ってしまう可能性があります。
さらに、20代以上の女性の8割以上が「足に合わないから」などの理由で1年以上履いていない埋蔵靴を持っているというデータもあります。このような流れが、現在のファッション業界の主流である、大量生産・大量消費、そして大量廃棄という循環を生んでいると考えます。
こうした循環は環境への負担が重く、持続可能な社会の実現のためには見直しが必要です。最近EUでは売れ残った服や靴の廃棄を禁じていく方針を掲げるなど、グローバルでも廃棄拡大に歯止めをかける動きが広がっています。
日本でも従来の大量生産方式から、無駄なものを作らない「適量生産」にシフトする必要があると考えています。
弊社は、パンプスをはじめとした様々な靴を完全オーダーメイドで製作し、サブスクで提供することで前述した課題を解決していきたいと考えています。
足には、JIS規格にある長さや幅だけでは表現ができない、細かい特徴(甲の高さ、指の長さなど)が無数に存在しています。これらを手で正確に計測するのは容易ではありません。
そこで弊社では、一人ひとりの足に合わせて3Dスキャナで細部まで計測し、コンピュータ上で完全に再現しています。読み込んだデータを元に弊社独自の設計メソッドにより木型(靴型)のデータをコンピュータ上で作製し3Dプリンタを用いて木型データを実体化します(3Dプリントに使う材料はトウモロコシなどの植物を原料にしたPLA樹脂を使用)。その木型をもとに弊社の職人が製甲・縫製・吊り込みを手作業で行い、個人専用の靴が完成します。
これまで累計の受注数は1,000足近くに上り(2024年2月現在)、足の細かな部分まで計測する技術や製作の精度は日々高まっています。
木型は個人専用に左右別で専用に設計するのでサイズ選びが不要で、デザインについてはパンプスはつま先の形、ヒール高さや革の種類などの組み合わせで約8,900万通りのデザインを用意しており、お客様一人ひとりに合わせた靴を提供することが可能となっています。
婦人靴ブランドの「AYAME」は、6,000円(税抜)×12ヶ月間というサブスク制の料金体系です。12ヶ月が経過したあと靴の所有権は購入者へと移行しますが、定期的な靴の修繕は引き続き弊社が請け負う「メンテナンスプラン」への移行も可能です。契約期間中は何度でもメンテナンス可能です。
紳士靴ブランドの「菖蒲(しょうぶ)」は、7,000円(税抜)×12ヶ月で、2年目以降のメンテナンスプランは月額2,000円(税抜)で提供しています。
現在「AYAME」ではパンプスとブーティー、ショートブーツ、ロングブーツを提供しており、今後ローファーやサンダルなど提供可能な靴のレパートリーを拡充していく予定です。
同様に「菖蒲」においても紐靴は、歩きやすいゴム底や、こだわりの革底仕様の靴、そしてスニーカーなどを提供しています。今後もお客様からのニーズをくみ取りつつ、商品開発を積極的に行っていきます。
弊社の強みは、3D技術と靴職人の匠の技を組み合わせたことによるハイブリット製作を実現した点です。これまで高価で敷居の高かったオーダーメイド靴を、弊社の独自製法により「低価格帯」かつ「短納期」でのお渡しを実現しました。
「フルオーダーメイド靴の品質を保ったまま、いかに量産するか」を軸に研究してきたため、他社のオーダーメイド靴サービスとは一線を画していると考えています。
一般的なオーダーメイド靴は、採寸から仕上げまで全て職人が手作業するため作成に半年程かかり、価格も数十万円にのぼります(弊社調べ)。一方、弊社では職人技と3D技術の融合により、コストと工数を減らしています。
3Dスキャンした足型データを、オーダーメイド靴用の木型に落とし込むには、データを適切に処理する必要があります。また従来の2次元を基本とした設計手法とは異なり3Dから3Dを設計する今までに無い非常に高いレベルの技術を要します。
受注数も昨年比約1.4倍に増加と成長しており、初めてオーダー靴を注文するという方がほとんどです。このように今までに無い新たなオーダーメイド靴の市場を開拓していると自負しています。
お客様に安心してサービスをご利用いただけるよう、弊社のすべての製品には「完成保証」サービスを付与しています。
パンプスであれば、「足が前にずれないこと」「踵が浮かないこと」が快適な歩行をする上で重要です。弊社の製品に万が一品質に問題があれば、満足する状態になるよう調整対応を追加費用無しで行っています。
また、お客様が長期間安心して履けるよう、中敷や底面の交換など、定期的なメンテナンスも含まれたサービスとして提供しています。サービスをサブスクにすることで、お客様に継続的にサービス利用を促すことができるのは、足に合った良い靴を長く履いていただくことで、お客様の靴と足の問題解決や、さらに地球環境を考えた時に、多くのことに対して最適なソリューションになっていると考えています。
こうした独自のビジネスにより、サービス開始以降1,000足近くの靴を提供し、お客様によっては7足目の製作をさせていただいている方も出てきているほどの高い評価をいただいています。また、コロナ禍が明け、外出の機会も増えるにつれ2年目以降のサービス継続率も向上しています。
実際にご愛用いただいているお客様からも、一度履いたら他の靴は履けないなどありがたい評価をいただいています。このように、良い靴をメンテナンスして長く履くことが顧客の中に定着しつつあることを実感しています。
下の表は現時点において今後の経営が事業計画通りに進展した場合のスケジュールです。そのため、今回の資金調達の成否、調達金額によって、スケジュールは変更となる場合がございますので、予めご了承ください。また、売上高は事業計画を前提としており、発行者の予想であるため、将来の株価及びIPO等を保証するものではありません。
実績
予測
売上計画
2023.8
2024.8
2025.8
2026.8
2027.8
2028.8
2029.8
2030.8
2031.8
2032.8
約0.39億円
約0.38億円
約0.49億円
約1.07億円
約1.73億円
約2.64億円
約4.81億円
約7.25億円
0
2
4
6
8
10
12
14
16
0
4
8
12
16
億円
「快適に歩く」という価値を提供した分だけ利用料を徴収します。そして、今よりもグレードアップし本当に利用した分だけ使用料を払う「究極のサブスク」形式でのサービスの提供を開始する計画です。あまりパンプスを履かない方でも、現在のプランよりも利用料が減るようにプラン設計を行い、導入のハードルを下げる狙いがあり、広く「AYAME」のパンプスを手元に届けるための起爆剤にしたいと考えています。
パンプスで実施している、使った分だけのお支払いとなる「究極のサブスク」形式を紐靴でも開始する計画です。パンプスよりも耐用年数が長い紐靴は、メンテナンスしながら長く履くスタイルがよりマッチしているので、導入のハードルが下がることで今まで以上にサービスと内容がマッチすると期待しています。
外部の靴屋さんなどで足の計測だけ行い、カウンセリング、デザイン決定は「AYAME」の公式Webサイトから直接おこなう委託計測&オンライン販売の仕組みをスタートさせる計画です。ポップアップなどで回れない地方や、需要がそこまで多くない地域で展開することで、点でしかカバー出来ていなかった所を協力店と共に面でカバー出来るようにして行く計画です。
ポップアップなどで地方を巡回し、一定程度の需要が見込める地域へ直営店の展開をおこなう計画です。これまでの実績では札幌での反応が良かったので、現時点(2024年現在)では第1候補となっています。まだ回れていない地域も多数あるので、候補選びに関しては今後も引き続き検討していく計画です。
紳士靴、婦人靴など全てのラインナップにおいてオーダーメイド靴の年間販売数2,800足の突破を計画しています。また、IPOに向けた準備を開始する計画です。
協力会社様との協力で海外での販売に向けた準備を進めていく計画です。
日本での販売実績を活かして海外での販売を本格化する計画です。
日本を中心に世界中で弊社のオーダーメイド靴が流通する世界の構築を目指します。また、IPOも実現したいと考えています。
「▶︎ボタン」をクリックすると各年度目標の詳細をご確認いただけます。
また、上記のサービス追加は、今回の資金調達に伴って行われるものではなく、今後、新たな資金調達を行うことによる追加を計画しているものです。なお、新たな資金調達の方法は現時点において未定です。
直販の販売促進や新サービス開発に向け、2021年から日本各地でポップアップストアを展開しています。足型の計測、お悩み相談からオーダーメイド靴の購入へとご案内しています。
このような企画のご案内や商品の宣伝において、現在は主にX(旧Twitter)などのSNSを活用したマーケティングを行っています。
特定のワードを検索した方や、特定の地域にいる方に向けてプロモーションを実施することで新規顧客の獲得に努めています。特に直近ではXによる訴求効果が高く、文字と写真を一緒に読んでもらえることで写真だけでは伝わりにくい弊社の特徴や、高い靴の知識から行えるアドバイスなどを通じてしっかりと内容を伝えることが出来ています。Xから流入する方のWEBページ滞在時間は他のSNSの3〜5倍にも達しており、しっかりとした情報発信から内容を理解していただいていることを実感しております。
歩容をセンシングし、歩いた分に応じて料金を支払う「究極のサブスク」の実現に向け、NECと共同でセンサ入りのパンプスの稼働テストを2024年3月から実施する予定です。
そして、年末を目安に「究極のサブスクパンプス」先行モニターを募集し、2025年8月にはパンプスの「AYAME」で、2026年2月には紳士靴の「菖蒲」で本格的なサービスの運用を始める計画です。
歩いた歩数に応じた適正価格を支払う仕組みにより、導入のハードルを下げつつ利用状況に合わせた適切なメンテナンスを重ねることで解約率を下げ、より長い間履いてもらえる仕組みを構築したいと考えています。これにより、多くの方にまずは「AYAME」、「菖蒲」の靴を1足揃えることが当たり前となるような世界を作り出したいと考えています。
現在は東京・日本橋で弊社の直営店を構えています。2028年を目処にポップアップで引き合いが多かった札幌を第1候補として新規店舗を開設し、その後も1年に1店舗のペースで直営店を国内に広げていく計画です。
併せて、協力店舗での足の計測を行い、「AYAME」の公式Webサイトで販売を行うハイブリッドスタイルでの販売も計画しています。現在は、ポップアップにて計測からご注文受付まで行っていますが、これを現地で必須となる計測だけに絞り、ほかの部分をオンライン化することで、より多くのお客様に提供できるようにしていく計画です。
また、「靴が足に合わない」という悩みは万国共通の課題です。弊社は東南アジアにネットワークを持つ企業と繋がりがあるので、海外においても同様の仕組みで販売を目指します。既に台湾やアメリカにも弊社のサービスをご利用中のお客様が存在するため、将来的には需要が見込めるアジアやアメリカなどに進出を検討しています。
さらに、事業をスケールするために職人を増員する段取りも進めており、現在の3倍の注文量まで対応できるよう準備を進めています。
下記のKPIの推移については、事業計画書(売上高等推移予想)の内容を反映しております。なお、KPIの推移については、発行者の予測であり、必ずしも保証されるものではありません。事業計画書につきましては契約締結前交付書面の別紙1-1・別紙1-2をご確認ください。
実績
予測
販売足数(年間合計)
2023.8
2024.8
2025.8
2026.8
2027.8
2028.8
2029.8
2030.8
2031.8
2032.8
336足
349足
488足
822足
1,301足
2,010足
2,865足
4,362足
0
1,200
2,400
3,600
4,800
6,000
7,200
8,400
9,600
0
2,400
4,800
7,200
9,600
足
1984年8月生まれ
2002年に沼津高専でロボコンのリーダを務め、地区大会優勝。全国ベスト4を記録
2005年3月、国立沼津工業高等専門学校 制御情報工学科卒業
2007年3月、国立長岡技術科学大学 経営情報システム工学科卒業
2007年にITコンサルタントとして小売業のお客様を中心に基幹システムの構築やメンテ、One2Oneマーケティングシステムの構築や専用端末の開発に10年ほど従事
2017年にオーダーメイドパンプスに3D技術を融合させた新サービスの開発を行う。3Dスキャナの開発にも従事
2019年、独立し株式会社crossDs japanを設立
2020年、オーダーメイド3DパンプスAYAME サービス開始(婦人靴)
2020年11月にオーダーメイド3Dシューズ菖蒲 サービス開始(紳士靴)
1985年生まれ
東北大学を出て、電機系の設計開発の仕事に就く
靴に興味があり、個人で靴教室に行くなどして、5年の経験を積む。靴作りのレパートリーは広くパンプス、ブーツ、サンダルなど製作の経験がある
2017年 靴メーカーにて木型製作の責任者として従事
2019年 株式会社crossDs japanに参画、木型データ作成時間を当初の1/6程度まで短縮することに成功。木型製作と靴作りを横断的に監督しワークフロー改善も実施
1938年生まれ
靴製甲一筋65年の靴職人
現役時代にはオーダーメイドの靴ブランドで会社を設立。代替わり後も、バレーシューズメーカのシューズアドバイザーや靴工房の講師等を兼務
その後、ITによる靴事業の革命を目指し株式会社crossDs japanに参画
靴業界で10年以上の経験を保有
靴作りでは婦人靴、紳士靴両方において全ての製作ができる何でも屋で、仕上げた靴の出来は大変評判が良い。量産品の現場をも経験があるため、内製から外部製作を移すところなどで活躍中。株式会社crossDs japanで働きながら、将来はオリジナルの紳士靴ブランドを持つことが夢
大量生産された既製品を購入するのではなく、自分のためだけに専用に作られた使いやすいモノを使う生活を、今実現してみたいと思い、「crossDs japan」という会社を始めました。
そして、自分の息子や娘たちに胸を張ってバトンを渡していけるよう、新しい循環の仕組みを作っていきたいと考えています。
自分のためだけに物を作るという贅沢、ずば抜けた利便性、しかしそれが環境に優しいと言う、この相反するような難題を私は3Dを使ったIT技術で解決していけると思っています。
私は、学生の頃はロボットを作る学校に通い、旋盤や溶接などの加工技術を学びながら、制御工学という難しいロボット制御の分野、オペレーティングシステムや情報通信技術、物理層から情報のレイヤーに至るまで幅広く学んできました。そのなかで高専ロボコンにもチャレンジし、全国ベスト4になるなど、経験を積み重ね、実績を残してきました。
ものづくりを学んでいくうちに段々と情報システムITの世界に興味を持つようになり、ものづくりのレイヤーから段々と上の方のレイヤーに移っていきました。
大学では経営情報システム工学を専攻し、経営についてITシステムはどうサポートできるのかというところを学び、研究では地域医療のための情報システムを研究しました。
社会に出てからは、ITコンサルティングの会社に就職し、10年間小売業を中心としたお客様の経営の課題についてITシステムを使った解決などをしてきました。
特に印象に残っているのは、ワンツーワンマーケティングと呼ばれる顧客一人ひとりを見てセールスプロモーションかけていくというような仕組みです。
従来、新聞の折り込みチラシなどで大量にばら撒いていた小売のセールスプロモーションでしたが、顧客一人ひとりの特性に合わせて割引する内容を変更することによって、最小の投資で最大の購入を引き出すというようなことを実践することを小売業を中心としたお客様とともにチャレンジしていました。今から考えてみれば、小売におけるマスカスタマイゼーションの走りとも呼べるような事例に携わっていたと思います。この経験は、後にものづくりの世界でマスカスタマイゼーションをする動機にもなっています。
他にも、クラウドが繁栄を極める直前であった時代で、一般商用の中では当時世界最速と思われるリレーショナルデータベースの構築でテックリードとして活躍していました。
ITコンサルタントとして、このような仕組みや経験をしていた最中に、3Dプリンタの特許が切れて、メイカームーブメントが起こりました。
高専のロボコンに参加していた時から比べると、ものすごくモノ作りに対してハードルが下がってきたなというのを日々感じていく中で、自分でも何かモノ作りができるのではないかと改めて思うようになりました。
今まで3百万円していたような3D-CADで月々数千円の値段で使えるようなものが出てきました。たった10年でものすごく世の中が変わってきたことを痛感しました。
そういった中で3Dプリンタの組み立てキットを購入して、実際に組み立て色々な物をプリントしたり、手軽なホビー用の3Dスキャナを試してみたりしました。
2017年頃当時の内容では、そのまま最終製品としての販売や使用には難しく、 一般的に普及するにはまだ早いかなと感じました。
と言うのも、3Dプリンタを機械としてみた場合、メンテナンスという部分がどうしても今の技術では、なくならないということが判りました。個人でも買えるぐらい、お手軽に扱えるような値段にはなったのですが、機械がよくわからない一般の家庭に一家に一台普及するというようなことは到底起こり得ないだろうと思いました。
最終製品を作るのは難しいことは、実際に触ってみてわかったのですが、では、3Dプリンタで中間部材を作るために使うのであれば十分使えるんじゃないかと考えるようになりました。
ここでワントゥワンマーケティングの話にも通じるのですが、一人ひとりの要望に合わせた形を作るための治具として、補助用具として3Dプリンタで作った造形品を使うことはできないのかという風に考えるようになりました。
そんな中で、当時働いていた職場の周りの女性がバリバリ働くタイプだったのですが、皆さんが、足が痛い、疲れるといった理由で、パンプスを脱いで仕事をしている様子が目につきました。
実際そのパンプスについて調べてみると、踵を高くするためにヒールがあります。かかとが上がった状態で長時間靴を履くので足に負担がかかる。だから疲れやすい。また、自分の足に合ったサイズのパンプスが売っているかと言うとそれは宝くじに当たるようなもので、なかなか巡り会えない人がほとんどである事が判ってきました。
男性だと足の甲を紐で調整できるような靴を履くことが多いためあまりわからないと思うのですが、パンプスは甲が覆われていない状態の靴で少ない面積で足をホールドする必要があります。紐で調整することもできないため足に合っているかどうかというところが、とても大切になります。
足に合ってないパンプスだと、変な力を足にかけて歩くのでより疲れたり、足が前に滑って行ってしまって外反母趾になり、足が痛くなってしまったりと、様々な問題を抱えている靴だということがわかりました 。
このパンプスに3Dの技術を応用して一人一人の足に合ったパンプスを作るということができないのかなという風に考えるようになりました。
政府が働く女性を後押しするというような発信もしていて、これから働く女性も増える。世界的にみても人口は増えていくので女性向けの靴というところの市場は日本でも伸びるし世界でも伸びるのではないかという風に考えるようになりました。
そうして3Dを使ってパンプスや靴の問題へアプローチすることができないかという風に色々考えるようになり、現在の一人ひとりの足を3Dスキャンして、靴型を3Dプリンタでプリントしてパンプスを作るというビジネスモデルにたどり着きました。
また、足に合わない靴というところを調べていく中で、量産靴のメーカーが作っているサイズの範囲を考えると無駄なものを作っていることがほとんどなんだなということにも気がつきました。
足の形を長さと幅という二つの指標だけで表すことはとてもできません。しかし、その二つの指標をベースにして量産靴のメーカーはいくつかの種類の靴を作っています。
もしその二つの指標が自分の足に合っていたとしても、それ以外のところで足に合っていないと、履くとトラブルの原因になってしまったりします。そうしてトラブルが起きてしまった靴は履かれることなく下駄箱の中でずっと眠り続けることになってしまいます。せっかく足に合うと思って買った靴が足に合わず履けない、 お客様も買った靴が履けないメーカーとしても、そのお客様はもう一度自分の所の靴を買ってもらえることはなくなり、互いに残念な状況になってしまっています。
この状態は顧客とメーカーという垣根を超えて地球に対しても大きな残念になってしまいます。靴を作るために消費された部材やエネルギー、これらが全て無駄になってしまうのです。現在大量生産で安く靴が買えていますが、それは生産時のコストを反映しただけの価格です。実際には環境に対する負荷がその価格の何倍もかかっているという実情を消費者は知りません。
足に合わない靴を作り続ける、購入し続けるということは自分の足や財布にとっても、メーカーにとっても、地球にとっても、誰も得をしない状態になってしまっているのです。
弊社はこの課題に対して3Dの技術を使い、足に合わなくて履けない靴ではなく、足にあって長く履くことのできる靴をお客様に提供することを実現しました。これにより三者が全てハッピーになれる仕組み、仕掛けを構築し強化していきます。
私たちの社名のcrossDs(クロスディーズ)は次のような思いを込めて命名しました 。
”D”を”cross”させるモノ
Dimension(次元:2Dから3Dへ)
Domain(領域:3Dを靴の業界へ)
Dream(夢:マスカスタマイゼーションという夢を現実に)
crossDs
映画や小説、漫画などの中に広がる未来の世界を今、私たちの居る世界で実現させるために、crossDsは進んでいきます。
皆様と一緒に夢を現実にしていけるように、応援頂けませんでしょうか。よろしくお願いします。
株式会社crossDs japan様の創業前から、3Dプリントと3Dスキャンによる靴のオーダーメイドを弊社3Dプリンターをお使いいただいたのが始まりです。
当初ファッション業界と3Dテックには深い溝があり、デジタル寄りのテクノロジーをコア技術として取り入れるファッションビジネスはほぼ皆無だったと記憶しております。
服のマッチングやリコメンデーション等では一時上昇気流がありましたが、株式会社crossDs japan様は人の個性をそのままファッションプロダクトの形状に落とし込み、ダイレクトに製作する技術を真正面から提供しています。しかも、ファッションプロダクトの中では一番といって良いほど難しい靴を、お客様の抱えている悩みを真摯に受け止めてサービス提供するところに感銘を受けました。
靴は人が外に出ている時に地面から自分を支えている唯一プロダクト、そして自分の健康を支えている物です。人社会において靴の美しさも非常に大切な要であるとともに、同時に自分自身の健康も支える、株式会社crossDs japan様の提供するサービスは、両方同時に解決するものだと考え、このニーズは無くならないでしょう。
株式会社crossDs japan様の更なる発展と展開を応援しております。
弊社NECでは、重篤化する方々を一人でも減らすために、世界226億足の生活者接点である靴に歩行分析センサを入れて、IoTとAIを組み合わせることで「ウェアリング健康チェックデバイス」に変革し、すべての人々に日常健康診断を届けることをビジョンとしたプロジェクトを実施しております。
歩行分析センサをご活用頂いている、医療や介護の現場では、人は歩行ができなくなってから肉体的にも精神的にもがくっと落ち込んでしまうと言われているぐらい、日常的に歩行を意識することは大事です。しかし、靴が原因で足に不具合が生じて、歩行にも影響を与えてしまうケースがあります。
靴の種類によってはファッション性と機能性の両立が容易ではありません。重要になってくるのが、自分の足に合った靴を履いて、正しい歩き方をすることです。株式会社crossDs japanさんの作るオーダーメイドの靴に歩行分析センサを組み合わせることでそれが実現できると信じています。
いくつになってもお気に入りの靴で歩けて、いつの間にか健康にもなっている、そんな世界を株式会社crossDs japanさんと一緒に目指して行きたいと思います。
株式会社アマガサではJELLY BEANS(ジェリービーンズ)などノンレザー素材のシューズブランドをプロデュースしています。
同じ婦人靴を提供する会社から見ても、株式会社crossDs japan様の足に合ったパンプスを提供するため3D技術を活用して個人専用の木型を作るそのアプローチは、足の形やサイズに合わせたユニークなデザインを可能にし、お客様にとって特別な体験を提供していると感じております。
アマガサも顧客のライフスタイルを新しく進歩させる事を、目指しており共に成長していく事を考え、資本業務提携を結んでおります。株式会社crossDs japan様が次世代のオーダー靴造りを、さらに新しいステージに導こうとする意欲的な姿勢は素晴らしいと思います。
その情熱と革新性が靴業界のスタンダードを塗り替え、未来を切り拓くことを願っております。これからも株式会社crossDs japan様の成功を心より応援し、その成長と発展を楽しみにしています。
※上記掲載のURLから遷移するWEBサイトは、FUNDINNOのものではありません
※上記掲載のURLから遷移するWEBサイトは、FUNDINNOのものではありません
弊社では、株主の皆様のご支援に感謝するとともに、弊社サービスへの理解を深めていただき、より多くの方にオーダーメイド靴をご利用いただくための優待サービスを提供しております。
なお、2023年8月期にて黒字化の達成に伴い、優待基準日を3月末に変更のうえ、優待内容を記念優待として通常から一部変更して実施させていただきます。詳しくはこちらからご確認ください。
2023年8月期にて黒字化を達成したため、2024年3月末基準日での優待については記念優待として内容を通常から一部変更して実施させていただきます。
※上記掲載のURLから遷移するWEBサイトは、FUNDINNOのものではありません
【優待の基準日】
3月末日
【優待内容(記念優待:2024年3月末日より実施予定)】
※AYAMEパンプスPremium PLAN1足分の価格は79,200円(税込)
※菖蒲オーダーシューズPremium PLAN A1足分の価格は92,400円(税込)
【優待内容(通常優待:2025年3月末日より変更予定)】
【お申し込み方法】
【ご注意】
資本金: | 10,820,000円(2023年12月26日現在) |
発行済株式総数: | 13,960株(2023年12月26日現在) |
発行可能株式総数: | 10,000,000株 |
設立日: | 2019年12月11日 |
決算日: | 8月31日 |
株式会社FUNDINNOによる株主名簿及び新株予約権原簿の管理
株式会社crossDs japan株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要
※以下は株式会社crossDs japan株式に投資するにあたってのリスク・留意点等の概要です。詳細については必ず契約締結前交付書面をご確認ください。また、一般的なリスク・留意点については 「重要事項説明書」をご確認ください。
発行する株式は譲渡制限が付されており、当該株式を譲渡する際は発行者の承認を受ける必要があるため、当該株式の売買を行っても権利の移転が発行者によって認められない場合があります。また、換金性が乏しく、売りたいときに売れない可能性があります。
募集株式は非上場の会社が発行する株式であるため、取引の参考となる気配及び相場が存在いたしません。また、換金性も著しく劣ります。
募集株式の発行者の業務や財産の状況に変化が生じた場合、発行後の募集株式の価格が変動することによって、価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。
募集株式は、社債券のように償還及び利息の支払いが行われるものではなく、また、株式ではありますが配当が支払われないことがあります。
募集株式について、金融商品取引法に基づく開示又は金融商品取引所の規則に基づく情報の適時開示と同程度の開示は義務付けられていません。
有価証券の募集は、金融商品取引法第4条第1項第5号に規定する募集等(発行価額が1億円未満の有価証券の募集等)に該当するため、金融商品取引法第4条第1項に基づく有価証券届出書の提出を行っていません。
発行者の財務情報について、公認会計士又は監査法人による監査は行われていません。
発行者は前期決算期末(2023年8月31日)及び直近試算表(2023年11月30日)において債務超過ではありません。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、債務超過に陥るリスク及び有利子負債の返済スケジュールに支障をきたすリスクがあります。
発行者の前期決算期末(2023年8月31日)において営業利益が計上されていますが、直近試算表(2023年11月30日)において営業損失が計上されています。今後、売上高が予想通りに推移しない場合、営業損失が継続するリスクがあります。
今後の市場動向及び市場規模など不確実性を考慮した場合、競合他社の参入等により当該会社の市場シェアの拡大が阻害され収益性が損なわれるリスクがあります。
発行者の設立日は2019年12月11日であり、税務署に提出された決算期(2023年8月31日)は第4期であり、現在は第5期となっています。 上場企業等と比較して銀行借入等による融資や各種増資について円滑に進行しない可能性があります。 発行者の資金調達計画(今回の募集株式の発行による増資を含む)が想定通りに進行せず、事業拡大に必要な資金が調達できない場合、事業計画及び業績に影響を及ぼす可能性があります。発行者は当募集において目標募集額を792万円、上限応募額を2,997万円として調達を実行します。 但し、現時点では上記資金調達が実行される保証はありません。なお、発行者は当募集後、2024年6月に不足分の資金調達を予定(※但し、今回の資金調達により上限応募額に到達した場合は、2024年6月の不足分の調達は行わない予定です。)していますが、売上実績が想定どおりに進まない場合には予定している資金調達に悪影響を及ぼし、今後の資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は創業以来、配当を実施していません。また、事業計画の期間に獲得を計画しているキャッシュ・フローは事業拡大のための再投資に割り当てる計画です。そのため、将来的に投資家還元の方法として配当を実施する可能性はありますが、事業計画の期間においては配当の実施を予定していません。
発行者の事業において販売するサービスは、販売時の景気動向、市場の需給状況により予定販売単価及び想定販売数量を大幅に下回る可能性があります。
著しい売上高の下落、予想外のコストの発生、現時点で想定していない事態の発生などの事象により、資金繰りが悪化するリスクがあります。
発行者は、事業を実施するにあたり関連する許認可が必要となる可能性があります。 発行者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、 その後に係る許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
発行者の事業は、代表取締役の諏訪部梓氏(以下、同氏)の働きに依存している面があり、同氏に不測の事態が発生した場合、発行者の事業展開に支障が生じる可能性があります。
ファンディング・プロジェクトが成立しても、払込金額及び振込手数料が一部のお客様より払い込まれないことにより、発行者が当初目的としていた業務のための資金調達ができず、発行者の財務状況・経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
発行者から当社に対しては、審査料10万円(税込:11万円)が支払われるほか、今回の株式投資型クラウドファンディングが成立した場合、募集取扱業務に対する手数料として、株式の発行価格の総額の20%(税込:22%)相当額(2度目以降の場合は総額の15%(税込:16.5%)相当額)が支払われます。また、企業情報開示のためのシステム利用や当社サポート機能の提供に対するシステム及びサポート機能利用料として、毎月5万円(年間60万円)(税込:5万5千円(年間66万円))と決算期に5万円(税込:5万5千円)を発行者から当社が申し受けます。なお、当社が定める期限までに月次、四半期及び決算に関する企業情報等が開示された場合、システム及びサポート機能利用料は免除されます。
上場企業 代表取締役社長