“止められない”ハードウェア開発の壁をFUNDINNOで突破

「計画を前倒しできた」スピーディーな約1億円調達で新モデル並行開発へ。大手VCと描いた、一般投資家を巻き込む資金調達戦略

企業名 LIFEHUB株式会社
設立年 2021年
代表者 中野 裕士
事業内容 次世代型パーソナル電動モビリティ「AVEST」の開発・製造・販売
過去の資金調達 大手VCやCVC、上場企業代表取締役の資産管理会社が出資
ウェブサイト https://www.lifehub.co.jp/
(遷移先はFUNDINNO外部サイトです)
シード
ステージ
アーリー
ステージ
ミドル
ステージ
レイター
ステージ
利用前の
課題
  • 研究開発の手を止めない効率的な資金調達手段を模索
  • 自社製品の革新性を一般層へ広く認知させるためのPR
  • ターゲット顧客層と親和性の高い投資家へのリーチ
利用後の
成果
  • 「想像の倍以上」となる約1億円をスピーディーに調達
  • 459名が株主に。市場への認知拡大と潜在顧客獲得を実現
  • 普及版新モデルの並行開発体制を前倒しで構築

“止められない”ハードウェア開発。「より速く」資金を得られる手段を求めて

─ 御社の事業内容を教えてください。

中野LIFEHUBは、ロボット工学を主軸に、移動の領域で「今までできなかったことをできるようにする」スタートアップです。例えば、従来の電動車いすでは不可能だった「階段を昇降する技術」を開発し、それを製品化することで、人々の行動範囲を劇的に広げる新しいモビリティ事業に取り組んでいます。

LIFEHUBのモビリティ

─ 2025年3月にFUNDINNOを活用されました。当時の課題について教えていただけますでしょうか?

中野一番は資金的な問題です。我々はハードウェアスタートアップですので、プロダクトを作るために多額の資金と時間がどうしてもかかります。技術を実現させ、繰り返し検証を行うためには、資金調達を継続的に、そしてスピーディーに実施する必要があります。研究開発を続けながら、より速く、より多くの資金を得るための資金調達手段を検討していました。

LIFEHUB株式会社

大手VCの紹介でFUNDINNOを活用。決め手は顧客層との親和性+調達額の期待値

─ 株式投資型クラウドファンディングを選ばれた理由を教えてください。

中野元々のきっかけは、既存株主の大手VC様から「FUNDINNOを活用してはどうか」と助言をいただいたことです。株主様とは週次で定例MTGを開催していますが、今後の資金調達戦略について協議する中で、株主様の方から提案をいただきました。一般の方々に広く認知していただくことができるだけでなく、我々の顧客層とFUNDINNOに登録されている投資家様の属性がマッチし、高いマーケティング効果が期待できると判断したことが、最終的な決め手です。

当時抱いていた課題とFUNDINNO活用の決め手

─ その中でFUNDINNOを選ばれた理由があれば教えていただけますでしょうか?

中野圧倒的なシェアの大きさです。調達規模を最大化したかったため、シェアが大きく、調達額が伸びる可能性が最も高いFUNDINNOを活用させていただきました。

研究開発しながら資金調達-それでも「大変なところは全くありませんでした」

─ 弊社担当のサポートや、ページ作成の支援で感じた価値はありますか?

中野非常に細かくサポートしていただきました。特に、FUNDINNOのクリエイティブ担当に作っていただいた紹介ページは感心するほど分かりやすく、今でも自社紹介の際にあのページを使うことがあります。短期間であれほどのクオリティに仕上げてくださり、非常に驚きました。動画撮影についても、FUNDINNOのオフィスで色々と丁寧にインタビューしていただいたり、素晴らしい動画を作成してくださったり、非常に良い対応をしていただいたと感じています。

LIFEHUB株式会社

─ 実際に募集を準備される中で、大変だったことはありますか?

中野正直、大変なところは全くありませんでした。株式投資型クラウドファンディングを活用するのが他社を含めて2回目ということもあり、プロセスを理解していたこともありますが、それでも大変スピーディーかつ丁寧にサポートをしていただけた点は大きかったと思います。

「想像の倍以上、集まりました」

─ 最終的に約1億円の調達に成功し、459名の方がお申し込みされました。この結果の印象はいかがですか?

中野募集開始前は「どれくらい集まるか」と気になっていましたが、あれよあれよという間に申込額が増えていったので、心配もすぐになくなりました。FUNDINNOのPR力と集客力の賜物だと強く感じています。

─ 当初、より多くの資金を獲得したい、とのことでした。約1億円という結果は、期待通りでしたか?

中野想定していた金額、期待していた金額は5,000万円程でしたが、想像の倍以上集まり、非常に驚きました。弊社の製品はまだ販売開始していない段階ですが、それでも多くの方々の期待を感じることができましたし、マーケットの需要にもより強い確信が持てるようになりました。これだけの応援をいただけたことは、本当にありがたい限りです。

早期の製品開発の実現と高いPR効果を実感

計画前倒しで新モデル開発体制を構築。ジャパンモビリティショーでも「凄まじい反響」

─ 調達後の事業の進捗はいかがでしょうか。

中野階段昇降ができる電動車いすの開発に加え、普及版となるバランス制御搭載モデルの並行開発が可能になりました。約1億円という大きな資金を得られたからこそ、この二兎を追う開発体制が整ったのです。もし当初の想定通り約5,000万円程の資金調達だった場合、それでももちろんありがたいのですが、並行して新モデルを開発していく体制は、未だに整っていなかったと思います。当初計画より前倒しで開発体制を整えられ、FUNDINNOを活用して良かったと感じています。

─ 展示会などでの反響についても教えてください。

中野資金調達実施から今日に至るまでに「ジャパンモビリティショー」を含む3つの展示会に出展しました。階段を昇降するデモンストレーションは非常に驚かれ、元々用意していた2,000枚のチラシもすぐに無くなってしまい、会期中に追加発注するほどの凄まじい反響でした。また、展示会では、FUNDINNOを通じて出資していただいた株主様数名が展示ブースを訪れてくださいました。「応援してるよ」等と温かいお言葉をいただき、励みになりました。

LIFEHUB株式会社
△Japan Mobility Show 2025にて未来のモビリティとして注目

「FUNDINNOを通じて得た資金と多くの応援者はハードウェア開発の困難を乗り越える大きな力になります」

─ 未上場の段階から多くの「ファン株主」を抱える重要性についてどのようにお考えですか。

中野応援してくださる方がたくさんいらっしゃるのは、非常に良いことだと感じています。自分自身が会社のオーナー(株主)になることで「会社の製品を使いたくなるし、応援したくなる」という心理になる方も多くいらっしゃるのではないかと考えています。弊社自身も販売開始はまだこれからですが、そのような良いサイクルが生まれていると実感しています。ハードウェアスタートアップとして上手くいくこともそうでないこともありますが、最近はノウハウを蓄積し、上手くいくことが多い傾向にあります。着実に成功に導けるよう頑張りますので、株主の皆様には引き続き温かい目で見守っていただけると嬉しく思います

─ FUNDINNOを検討している企業へ一言メッセージをお願いします。

中野FUNDINNOは特にtoCの企業と相性が良いと思います。そして、弊社のようなハードウェアスタートアップにとってもありがたい存在ではないでしょうか。ハードウェアの開発には困難も伴いますが、FUNDINNOを通じて得た「資金」と「多くの応援者」は、それを乗り越える大きな力になります。挑戦される企業様は、ぜひ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

LIFEHUB株式会社

FUNDINNO 編集後記

【ハードウェアの希望】「開発と時間」のジレンマを数百名の株主と共に乗り越える

モノ作りには、常に「時間と資金」という重い課題がつきまといます。中野様が語る「ハードウェアスタートアップ特有の苦労」に共感する企業様も多いのではないでしょうか。

「会社のオーナー(株主)になることで、自社製品を応援したくなる方も多いと思う」

中野様のこの言葉は、株式投資型クラウドファンディングの本質を突いていると考えられます。製品を見て、その技術に惚れ込み、投資した株主様は、SNSや展示会、口コミを通じて「自分たちの製品」を広めてくれる強力なサポーターへと変貌します。

階段を昇降する次世代型の車いすという、人々の行動を自由にするプロダクト。その未来を信じた投資家様がこれほど多く集まった事実は、LIFEHUB様にとって「社会から必要とされている」という何よりの証明になりました。そして、メイン機と並行して、当初の計画よりも前倒しで普及版の新製品を開発する体制を整える、という「二兎を追う」攻めの経営判断が可能になりました。

LIFEHUB様の事例が示すように、困難の多いハードウェアスタートアップこそ、FUNDINNOを通じて多数の「オーナー」を味方につけることで、不確実な未来を確実な成功へと手繰り寄せていただければと思います。興味をお持ちいただいた企業様のご連絡をお待ちしています。

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