「今後も活用したい」東大発ディープテックが語る、IPO実現に向けたFUNDINNOの戦略的価値
| 企業名 | 株式会社EVISION |
|---|---|
| 設立年 | 2019年 |
| 代表者 | 奥 秀太郎 |
| 事業内容 | 東京大学・先端科学技術研究センターの「光学迷彩技術」を基盤とした「イマーシブディスプレイ」の開発 |
| 過去の資金調達 | 複数のエンジェル投資家やIT企業、著名人が率いるデザイン事務所が出資 |
| ウェブサイト |
https://evision.co.jp/ (遷移先はFUNDINNO外部サイトです) |
ステージ アーリー
ステージ ミドル
ステージ レイター
ステージ
課題
- 先端技術ゆえに投資家への理解促進に苦労
- 事業の成長性への市場の期待値が測れない状況
- 成長を支える設備投資と専門人材の充足が急務
成果
- 延べ460名の株主獲得により事業成長への後押しを実現
- VCや証券会社からの接触が増加し、IPOへの道筋を具体化
- 業績上振れ達成し、CFO候補の参画など経営体制を抜本強化
SF級の「先端技術」ゆえに苦労してきた資金調達
─ 御社の事業内容を教えてください。
奥弊社は、先端科学技術とエンターテイメントの融合を目指す東大発ベンチャーです。最近では、空中に映像を映し出す「イマーシブディスプレイ」を開発し、様々な分野に展開しようとしています。弊社の技術は、東大の先端研の光学迷彩技術を基盤としたもので、SFで描いていた未来を実現していきたいと考えております。
─ これまでの資金調達の状況について教えてください。
奥過去の資金調達では、その都度、色々な方々に助けていただきました。先端技術ということもあり、なかなか弊社のポテンシャルや目指す世界観をご理解いただくことに苦労してきた面もあります。事業会社様やエンジェル投資家様から出資をいただくプロセスの中で、私たち自身も成長させていただいたと考えています。
サービスの革新性と担当者の熱量が利用の決め手
─ VCやエンジェル投資家と比較し、最終的にFUNDINNOを選択した決め手について教えてください。
奥株式投資型クラウドファンディングという非常に新しい資金調達の方法であるという点は決め手の一つです。また、関係されるFUNDINNOの方々が大変情熱的に対応していただいたことで、信頼が持てました。この経験を通して、資金調達や株式に関する知識を得ることもできました。
「今後もぜひ活用したいです」-約1億円の資金調達で計画上振れを実現
─ 2024年11月・12月と二度の募集で約1億円を調達されました。その際のプロセスはいかがでしたか?
奥大変スムーズだったと思います。シンプルに社内としても非常に自信も持てましたし、弊社としましては、今後もぜひFUNDINNOのシステムを活用させていただきたいと考えておりますし、FUNDINNOを使ってIPOを果たしたベンチャーの事例になれるよう邁進したいと考えております。
─ 資金調達後の事業進捗、特に売上に関する進捗を教えていただけますか?
奥おかげさまで、直近の決算では売上2億円超えを実現しました。計画を多少上振れさせる形で進めることができました。
─ 順調に進んだ背景には、FUNDINNOからの資金調達がどのように貢献しましたか?
奥FUNDINNOでの資金調達は非常に大きなポイントでした。資金調達によって、機材や設備投資、そして研究開発が非常に前進できました。それが推進力となり、新しい人材を投入できたり、進捗を加速させることができたと思っています。
CFO候補の人材獲得を実現。証券会社やVCからの引き合いも多数発生
─ チーム強化について具体的にお聞かせください。
奥経営面では、ショートレビューを経て、大手監査法人出身の方を顧問としてご紹介いただき、経理部門を整備できるようになりました。近い将来CFO的なポジションになっていただきたい方にお任せできるようになったのは大きな変化です。
また、技術面でも、フランスのポリテクニックからインターンの方に来ていただくなど、より技術的なところで力になるスタッフを増やしていこうとしております。おかげさまで、チームもすごく強固になってきています。
─ FUNDINNOでの資金調達がきっかけで証券会社からも反響があったと聞いています。
奥はい。FUNDINNOでの募集を見て、何社か証券会社様やベンチャーキャピタル様からご連絡をいただきました。証券会社様からは、主幹事証券の可能性を含めてのご提案をいただいており、いろいろな状況が整った時にご一緒できたらいいなと思っております。
個人投資家様は、IPOを見据えた「超優良顧客」。
距離感の近いファン株主が事業に自信を与える
─ 株主に個人投資家様が増えましたが、投資家様との交流で印象的なことや、その価値をどのように捉えていますか?
奥FUNDINNOでの資金調達は、自分たちの事業への自信につながりました。サポーターとして多くの温かい株主の方々に支えられており、非常に近い距離感でご意見を直接聞くことができます。事業を成長させる上でも強力な価値と捉えています。大変ありがたいです。
─ 今後、投資家様に期待していただきたいことありますか?
奥投資家様の希望や夢が託されていると思っており、「EVISION、よくやってくれた」という進捗を生み出していきたいです。ぜひ、FUNDINNOでご出資いただけた投資家の皆さま、FUNDINNOの皆さまと一緒に、大きな目標の実現やIPOまで辿り着くことができたらありがたいと思っております。
「ぜひ多くの企業にFUNDINNOを活用いただきたいです」
─ これからFUNDINNOを使って調達してみたいと思っている企業様へ、アドバイスやメッセージをいただけますでしょうか?
奥FUNDINNOは本当に大変新しい資金調達の方法で、私どもも大変感謝しております。この経験を通じて、IPOに向けての意識が非常に高まりましたし、私たち自身にとっても勉強になりましたので、ぜひ活用されることをお勧めいたします。
─ 最終的にFUNDINNOを活用してよかったと思うのは、どのような点でしょうか?
奥FUNDINNOを活用させていただいたことで、サポートしてくださる多くの株主様を獲得することができたということ。そして、IPOや自分たちの事業に対しての目標を非常に明確にすることができたと思っております。ぜひ多くの方にFUNDINNOを活用いただきたいと思っております。
FUNDINNO 編集後記
ディープテックへの「熱狂的な期待値」を証明する、未来志向の資金調達
EVISION様へのインタビューを通じて強く感じたのは、先端技術(ディープテック)を開発する企業にとって、FUNDINNOが単なる「資金調達の場」ではなく、「市場にその技術への熱狂的な期待値を証明する場」になっている、ということです。
奥様の言葉から、調達によって得られた資金が、売上2億円超という具体的な結果(研究開発・人材投資の加速)を生み出しただけでなく、「自分たちの事業に対する自信」という、経営において重要な精神的資産を生み出したことが分かります。また、FUNDINNO掲載をきっかけに証券会社様やベンチャーキャピタル様からのアプローチもあり、IPOという次のステージへの具体的なステップにつながっています。
EVISION様の事例は、「技術は優れているが、市場の理解を得るのに苦労している」ディープテック企業にとって、FUNDINNOが資金調達の手段であると同時に、ファンコミュニティを形成し、事業の真価を証明する場となることを示しています。共感された企業様は、「先端技術を次のステージへと押し上げる強力なドライバー」として、ぜひFUNDINNOの活用をご検討いただければと思います。