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「アナムネ」の菅原康之氏の今後の展望 ー医療版Googleローンチー

2018年9月7日

――ベンチャーキャピタリストの経験が豊富な「アナムネ」の菅原氏。今までキャピタリストとして、自分の目で確信を持った企業に投資していく「投資業務」を行ってきた。そんな彼が、自ら創業し、資金調達の方法として株式投資型クラウドファンディングを選んだー。多様な資金調達の方法を熟知している彼が、なぜFUNDINNOを選んだのか。

アナムネはオンラインの医療相談「アナムネ」を展開しているが、8月2日に新サービス「clila(クリラ)」をローンチし、医療版Googleだとも話題になっている。そんな彼に今後の展望について伺った。



――女医の働き方にフォーカスを当てた「アナムネ」は氷山の一角?

もともとは、女医である妻の働き方、ワークライフバランスを整えることがスタート地点で作った会社なんですけど。最終的には日本の社会課題を解決するものにしていきたいと考えています。アナムネの一番大きな柱は、医療費の高騰に寄与できるサービスを展開することです。僕の人生を何に使うかということは常に考えていて、日本をより豊かにするために自分の人生を使いたいなと思っていて。アナムネという事業自体も日本の大きな社会課題と繋がっている、それが日本の医療費の高騰ですね。他の先進国ではまだ触れられてないですが、日本が一番の課題先進国なので、ここに対するちゃんとした手を打たないと、多分…フィンランド、スウェーデンみたいな国になる可能性がある。豊かだけど、税金は高い。それが、日本に最適なのかという話でいうと、難しいかなと思います。日本が、日本独自の方法で解決していく必要がありますね。


――日本の医療費の高騰問題には解決には・・・・『Doctorize all the people』

結局のところ日本の医療費の高騰問題って、どうやったら解決できるのか。それは、無駄な医療費を省くことです。決して、今の医療制度を否定したり、本当に医療サービスを必要とする人に提供しなくすることでないと思います。それには、我々生活者の知識とかスキルを少しずつでも医療者に近づけることだというのが私たちの解決方法になります。まさに、『Doctorize all the people』という理念のもと企業運営をしています。正しい医療情報を我々生活者が手に入れることができる環境です。そのひとつがオンライン医療相談の「アナムネ」ですし、先日リリースした医療版グーグルとも言われる「clila(クリラ)」もそうです。あとは「お家で健康チェック」というものも、去年の9月に出していて、それもリニューアルを今回かけ、ラインナップを増やし、一般生活者が医療者のように、自分で判断できるような世界を実現しようとしています。


――話題になっている、医療版Googleの「clila(クリラ)」とは

医者が信頼できる情報だけをフィルタリングかけられる検索エンジンで、一般生活者が利用できるものです。相談に回答するときに、参考資料として医者が「この情報参考になります!」と提供している情報があって。そのほとんどがクリニックや大学病院、医学系学会とかの情報なんです。医者監修の形で情報配信する形式もありますが、信頼性の高さで言えば、やはり前者の方だというデータも出ています。「アナムネ」は女性の健康・病気に対する不安、症状を直接医者に相談できますというものです。ただ、医師にオンライン相談する前に、自分でなんとか調べたいっていう心理が働きます。その部分のサポートできるように作ったのが「clila(クリラ)」です。クリアとオンラインの医療相談は連携をしていて。調べてわからなかったらそのまま相談をするというような流れになっています。


――アナムネは医療商社の側面も

僕は常に海外のメディカルヘルステックサービスをモニタリングしています。「おうちで健康チェック」は、血液検査キットとオンラインの医療相談サービスになりますが、来月(2018年9月予定)には、大手リテールと提携の予定です。提携が進めば、取り扱いをしてもらえるようになり、うまく導入が進めば、本格的に全店での導入の可能性も出てきます。他にも、アメリカにある、ハンディタイプの超音波検査機の取り扱いも考えています。これにはAIが搭載してあって、癌と思わしきものがあると赤いマーカーで表示されます。この様な物を、どんどん海外から仕入れて、その販路として大手リテールがある。というビジネスも考えています。立ち位置的にいうと、もともとはテックベンチャー企業だと僕らは思っているんですけど、医療商社みたいな立ち位置になるかもしれないです。


――FUNDINNO(ファンディーノ)にはあるべき姿の株主が存在する

僕はFUNDINNOのアピールをしたくて!本当に今日の取材はうれしかったです。利用してみて本当に良かったです。FUNDINNOは今後、サポート機能をさらに充実させたら シード期の資金調達方法としてVCとは違った価値を持つ新しい資金調達方法として確立すると思っています。事業の特性などによってはVCから調達するよりも良いというケースもふえてくるのではないか!っていうのが僕の考え。FUNDINNOに登録している株主の人は、大きな会社の社長さんであったり、CFOの方などがいらっしゃるじゃないですか。アナムネもそういった人たちが株主になってくれていて、事業展開などについて積極的に連絡くれるんです(笑)僕は株主対応って誠実にやりたいので、FUNDINNOの募集ページで記載していることは事業の全てではないので、ちゃんとご説明したいですって言って、連絡をくれた方には、一人一人お会いして事業説明をしてるんです。
『今後こういうことを展開していこうと思っているので、こういう知り合いとかいないですか』とお伝えすると。『いるいる』って繋いでもらっているんですよ。FUNDINNOをうまく活用すると事業成長に対して資金以上の価値があります!本当にあるべき姿の株主がFUNDINNOに集まっていると感じます。


――FUNDINNOの投資家の皆様に何かお言葉ありますか?

すでに投資家になっていただいて投資をしていただいているみなさまにはまず、ありがとうございます、という感謝の気持ちを伝えたいです。まず、みなさまからの出資がなければ事業を進めることはできませんでしたので、本当に感謝しております。それから、弊社の株主の人にも伝えたんですけど、FUNDINNOで調達したからこそ、僕らは普段使うお金が「株主一人分」だなとか考えることがある。まず投資家から預かったお金だっていうのをすごい意識します。それは、いただいたものではなくて、ちゃんとリターンを返さなくちゃいけないものだと。その意識が僕はそこが強いので、例えば、今月使うお金が100万だったとして、約2、3人の株主から出資してもらったお金を使ってるわけだな。と考えます。株式投資型クラウドファンディングで個人投資家さんから資金調達すると大事に使いやすいという側面もあると思うんです。これを、今の調達がしやすい環境にあって1億、2億とかって簡単に調達できちゃう時代ですけど、小口で集めていくからこそ、普段使うお金っていうのに対するありがたみがわかるのかなと思っているので。


――FUNDINNOはコミュニティ開拓ができる場所に

FUNDINNOで資金調達した企業同士のみんなのネットワークをかき集めて有効活用できるようにしたらどうかなと思ってます。結局のところ世の中って直接関係のないところから直接人的なつながりをつくろうとするより、紹介の方がいいわけじゃないですか。40企業以上がFUNDINNOで調達していて、ある意味で「仲間」として存在するわけなので、そこの人脈構造をFUNDINNOには「見える化」してもらえたら嬉しいです。共有アセット化みたいなのができると、FUNDINNOに入れば自分にはないコミュニティをどんどん広げれる世界があると感じます。

※本レポートは対象となる企業の取材を通じて、情報提供を受けていますが本レポートに含まれる仮説や結論、その他すべてはアナリストの見解になります。また、本レポートは情報提供を目的としたものであり、投資その他の行為を勧誘するものではありません。企業の発行する有価証券の価値を保証または承認するものではありません。

(日本クラウドキャピタル アナリスト 馬渕磨理子 )

株式会社日本クラウドキャピタル
第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長 (金商) 第2957号
加入協会:日本証券業協会

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