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株式会社lord村本代表 “地元のステキ”を、1時間からでも案内をしてもらえるシェアリングエコノミー

2018年9月26日

株式会社lord村本 訓一氏 “地元のステキ”を、1時間からでも案内をしてもらえるシェアリングエコノミー「RootTrip(ルートトリップ)」
旅行先で時間を持て余すことはないだろうか――
『ヒトの経験と時間をシェア』、ガイドブックやネット上でありふれた情報ではなく、地元のホントに美味しいもの、価値ある場所を、ヒトは今求めている。
地元の人に“地元のステキ”を、1時間からでも案内をしてもらえるシェアリングエコノミー。そんな、時代のニーズに沿ったビジネスを展開している株式会社lordは、着実に成長をしている――
シェアと言っても、切り口は多様。株式会社lordの村本訓一氏はどんな世界観を描き、どのようにユーザーを惹きつけているのか伺った。

――地元の人と旅行者が気軽に触れ合える機会を


シェアリングエコノミーは、日本の経済成長や地方創生にとっては欠かせないエッセンスです。外国人旅行者の増加に伴って、飲食店が口コミで選ばれる時代へと変わったように、プロとは違った個別のユニークな体験を求める人々が世界で増加していくと考えています。実際に短時間から、利用可能な点も既存のツアーガイドなどとは全く異なった世界観になります。

――ユーザーインターフェースの改良が利用頻度に繋がる

今、アプリの精度を上げるシステム改善に力を入れています。なぜなら、ユーザー登録をしても、使い勝手が悪いと、利用頻度が落ちてしまいます。利用頻度を高めるために、ユーザーインターフェースの改良を行っています。「どのユーザーと」「どんなやり取りをして」「どのようなステータスなのか?」をデータやインタビューから吸い上げています。マッチング率を上げるために、この2点を解消する改良を最優先で進めております。

――ユーザーインタビューでは、どんな声があがりますか

こちらは非常に面白いご意見を聞かせていただく事が多くあります。ガイド登録されている方に、運営者である我々がガイドを受けながらインタビューを行っています。実際にガイドをしていただく中で、ユーザーの立場から、「気づき」が多いです。そのため、月に一度は全スタッフなるべく、登録ガイドの案内を体験しながら、インタビューを実施するようにしています。それらはインタビュー記事として掲載しています。
( https://roottrip.com/usertype/rooter/ )ガイド登録された方のニーズとしては、案内する相手である旅行者が珈琲やお酒を飲めるのかなどを、事前に把握しておきたいという要望があります。事前にツアーコースを組み、より旅行者のニーズに合ったコースを準備したいという声があります。趣味嗜好などがある程度事前に分かるように、ユーザーの意見を取り入れ、自分に対するハッシュタグを付けるなど、システムに反映していきます。

――『女性の旅行者が女性のガイド』を利用するなど同性同士のマッチングも頻繁

現時点では訪日外国人ユーザーの登録の前に、日本をガイドしたいユーザーを集めています。訪日外国人をターゲットにはしていますが、日本国内旅行にも力を入れています。現状ではほとんど日本のユーザーですが、データを確認すると、県を跨いでのユーザー同士のマッチングに動きが出てきています。また、女性の旅行者が女性のガイドを利用するなど、同性同士のマッチングも頻繁に見られます。旅先の「お祭り」の時に、一緒に行って欲しい同性を探したいなどのニーズがあります。

――マーケティングの強化・ユーザートレース

現在は、厳密にはステップメールと言われるものを導入しています。2018年7・8月からスタートしました。広告によって、様々な角度からユーザー登録数が増加しています。ルートトリップでの「世界観を伝える」、「具体的に何ができるのか?」を感じてもらう目的で、実施しております。これらの効果として、配信前に比べて再ログイン率が1.5倍程度に上がっております。さらに、RootTrip(ルートトリップ)の魅力をより詳しくお伝えするために、ユーザーのステータスを把握・セグメント化しメルマガを打っています。セグメントの分け方としては、図にありますように、「1〜6」にユーザーをセグメント化しています。その中で「4・5」のステータスから「3・2」へと促進する活動を行なっております。「ゲストとして、ガイドをキープしたユーザー」といったセグメントに対して、メルマガを打つ事で、マッチング率を上げる施策を行っています。

――様々なニーズを整理しながらフロー自体の見直し

具体的には、これまでは、ゲストからしか何も出来なかった(ゲストが検索してキープ→相談→チャット→正式依頼)のですが、これではコミュニケーション力が高く、ハートが強い方しか行動を起こしづらかったため、ゲストがキープすると、ガイドに通知が飛ぶようにします。ガイドからもアクションができるといった多くの人の「心理面」をカバーしたフローや施策を進めています。※10月にはこの形でリリースできると思います。

――次のステージは旅行版メディア、News Pick!

現在3,600ユーザー数(2018年9月11日時点)に成長し、今後はマッチング手数料以外の収益拡大を目指していく予定です。我々は、「旅行者」に強みを持つため、メルマガへの広告配信などが可能になります。今はアプリ開発ですが、今後はブラウザ版の提供を開始したいと考えております。メディア的な、読み物をイメージしています。こちらは当社が行うライターを用意する形ではなく、旅行情報(地元のイマ)を登録ユーザーさんが発信できるような形を検討しています。アプリと同様の機能だけでのブラウザ版では収益性が弱いという面も感じています。
既存のSNSで、旅行先の情報が溢れているものの、個人や地元ならではの目線でまとまったニュースサイトは存在していません。自由に自分の情報をアップできるニュースサイト、旅行版NewsPickを目指します。マッチングしたユーザーさんには少しでも気軽に使ってもらえる形で検討しています。

――FUNDINNO(ファンディーノ)を利用して良かったこと

本RootTrip事業においてのキャッシュが確保できたため、必要だと思う開発に着手しやすくなりました。本当に求められるサービスに、日々のアップデートに集中できます。また、 大手企業(訪日外国人)からアライアンスのお話がでてきました。出資の成功した事や、ファンディーノ自体にPVが結構あるので、会社とサービスの認知度が上がったと感じます。また、毎月のIR発信することが勉強になります。システム改修やマーケティングの努力は表に出にくい部分ですが、IR配信によって、投資家の皆様に我々の取り組みをお伝えできる点に魅力を感じています。

――FUNDINNOの投資家の皆様に何かお言葉をいただけますか?

掲載時に投資していただきました175名の株主の方には、非常に感謝しております。我々に今できる事として、「企業価値を上げる」「サービスを発展させる」「今の現状をお伝えする」といった、色々な形でのリターンを得ていただけるようにと考えております。例えば、広告費20万円を出す際に、「投資家の方のお金である」という事を強く感じています。『計画からはなるべくズレないようにしたいと考えております。しかしながら、KPIをユーザー数として、ユーザーを獲得する事だけにやっきになるなどでは本末転倒になってしまいますので、利用者目線を持ってプロダクトファーストで計画を達成していければと考えております。今後もメンバー、一同、頑張ってまいりますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。』

※本レポートは対象となる企業の取材を通じて、情報提供を受けていますが本レポートに含まれる仮説や結論、その他すべてはアナリストの見解になります。また、本レポートは情報提供を目的としたものであり、投資その他の行為を勧誘するものではありません。企業の発行する有価証券の価値を保証または承認するものではありません。

(日本クラウドキャピタル アナリスト 馬渕磨理子 )

株式会社日本クラウドキャピタル
第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長 (金商) 第2957号
加入協会:日本証券業協会

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